三木高校野球部 卒業生コメント

2024年度卒 マネージャー S

2025年6月28日 17時14分

私が三木高校野球部での3年間を通して成長したと感じていることは、心に余裕を持つことです。

私は中学の頃運動部に所属していたこともあり、体力には自信がありました。ですが1年生の間は特にマネージャーとしての考え方がまだまだ甘く、自分中心の考えを持ってしまったり、すべての判断を先輩に任せてしまったりしていました。

2年生になり後輩ができ、先輩も引退してしまい、最上学年になったことで責任感が一気に重くなりました。当時はチームのサポート、後輩の指導など抱えるものが思っているよりも多く、自分を客観視することができていませんでした。選手のことは見ているつもりでも全く目が届いていなかったこともありました。数々の失敗を重ねてきましたが、それは自分の心に余裕を持てていなかったからだということに気づくことができたきっかけになったと思います。

それに気づいてからは、無理をしすぎない程度で挑戦し、可能な限りのサポートをしてきました。気づけば、かつての自分ではありえなかったと思うほど視野が広くなり、行動力がつき、自分を客観視できるようになりました。今では自分の長所だと自信を持っていうことができます。

このように自分に自信を持てたのも三木高校で野球部のマネージャーとして活動してきたからだと思っています。

マネージャーは決して楽な立場ではありません。しんどいと思ってしまうことはあります。それでも、それ以上のやりがいを感じることができます。縁の下の力持ちであるマネージャーだからこそ感じられるやりがい、喜びがあります。私は三木高校野球部のマネージャーを選んだことを全く後悔していません!不安に感じてしまうこともあるとは思いますが、その先には必ずいい未来が待っていると思います。負けずに頑張ってください!一生応援しています。