a建築科

建築科の活動

【建築科】3年生の課題研究/ディテールへのこだわり!組み立て&着色と極秘ギミックの準備中

2026年10月19日 12時00分

本模型の制作もいよいよ佳境!切り出したパーツの組み立てや着色作業に入り、それぞれの作品にリアルな表情が生まれ始めています。

  • 「ハウルの城」各部屋の中まで作り込み!カルシファーも隠れてる…!? 積み重ねた本体に色画用紙を貼って外壁の質感を出したり窓を作ったりするだけでなく、なんと各部屋の中までじっくり作成中!実は城の中のどこかに「カルシファー」が隠れています。ぜひ完成したら探してみてくださいね!

IMG_2955

IMG_2953

IMG_3045

  • 「ポニョ(宗介の家)」手描きの壁紙で本物そっくりの内装へ! ハウルの城と同じく外壁・内壁の組み立てを進めていますが、なんと室内の壁紙はひとつひとつ手描きで制作中!まるで本物の住宅の壁紙のように忠実に再現していて、思わず覗き込みたくなるクオリティを目指しています。

IMG_2924

IMG_2922

さらに…両作品に「驚きの仕掛け」を準備中!? 実は「ハウルの城」「宗介の家」のどちらにも、見に来てくださるみなさんに楽しんでいただけるような秘密のギミック(仕掛け)を盛り込んで制作を進めています!どんな仕掛けなのかは、完成までのお楽しみです。

細部へのこだわりが詰まった作品たち。次回はさらに形になった姿をお届けできる予定です。ぜひ楽しみにしていてください!

【建築科】工芸展の展示のため畳を製作しました。(10月13日)

2026年10月18日 10時47分

私たち「地域ものづくり班」は工芸展に向けて作品展示台を製作しています。その中で畳を使用するため国分寺町にある「山下畳商店」へお伺いしました。工場の中は、いぐさの香りが充満しており、懐かしさを感じる場所でした。

製作した畳は工芸展で展示しますので、伝統的な日本の内装材を肌で感じてください。

①②

③④

【建築科】バルサ材の住宅模型制作ドキュメント⑥|仮組みで立体へ!タイル調の外壁表現に挑む

2026年10月13日 09時14分

工芸展に向けた2年生の住宅模型制作。壁パーツの加工がほぼ完了し、本日は制作の大きな節目となる「仮組み」に取り組みました。

■ 「平面」から「立体」へ!感動の仮組み これまで1枚ずつていねいに加工してきた壁パーツを組み合わせ、全体のバランスを確かめる仮組みを行いました。 図面や平らなパーツだったものが、目の前で一気に「3次元の家の形」へと立ち上がる瞬間は、ものづくりの大きな醍醐味です。生徒たちからも「一気に家らしくなった!」「この瞬間が一番楽しい」と笑顔がこぼれました。

IMG_0337

IMG_0339

IMG_0340

工芸展まで残り1ヶ月を切り、制作はいよいよ大詰めを迎えます。最後までこだわり抜いた生徒たちの作品にご期待ください!

【建築科】設計班・制作ドキュメント③|図面決定から模型製作へ!「素足」の質感に挑む調色作業

2026年10月2日 15時00分

3年生課題研究・設計班の「素足で育むこども園」プロジェクトの続報です。

■ 図面の決定と、さらなる追求

法律やスケールの再検証を経て、ついに大まかな間取りが決定しました。指導の先生からは「まだ納得しきっていない表情=さらに深められる余地がある」とのアドバイスを受け、今後は同時進行で小部屋に分かれた壁の収まりや形状を詳しく検討していくことになりました。

■ 工芸展まで1ヶ月!模型製作が本格始動

本日よりいよいよ「建築模型」の制作がスタートしました。 まずは5mm厚のスチレンボードを切り出し、建物の土台となる床部分を作成。設計の大きな特徴である「中庭」を取り囲む構造にするため、中央部分を丁寧にくり抜きました。

IMG_0276

■ 「無垢のフローリング」を再現するこだわり

今回の設計コンセプトは「素足で育むこども園」。子どもたちが裸足で歩きたくなるような、温かみのある無垢のフローリングを表現するため、細かくカットしたバルサ材を床に敷き詰めていく手法をとります。 本日はその前準備として、やわらかな木目の表情を出すための「調色作業」を実施。基本となる塗料を混ぜ合わせ、何度も試し塗りを重ねながら、思い描く理想の色を作り上げました。

IMG_0279 2

妥協のない設計と細やかな手作業の積み重ね。完成まではまだまだ工程が続きますが、工芸展での完成を目指して着実に歩みを進めています!

【建築科】構造実習第2弾!ストローで作る「高さ×デザイン」コンテスト開催

2026年10月1日 11時36分

3年生の実習にて、大好評だった「高さコンテスト」の第2弾を実施しました!前回の「紙」から一転、今回の素材は「蛇腹(じゃばら)付きストロー」です。

■ 素材特性の理解と「デザイン性」という新たな評価軸

まずは、先が曲がるストローを引っ張ったり曲げたりしながら、素材としての強度や柔軟性を把握することからスタートしました。 さらに今回は、単純な高さだけでなく「デザイン性」も重要な評価ポイントとして追加されました。単に高く伸ばすだけでなく、建築物としての美しさや構造美も求められる高度な条件です。

IMG_0296

■ 熱を帯びるアイデア出し

「より高く、そして美しく」を目指して各グループで工法を議論する中、現状の高さで満足せず、極限までクオリティを高めようとする建築科生らしい情熱が伺えます。

IMG_0290

■ 前回王者「タワー型」 vs 構造美「ユニット結合型」 構想を練り上げた後、いざ制作へ。ここでも班ごとに戦略が分かれました。

  • 前回王者: 前回の成功体験をベースに、洗練された「タワー型」で連覇を狙う。

  • その他の班: 三角形(トラス構造)や四角形に組んだユニットを積み重ね、強度とデザイン性を両立させて高さを稼ぐ。

IMG_0299

IMG_0293

試行錯誤を繰り返し、現場での判断で明暗が分かれつつ組み上がっていく作品たち。高さと美しさを極め、見事勝利を手にするのはどの班になるのでしょうか?結果発表をお楽しみに!

■ 「高さ」と「美しさ(デザイン)」の二段階審査 今回の審査は、純粋な到達点を測る「高さ」と、各班が提示する「デザインコンセプト」を評価する「美しさ」の2つの観点から行われました。

  • 高さの審査: しっかりとした足元を築き、ブレずに上へ伸ばした「タワー型」の班が強さを発揮しました。

  • デザインの審査: 各班が考案したユニークなコンセプトを発表。素材の特性を活かした意匠や規則的なフレーム構造など、独自の工夫が光りました。

IMG_0302

IMG_0307

IMG_0304

■ 結果発表!各部門の覇者と総合優勝 白熱の審査を経て、各部門のトップが決定しました。

  • 高さ部門 1位: 3班(タワー型) しっかりとしたベース構造から圧倒的な高さを稼ぎ出し、見事な高層化を果たしました!

  • 美しさ部門 1位: 6班(四角ユニット組み合い型) 四角形のユニットを幾何学的に組み合わせた、洗練された造形美が高評価を獲得しました!

そして、記念すべき総合優勝を果たしたのは……6班! 高さを確保しつつ、構造美とデザイン性を高い次元で融合させた完成度が決め手となりました。

IMG_0310

IMG_0315

■ 建築の原点「用・強・美」を学ぶ 古くから建築の三大要素として「用(機能性)・強(構造的強さ)・美(デザインの美しさ)」が挙げられます。今回の実習は、単に高さを競う遊びではなく、「強さ」と「美しさ」をいかにバランス良く成立させるかという、建築設計の本質を体感する素晴らしい学びの機会となりました。

【建築科】3年生の課題研究/ついに本模型の制作へ突入!それぞれのこだわりと工夫

2026年10月1日 08時00分

3Dデータや図面での入念な検証を終え、「宗介の家」と「ハウルの城」はついに本模型の制作に入りました!

2つの作品はそれぞれ構造や素材が異なるため、全く違うアプローチで制作を進めています。

  • 「ハウルの城」本体は発泡スチロールの層を重ねて形に! 複雑で大きな本体を一塊の発泡スチロールから直接切り出すのは至難の業です。そこで、1cmにスライスされた発泡スチロールを工程ごとに1枚ずつ切り出し、それを何層にも積み重ねていくことで、あの巨大で独創的な本体のシルエットを生み出しています!

IMG_2750

  • 「宗介の家」はスチレンボードで“家の中”まで徹底再現! 仮模型での出来が良かった「宗介の家」は、さらに完成度を高めるため、急遽「家の中まで作り込む」ことに決定!スチレンボードを細かくカットし、壁や間取り、室内空間までしっかり表現できるように工夫しながら組み立てを進めています。

IMG_2860

どちらも指先を使う細かな作業の連続ですが、少しずつ思い描いた形になっていく様子に班員の熱量も上がっています。

次は、外観のパーツ取り付けや着色などの工程へと入っていきます。少しずつ命が吹き込まれていく作品の様子を、次回もぜひお楽しみに!

【建築科】バルサ材の住宅模型制作ドキュメント⑤|1・2階壁の接着と「水切り」で高まるリアリティ

2026年9月30日 08時21分

工芸展に向けた2年生の住宅模型制作。窓の加工が完了し、本日は細かな壁パーツ同士を組み合わせる組み立て工程へと進みました。

■ 綺麗に仕上げるための「ボンドの加減」

本日のメイン作業は、1階と2階で分かれていた壁パーツの接着です。 木工用ボンドをつけすぎると表面にはみ出して作品の美観を損なってしまうため、生徒たちは塗る量を細かく調整しながら、1枚ずつ慎重に貼り合わせていきました。「美しい完成品にしたい」という強いこだわりが、手元の繊細な作業に現れています。

IMG_0260

■ 建築のディテールを高める「水切り」の設置

壁の接着が終わると、続いて「水切り(みずきり)」と呼ばれる部材の取り付けを行いました。 1mm角のバルサ棒を自作し、壁の最下部に接着。壁からわずか1mm飛び出す構造にすることで、模型全体のディテール(精密感)が一気に向上しました。

IMG_0261

IMG_0265

IMG_0233

💡 建築用語解説:「水切り」とは? 建物の基礎(地面に接するグレーのコンクリート部分)と木造壁の境目に取り付けられる部材。上から伝ってくる雨水が基礎や構造内部に侵入するのを防ぎ、外へ弾き落とす重要な役割を持っています。

平面の図面からパーツの切り出し、そして立体的な「建物」へ。一つひとつの部材に意味があることを学びながら、工芸展に向けた制作は着実に前進しています!

【建築科】紙の限界に挑む!ルール決定から構造設計まで「ペーパータワーコンテスト」

2026年9月29日 09時50分

3年生の実習にて、紙だけを使ってどこまで高く作れるかを競う「ペーパータワーコンテスト」を開催しました!全7グループに分かれ、構造と力学の知識をフル活用して挑んだ実習の様子をご紹介します。

■ 自分たちで「詳細ルール」を構築する

今回、先生から提示された条件は「A3カッターマットに収まるサイズ」と「紙で作る」の2点のみ。 まずは生徒たち自身で話し合い、「用紙は上限5枚」「接着方法や折り・カットの回数」など、イコールコンディションで戦うための詳細なルールを決定してスタートしました。

■ 「タワー型」vs「筒型」それぞれの戦略

上限5枚の紙を切ったり折ったりしながら試行錯誤する中で、各班の作戦が分かれました。

IMG_0190

  • タワー型: 紙を極限まで丸めて細い柱を作り、圧倒的な高さを狙う(足元の支持構造が鍵)。

  • 筒型: A3サイズをフルに使い、縦方向に安定した中空構造を組み上げる。

IMG_0201

IMG_0206

■ 運搬性を考慮した「ジョイントシステム」の開発

さらに今回の大きな壁となったのが「自分の机から測定場所まで運ぶ」というルールです。 机にガチガチに固定することができないため、各班は運搬中に壊れない「可搬式デザイン」や、現地で組み立てられる「ジョイント(継手)構造」へと設計をシフトさせていきました。

IMG_0223

■ 緊張の測定と勝利の決め手

「30秒でセッティングし、手を離して10秒耐える」という厳しい測定条件のもと、慎重に作品が運ばれました。安定感のある筒型が手堅く記録を伸ばす中、見事優勝を果たしたのは「タワー型に接続用ジョイントを組み込んだ班」でした!

IMG_0213

IMG_0222

IMG_0224

高いリスクを恐れずに高さを狙う「タワー型」を選んだ判断力と、持ち運びを可能にした「ジョイントシステム」の見事なアイデア。単なる高さ比べにとどまらず、搬送や現場施工作業まで見据えた、建築実習ならではの深い学びとなりました。

【建築科】3年生の課題研究/仮模型で見えた課題をクリア!ついに本模型の制作へ

2026年9月28日 09時00分

前回制作した段ボールの仮模型での検証を経て、「宗介の家」と「ハウルの城」は次のステップへと進みました!

  • 「宗介の家」 仮模型での検証結果もバッチリで、図面通りの立体感とバランスがしっかり確認できたため、そのまま本模型の制作へと突入しました!

  • 「ハウルの城」 複雑な造形ゆえに、仮模型を作ったことでいくつかの修正点が見つかりました。そこで修正箇所をCADで図面直し!さらに「本当にこの構造で組み上がるか」を確認するため、3D CADを使って立体的なデータ上で最終チェックを行いました。

441919E9-9F7B-4253-81F4-3E68BE44D26E

3D上での検証もクリアし、これでハウルの城も自信を持って本模型の制作へと進むことができます!

試行錯誤を重ねて精度を高めた図面が、ここから本番の素材を使ってどのように立ち上がっていくのか。次回の更新もぜひ楽しみにしていてください!

【建築科】雨の日の足元を快適に!3年生が「コンクリートの道づくり」に挑戦中!

2026年9月25日 09時00分

3年生の「課題研究」の授業(ものづくり班)で、現在ある大きなプロジェクトが進行しています。

学校に通うみんななら一度は困ったことがあるはず……「雨の日、校舎からクラブハウスに向かう道がぬかるんで靴がぐちゃぐちゃになる問題」! このお悩みを解決するため、ものづくり班の生徒たちがコンクリートで新しい道を舗装することになりました!

専門的な建設現場さながらの工程で進んでおり、現在は第1段階を終えたところです。ここで、生徒たちが実際に行った専門的な作業を2つご紹介します。

① 測量(そくりょう) まずは敷地の長さや高低差を専用の機械で正確に測る作業です。「どこに、どれくらいの長さで、どんな高さの道を作るか」を細かく計画しました。

IMG_2868

② 遣り方(やりかた)の設置 「遣り方」とは、工事を始める前に「ここにこういう建物や道を作りますよ」という目印となる木枠を組む作業のことです。 言わば、“原寸大の設計図”を地面の上に立体的に描き出す作業!これが少しでもズレてしまうとまっすぐな道が作れないため、ミリ単位の精度が求められるとても重要な工程です。

IMG_2866

生徒たちは慣れない作業に試行錯誤しながらも、無事にこの「遣り方の設置」までを完了させました!

自分たちの手で学校をより良くしようと汗を流す3年生の姿はとても頼もしいです。 これからいよいよ土を掘り、コンクリートを流し込む本格的な工事に入っていきます。完成をお楽しみに!

【建築科】3年生の課題研究/書き上げた図面を形に!段ボールでの仮模型(スタディ模型)制作

2026年9月24日 08時59分

現在、建築科3年生の課題研究では、映画の映像や写真から描き起こした図面をもとに、「宗介の家」と「ハウルの城」の段ボールによる仮模型制作に取り組みました!

実際の制作に入る前に段ボールで試作(スタディ模型)を作ることで、平面の図面からは見えてこない立体的なバランスやパーツ同士の納まりを確認していきます。

IMG_2235

IMG_2257

  • 「宗介の家」の仮模型

図面をもとに切り出した段ボールを組み上げ、建物の立ち上がりのバランスや、特徴的な屋根の形状を立体で検証しました。推測で描いた図面がしっかりと立体として成り立つかを確認する大切な作業です。

IMG_2759

IMG_2761

  • 「ハウルの城」の仮模型

パーツが複雑に入り組んだデザインだからこそ、仮模型が大活躍!パーツ同士の位置関係や噛み合わせ、全体のシルエットに破綻がないかなどを、段ボールを刻んで何度も組み替えながら立体的にチェックしていきました。

IMG_2307

IMG_2309

図面上で考えていたものが初めて「立体」として目の前に現れ、完成に向けた具体的なイメージと改善点がはっきりと見えてきました。

次は、この仮模型での検証結果をもとに、本番の素材を使ったパーツの切り出しや加工、組み立ての工程に入っていきます!完成に向けて一歩ずつ進む制作の様子を、引き続き楽しみにしていてください!

【建築科】バルサ材の住宅模型制作ドキュメント④|ミリ単位の窓枠づくり

2026年9月18日 16時03分

工芸展に向けた2年生の住宅模型制作、今回は窓の立体感を左右する「窓枠(サッシ)」の取り付け作業を行いました。

■ 1mm厚のバルサ材を3mm幅に切り出す根気勝負

窓枠のパーツを作るため、まずは厚さ1mmのバルサ材を「幅3mm」にひたすらカットしていきます。

IMG_3436

切り出した細いパーツを、前回くり抜いた窓の四隅へ丁寧に貼り付けていきました。長さにわずかでもズレがあると隙間が空いてしまい、見た目が損なわれるため、ミリ単位の精密な採寸が求められます。

IMG_3441

IMG_3438

■ 「終わった!」からのもう一周?内側にも枠を追加

家中のすべての窓に貼り終わり、達成感に浸ったのも束の間。さらに立体感を出すため、内側に「幅2mm」に切ったバルサ材を重ねて貼る作業がスタート!「まだ折り返し地点(半分)だった…!」と驚きつつも、生徒たちは最後まで集中力を切らさずにやり遂げました。

細かな工程を重ねることで、平面だった窓に一気に本物らしい奥行きと表情が生まれてきています。

IMG_3440

【建築科】3Dプリンター班ドキュメント②|Oさんが挑む!ハーフティンバーの複雑な模様をJW_CADで再現

2026年9月17日 11時38分

3年生課題研究「3Dプリンター班」のOさんによる制作レポートです!今回は、3Dモデリングのベースとなる「ハーフティンバー様式」の建築をJW_CADで製図する工程に挑みました。

■ 立ち塞がる「曲線と直線」が交差する複雑なデザイン

ハーフティンバー様式の特徴である外壁の木組み模様は、直線だけでなく優美な「曲線」が組み合わさっており、CAD上で再現するのが非常に難しい難所です。

■ 多角度の写真から細部を「観察」して読み解く

Oさんは単に感覚で描くのではなく、様々な角度から撮影された建築写真を徹底的に観察。パーツ同士がどう交差し、どの角度で繋がっているのかを細かく分析した上で、CAD画面に正確なラインを落とし込んでいきました。

写真を深く読み解く「観察力」と、それをデジタルで正確に描く「技術」が見事に融合した図面が完成しました。この精密なCADデータが、どのように3Dプリンターで立体化されていくのか、今後の展開にご期待ください!

IMG_3404

【建築科】2年生 身近な疑問を実験・検証!夏休み自由研究発表会

2026年9月16日 17時56分

建築科2年生が夏休み期間中に取り組んだ自由研究の発表会を行いました。

今回の自由研究では、自らテーマを設定し、手を動かしてデータを集めたり文献を掘り下げたりする「実験・調査型」の研究が多数発表されました。身近な現象に目を向けたユニークな視点が光ります。

特に盛り上がりを見せたテーマを一部ご紹介します。

  • 身近な空間での音の響き方の違いについて

    場所や材質によって音の聞こえ方がどう変わるのかを実際に計測し、音響の視点から考察しました。

  • 囲炉裏・暖炉について

    古今東西の「火のある暮らし」を調べ、構造の違いや排煙の仕組み、空間に与える効果を調べ上げました。

  • 高層ビルの構造について

    なぜ超高層建築が倒れないのか、複雑な耐震・制震の仕組みを調べて分かりやすく発表しました。

  • 折り紙1枚で強度の高い橋を作るには

    たった1枚の紙でも「折り方」を変えるだけでどこまで強くできるか、実際に実験を重ねて耐荷重を検証しました。

自ら疑問を持ち、検証し、考察を深めるという「科学的なアプローチ」を通して、建築をより多角的に捉えるきっかけとなったようです。これからの専門的な学びの深まりが非常に楽しみになる発表会となりました。

IMG_2780

IMG_2787

【建築科】3年生の課題研究/図面のない建築へ挑む!「宗介の家」と「ハウルの城」の図面おこし

2026年9月16日 13時00分

建築科3年生の課題研究では、今年制作する『崖の上のポニョ』の「宗介の家」と、ジブリパークにある「ハウルの城」の2作品に向けて、手探りでの図面おこしを進めています。

実はこの2つの作品、どちらも公式の設計図面が存在しません。映画の映像や数少ない写真を頼りに、自分たちの手でゼロから図面を描き進めています。

  • 「宗介の家」の図面づくり 映画のシーンを何度も見返し、画面に映る人物の身長や家具のサイズなどをヒントにスケールを推測!赤い屋根の傾斜や崖の上に建つ独特のバランスを割り出し、図面を描いていきました。

IMG_2110

  • 「ハウルの城」の図面づくり ジブリパークへ行ったことのある人たちの写真や限られた資料を徹底的に分析!数少ない写真の中からパーツごとの立体的なつながりや位置関係を読み解き、あの複雑に絡み合う造形をミリ単位で緻密に図面へ落とし込んでいます。

IMG_2106

何度も修正を重ねながら「どう再現するか」を追及する作業は大変ですが、自分たちの力で描き上げた図面がついに形になり始めています。

これからどのような立体模型として完成していくのか、ぜひご期待ください!

次回は、書き上がった図面をもとに仮模型を作る様子をお届けします。お楽しみに!