アルゼンチンだより

このページでは、現在アルゼンチンに留学している本校生による現地からのレポートを掲載しますアルゼンチン国旗  

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アルゼンチンだより(ブログ)

第3回 留学体験記 

2025年5月1日 15時04分

 四月が終わり早くも五月になろうとしています。スペイン語も基本的な動詞や名詞も覚え、過去形や現在完了を勉強する段階になっています。最近難しいと思った文法は「再帰動詞」というものです。これは、動作をする人物の行動がその人物地自身に帰るというものです。たとえば、「わたしは朝七時に起きる」という場合は"Me levanto a las siete" (わたしは自分を七時に起こす)という文になります。こうやって書くとなんだか回りくどいなぁ、と思うかもしれませんが日本語の場合は動詞のなかにすでに含まれていたり、英語であればoneself やyourself を使って表すことができます。これだけなら簡単なのですが、再帰動詞を使うことによって意味が変わる場合があります。"Ya me voy" と"Ya voy" にはそれぞれ”irse” と ”ir” が使われていますが、前者は「もう帰ります」後者は「もう行きます」と、進行方向が逆になっています。ここが文章や会話でネックになっているところです。

 困っていることは、スペイン語の綴りは英語と語源が同じなので文章上では読めるのですが、音として聞くとなかなかわかりません。そのため、なんとなくわかる言葉に関しては、勉強しても英語に引っ張られてしまうので進展が遅いのが問題です。

 最近嬉しかったことは、値段をきちんと確かめることが出来るようになったことです。先日、クラスの友達と学校終わりにジュースを飲むことになって、バス停前のテーブルにつきました。一本2600ペソで、三本買って15人で分け合うのに1000ペソ出して〜と言われました。まぁもちろん相手側も冗談だったのですがそれで30分くらい話して520ペソですみました。(まぁそのあとに一人がお金を忘れたから貸してくれといったのでしぶしぶ貸しました。多分帰ってこないと思います。)

 このような感じでアルゼンチンでは過ごしています。ときどき言葉が伝わらなくて、お互いに困ることも結構ありますがこれからもっと表現を覚えて日本語を話すように会話できたらいいなと思います。

 ここからは結構どうでもいい話になるのですが、Google mapとChatGPTを使って、自分が住んでいる地域の地形について調べてみました。添付した写真の様に山には木や草があまり生えておらず、斜面が砂や礫を中心とした地層になっていると思います。そして地図のように私が住んでいるZondaという町は離れた西にアンデス山脈があり、平原が続いた後Zondaにつながる標高1300程度の山があります。また、Zondaは東に行くほど標高が低くなっていき、東にあるSun Juanの中心部と比べて100mほど高低差があります。よって、Zondaの地形は古い扇状地であることが分かりました。またChatGPTの推測では、フェーン現象が発生することもあり、乾燥帯の気候になっているそうです。

では。

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