3年「進路探究」成果発表会
2024年5月21日 14時44分本日から4日間に渡り、3年次生の個人探究成果発表会が実施されます。3年次生は、1年次の「産業社会と人間」、2年次「進路探究」の前期のグループ探究で学んだ探究方法を用いて、2年次後期から個人論文の作成を始めました。3年次に提出した個人論文をもとに、プレゼンテーションソフトを作成し、成果発表会に臨みました。カテゴリー分けされた7班の中で代表者が選ばれ、代表者は10月に実施予定である総合学科成果発表会で発表を行います。
3年次生の探究発表の成果発表会はどの班も発表内容が充実しており、1・2年次での探究活動で養われた力を充分に発揮していると感じられました。また、3年で立候補した実行委員が中心となり運営を行いましたが、積極的に質問が出ており、お互いの探究内容を深めようという意識の高さを感じました。
今回も成果発表会に向けての班分け、教室設営、班での発表の司会・運営等すべて実行委員が中心になって行いました。生徒は実行委員会を中心に成果発表会に向けて協力していました。
<発表生徒の感想①>
〇「家畜の自由を尊重した酪農業を推進していくためには」
・自分の本当に伝えたかった内容の説明の時間が足りずに終わった
・スライドのきれいな作り方が分かった
・大きな問いを立てるのが難しかった (龍雲中出身)
〇「効率的に筋肉をつけるためには」
楽しかったです。 (三木中出身)
〇「自然数1の価値について」
どうしても長くなってしまいがちだったが、緊張も相まって短くまとめることができた一方で、少し早口になってしまった。質問の内容には新たな発見があったので、まだまだ探究を深めることができると感じた。 (長尾中出身)
〇「安楽死による死の自己決定は日本で認められるのか」
今日発表してみてやっぱり人前で話すことは難しいなと思いました。けれど自分の言葉で自分なりに表現すると伝えたいことを自分の想いものせてとどけることができるなと感じました。自分の興味のある分野を調べていると他にも気になることがでてきて自然と調べるようになりました。進路に繋がることばかりなので学んだこと考えたことを大切にしたいと思いました。 (協和中出身)
<発表生徒の感想②>
〇「少子化進行を止めるために」
発表をする際、スライドの作成にあたって自分がこれまで書いてきた論文を参考に作ると思うが、自分にとってスライドの方が自分が言いたいことを伝えることができ、その一方で、論文ではスライドよりもあまり伝えることが出来なかったと思った。
その理由としては、1回論文を書いたことでしっかり理解し、分かりやすいスライドを作成することができたのか。また、自分の考えを口にして話すよりかは言葉にして文章に書くのが難しかったのかもしれない。自分にとっては、論文よりもスライド作りのほうが楽しかった。
〇「若年妊娠者が学業を継続するには」
今回個人探究を初めてしてみてまだ解決があまりされていない問題について考えることの難しさがよくわかりました。でも発表してみるともっとこのことを色んな人に知って欲しいと意欲が湧いていき、将来の夢に繋がる探究になりました☺︎☺︎ (三木中出身)
〇「授業環境の改善」
今日実際に発表してみて、伝えたいことがこの10分程度では収まらないほどで、すごく早口に盛りだくさんの内容を言いました。だけどみんな沢山の質問をしてくれて、しっかり聞いてくれている様子で嬉しかったです。探究を進めていく中で、たくさんの人とお話しできて新しい価値観が身についたと思います。質問してくれた内容から、新たな発展ができそうで、これからも自分が追求したいことはとことん長い時間探究していきたいです。探究はすごく苦労したけど、とても充実して楽しい時間でした!
(志度中出身)
<発表生徒の感想③>
〇「教員の労働環境の現状とこれから」
・みんなの前で発表するのは少し緊張したけど最後までやりきれてよかった。
・時間を測って練習したり原稿を作ったりはしていなかったのでだいたい10分間に収まるように話すのが難しかった。 (三木中出身)
〇「不登校」
何から何まで、全部を1人でやらないといけなかったから大変なことが多かったけど、上手く構成を立てることができていい発表ができたと思う。発表自体はグループ探究やインタビューシップもあって慣れたおかげかそんなに緊張することなく落ち着いてできた。
〇「三木町から考える人口減少への対策」
発表を実際にしてみて、1年生のインタビューシップ、2年生の班探究の経験から入学当初より発表能力、プレゼン能力が格段に上がったなと感じました!
テーマのより深いところまで着眼点を置き、相手からの質問も受けることで自分の視野が広がりました。頑張ったかいがありました。今回私は地域課題について触れましたが、改めて自分の住んでいる町の良さに気づけたし、大人になったら戻ってこようと思いました。 (三木中出身)
〇「文化と人権の共存とODA」
今日は10分未満と発表時間が非常に短かったですが、本当のところは2時間ぐらい話したかったです。正直なところ、練習はあまり出来ていなくて、スライドを作っているときに何となくこういう構成でいこうと考えていただけでした。しかし、当日発表するときには、自分が一所懸命に練ってきた分、頭に入っていて質疑応答にも柔軟に答えられた気がします。まとめようとした結果、情報が欠落して内容を繋げにくくなり少々分かりにくくなってしまったのが反省点です。1年生の時の成果発表会から大分成長できたなと実感しています。運営のところでもいくつか反省点があったので次回に必ず繋げます。
(桜町中出身)
〇「リスクとリターン〜投資による一攫千金の可能性と現実〜」
トップバッターでの発表だったのでどのように進めたらいいかわからなかったけど自分なりの発表ができたと思う。当日になってパソコン内に用意したカンペがプロジェクターに写し出されるというハプニングがあったけど1.2年の頃の産社やグループ探求での発表で鍛えられたアドリブ力で乗り越えることができた。自分が興味を持って調べた探究内容を人に伝えることができてよかった。 (桜町中出身)
〇「医療現場と心理援助者の関係性」
発表を実際にしてみて専門用語の説明などはただ単に説明するのではなく、聞き手に分かりやすいように日常生活の例で置き換えて説明することが大切だと思った。また、グラフや図を見て説明するときに身振り手振りをつけた方がよりわかりやすいと思った。この個人探究を通して以前より知識が増え、これからの将来に向けて良い経験になったと思う。
〇「スポーツとモチベーション」
論文をそのまま読むみたいな感じになってしまった。声量はいい感じだったと思う。 (三木中出身)