三木高校による農学部訪問&研究室分属体験
2025年3月21日 10時58分
3月18日(火)13:30~17:30 に、以下の時間帯で「三木高校による農学部訪問&研究室分室体験」が実施されました。本校からは、1年次生2名、3年次生6名が参加しました。生徒は1~2名に分かれ、卒業研究室で実験を体験するなど充実した時間を過ごしたようです。特に、2年次生は自己の進路と絡めてより具体的に考えることができたようです。生徒の感想を掲載します。
<当日の日程>
13:30~14:00 <講義>「農学部で学べること、入試関連など」

<施設見学>
14:05~14:50 希少糖生産ステーション
14:30~14:50 遺伝子実戦施設


<研究室分属体験>
15:00~ 〇生命機能科学 酵素学(松沢助教)→機能生化学(末吉教授)


〇植物科学 植物病理学(五味教授)

〇生物分子化学 生物制御分子化学(花木助教)

〇園芸科学 施設園芸学(冨吉助教)

〇食品科学 食品加工学(石井助教)

〇食品科学 応用微生物学(森本教授)

〇香川大学農学部でどのような研究や実験ができるのかを知ることができる良い機会だった。石井助教授が実験の説明や質問の受け答えを丁寧にしてくださり、実際に講義を受けてみたいと思えた。今回、2年生にとっては、自分が進学先で学びたいことと、実際に農学部で学べることとの比較をすることができ、これからの進路選択をするにあたって良い経験になったと感じた。また、1年生にとっては、大学がどういった場所なのかを考える貴重な時間になったと思う。
〇香川大学農学部という学部についてパンフレットに乗っていること以上に知ることが出来ました。研究室の方々は答えのない目標を持って実験に取り組み、新たなことを発見するために居るということを末吉教授に教えて頂きました。それを聞いて難しそうだとは思いましたが自分がしたいことや興味があることについて追求できるのが面白そうだと思うと同時に学生が物事を追求するのに必要な道具や素材のような環境、条件が揃っている農学部に改めて魅力を感じました。私も環境が揃っている農学部で研究をしてみたいなと思えました。私はまだ1年生で来年も参加することが出来るので、もう1度参加できるのを楽しみにしています。
〇香川大学農学部で大学調べのときに見た情報だけでなく、目で見て新しく知りうる情報があり、とても有意義な時間となりました。興味深いお話を聞かせていただいた中でも、学生の皆様が自分で考えて仮説を立て、新たな発見をするということを初めて知り、驚きました。今までは、大学生になっても答えがあるものをより深めて行くのだと思っていたのですが、そうではなく、自分が調べたいものを調べ、研究し、自分なりの答えを探し出しているのだとわかり、自分の考えを変えることができました。私は農学部に行きたいと考えているので、2年生にも訪問させていただき、進路選択に役立てようと思いました。
〇昨年参加したオープンキャンパスよりも更に農学部について深く知ることができました。特に研究室見学では学部生の皆様が行っている実験植物を目で見て、お米の実験をしたことが印象深かったです。実験中、分からなかったことは真摯に対応してくれたので、普段の農学部生の雰囲気などオープンキャンパスではわからないことも感じ取れ、本当に貴重な経験にすることができました。地域との関わりも大事にしていると聞いて協力関係でも新しい視点を広げ、研究することができるのだと思いました。この行事を通して、参加する前よりも農学部に対する思いも強くなり、私もこれから頑張らないと、と思いました。私は農学部志望なのでまた機会があれば是非参加したいです。今回はありがとうございました。

〇大学のパンフレットを見て、オープンキャンパスに参加するだけでは得られない情報や体験をすることができました。学生のみなさんが研究するための環境がとても充実していることや地域との関わりが強いことなどにも魅力を感じました。特に、研究室見学では、初めて利用する機械などを使い、どんな研究をしているかを体験しました。また、冨吉助教授や学生の方に様々な事を教えて頂き、さらにこれから努力し、よりたくさんのことを農学部で学びたいと思いました。今回の貴重な体験を通して、より一層目標を明確なものに近づけられたと思います。香川大学農学部のことをより深く知れるとても有意義な時間をありがとうございました。
〇私は将来、ヒトの健康に役立つ食品の開発・研究がしたくて農学部訪問に参加しました。1年生の時に訪問させていただいた時や収穫祭よりもより深く香川大学農学部の仕組みやどんな研究をしているのかがよく分かりました。希少糖にダイエット効果や動脈硬化の改善をする特徴があることは今まで知らなくて、私がやってみたい研究に近いものを感じてすごく興味を持ちました。森本教授の研究室では化学式が一部分入れ替わることでブドウ糖が含まれていないということや清涼飲料水に含まれる砂糖がどんなものなのか・費用削減のためにどのように工夫するのかなど「なんでそうなるのだろう・もっと分かりやすく証明するには何をつかえばいいんだろう」と思うような実験を考えてくださって研究室により憧れを持ちました。森本教授は研究者になるには何に関しても疑問を持つことが大切だと教えてくださいました。これから大学生・研究者を目標に今日の体験を忘れず、疑問や探究心を持ち続けたいと思います。良い経験をありがとうございました。
〇今回、香川大学農学部を訪問させていただいて入試方法や各コースの説明に加えて自分の興味のある研究室で貴重な体験ができ、とても良い経験になりました。私は将来、製薬会社の開発職や研究職を目指しており、花木助教授のもとで有機合成化学実験を体験させていただきました。今までは、学校での簡単な実験や器具しか使ったことがなかったのですが、ナリンゲニンやピリジンなどあまり聞き馴染みのない薬品や使い方の知らない器具を使い、研究をするという感覚を感じることができました。また、こういった研究は自分で毎回どういう薬品をどれだけ使うのか書き出してから行い、成功より失敗が多いこともあると実感し、様々な視点から物事を考え、一つ一つのことを着実に行うことが大切だと感じました。この体験で自分の興味を深めることができたので、研究する上で粘り強く行うことを忘れず、日頃から物事を様々な方向から考えていきたいです。お忙しい中ありがとうございました。
〇香川大学農学部ではどのようなことを学ぶことができるかとか入試などについての説明や研究室での普段はできない体験をすることができる機会を設けてくださりありがとうございました。私は、将来食品の商品企画や開発に携わりたいと考えており、食品加工学の石井助教授の研究室では、乳化での粒子の大きさが食感などに違いをもたらすことを学ばせていただきました。また、正確な研究を行うために気をつけなければならない点や研究で用いる器具の使い方についても学ばせていただき、研究とはどのようなものであるかについて知ることができました。今後の日常生活では、様々な経験を行っていき、身の回りのものについての知識を深めていくことで、あらゆる視点から考えることができるようにし、研究に活かしていくことができるようにしていきます。
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