環境科学科トピックス

帰ってきた”ビネガロン”

2019年10月29日 15時15分

 世界三大奇虫のひとつ『ビネガロン』が、再び高松南高校に持ち込まれました。自宅の土間で発見された方が、「珍しそうな虫がいた。何なのか?」と持って来られました。クモの仲間の大変珍しい虫でサソリモドキとも呼ばれ、日本では九州南部から沖縄に生息する奇虫で、3年前にも持ち込まれ本ホームページで紹介しています。
[2016年10月14日の環境科学科トピックスに掲載]
 敵から攻撃されると尾の付け根からすっぱい液(酢酸)を噴射して威嚇するため、ビネガー(酢)からビネガロンと名付けられたそうです。噴射液が人の皮膚に付着すると火傷のような炎症を起こすので、注意が必要です。

 貴重な節足動物ですので、今回も虫を専門としている県内の生物の先生にお譲りすることにしました。





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