校長からみなさまへ

就労選択支援

2025年12月25日 12時00分

 昨日、終業式の後、現場実習報告会を行いました。本校ではこのような報告会を今年度から初め、7月に続いて2回目です。現場実習とは、特別支援学校の高等部の生徒が、将来の自立や就労に必要な力を身に付けるため、企業や福祉施設などで、実際に働く経験をするものです。このような取組みをしながら、自分に適した企業や施設を選択していくわけですが、新しい制度が始まります。「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」の改正により、令和7年10月から就労選択支援という制度が始まっています。この制度は、作業を通じて本人の適正や課題等を事業所が主体となってしっかりと評価し、自分に合った働き方や就労系福祉サービスを選択できるよう支援するもので、ミスマッチを防ぐことが期待されています。ただ、始まったばかりの制度ですので、自治体による運用方法やアセスメントの評価基準等の違いにより、生徒の居住地によって就労選択支援の負担や質に差が生じることや、生徒及び教員の負担が増加すること等を懸念しています。他の特別支援学校や自治体の障害福祉課、事業所等と情報交換を密にして、生徒にとってより良い制度に育てていく必要性を感じています。