第2回 5月8日(金)15:50~
本校卒業生で、現在東京大学大学院に在籍する学生2名を講師として、自身の研究についてオンラインで語っていただくイベントの第2回を開催しました。
1人目:「メキシコ・マヤ先住民と共に暮らし、未来の「家」を考える~建築学×文化人類学~」
私たちの生活の基盤である「家」について、建築学から文化人類学へ視野を広げて研究されている卒業生の話でした。高校生にとってなじみの薄い“文化人類学”について、実際にメキシコに留学しマヤ先住民地域で調査された具体例に基づき、ものの見方や考え方を分かりやすく紐解いていただきました。
2人目:「1960〜80年代の日本の現代舞踊の作家と批評家たち〜 どうやって「日本」を制作したか?」
「芸術批評の言葉は時代の常識によって変わる」という観点から、日本の舞踊作品を分析し、現在の日本の芸術を相対的な視点で見つめる研究を紹介していただきました。表象文化論との出会いや上演芸術への愛情、仕事と研究の両立など、現在に至るまで転機となったエピソードを交えて、生き生きと語ってくださいました。
お二人の専門は、高校の特定の教科と直接つながる分野というより、思いもよらない内容どうしがつながっていたり、これまで考えたこともない対象を扱うものであったりと、参加した生徒にとって(教員にとっても!)未知との出会いの連続でした。学ぶこと・研究することは動的で領域を横断して橋渡しされるものであること、また高校生の今も・そして大学入学後も、広く興味をもち続け、予期せぬ出会いを受け入れる姿勢が大切であることを実感したイベントとなりました。
卒業生のみなさん、ありがとうございました!

3月28日から30日にかけて本校にて16校、40名の生徒と20名以上の教員、約20名ほどの社会人の方々をお招きして「地方創生」「テクノロジー」など多岐に渡るテーマを元に多世代ワークショップを開催しました。

3月28日(1日目)参加校
香川県:高松(8名)、高松一、丸亀、高松西
徳島県:徳島市立、徳島北、城南、城ノ内
愛媛県:松山東、松山南、松山西、今治西、今治南
高知県:高知国際、高知小津、安芸
東京:日比谷、九段中等、大阪:天王寺、長崎:長崎東 計20校
午後から高松高校玉翠ホールに一堂が会し、自己紹介から始まって目標設定を実施しました。
生徒たちは4名ずつ10班に分かれ、そこに教員が2名ずつ成長支援として入る形で活動し、濃密な時間を過ごすことができました。
第2セッションでは企業の方をお招きし、「しごとーく」ということで様々なお話を班単位でしていただきました。生徒たちにとっては、普段なかなか聞くことのできない話を伺う大変貴重な時間となりました。
3月29日(2日目)
参加生徒は、全員高松高校近くのホテルに宿泊しており、寝食を共にすることで生徒間の仲が深まっていくのを感じました。朝食にうどんを食べて、生徒たちが企画した朝のフィールドワークとして栗林公園を訪問しました。桜の蕾が膨らんでいる瀬戸内の穏やかな気候の中で、親密な時間を過ごすことができました。

その後、午前中は企業の方とのセッションを昨日に引き続き行い、午後からはリーダーアセンブリとして8名の者が「地方創生」や「平和」「総合的な探究」など多種多様なテーマをプレゼンし、それに対して互いに意見交換を行う時間となりました。同じ四国であっても、県によって様々な事情があることを理解しながら「MIRAI」に向けてのディスカッションの時間となりました。

3月30日(3日目)
生徒たちの仲がより一層深まっているのを感じながら最終日を迎えました。昨日に引き続きリーダーアセンブリでスタートしましたが、企業の方や教員からアドバイスを頂戴しながら、より具体的に問題点を洗い出してディスカッションを行いました。
午後からは振り返りと各自の目標宣言を行いました。そして最後は、県ごとに分かれて生徒も教員も立志を行い行事はクローズとなりました。
各自が頭を働かせながら考え、悩み、解のない問いの中で自分はもちろん他者と共創しながら、より良いものを導き出そうとした3日間でした。
主催していただいた一般社団法人エッジソン・マネジメント協会様をはじめ、協力してくださった各企業の方々、県内外からお越しくださった教職員、生徒の皆様、本当にありがとうございました。
今回の経験を「MIRAI」に、四国に、そして日本へ世界へと繋げていきます。

以下生徒の感想を一部掲載しておきます。
生徒A
今回の活動では、「言う・集める・気づく」の3つの観点を目標として取り組み、自分自身大きな成長を実感することができた。この経験は失敗を恐れずに発言できる環境があったからこそ得られたものであり、今後もこの姿勢を大切にしていきたい。今回身につけた力を学校生活や将来の活動に活かし、主体的に周囲と関わりながらより良い関係や価値を生み出していきたい。
生徒B
四国内外から集まった志の高い高校生、教育関係者、そして第一線で活躍する社会人との濃密な交流を通じ、これまでの高校生活の中でも類を見ない、極めて意義深い経験を得ることができた。このプログラムでの対話と内省を経て、私が得た大きな学びは「自分自身の活動の在り方」「リーダーとしての在り方」「仲間の尊さ」の3つであった。一人では到達できない場所へも、仲間とならば辿り着ける。「共創」の本質を肌で感じた3日間であった。今後出会う全ての人との縁を大切にし、互いに頼り、頼られる互恵的な関係性を築き続けていきたい。
行事記録(全日制)
第1回 3月24日(火)10:00~
本校卒業生で、現在東京大学大学院に在籍中の学生2名を講師に招き、自身の研究について語っていただくイベントを開催しました。(講師の1人はオンライン、もう1人は来校してくれました)
1人目:「磁石と量子論 〜身近な道具に潜む量子現象〜」
身の回りのさまざまな技術に用いられている磁石について、高校物理の範囲を超えた量子力学的な性質に触れ、高校生のもつ“磁石とはS極とN極があるもの”というイメージを拡張し、分かりやすく話していただきました。
2人目:「Instagramはなぜ好みの動画を次々出せるのか 〜膨大なデータから似たものを一瞬で探す技術〜」
高校数学で学ぶベクトルや距離の考え方を応用して、膨大な動画の中から“似た”ものを瞬時に見つける技術について、高校生にとって身近なSNSの例を交えてお話しいただきました。
お二人とも、自身の研究の話に加えて、大学・学部選択について、研究がメインとなる大学院生の生活についてなど、分かりやすい図や具体例を交えて説得力のあるお話しをしてくれました。参加生徒からの質問も相次ぎ、予定時間を大きく超過して盛会のうちに終了しました。
在校生にとっては、高校生の今勉強している内容と、先輩たちが身を置く最前線の研究とのつながりが感じられた機会であったと思います。高校での学びのゴールは決して大学入試ではなく、大学やその先で続く学びや研究の礎となるということを胸に、それぞれの学習や進路選択に励んで欲しいと思います。
ご協力いただいた卒業生のみなさん、ありがとうございました。
3月3日(火)13:00~14:30
亀阜小学校へ本校で昨年接ぎ木したアンネのバラを贈呈するために13名の高高生が亀阜小学校を訪問した。
全校児童が体育館に集合する中、アンネのバラについて説明した後にバラの贈呈式を行った。

その後校庭の花壇に移動して植樹式を開催。児童と一緒にアンネのバラを植樹し、一緒に土を入れた。
今後亀阜小学校でもアンネのバラが成長し、綺麗な花を咲かせることになるだろう。
3年前に福山市にあるホロコースト記念館から譲り受けたアンネのバラは本校でも毎年綺麗な花を咲かせるようになった。
今回亀阜小学校へ平和のバトンが引き渡され、広がりを見せたことを嬉しく思う。

亀阜小学校卒業生で今回の活動に参加した本校生徒の感想
「自分の母校に自分が高校生になって行っている取り組みを伝達できて嬉しく思う。今後地植えしたアンネのバラを大切に育てて、平和や自身の生き方について考えるきっかけにしてほしい。ありがとうございました。」
世界各地で戦争が起こっている今だからこそ微力ながらでも平和を求める活動を今後も続けていきたい。
3月3日(火)11:10~12:00
広島県福山市にあるホロコースト記念館理事長である大塚 信氏をお招きし、講演会並びに交流会を実施した。
ホロコースト記念館ができた経緯を聴きつつ、平和を希求する大切さを改めて考える機会となった。質疑応答も活発に行われ充実した時間となった。
大塚理事長ありがとうございました。

2月8日(日)
本校に地元の小中学生約30名、保護者・引率教員の方々約20名、総勢50名ほどの来校者を迎え、第3回目となる「Kagawa Peace Forum 2026」を開催しました。これは「国際平和」や「人道」について互いに考える機会であり、校種間を超えた交流の場です。
第一部はアンネのバラの接ぎ木を高校生が披露すると同時に、台木と穂木の活着(テープを巻き付ける作業)については小中学生にも体験してもらいました。その後乾燥を防ぐためにロウ漬けを行い、植木鉢に入れて土を入れる作業まで一緒に行いました。

校庭に移動して地植えしているアンネのバラをみんなで見て、前日に福山から頂いてきたアンネのバラのプレートを挿しました。

第二部は本校卒業生である杉原千畝の妻幸子(ゆきこ)氏について説明した後、展示室の幸子氏から寄贈された書籍を見て、ともに杉原夫妻の功績や平和について考えることができました。

ともに交流を深めた後、自分たちが接いだアンネのバラを持って帰ってもらい、育てることで平和について考えてもらえたらと思います。春が来てアンネのバラが咲くと自分の心にも命を大切にした花が咲いていると思います。一緒に平和の花を咲かせていけたらと思います。

ご参加頂いた皆様はもちろん、ご協力頂いた多くの方々に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
2月7日(土)
6名の代表生徒が広島県福山市にあるホロコースト記念館に向かいました。
そこで地元の小中学生と一緒にアンネのバラの接ぎ木にチャレンジしました。初めてのことで戸惑いもありましたが、福山バラ会の方々の親切丁寧な説明によりバラを接ぐことができました。命を繋いでいくことの意味を考える時間となりました。

午後からは地元の小中学生などに対して本校の人道プログラムの活動について説明し、ホロコースト記念館も見学させて頂きました。ホロコーストの悲惨さを知り、平和の尊さを考える時間となりました。

お世話になったすべての方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
1月15日に徳島県で開催された「第44回四国高等学校国際教育生徒研究発表大会、グループ研究部門」において香川県を代表して研究発表をしてきました。
テーマは「平和をつくる「伝える力」~大阪・関西万博の発表を通じて学んだこと」です。
県大会での発表からさらに工夫を凝らし、多くの人に平和をつくる大切さを伝えることができました。
本校の人道プログラムの取り組みが多くの人に知れ渡り、一刻も早く戦争がない国際社会になることを強く望みます。
また発表した生徒にとっては大変貴重な機会となり、今後に活かされることと思います。
ありがとうございました。
(生徒感想一部抜粋)
「人前で発表し、それを評価してもらえたことはかなり貴重な経験になったと思います。自分の成長を感じることができるし、何より同世代の他の発表を聞けて新しい発見をたくさん得ることができました。」

行事記録(全日制)
12月10日(水)~12日(金)の3日間、高高芸術祭が開催されました。
11日(木)には、第38回高高ハートフルコンサート(「第九・歓喜の歌」演奏発表会等)が一般公開されました。天候にも恵まれ大合唱の歌声がプラザに響き渡りました。
● 高高ハートフルギャラリー(書道・美術・家政)

● 高高ハートフルコンサート


「第36回国際理解のための高校生英語スピーチコンテスト・グループによる研究発表」で3名の生徒が日頃の成果を発表しました。
主に大阪・関西万博で発表した内容を振り返りながら「伝える力」についてプレゼンを行いました。
当日インフルエンザで発表を予定していた生徒が来られない中、3名の生徒でフォローしあいながらしっかりと自分たちの成果を発表できました。
結果は最優秀賞を受賞し、来年1月15日に徳島で開催される四国大会へ出場することが決まりました。
多くの人々に平和をつくる大切さを「伝えて」まいります。
ありがとうございました。

高松で開催された「2025年 四国ブロック・ユネスコ活動研究会」において本校生徒4名が2022年から行ってきた「人道プログラム」の活動についてプレゼンを行いました。
昨年リトアニア・ポーランド海外研修に行った生徒たちは卒業しましたが、後輩たちが継続して「国際平和」「人道」についての学びを深めています。
特に今年は大阪・関西万博での発表の様子も伝えることができました。
今後も学びを途絶えさせることなく、混沌とした世界情勢の中でも「国際平和」について自分たちに何ができるかを考えていきます。
ありがとうございました。

2025年11月15、16日
模擬国連の全国大会に2名の生徒が予選を突破して参加してきました。
東京渋谷にある国際連合大学を会場に全国から84チームが集められ、2会場に分かれての2日間のプログラムに挑みました。
最初は緊張のあまりなかなかペースをつかめませんでしたが、徐々に慣れて英語と日本語を駆使しながら各国大使と交渉や調整を重ねながら決議案提出に奔走しました。
最終的に最優秀に選出されてニューヨークに行くことは叶いませんでしたが、全国に多くの友人を作ることもできましたし、何より事前の学びに始まり当日の緊張感の中での質疑応答、ディスカッションなど大変貴重な経験を得ることができました。
この経験を糧に今後もグローバルな視点で物事を見て、益々意欲的に学習に取り組んでいくものと思います。
ありがとうございました。

