第3回弱視教育担当者研修会がありました
2019年11月18日 11時22分
11月15日(金)午後から、本校にて3回弱視教育担当者研修会を行いました。
今回は、広島中央特別支援学校から樋口正美先生をお招きして、『小学校に在籍する弱視児の指導』についてのご講演をいただきました。小学校での弱視児の現状や環境的な問題点、コミュニケーションの取りづらさなど、先生自身のエピソードも交えてお話ししてくださり、とても具体的でわかりやすかったです。低学年の児童になるほど、児童自身が困り感を周囲に伝えづらくなるため、指導者がしっかり状況を把握し、対策をとることが大切だと感じました。また、校内体制の望ましい在り方や連携の重要性についてもお聴きし、これまで以上に教員間や医療関係者との情報交換を積極的に行おうと思いました。
参加された方からは、「気になっている点について詳しく答えてくださってよかった」「幼少期から低学年の学習が大切だと改めて感じた」などのご意見をいただきました。また、「弱視学級の教員や生徒が交流できる研修をしてほしい」という要望もいただきました。今後の研修内容に反映させていきたいと思います。