『雨の降る日に学校に行かない』 相沢沙呼
2019年1月7日 15時33分読みやすさ:★★★★☆ 感動:★★★★★
この本は、学校生活に息苦しさを感じている学生の憂鬱と、微かな希望が6つの物語として描かれています。人の心の弱さや葛藤が、非常にうまく伝わってきて読んでいて心打たれます。特に、二話目の『好きな人のいない教室』での主人公・森川が周りの目を気にせず、堂々と生きていこうとする場面はとても感動しました。他にも心にぐっとくるような物語ばかりで、共感できる場面も多いと思います。
人間関係に思い悩んだ時、自分の生き方について考えたい時に、ぜひ読んでみてください。