社会人講師講演会「社会人として必要なマナーについて」
2023年6月30日 18時29分今回は、インタビューシップの事前学習として「社会人として必要なマナーについて」というテーマで社会人講師講演会を行っていただきました。講師には毎年、高松短期大学秘書科 関 由佳利先生をお招きしています。関先生は、インタビューシップを始めて以降、一般的な礼法指導ではなく、こちらの要請に対して柔軟に対応いただき、インタビューシップに必要な礼法指導をしていただいています。
今回は、高松大学と香川大学から関係者が来校し、授業を参観されました。「インタビューシップ」に興味を持たれ、大学でも「インタビューシップ」を導入しようという動きがあるため、本校の授業を視察に来られました。
「インタビューシップ」ではジョブシャドウイングという技法を用いるため、訪問企業での質問が大切になります。また、訪問企業への連絡方法は時代の流れから電話からメールへと変化しています。そのつど、こちらの要望に対して柔軟に対応いただいています。
時代の変化によりインタビューシップの形も変化するなかで、「自己表現の練習」「電話のかけ方」「メールの書き方」「文章の書き方」など新しい項目を加えていただいています。生徒からも「将来のためになる」と毎年、非常に評価の高い講演会です。実際にお辞儀を体験したり、ワークシートに大切なことを書き込む形式をとられたりしており、あっという間に90分授業が終わってしまします。
社会人講師講演会の後は、必ず生徒全員の感想文を送るのですが、関先生は必ずお礼の手紙と生徒個々人の質問に対する返事をお送りいただいています。本当に、丁寧な対応に感謝すると同時に、さすがマナーについて教えていらっしゃる方だと感心させられています。関先生とメールのやり取りをするときには、自分のメールの内容もより丁寧な表現を心掛け、良い意味で緊張感を持つことが出来ます。
最後は、代表生徒がしっかりと謝辞を述べました。入学後3ヶ月近くが経ち、1年次生も高校生として目を見張るほど成長しています。生徒たちの成長に元気付けられます。
<生徒の感想>
○社会人として必要なマナーは、高校生を人間的にひとつ成長させた世界に連れて行くものだと思った。お辞儀や物の手渡しなどの動作が一つ一つとても細かくて、自分にできるのだろうかと思い、きちんとした社会人になれるのかと不安になった。でも、私たちには「インタビューシップ」という社会人として必要なマナーなどたくさんのことを学べる機会があるので、難しくて大変そうだけど、とても楽しみです。失敗もあると思うけど、落ち込まず積極的に取り組み、良い経験をしたいと思った。
○普段友だちと過ごしているとき、意識して相手と会話したり、目を見てお辞儀をしたりしないので、企業の方とお会いした時、失礼がないように気をつけたいなと思いました。また、自分は緊張すると、早口になってしまう癖があるので、常にゆっくりと話すことを意識したいと思います。