260319 3学期終業式(校長室から)
2026年3月22日 09時06分3学期終業式式辞
おはようございます。今日で3学期も終わりますが、令和7年度は皆さんにとってどんな年だったでしょうか。
1年生の皆さんは、中学生から高校生になるという大きな節目の年だったと思いますが、入学してから、はや1年が経ちました。入学当初はいろいろと不安や緊張もあったのではないでしょうか。でも、日が経つにつれ、いつの間にか、その緊張感も薄れ、どこかで要領を覚えたり、手抜きをしたりしている自分はいないでしょうか。心当たりがある人は、今なら十分間に合います。この春休みに、もう一度、自分の弱点や苦手とする教科の復習をして、新しい学年を新たな気持ちで迎えてほしいと思います。
2年生の皆さんは、勉強に、部活動に、学校行事にと、学校の中心的存在として活躍してくれたことと思います。そして、来年度はいよいよ3年生、受験生になります。この間、卒業していった3年生たちに負けないように、高い目標を持って邁進してください。まさに「高邁自主」の精神です。むやみに焦る必要はありませんが、計画的に着実に歩んでいってほしいと思います。
さて、私はこの一年間、始業式や終業式などで、みなさんに「挑戦することの大切さ」、そして「挑戦には失敗がつきもの」、また「思いやりの心を持つことの大切さ」などについて話をしてきました。
私が思うに、坂出高校の皆さんは本当に礼儀正しく、思いやりの心を持った人たちが多いと思います。朝、登校してきたときは「おはようございます」、放課後帰るときは「さようなら」と、きちんとあいさつをしてくれます。そして、何かをしてもらったら「ありがとうございます」、間違ったら「すみません」と素直に言えます。これらのことは、人として当然のことだと思いますが、社会を見渡してみると、大人になっても意外とできない人も多いような気がします。最近は、コミュニケーション能力の育成などとよく言われますが、それも、まずはあいさつや感謝の言葉から始まると思います。ただ、もしかしたら、皆さんの中には大きな声であいさつをするのが気恥ずかしいという人もいるかもしれませんが、ぜひ勇気を出して、大きな声で、笑顔で友だちや先生方にあいさつをしてください。そして、何かをしてもらったら感謝の気持ちを言葉に表して、間違ったことをしたら素直に謝るようにしてください。そうすれば、坂出高校はもっともっとすばらしい学校になると思います。
一方で、皆さんにもう少し頑張ってほしいことは、いろいろなことを経験し、失敗を重ね、またチャレンジしていってほしいということです。今年の「白壁」に、巻頭のことばとして、私と生徒会長の文章が載っていますが、くしくも同じような内容になっており、「やりたいことをやろう」「できるか、できないか」ではなく「やるか、やらないか」というものです。一度しかない人生です。ぜひ、今あるところで満足するのではなく、「何でも見てやろう、やってやろう」の精神で、失敗を恐れず、チャレンジをしてください。もちろん、何でも無鉄砲に、勝手気ままに、人の迷惑を顧みず、自分のわがままを通すということを言っているのではありません。勉強や部活動など、思う存分、大きな夢に向かって邁進してください。坂出高校のモットーは「高邁自主」です。失敗した分だけ、必ず成長しているはずです。それが若さの特権だと思います。
そして、もう一つ、いつも「チーム坂高」という意識を持ってください。部活動にしても、受験にしても、決して一人では戦えません。友だちや先生方、保護者の方の存在が、皆さんを支えているのです。最近はよく、それぞれの高校の特色化・魅力化を推進するように言われますが、私はその学校に学ぶ生徒、先生方一人一人が魅力的になれば、ひいては学校全体の魅力につながると思います。また、学校改革とよく言われますが、改革というのは学校の規則やルールを変えることだけではないと思います。そこに集う私たち一人一人の 意識を変えることだと思います。どうか皆さん、坂出高校をもっともっと好きになってください、そしてそこに学ぶ自分自身や友だちを大切にしてほしいと思います。
年度の終わり、3学期終業式の話にあたり、私から皆さんへの願いを込めた、メッセージです。それでは、また4月に、皆さんと元気な姿で会えることを楽しみにしています。


