『硝子の塔の殺人』 知念実希人
2022年2月4日 11時31分どんでん返し:★★★★★ 斬新さ:★★★★☆
この本は、雪が降る森の中にある地上11階、地下1階の硝子の塔で次々と起こる密室殺人を、名探偵の碧月夜と医師の一条遊馬が解決するミステリー作品です。
プロローグで犯人が医師の一条遊馬だとわかってしまいますが、そこから展開されるストーリーやラストのどんでん返しに一気読みしてしまいました。「十角館の殺人」や「そして誰もいなくなった」など、一見、事件とは関係なさそうな有名ミステリー小説の話が伏線になっていて、とてもおもしろかったです。予想を超える結末にきっと驚くはずです。
ミステリーが好きな人ほどハマる小説なので、ぜひ読んでみてください。