定時制 7月行事一覧
2019年7月20日 16時03分 ① 1学期期末考査 7月3日~7月9日
② クラスマッチ(バレーボール大会) ③交通安全教室(高松北警察署)
④ 防災訓練(教頭講話と避難訓練)
⑤ ボランティア活動(学校周辺の清掃:近隣の方に感謝)
⑥ 進路講演会(JST) ⑦ 1学期終業式(利他行と虚心)
本校は、明治26(1893)年の開校から、130年を越える歴史ある伝統校です。
戦後の学制改革で、それまでの高松中学校と高松高等女学校がそれぞれ新制高等学校に移行しました。
その翌年、これら両校が統合されて現在の高松高等学校となり、爾来70年を超える歳月が流れました。
これまでに数多くの著名人を輩出し、5万4千余名の卒業生は、広く世の各界で活躍しています。
学舎は、通学至便な高松市中心部に位置しています。
四囲を白亜の校舎に囲まれたプラザには笹竹がすっくと伸び、シンボルツリーの楠が見守る全天候型運動場など、竣工から四半世紀を経て施設・設備はなお清新さを保ち、落ち着いた教育環境を整えています。
設置課程は、全日制のほか定時制と通信制です。いずれの課程にも、普通科を置いています。
本校に校訓はありません。
しかし、それに代わるものとして、校歌二番に謳われる「独立自主」が尊ばれています。
旧制中学校の「至誠一貫」や高等女学校からの校章「雪持笹」に込められた不屈と忍耐の精神をも併せ、自由闊達な校風のもと、生徒一人ひとりが高い志を掲げ、自ら学ぶ学校を築き上げてきたところです。
ここに溌剌と挙る一千余名の生徒は、揺るぎない向学の念のもと、真理の道を究めゆこうとしています。
意気に燃える若人は、自治を誇りに、数多い校友会活動や多彩な学校行事にも、励むことを忘れません。
これらを通じて人格を陶冶し、将来、社会に貢献するとともに自らに課せられた責任を果たすことでしょう。
今後も、生徒・教職員一同、名門校としての誇りを胸に、新たなページを拓いてまいります。
① 1学期期末考査 7月3日~7月9日
② クラスマッチ(バレーボール大会) ③交通安全教室(高松北警察署)
④ 防災訓練(教頭講話と避難訓練)
⑤ ボランティア活動(学校周辺の清掃:近隣の方に感謝)
⑥ 進路講演会(JST) ⑦ 1学期終業式(利他行と虚心)
7月5日(金)、令和元年度第1回 玉翠グローバルアカデミー講演会(GGA)が、1年生を対象に開催されました。
演題:「究極の走りを求めて~262本、10秒00への道のり~」
ゲストスピーカー:高本 義国 氏(本校昭和60年卒)
ご自身のスパイクの研究開発を通じての経験や感じたことから、生徒へのメッセージをいただきました。
①定通総体強化練習
6月3日~21日まで放課後に強化練習をしました。
応援生徒は、応援用グッズを作成しました。
②壮行会
選手一人ひとりから抱負を述べたあと、校長先生と生徒会長
より激励のことばをいただきました。
③定通総体出場
練習成果を発揮しました。
卓球競技では、男子団体準優勝。女子個人ベスト4。
④職業研究(Ⅰ)
穴吹学園広報・キャリアセンター所長の森川氏よりご講演をして
いただきました。職業の種類や入試の種類等について具体的にお
話くださいました。最後に、生徒へいろいろなことに挑戦したり
行動して、自分の適性を知ることが重要だと強調されました。
6月23日(日)、第68回香川県高等学校定時制通信制課程 総合体育大会が開催され、通信制課程からは陸上競技、バドミントン、卓球に23名の選手が出場しました。
それぞれ持てる力を発揮し健闘した結果、特に陸上競技に出場した選手のうち7名が、8月に駒沢オリンピック公園総合陸上競技場で開催される全国大会へ出場することになりました。おめでとう!!
3年生,浪人生(2浪まで可)対象の予約奨学金で,給付型,貸与型があります。
奨学金の詳細は,日本学生支援機構ホームページ(https://www.jasso.go.jp/shogakukin/)
をご覧ください。
申込み希望者は,3年生・補習科生は担任から,浪人生は3年次担任または担当(髙木)
から書類を受け取り,7月8日(月)までに手続き・書類提出を終えて下さい。
6月23日(日)に開催される県定通総体壮行会が開催されました。通信制課程からは陸上競技、バドミントン、卓球に23名の選手が出場する予定です。活躍を期待しています。
また、壮行会終了後、高松北警察署から講師をお招きして薬物乱用防止教室を開き、薬物乱用の危害に対する理解を深めました。
6/6日(水)、1年生を対象とした携帯安全教室HRを実施しました。
講師として、NTTドコモ スマホ・ケータイ安全教室 大美光代様をお招きしました。
5月26日(日)、新入生歓迎行事「つどい」が行われました。今年度は新入・編入の生徒を含め31名が参加しました。午前中は体育館で、班別ミーティング、ソフトバレーボールを行い、生徒同士親睦を深めました。
また午後からは、夢チャレンジ講座「必ず来る大災害に備えて 君たちは自分を守る準備ができていますか?」を開催し、災害への備えについて理解を深めました。
①全校交流レク大会
生徒会主催で、ローカル・ルールを採用して実施しました。
前半は、「フルーツバスケット」を後半は、「ケードロ」をしました。
クラスの枠をこえて、体育館を走り回り、全員、爽快な汗をかきました。
全校生が一気に仲良くなりました。
②公開授業、PTA総会、学級懇談会 (5月10日(金)に実施)
英語 現代社会 国語
生物基礎 PTA総会
③生徒総会
一年間の計画と予算を審議しました。教頭講話「積極的に活躍して思い出を
つくろう」と「考査受験上の注意について」がありました。
④1学期中間考査 (5月24日~30日)
今年度最初の定期考査です。
⑤お知らせ
熱中症に注意してください。飲料水の携帯をお願いします。
5月13日(月) 第71回体育祭が行われました。
<体育祭プログラム>
<学級旗>
<ゼッケン>
<体育祭のようす>
『新新気鋭』のテーマのもと、屋島レクザムフィールドにて開催されました。
新元号で初の体育祭実施で、天候にも恵まれ、大いに盛り上がりました。
結果は以下のとおりでした。
1年生:優勝 1-8、2位 1-2、3位 1-4
2年生:優勝 2-6、2位 2-4、3位 2-2
3年生:優勝 3-4・3-8※同点、3位 3-1
校友会女子:優勝 陸上、2位 陸上、3位 ハンド
校友会男子:優勝 陸上、2位 野球、3位 サッカー
ベストフラッグ賞 3-6、ベストゼッケン賞 3-1
①離任式と着任式
②平成31年度1学期始業式
校長先生より、「中今(なかいま)を生きる」についてお話がありました。
今を一所懸命咲いている桜の花のように、生かされている今を大切にして
生きようというお話でした。
③対面式
生徒会より新入生と在校生の紹介をしました。
④新入生研修
屋島少年自然の家で、一日研修会を行ないました。
野外炊飯や野外レクレーションをして、お互いの親睦を深めること
ができました。
本校全日制課程では、本年度より下記のとおり留守番電話を設置することにいたしました。
授 業 日 :17:00~8:00
長期休業期間:17:00~8:30
詳しくは、以下添付ファイルをご参照ください。
留守番電話の周知 ※生徒配布してあります。
定時制PTA会長松岡様のご臨席のもと、入学式を行いました。
校長式辞より、「高校生活を大切にしよう。」
新入生代表より立派な宣誓がありました。
本日4月9日(火)に開催されました入学式における、校長式辞と1年学年主任の挨拶の一部を、以下に掲載します。
<校長式辞>
柔らかな春の光が溢れるなか、暖かい風に包まれて、桜の花が今を盛りに咲き誇るこの佳き日に、多くの保護者の皆様のご臨席を賜り、ここに、平成三十一年度 香川県立高松高等学校 全日制課程の入学式を挙行できますことは、学校といたしまして、このうえない慶びであります。
ただ今、入学の許可をいたしました普通科三百二十名の皆さん、ご入学おめでとうございます。学校を代表して、心からお祝い申し上げます。皆さんは、今日から、県内はもとより全国的にも屈指の歴史と伝統を誇る高松高校の一員として、高校生活の第一歩を踏み出すこととなります。皆さんがこれから三年間を過ごす本校に校訓と呼ばれるものは制定されておりませんが、校歌の二番に謳われている「独立自主」こそが、戦後の高松高校の校訓に代わるものとして、脈々と今に受け継がれてきています。
皆さんには、真の意味の自主性を身につけ、勉学のみならず、多彩な学校行事や校友会活動等の集団生活にも積極的に取り組んで、誠実にして豊かな人間性を身につけ、他人との相互信頼を構築できるような深い人間愛を培って欲しいと思います。
さて、本校の前身である香川県尋常中学校および香川県高等女学校が明治二十六年に設立されて以来、数々の変遷を経て、今年は百二十七年目になります。これまで、変化の激しい現代社会においても、平和な社会の形成者として、広く世界に及んで、あらゆる分野で活躍する、五万四千余名の個性豊かで有為な人材を輩出しております。
平成五年には、創立百周年を記念してピラミッド型のモニュメントが建立されましたが、その台座には、西洋哲学の創始者の一人とされるソクラテスによる「ただ生きるのではなく善く生きることが大切である」という意味の言葉が、ギリシャ文字で刻み込まれています。
ところで、中国の古典の「詩経」に次のような詩があります。
切する如く 磋する如く 琢する如く 磨する如く
これは、西周から春秋時代にかけて衛の国を治めた武王を褒め称えた詩のようです。
切とは骨を加工する時の切る作業 磋とは象牙を加工する時の削る作業 琢とは玉を加工する時の叩く作業 磨とは石を加工する時の磨く作業 を表しているようです。
象牙や骨を細工するときの一連の作業を通して、工匠が芸術心を高め完成させる細工品にたとえて、武王を称えたことから、切磋琢磨は、学問や精神、人格を磨き、向上させることを意味します。
また、この詩は、「論語」や「大学」にも引用されており、「大学」では、切や磋は、学問をもって我が知を磨くことに喩え、琢や磨は、自分を修めることに喩えています。
皆さんは、多くの可能性を秘めた原石であり、高松高校で切磋琢磨することで、自らの知を高めるとともに、高い人間力も身につけて欲しいと思います。
本来は、個人個人が自分という原石を磨かなければならないのですが、人間はえてして怠惰なもので、たった一人で自分を磨くのは難しいものです。高松高校の優れた友人とともに切磋琢磨して、お互いを高め合ってください。
終わりに、新入生の皆さんには、揺るぎない向学の念を保ち、真理の道を究めながら、溌剌と、意気も盛んに新たな時代を切り拓いていくことを祈りつつ、あわせて、ご列席の保護者の皆様方には、さらなるご健勝とご多幸を祈念いたしまして、式辞といたします。
<学年主任挨拶>
少しの間、お時間をいただきまして、お話ししたいと思います。
まず、保護者の皆様に申し上げます。昨今、時代の変化、とよく言われますが、これから始まる、お子様にとって、この高校生活3年間は、自我を確立するための、大切な思春期の仕上げの時期になります。これは、いつの時代も同じ、変わらないところです。今まで、周囲の期待に、こたえて、生きてきた自分を、これからどうやって伸ばしていこうか。自分は何者であるのか、と考える時期に来ているといえるわけです。そして、心の中はまさに、「疾風怒濤」という時期に差し掛かっています。具体的には、これから、もっと「ものをいわない」かもしれません。保護者の方々のみに頼らないかもしれません。それゆえ、保護者の皆さんは不安になるかもしれません。
これから皆様には、今までとは違った対応が求められるかもしれませんが、ここは落ち着いて、「どーん」と構えていていただきたいと思います。彼らの心の中は、「何とも言えない不安を、何とかして安定させようとする」、大きく揺れた状態なのです。まず、落ち着いて生活できる環境を整備してくださればと思います。あとはお子様の、自身が発達するための課題に挑戦する姿を、無条件に、見守ってくだされば、愛してくださればと思います。幸い、学校には、そんなお子様を育てる伝統的なプログラムがたくさん揃っています。どうぞ、我々を「信じて」お預けください。一日一日での変化は少しにしか見えなくとも、この三年間で必ず大きく育ちます。それを楽しみに一緒に過ごしていきませんか。
さて、新入生のみなさん。皆さんの人生がいよいよ本格的に始まりました。高校は義務教育ではありません。皆さんは自分から志願して入学された、このことをもう一度確認してください。その上で、皆さんにとっての一般的な課題をお話しいたします。
まず、思春期という、一生で、今しかない、瑞々しい感性を、精一杯伸ばすために、自ら「学ぶ」という姿勢を確立させてください。皆さんは大人になるための仕上げの時期に差し掛かりました。つまり、皆さんには、いろいろなことを吸収して大きく育ってほしいと思います。そのとき、必要なことは、他者との対話です。自分を他者のところに持っていく積極性、主体性をもつことです。受け身の、お客さんではいけません。高高には、体育祭、文化祭、クラスマッチなど、生徒自身で考えるプログラムがたくさん用意されています。そのとき、「自分の頭で考え、きちんと向き合う姿勢」が皆さんを成長させるのに、何より大切なことになってきます。しかし、このとき、単なる独りよがりではいけません。先生方、先輩方ときちんと対話をして、「柔軟な」思考力を養ってください。具体的には、積極的に質問する。自分の意見を述べ、相手の意見も吟味する。など、他者と対話する勇気をもつことです。また、高等学校では、中学校に比べて授業の進度も早く、加えて、話がとても抽象的になります。受け身ではとても消化しきれませんので、教材と、先生と、そしてたくさんの書物ともきちんと対話しながら進んで行ってください。
繰り返します。皆さんにお願いしたい課題は、自ら、進んで、学ぶ、そういう姿勢を、確立させ、積極的に対話すること、「自分の頭で、柔軟に考える」ことです。これが「独立自主」、「自治」、につながっていけば最高だと思います。
少し話が長くなってきました。ここで、皆さん、腰の骨を伸ばして、そのまま上を見上げてみてください。体育館にはたくさんの骨組みがありますね。この赤い鉄骨の中に、正三角形四枚からなる正四面体が見えませんか。この赤色は、高高生の「情熱の赤」を示しているといわれています。その情熱がさまざまに組み合わさって、あちこちに正四面体ができています。見えますか。この三角形を何かを生み出す形と考える。つまり、三角形を、相反する、二つの頂点から、もう一つの頂点を生み出す形と考えますと、三角形を哲学的にとらえることができます。それが立体的になっているのが、正四面体。そう考えると、皆さんにとっての、正四面体の底面ABC、つまり基盤となるABCの Aは、教科の勉強、Bは、校友会活動、あるいはそれに代わるもの、そしてCは家庭、となるかもしれませんが、その基盤から生み出される、頂点D、これは百人百様ではないかと思います。そして、それが何になるのか、何が生み出されてくるのか。これは保護者の方にとっても、我々学校関係者にとっても、最も楽しみにしているところです。
どうぞ、皆さん。皆さんにしかない、この瑞々しい3年間を、張り切って、この高高で過ごしてください。ここで生きてください。そして、一緒に学んでいきましょう。