本校サッカー部が8月6日(水)にあなぶきアリーナでフットサルフェスティバルを、8月11日(月)には、東部運動公園でフットボールフェスティバルを開催しました。小学校低学年から高学年まで約90人の子どもたちが世代を超えて、サッカーやフットサルの魅力を共に感じ取ることができました。今年の夏は酷暑が続く日々ですが、両日ともアリーナの恵まれた環境や雨の止んだ涼しい気候の中で、小学生が全力プレーを出し切る姿が随所に見られ、活気あふれる楽しいイベントとなりました。サッカーを通してつながる世代を超えた選手たちや県内外のチーム、支援いただいた方々との関わりを今後も大切にして、サッカーの魅力をさまざまな形で実感していきたいと思います。



約1週間にわたって開催された香川県総合体育大会が終わりました。本校は、相撲(個人)や水泳(飛び込み)において本県代表として全国大会に進出するとともに、体操(女子団体・男子個人)、テニス男女、陸上(1年100m)、相撲(団体・個人)、剣道(女子個人)において四国大会に進出し、次なるステージに向けた挑戦がさらに続きます。レベルの高いステージでの戦いとなりますが、コンディションをしっかりと整えて、日頃から十分に培った力を発揮してほしいと思います。
惜しくも県総体で敗れはしましたが、個々の粘り強さやチームワークを発揮し、素晴らしい試合を重ねた部も見られました。劣勢を強いられながらも、強い結束力と集中力を見せ、互角以上の勝負に持ち込んだ場面が随所に見られ、大いに感銘を受けました。これまでの鍛え抜かれた努力の積み重ねやその成果が表れた実感を大切にし、今後の生活にも活かしてほしいと思います。


7月16日(水)花いっぱい運動のボランティア活動として、中高合同のボランティア希望者が近隣の保育所や幼稚園を訪れ、子どもたちと共に花を植えました。夏本番を迎えた酷暑の中ながら、保育所や幼稚園の子どもたちが中高生を明るい笑顔で迎えてくれました。「何という花かな?」「何色の花が咲くかな?」などと声を掛け合いながら、一つ一つの苗を子どもたちの手で植え、水やりをしました。季節が変わった頃に美しい花々が咲くことを願うとともに、子どもたちと再会し、温かくふれあう機会が楽しみとなる活動となりました。


アメリカ・カリフォルニア州より本校に来訪し、体験入学していたン・アレキサンダー君が2週間にわたる学校生活を終えました。最終日には、2年1組で学級活動を企画し、アレキサンダー君と最後の楽しい時間を共にわかち合いました。百人一首大会やハンカチ落としをクラス全体で楽しむとともに、クラスメイト一人ひとりから、この2週間を振り返りながらの温かなメッセージが送られました。短期間のふれあいではありましたが、毎日学級での生活を共に過ごすことで友情が深まり、互いに刺激し合い、成長できるきっかけができたように思います。アメリカの中学生の夏休みは日本より長く、来年も香川県を訪れるそうなので、また来訪し、本校を「第2の母校」にしてほしいと思います。See you again!


7月9日(水)「Oiska子供の森~子ども親善大使」の交流イベントとして、インドネシアとフィリピンより5名の小学生が本校を訪問し、1年生全員と友好の輪を広げました。交流では、はじめに2カ国の自国紹介や近年の植林活動に関するプレゼンテーション報告をいただきました。日本語で10分以上発表する様子も見られ、その流暢な話しぶりと堂々たる態度に大いなる賞賛と拍手が送られました。本校の1年生からも、学校生活や行事の様子を紹介するとともに、特技披露としてベイブレードやけん玉の演技が行われました。交流の後半では、各教室で日本の伝統的な遊びとして、駒や竹鉄砲、けん玉を使って小学生と共に楽しくふれ合うことができ、互いにわかち合うことができました。当初の予定では1時間程の交流活動を計画していましたが、時間と共に友好の輪が深まり、2時間にも及ぶ充実した活動となりました。1年生はグローバル・スタディとして12月の韓国・高尺中学校との交流や来年のオイスカ訪問等が計画されていますが、今回の心温まる交流を今後にもぜひ生かしてほしいと思います。

7月7日(月)演出家・劇作家として国際的に活躍されている平田オリザ氏を迎え、3年生全クラスで演劇ワークショップを行いました。「新たな転校生を迎えて」という場面設定で台詞を考え、2分間の演劇を各グループで作りました。楽しい雰囲気で思いつきの演劇をするのではなく、「言葉のつながりを感じる」「相手に伝わる演劇を考える」の2点を重点に置き、各自が工夫を重ねて劇を創作しました。4校時の発表段階では、各グループの台本の構成が細やかになり、個性豊かな演劇を表現することができるようになりました。今日1日、平田オリザ先生のご指導をいただきながら、個々の自己表現に対する意識が飛躍的に高まるとともに、グループの友達と協働して創造性を表出し合う楽しさを感じ取ることができました。


6月3日(火)第1学年の地域探訪を実施しました。今回は、地域の産業や芸術に着目し、ジョージナカシマ記念館や石の民俗資料館、イサムノグチ美術館を訪れました。地域の発展のみならず、広く世界に通ずる価値が知られた貴重な展示物や資料等を近隣で見学できることは、私たちにとって恵まれた学習機会であり、大いに感謝すべきことだと思われます。今日の活動では、施設の見学を行ったり、展示に関するお話をいただいたりすることによって自己の見識を広げるとともに、感性が揺さぶられる場面もあったかと思います。一つ一つの体験を通して新しく知ったことや感じたことを自分の中に価値付け、自己の世界観をより豊かにして欲しいと思います。


6月3日(火)第2学年のオイスカ訪問が最終日を迎えました。この日は6人の研修生の方々との交流の中で、それぞれの母国のダンスを経験しました。フィリピンやインドネシアの伝統的なリズムやメロディを感じながら、楽しく踊ることができました。午後の農業体験は、天候が心配されましたが雨も収まり、畑で芋の苗植えを行うことができました。
3日間の交流活動や農業体験を通して、研修センターのみなさんが我々を温かく迎えていただき、優しく、丁寧にさまざまな内容を教えていただいたことが印象に残りました。体験活動の充実感や楽しさとともに、心と心で伝え合い、分かち合うことの大切さをしみじみと感じ取ることができました。(日本に来られて数ヶ月の研修生の方々が、わたしたち以上に日本流のあいさつやお辞儀を丁寧にされている姿も印象に残りました)



5月30日(金)1年生が地域探訪を行いました。源平史跡巡りを中心に、寺院や石の民俗資料館、美術館等を訪れました。本校周辺の地域は、歴史や文化、自然、芸術、産業等の学習資源に恵まれており、さまざまな視点から見識を深め、地域のよさを感じ取ることができます。本日は比較的涼しい歩きやすい気候の中、地域アドバイザーの十河さんの興味深いお話をいただきながら、多くの発見や新たな驚きがありました。特に史跡巡りでは、歴史にまつわる言い伝えだけではなく、特色のある地形との関連から一つ一つの事象を見つめることができました。来週は地域探訪Part2として、また違った角度から地域を実感することができます。今回の探訪をきっかけとして体験を通して学ぶ楽しさを感じ、知的好奇心をさらに高めてほしいと思います。


5月28日(水)3校時に「数楽クエスト」を実施しました。本校では、魅力あふれる学びを目指して、3年生数学では「標準コース」「発展コース」そして週1回の「数楽クエスト(数クエ)」を設定し、クラスを解体して生徒の希望や学習状況に応じた集団で授業を実施しています。「数クエ」は高校の先生方も加わり、数学ならではの楽しさをじっくりと味わう時間として、個性的で創造性が発揮されるような授業をしています。今日は「自分の歩幅で距離を測ってみよう」というテーマのもと、学校からJR八栗口駅までの歩数を計測しました。機器が発達した現代の生活の中で、万歩計を使わずにあえて数学的な思考を働かせることで、物事の解決を見通す知恵を見出してほしいと思います。


5月27日(火)2年2組がグローバル・スタディとしてオイスカ四国研修センターを訪れました。フィジー、インドネシア、フィリピン、スリランカの4か国から来られた研修生の方々に温かく迎えていただき、交流活動や農業体験を行いました。午前中は研修生の方々から母国の紹介をいただくとともに、私たちも自己紹介を英語で行うなど、楽しく充実したグループワークの時間を過ごしました。午後は、研修センターの農場(畑)を訪れ、農業体験のご指導をいただきながら芋の苗植えを行いました。この日は晴天に恵まれ、初夏を感じさせる爽やかな気候の中でクラス全員で協力し、約600本もの苗を植えることができました。グローバル・スタディでは多くの体験活動を通して、さまざまな場所を訪れ、さまざまな人々と出会い、交流します。今日の交流活動や農業体験も心に残る学びの1ページとして、皆さんの心の中に刻まれると嬉しく思います。

