4月7日(月)令和7年度の新たなスタートを迎えました。東体育館に中高の全校生が集まり、初めに高校の先生方の離任式が行われました。授業や部活動でお世話になった先生方もおいでになり、先日の中学校離任式に引き続き、寂しい思いがしました。一方、着任式では7名の先生方を紹介していただき、代表の細谷先生からは、欅坂で礼儀正しく挨拶を行う本校の伝統についてお褒めいただくとともに、そのような伝統を誇りに思いながら共に歩んでいきたいというお言葉をいただきました。始業式では、校長先生より改めて北中高の「3つの信条」に関するお話があり、責任ある行動や仲間を大切にすること、チャレンジすることについてメッセージをいただきました。この後、新学年における担任の先生が発表されましたが、新たな環境や新たな出会いを一つ一つ大切にし、充実した日々を重ねていきたいと思います。


3月6日(木)介護福祉士をされながらシンガーソングライターとして映画やテレビCM、県内イベント等でご活躍中のかんのめぐみさんのコンサートがGSルームで行われました。伸びやかで心に響く歌声に聞き入るとともに、かんのさんのこれまでの歩みや歌に込めた思いについても語っていただきました。一曲一曲の歌詞に、日々の人間模様や明日への思いを込めた「物語」が情景とともに表現されており、大いに感性が揺さぶられる1時間となりました。
第2学年の皆さんはこの半年間、学校外の様々な方々との交流体験や幅広い分野での講演活動などを通して多くのことを感じ取り、様々な人とふれあう喜びや前向きに生きるきっかけを得ることができたと思われます。新たな季節に向けて、一つ一つの学びや感性の高まりを大切にしながら、自己の物語を自ら紡いでほしいと思います。


2月21日(金)総合格闘技「RIZIN」の新県立アリーナ大会に向けて、榊原CEOをはじめ、中心選手の井上直樹選手、鈴木千裕選手が本校を来訪しました。会場となった武道場は熱気に溢れ、高校生が割れんばかりの大きな声援で選手を迎えました。井上選手や鈴木選手から「続けること」の大切さや「責任ある大人になること」に関してメッセージをいただいた後、生徒からの質問にも答え、プレッシャーを克服することや自己の強みを伸ばすことについて助言をいただきました。帰路に入る前には、天の広場で待っていた中学生にも温かく挨拶をいただき、約50分間の短い滞在ながらも、学校全体が大いに活気にあふれる貴重な機会となりました。


1月24日(金)生徒会役員の皆さんがJRホテルクレメント高松で開催された「少年ボランティア発表会」に参加し、本校の今年度におけるボランティア活動の歩みを発表しました。小・中学校5校の代表が自校の取組をプレゼンテーションで紹介し合う内容が中心でしたが、小学校では主に総合的な学習の時間の取組、中学校では生徒会活動や部活動での取組等が特色として見られました。本校は、TKG(挨拶運動)や花いっぱい運動、地域緑化、募金・献血の呼びかけ等の活動内容を7名で協力して説明しました。100人以上の方々が集まる大きな会場でケーブルテレビの収録も行われる中、他校との交流も含めて大変貴重な経験になりました。発表の成果を持ち帰り、今後の生徒会活動やボランティア活動の活性化につなげたいと思います。


1月24日(金)毎年恒例の冬の校内マラソン大会を開催しました。本校の広大な敷地を生かしたアップダウンの激しいマラソンコース・・・年によっては強風で大きく体力を奪われることもありますが、この日は晴天で風もなく、絶好のコンディションで走り抜くことができました。高校の体育科の先生方のサポートや地域の方の応援、副校長先生をはじめ6人の先生方が共にマラソンコースを疾走するなど、例年以上に活気のある元気いっぱいの大会となりました。完走後は全力を出し切って座り込む人が多く見られましたが、同時に最後まで走り抜いた達成感を仲間とわかち合うムードにも包まれていました。


1月22日(水)第2学年グローバル・スタディにおいて、スペシャルライフプランナーの滝井 慎さんを招き、将来に向けた生き方を考える講演会を行いました。高校の先生から保険会社に転職し、3年間で営業成績2年連続全国1位を達成した滝井さん・・・エネルギッシュで魅力あふれる話しぶりに心揺さぶられるとともに、前向きな言葉をたくさんいただきました。また、自己の夢や理想を実現する目標の立て方、アプローチを可視化すること、本気で思い・本気で行動すること、健康とお金の大切さ等を具体的なデータや事実、エピソードを交えながら分かりやすく教えていただきました。途中、木内先生とのやり取りが楽しく交わされる場面もあり、講演が終始、熱いエネルギーと楽しい雰囲気に包まれ、「未来をつかむ」ための希望に満ち溢れた時間となりました。年間を通したキャリア学習で多くのことを学び取った経験を糧とし、今後も「本気の志」を大切にした日々を送ってほしいと思います。


1月22日(水)第1学年において、香川県教育委員会や香川県警の講師の方々に来ていただき、「13歳の自律教室」を行いました。講師の方々の問いかけに応えながら、13歳から14歳へ、そして成人へと年を重ねていく成長過程で身に付けておくべき力(資質・能力)を「○○力」として共に考え、話し合う時間となりました。1年生の皆さんからは必要な力として「判断力」「考えて行動する力」「責任力」「自己をコントロールする力」「大人として自覚する力」などが積極的に出され、話し合いが大いに活性化しました。入学して1年が経とうとする今、様々な場面で成長する姿が見られる1年生・・・今後も大人への階段を一歩一歩着実に上がっていけそうです。

1月13日(月)屋島レグザムフィールドにて「シン・源平駅伝大会」が開催され、本校からは2年生の張君、大路さん、1年生の江田君、朝倉さんの4選手が出場しました。本校応援部も応援に駆けつけ、チアダンスや応援エールを披露するとともに、競技中も選手を激励するなど、大会の雰囲気を大いに盛り上げました。競技では4人の選手とも日頃の部活動で鍛えられた力を存分に発揮し、6区の張くんが見事区間賞に輝く快走で表彰を受けました。今回の大会は「源平」のタイトルの名の通り、牟礼、屋島、古高松、庵治の各地区を代表する小学生・中学生・高校一般のランナーが競い合うスポーツイベントでしたが、世代を超えた多くの地域の方々が駅伝を通して共につながり、わかち合う機会にもなりました。


1月9日(木)本校卒業生で昨夏のオリンピックでレスリング金メダルを獲得した日下 尚選手がTV局の取材のため本校を訪れました。6校時終了後には、中高の全校生が一同に集まり、日下選手から講演をいただきました。日下選手は、高松北中・高に在籍した頃からの自身の成長について3つのポイントを挙げ、「夢を持つことは目標を持つこと」「目標の実現に向けては自分を客観的に見つめて努力すること」「努力は周りの人以上に自主的な努力を重ねること」の大切さを体験談を踏まえながら分かりやすくお話下さいました。質問コーナーでは、大きなプレッシャーに対する心の持ち方や目の前の目標をまず大切にすることも教えていただきました。講演後は本校自慢の応援部を中心としたエールを送るとともに、全校生との記念撮影を行いました。予定していた時間が短く感じる程、充実した講演会となり、日下選手の人柄が表れた温かいムードに包まれました。身近さを感じる偉大な先輩の言葉を胸に、私たちも夢に向かってチャレンジしていきたいと思います。

