本模型の制作もいよいよ佳境!切り出したパーツの組み立てや着色作業に入り、それぞれの作品にリアルな表情が生まれ始めています。





さらに…両作品に「驚きの仕掛け」を準備中!? 実は「ハウルの城」「宗介の家」のどちらにも、見に来てくださるみなさんに楽しんでいただけるような秘密のギミック(仕掛け)を盛り込んで制作を進めています!どんな仕掛けなのかは、完成までのお楽しみです。
細部へのこだわりが詰まった作品たち。次回はさらに形になった姿をお届けできる予定です。ぜひ楽しみにしていてください!
私たち「地域ものづくり班」は工芸展に向けて作品展示台を製作しています。その中で畳を使用するため国分寺町にある「山下畳商店」へお伺いしました。工場の中は、いぐさの香りが充満しており、懐かしさを感じる場所でした。
製作した畳は工芸展で展示しますので、伝統的な日本の内装材を肌で感じてください。




工芸展に向けた2年生の住宅模型制作。壁パーツの加工がほぼ完了し、本日は制作の大きな節目となる「仮組み」に取り組みました。
■ 「平面」から「立体」へ!感動の仮組み これまで1枚ずつていねいに加工してきた壁パーツを組み合わせ、全体のバランスを確かめる仮組みを行いました。 図面や平らなパーツだったものが、目の前で一気に「3次元の家の形」へと立ち上がる瞬間は、ものづくりの大きな醍醐味です。生徒たちからも「一気に家らしくなった!」「この瞬間が一番楽しい」と笑顔がこぼれました。



工芸展まで残り1ヶ月を切り、制作はいよいよ大詰めを迎えます。最後までこだわり抜いた生徒たちの作品にご期待ください!
3年生課題研究・設計班の「素足で育むこども園」プロジェクトの続報です。
■ 図面の決定と、さらなる追求
法律やスケールの再検証を経て、ついに大まかな間取りが決定しました。指導の先生からは「まだ納得しきっていない表情=さらに深められる余地がある」とのアドバイスを受け、今後は同時進行で小部屋に分かれた壁の収まりや形状を詳しく検討していくことになりました。
■ 工芸展まで1ヶ月!模型製作が本格始動
本日よりいよいよ「建築模型」の制作がスタートしました。 まずは5mm厚のスチレンボードを切り出し、建物の土台となる床部分を作成。設計の大きな特徴である「中庭」を取り囲む構造にするため、中央部分を丁寧にくり抜きました。

■ 「無垢のフローリング」を再現するこだわり
今回の設計コンセプトは「素足で育むこども園」。子どもたちが裸足で歩きたくなるような、温かみのある無垢のフローリングを表現するため、細かくカットしたバルサ材を床に敷き詰めていく手法をとります。 本日はその前準備として、やわらかな木目の表情を出すための「調色作業」を実施。基本となる塗料を混ぜ合わせ、何度も試し塗りを重ねながら、思い描く理想の色を作り上げました。

妥協のない設計と細やかな手作業の積み重ね。完成まではまだまだ工程が続きますが、工芸展での完成を目指して着実に歩みを進めています!
3年生の実習にて、大好評だった「高さコンテスト」の第2弾を実施しました!前回の「紙」から一転、今回の素材は「蛇腹(じゃばら)付きストロー」です。
■ 素材特性の理解と「デザイン性」という新たな評価軸
まずは、先が曲がるストローを引っ張ったり曲げたりしながら、素材としての強度や柔軟性を把握することからスタートしました。 さらに今回は、単純な高さだけでなく「デザイン性」も重要な評価ポイントとして追加されました。単に高く伸ばすだけでなく、建築物としての美しさや構造美も求められる高度な条件です。

■ 熱を帯びるアイデア出し
「より高く、そして美しく」を目指して各グループで工法を議論する中、現状の高さで満足せず、極限までクオリティを高めようとする建築科生らしい情熱が伺えます。

■ 前回王者「タワー型」 vs 構造美「ユニット結合型」 構想を練り上げた後、いざ制作へ。ここでも班ごとに戦略が分かれました。


試行錯誤を繰り返し、現場での判断で明暗が分かれつつ組み上がっていく作品たち。高さと美しさを極め、見事勝利を手にするのはどの班になるのでしょうか?結果発表をお楽しみに!
■ 「高さ」と「美しさ(デザイン)」の二段階審査 今回の審査は、純粋な到達点を測る「高さ」と、各班が提示する「デザインコンセプト」を評価する「美しさ」の2つの観点から行われました。



■ 結果発表!各部門の覇者と総合優勝 白熱の審査を経て、各部門のトップが決定しました。
そして、記念すべき総合優勝を果たしたのは……6班! 高さを確保しつつ、構造美とデザイン性を高い次元で融合させた完成度が決め手となりました。


■ 建築の原点「用・強・美」を学ぶ 古くから建築の三大要素として「用(機能性)・強(構造的強さ)・美(デザインの美しさ)」が挙げられます。今回の実習は、単に高さを競う遊びではなく、「強さ」と「美しさ」をいかにバランス良く成立させるかという、建築設計の本質を体感する素晴らしい学びの機会となりました。
3Dデータや図面での入念な検証を終え、「宗介の家」と「ハウルの城」はついに本模型の制作に入りました!
2つの作品はそれぞれ構造や素材が異なるため、全く違うアプローチで制作を進めています。


どちらも指先を使う細かな作業の連続ですが、少しずつ思い描いた形になっていく様子に班員の熱量も上がっています。
次は、外観のパーツ取り付けや着色などの工程へと入っていきます。少しずつ命が吹き込まれていく作品の様子を、次回もぜひお楽しみに!
工芸展に向けた2年生の住宅模型制作。窓の加工が完了し、本日は細かな壁パーツ同士を組み合わせる組み立て工程へと進みました。
■ 綺麗に仕上げるための「ボンドの加減」
本日のメイン作業は、1階と2階で分かれていた壁パーツの接着です。 木工用ボンドをつけすぎると表面にはみ出して作品の美観を損なってしまうため、生徒たちは塗る量を細かく調整しながら、1枚ずつ慎重に貼り合わせていきました。「美しい完成品にしたい」という強いこだわりが、手元の繊細な作業に現れています。

■ 建築のディテールを高める「水切り」の設置
壁の接着が終わると、続いて「水切り(みずきり)」と呼ばれる部材の取り付けを行いました。 1mm角のバルサ棒を自作し、壁の最下部に接着。壁からわずか1mm飛び出す構造にすることで、模型全体のディテール(精密感)が一気に向上しました。



💡 建築用語解説:「水切り」とは? 建物の基礎(地面に接するグレーのコンクリート部分)と木造壁の境目に取り付けられる部材。上から伝ってくる雨水が基礎や構造内部に侵入するのを防ぎ、外へ弾き落とす重要な役割を持っています。
平面の図面からパーツの切り出し、そして立体的な「建物」へ。一つひとつの部材に意味があることを学びながら、工芸展に向けた制作は着実に前進しています!
3年生の実習にて、紙だけを使ってどこまで高く作れるかを競う「ペーパータワーコンテスト」を開催しました!全7グループに分かれ、構造と力学の知識をフル活用して挑んだ実習の様子をご紹介します。
■ 自分たちで「詳細ルール」を構築する
今回、先生から提示された条件は「A3カッターマットに収まるサイズ」と「紙で作る」の2点のみ。 まずは生徒たち自身で話し合い、「用紙は上限5枚」「接着方法や折り・カットの回数」など、イコールコンディションで戦うための詳細なルールを決定してスタートしました。
■ 「タワー型」vs「筒型」それぞれの戦略
上限5枚の紙を切ったり折ったりしながら試行錯誤する中で、各班の作戦が分かれました。



■ 運搬性を考慮した「ジョイントシステム」の開発
さらに今回の大きな壁となったのが「自分の机から測定場所まで運ぶ」というルールです。 机にガチガチに固定することができないため、各班は運搬中に壊れない「可搬式デザイン」や、現地で組み立てられる「ジョイント(継手)構造」へと設計をシフトさせていきました。

■ 緊張の測定と勝利の決め手
「30秒でセッティングし、手を離して10秒耐える」という厳しい測定条件のもと、慎重に作品が運ばれました。安定感のある筒型が手堅く記録を伸ばす中、見事優勝を果たしたのは「タワー型に接続用ジョイントを組み込んだ班」でした!



高いリスクを恐れずに高さを狙う「タワー型」を選んだ判断力と、持ち運びを可能にした「ジョイントシステム」の見事なアイデア。単なる高さ比べにとどまらず、搬送や現場施工作業まで見据えた、建築実習ならではの深い学びとなりました。
前回制作した段ボールの仮模型での検証を経て、「宗介の家」と「ハウルの城」は次のステップへと進みました!

3D上での検証もクリアし、これでハウルの城も自信を持って本模型の制作へと進むことができます!
試行錯誤を重ねて精度を高めた図面が、ここから本番の素材を使ってどのように立ち上がっていくのか。次回の更新もぜひ楽しみにしていてください!
3年生の「課題研究」の授業(ものづくり班)で、現在ある大きなプロジェクトが進行しています。
学校に通うみんななら一度は困ったことがあるはず……「雨の日、校舎からクラブハウスに向かう道がぬかるんで靴がぐちゃぐちゃになる問題」! このお悩みを解決するため、ものづくり班の生徒たちがコンクリートで新しい道を舗装することになりました!
専門的な建設現場さながらの工程で進んでおり、現在は第1段階を終えたところです。ここで、生徒たちが実際に行った専門的な作業を2つご紹介します。
① 測量(そくりょう) まずは敷地の長さや高低差を専用の機械で正確に測る作業です。「どこに、どれくらいの長さで、どんな高さの道を作るか」を細かく計画しました。

② 遣り方(やりかた)の設置 「遣り方」とは、工事を始める前に「ここにこういう建物や道を作りますよ」という目印となる木枠を組む作業のことです。 言わば、“原寸大の設計図”を地面の上に立体的に描き出す作業!これが少しでもズレてしまうとまっすぐな道が作れないため、ミリ単位の精度が求められるとても重要な工程です。

生徒たちは慣れない作業に試行錯誤しながらも、無事にこの「遣り方の設置」までを完了させました!
自分たちの手で学校をより良くしようと汗を流す3年生の姿はとても頼もしいです。 これからいよいよ土を掘り、コンクリートを流し込む本格的な工事に入っていきます。完成をお楽しみに!
現在、建築科3年生の課題研究では、映画の映像や写真から描き起こした図面をもとに、「宗介の家」と「ハウルの城」の段ボールによる仮模型制作に取り組みました!
実際の制作に入る前に段ボールで試作(スタディ模型)を作ることで、平面の図面からは見えてこない立体的なバランスやパーツ同士の納まりを確認していきます。


図面をもとに切り出した段ボールを組み上げ、建物の立ち上がりのバランスや、特徴的な屋根の形状を立体で検証しました。推測で描いた図面がしっかりと立体として成り立つかを確認する大切な作業です。


パーツが複雑に入り組んだデザインだからこそ、仮模型が大活躍!パーツ同士の位置関係や噛み合わせ、全体のシルエットに破綻がないかなどを、段ボールを刻んで何度も組み替えながら立体的にチェックしていきました。


図面上で考えていたものが初めて「立体」として目の前に現れ、完成に向けた具体的なイメージと改善点がはっきりと見えてきました。
次は、この仮模型での検証結果をもとに、本番の素材を使ったパーツの切り出しや加工、組み立ての工程に入っていきます!完成に向けて一歩ずつ進む制作の様子を、引き続き楽しみにしていてください!
工芸展に向けた2年生の住宅模型制作、今回は窓の立体感を左右する「窓枠(サッシ)」の取り付け作業を行いました。
■ 1mm厚のバルサ材を3mm幅に切り出す根気勝負
窓枠のパーツを作るため、まずは厚さ1mmのバルサ材を「幅3mm」にひたすらカットしていきます。

切り出した細いパーツを、前回くり抜いた窓の四隅へ丁寧に貼り付けていきました。長さにわずかでもズレがあると隙間が空いてしまい、見た目が損なわれるため、ミリ単位の精密な採寸が求められます。


■ 「終わった!」からのもう一周?内側にも枠を追加
家中のすべての窓に貼り終わり、達成感に浸ったのも束の間。さらに立体感を出すため、内側に「幅2mm」に切ったバルサ材を重ねて貼る作業がスタート!「まだ折り返し地点(半分)だった…!」と驚きつつも、生徒たちは最後まで集中力を切らさずにやり遂げました。
細かな工程を重ねることで、平面だった窓に一気に本物らしい奥行きと表情が生まれてきています。

3年生課題研究「3Dプリンター班」のOさんによる制作レポートです!今回は、3Dモデリングのベースとなる「ハーフティンバー様式」の建築をJW_CADで製図する工程に挑みました。
■ 立ち塞がる「曲線と直線」が交差する複雑なデザイン
ハーフティンバー様式の特徴である外壁の木組み模様は、直線だけでなく優美な「曲線」が組み合わさっており、CAD上で再現するのが非常に難しい難所です。
■ 多角度の写真から細部を「観察」して読み解く
Oさんは単に感覚で描くのではなく、様々な角度から撮影された建築写真を徹底的に観察。パーツ同士がどう交差し、どの角度で繋がっているのかを細かく分析した上で、CAD画面に正確なラインを落とし込んでいきました。
写真を深く読み解く「観察力」と、それをデジタルで正確に描く「技術」が見事に融合した図面が完成しました。この精密なCADデータが、どのように3Dプリンターで立体化されていくのか、今後の展開にご期待ください!

建築科2年生が夏休み期間中に取り組んだ自由研究の発表会を行いました。
今回の自由研究では、自らテーマを設定し、手を動かしてデータを集めたり文献を掘り下げたりする「実験・調査型」の研究が多数発表されました。身近な現象に目を向けたユニークな視点が光ります。
特に盛り上がりを見せたテーマを一部ご紹介します。
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身近な空間での音の響き方の違いについて
場所や材質によって音の聞こえ方がどう変わるのかを実際に計測し、音響の視点から考察しました。
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囲炉裏・暖炉について
古今東西の「火のある暮らし」を調べ、構造の違いや排煙の仕組み、空間に与える効果を調べ上げました。
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高層ビルの構造について
なぜ超高層建築が倒れないのか、複雑な耐震・制震の仕組みを調べて分かりやすく発表しました。
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折り紙1枚で強度の高い橋を作るには
たった1枚の紙でも「折り方」を変えるだけでどこまで強くできるか、実際に実験を重ねて耐荷重を検証しました。
自ら疑問を持ち、検証し、考察を深めるという「科学的なアプローチ」を通して、建築をより多角的に捉えるきっかけとなったようです。これからの専門的な学びの深まりが非常に楽しみになる発表会となりました。


建築科3年生の課題研究では、今年制作する『崖の上のポニョ』の「宗介の家」と、ジブリパークにある「ハウルの城」の2作品に向けて、手探りでの図面おこしを進めています。
実はこの2つの作品、どちらも公式の設計図面が存在しません。映画の映像や数少ない写真を頼りに、自分たちの手でゼロから図面を描き進めています。


何度も修正を重ねながら「どう再現するか」を追及する作業は大変ですが、自分たちの力で描き上げた図面がついに形になり始めています。
これからどのような立体模型として完成していくのか、ぜひご期待ください!
次回は、書き上がった図面をもとに仮模型を作る様子をお届けします。お楽しみに!