1月22日(水)第1学年において、香川県教育委員会や香川県警の講師の方々に来ていただき、「13歳の自律教室」を行いました。講師の方々の問いかけに応えながら、13歳から14歳へ、そして成人へと年を重ねていく成長過程で身に付けておくべき力(資質・能力)を「○○力」として共に考え、話し合う時間となりました。1年生の皆さんからは必要な力として「判断力」「考えて行動する力」「責任力」「自己をコントロールする力」「大人として自覚する力」などが積極的に出され、話し合いが大いに活性化しました。入学して1年が経とうとする今、様々な場面で成長する姿が見られる1年生・・・今後も大人への階段を一歩一歩着実に上がっていけそうです。

1月13日(月)屋島レグザムフィールドにて「シン・源平駅伝大会」が開催され、本校からは2年生の張君、大路さん、1年生の江田君、朝倉さんの4選手が出場しました。本校応援部も応援に駆けつけ、チアダンスや応援エールを披露するとともに、競技中も選手を激励するなど、大会の雰囲気を大いに盛り上げました。競技では4人の選手とも日頃の部活動で鍛えられた力を存分に発揮し、6区の張くんが見事区間賞に輝く快走で表彰を受けました。今回の大会は「源平」のタイトルの名の通り、牟礼、屋島、古高松、庵治の各地区を代表する小学生・中学生・高校一般のランナーが競い合うスポーツイベントでしたが、世代を超えた多くの地域の方々が駅伝を通して共につながり、わかち合う機会にもなりました。


1月9日(木)本校卒業生で昨夏のオリンピックでレスリング金メダルを獲得した日下 尚選手がTV局の取材のため本校を訪れました。6校時終了後には、中高の全校生が一同に集まり、日下選手から講演をいただきました。日下選手は、高松北中・高に在籍した頃からの自身の成長について3つのポイントを挙げ、「夢を持つことは目標を持つこと」「目標の実現に向けては自分を客観的に見つめて努力すること」「努力は周りの人以上に自主的な努力を重ねること」の大切さを体験談を踏まえながら分かりやすくお話下さいました。質問コーナーでは、大きなプレッシャーに対する心の持ち方や目の前の目標をまず大切にすることも教えていただきました。講演後は本校自慢の応援部を中心としたエールを送るとともに、全校生との記念撮影を行いました。予定していた時間が短く感じる程、充実した講演会となり、日下選手の人柄が表れた温かいムードに包まれました。身近さを感じる偉大な先輩の言葉を胸に、私たちも夢に向かってチャレンジしていきたいと思います。


1月8日(木)3学期がスタートしました。冬本番の寒さを迎える中、全校生の体調を考慮して放送による始業式を行いました。植松校長先生からは、新たな目標を持つことに関するお話があり、物事を実行する際に、始めから「できない自分」を想像したり、言い訳を考えたりすることなく、「前に一歩進む自分」こそが成長につながるというメッセージをいただきました。始業式後の学級活動では、委員会や係、当番などの役割について、自分たちで話し合って調整していく場面が各クラスで見られました。集団生活の質が向上し、自ら協力してよりよい生活を築いていこうとする意欲が感じられました。1年の締めくくりとなる3学期、1日1日を大切にして新たな目標の実現に向けて日々チャレンジしてほしいと思います。

12月24日(火)2学期終業式を行いました。1学期末や2学期始めは気候の影響により、教室でのオンライン終業式・始業式となりましたが、今回は久々に中高生全員が共に体育館に集まり、終業式を迎えました。終業式では、植松校長先生から「自分なりの目標、自分の決めた道」に関する講話をいただきました。「前を見て志を立てることが大切である」という校長先生のメッセージをもとに、一人ひとりが今年を振り返り、新たな年に向けてチャレンジする姿勢を高めてほしいと思います。

今週よりクリスマスの季節に合わせた電飾の飾りが玄関前に設置され、夕方から夜にかけて「光の景色」が見られるようになりました。また、3年生の各教室においても、学級活動として季節感を表現する掲示が行われています。日ごとに寒さが増し、冬本番を感じるようになってきましたが、クリスマスをきっかけに心躍る学校の風景を創出し、2学期最後まで活気のある学校生活を送りたいものです。


12月19日(木)地域を彩る「花いっぱいボランティア活動」を行いました。前回の保育所・こども園訪問に続き、今回は学校から近隣地域の道沿いにプランターを置かせていただきました。琴電の踏切近くから本校までの坂道は地域の方々をはじめ、本校生徒も登下校で通行する人が多いと思われます。「花いっぱいロード」として多くの人々が美しい花々の風景を感じ、心が潤うきっかけになれば嬉しく思います。


12月11日(水)より3日間、地域の保育所やこども園を訪れ、小さな子どもたちと一緒に花の苗を植える活動をしています。中学生が多くの幼児に囲まれながら、ビオラの花の植え方を優しく教える様子が見られ、お互いに楽しくふれあう時間となりました。季節の移り変わりの中で、小さな苗が美しく咲いていくことと思われますが、わたしたちと幼児との交流の輪もさらに広がり、深まっていくことを願っています。


12月6日(金)修学旅行4日目。前夜の学年集会「道~人は変わることができる~」で互いに高まった結束力や心の温かみを余韻として残しながら、最終日を迎えました。朝早くより美ら海水族館を訪れ、広大なスケール感の中で、海洋の生命があふれる「彩りの世界」を感じ取ることができました。週末の金曜日ということもあり、修学旅行をはじめとした多くの旅行団が次々と訪れる大変な賑わいとなり、改めて沖縄の観光地の人気や魅力を実感しました。
修学旅行の4日間で生徒の皆さんはどのようなことを感じたでしょうか。2年時からグローバル・スタディで続けてきた平和学習の集大成・・・民泊で各家族からいただいた温かな心・・・「道」の学年集会で共に楽しみ、語り合った絆・・・これまでの学びや自分の歩みを大切にしながら、これからの日々も仲間と共に「道」を拓き、新たな自己を紡いでほしいと思います。


12月5日(木)修学旅行も3日目となりました。午前中は民泊の家族との交流、午後は嘉手納基地の見学とコース別体験学習を行いました。民泊のラストとなる読谷村での退村式では、お世話になった家族の方々との別れを惜しむとともに、最後まで私たちのために誠心誠意を尽くしてくださった読谷村の方々に感謝の気持ちを伝えました。コース別の体験学習では、シーサー作りやシュノーケリング、シーカヤックに取り組み、沖縄ならではの文化や自然にふれることができました。これまでは、平和学習の学びを深めることが中心でしたが、今日は人々との心温まる交流や体験活動を通して、沖縄の持つ独特の風土やその魅力を様々な場面で感じ取ることができました。明日はいよいよ最終日、思い出多き充実した修学旅行となるように有意義な時間を重ねていきたいと思います。


12月4日(水)修学旅行2日目は首里城を訪れた後、平和学習の続編で壕の見学を行いました。不安定な足場の中でガイドさんの説明を聴き、改めて戦争の悲惨さを感じるとともに、当時の世相や社会状況における人々の価値観にも目を向けるきっかけとなりました。国際通りの昼食や買い物では、それぞれのグループごとに自由に行動し、沖縄ならではの食事や買い物を満喫したようです。読谷村での民泊では、入村式で家族やスタッフの方々から三線の音楽演奏と共に心温まる歓迎をいただきました。生徒の皆さんもお世話になる家族の方々に「ハイサーイ」と沖縄の方言で自ら挨拶する姿が多く見られました。アットホームで思い出多き交流になりそうです。


12月3日(火)3年生の修学旅行が始まりました。沖縄は冬ながら気温が高く、暑くなることが予想されましたが、この日は風が強く、爽やかさを感じる天候となりました。初日は、平和祈念公園やひめゆり平和館で平和学習を行いました。平和祈念公園には高校生や中学生の他団体が多く、同世代の多くの学生と共に平和の尊さを学ぶ雰囲気に包まれていました。一つ一つの資料や写真、映像、ガイドさんの説明をもとに、改めて沖縄戦の実状を実感するとともに、平和集会で自分たちの思いを共有し合うことができました。後に続く語り部さんの講話、壕の見学を通して、貴重な現地での学びをさらに深めていきたいと思います。歴史を学ぶことで未来を創造するきっかけになればと思います。


高松市の公園緑地課より花の苗をいただき、本校玄関前の「天」の花壇で花の植え替えを行いました。今年も6月よりPTAの方々や高校の園芸部員の協力をもとに、花壇や中庭の花植えを行い、それぞれの場所に潤いと彩りをあたえてきました。8月の真夏は強い日差しが花を照らし、雨が降らない日が続いたため、花の世話が大変でしたが、9月以降も花を咲かせたままで秋の北陵祭や学校説明会で外部の方々を迎えることができました。今回植えた花々も真冬の厳しさを乗り越えながら、美しい花の彩りが人々の心に豊かさをあたえてくれることを願っています。


