『たった17人の甲子園』 中大輔
2018年9月19日 09時49分 この本は香川県の小豆島高校野球部の話です。部員数がベンチ入り定員に1人足りない、わずか17人。そんな野球部が県大会で優勝する事ができたのは、地元の人が観客としてではなく、背番号「18」の選手として熱心に応援してくれたことがチームの力となったからです。そして、甲子園に出場できたのです。
廃部の危機を乗り越え活動し、弱い弱いと言われ続けた野球部。どんな状況でも努力し続けた部員、そして、部員を見捨てなかった監督をはじめとする地元の人々の思いがすごく伝わってきます。読んでいるこちらまで勇気と元気を与えられる心温まる本です。