校長からみなさまへ

個別の〇〇計画

2025年5月9日 13時45分

 特別支援学校等に在籍している障害のある幼児児童生徒については、「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」というものを作成しています。一般の人がイメージしやすいのは、「個別の指導計画」だと思います。これは、各教科等の年間目標の他、学期や月ごとの目標及び指導方法や支援内容を、個々の幼児児童生徒の障害の状況に応じて記載し、学期末に実施状況を教員が評価・記録するものです。それに対して「個別の教育支援計画」は、①幼児期から学校卒業までの長期的な支援②生活を豊かにするための支援③学校以外の保護者、医者、福祉施設担当者等からの願いや助言等があることが特徴だと思います。例えば、「就学前」の「気になること・苦手なこと」欄に「食事量にむらがある。」と記載があったり、「医療歴」の欄に、いつ頃どのような診断結果が出たかなどの記載があります。学校が関係機関と連携し、幼児児童生徒個々の障害の状況に応じた的確な支援を、長期間一貫して行うために作成しています。