「リエゾン」ヨンチャン著
2023年10月11日 09時22分 児童精神科を舞台に、心の病を抱える子供たちと向き合い解決策を見出していく漫画です。 2023 年 1 月にテレビ朝日系列でドラマ化されました。 リエゾンとは、フランス語で、連携、つなぐ、を意味します。
本校福祉科の先生も大絶賛のこの漫画、ぜひ読んでみてください。現在13巻まで刊行。どの巻から読んでも意味が分かるようにできています。
令和7年度香川県公立高等学校入学者 自己推薦選抜合格者一覧 は、 こちら
2月 10日( 月 )10時~16時の間、掲載されます。
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令和7年度香川県公立高等学校入学者 選抜合格者一覧 (自己推薦選抜合格者を除く )は、 こちら
3月 21日(金)10時~16時の間、掲載されます。
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平成29年度より、おススメ本の部屋を開設しました。図書委員と図書部員と司書が、おススメする本を紹介しています。
校内の各所にも掲示していますので、興味や関心を持った人は、気軽に図書館に来て読んでみてください。貸し出し中なら予約も可能です!
児童精神科を舞台に、心の病を抱える子供たちと向き合い解決策を見出していく漫画です。 2023 年 1 月にテレビ朝日系列でドラマ化されました。 リエゾンとは、フランス語で、連携、つなぐ、を意味します。
本校福祉科の先生も大絶賛のこの漫画、ぜひ読んでみてください。現在13巻まで刊行。どの巻から読んでも意味が分かるようにできています。
共感度:★★★★☆ 面白度:★★★☆☆
この本は、5編からなる短編小説です。5つの物語は、一見別々の話のようですが、前の話で出てきた人物が登場したりします。どの話も何かを“喪失”しています。
私はこの5つの物語の中で「ハライソ」という話が一番引き込まれました。この話は、ハライソというオンラインゲームで知り合った親友ヨシノに恋愛相談をされる浩太郎を描いた作品です。今までは他愛のない話しかしていなかったけど、突然5歳も年下のヨシノから異性の部屋に泊まることになったと相談されます。しかし、浩太郎はそうした経験はなく、年上として経験ある風のアドバイスをします。私は「ハライソ」を読んで、大人的な内容ですが、色々なことを考えさせられました。また、ヨシノの一言によって恋愛のことを考え出す浩太郎に共感しました。
何かを失ったことがある人に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。
驚き:★★★★☆ 感動:★★★★☆
この作品は、十年という歳月を「幽霊」として漂う陽気な少年と、幽霊が見える少女のひと夏の物語。ある日サトルという幽霊と出会い、死んだ理由を探して欲しいと頼まれ、物語は進んでいく。
私はこの作品を読んで、普段考えもしない「死」について深く考えるようになった。どれだけ自分が苦しい思いをしていても、死にたいなんて思ってはいけない。自分がいなくなることで、周りにどれほどの迷惑をかけてしまうのか。今回はそんな感情が多く頭によぎったが、途中でファンタジーな場面もあり、面白かった。最後には二人が知らなかった真実が明らかになり、そこが一番のポイントだと思った。
「詩人・石垣りん」ではなく今回はエッセイの総集編。「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」「表札」「空をかついで」などの作品は、中学校や高校の国語教科書でご覧になったことがあるかも。
2004年、84 歳で亡くなる前に3冊のエッセイ集が刊行されましたが、その中から71篇を選んで収録されたのがこの本。
長年、丸の内の日本興業銀行で働いてきた彼女。大組織のいちばん低い場所で働いてきた彼女だから書けた作品も数多い。なぜ詩を書くのか?という新聞記者の問いに、〈長いこと働いてきて、人の下で、言われたことしかしてこなくてね。でも、ある時点から自分のことばが欲しかったんじゃないかな。何にも言えないけれど、これを言うときにはどんな目に遭ってもいいって〉
この本には、凛とした、明晰なことばとともに、個として生きる喜びと哀しみが刻まれています。
インパクトのある表紙と又吉さんらしいエッセイの数々。彼の感情をぶつけているのに、どことなく優しく包み込まれる感覚になり、それでいて笑えるほど面白い。「火花」で芥川賞を受賞しただけあって、彼の言葉を巧みに操る技術はさすがとしか言いようがない。難しい表現ではなく、誰にでも伝わる言葉なのに深く考えさせられる文章。どことなく心が休まる本です。
著者は、オフィシャルコミュニティサイト「月と散文」を開設中。息を呑む美しさに一見の価値あり。又吉さんならではのオンラインコンテンツです。
学校図書館を舞台に、先生と学生たちの優しい物語です。
学校で辛い気持ちを抱えている人には特に響くかも。本を通して勇気をもらったり自分を少しずつ好きになれたり…。窮屈な世界が少しずつ拓(ひら)けていきます。素敵な大人になれそうな予感。6人の少女たちを繊細に描く連作短編集。
ミステリー作家だけあって、ラストのタネ明かしはさすが!