『ひだまりに花の咲く』 沖田円
2021年7月5日 10時10分感動:★★★★☆ 勇気をもらえる:★★★★★
小学生の時のトラウマが原因で人前に出ることが極端に苦手な奏。この本は、奏といつも輪の中心にいるような明るく自信にあふれている一維とが演劇部で出会い、お互いを支え合いながら演劇を完成させていく物語です。
私は自分のコンプレックスと懸命に向き合う奏を見て、自分の価値観を変えることができるのは自分だけだと改めて思いました。また、「なんだってできるし、なんにでもなれる」という一維の言葉にすごく自信と勇気をもらいました。
自分にどこか自信の持てない人、何かコンプレックスがある人、何かにすごく疲れてしまった人に読んでもらいたい作品です。