令和６年度総合学科「進路探究」

個人探究を進めていますが、正直なところ、「産みの苦しみ」といったような感があります。皆それぞれ探究テーマを設定して探究を進めようとしていますが、「問い」の立て方が曖昧で、探究として成立しないようなものも散見されます。この個人探究は総合学科での学びの集大成となります。ここでしっかりと探究テーマの設定ができれば、来年度の進路実現にも大きな武器となります。頑張ってください！

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後期から始まった個人探究は、いわば「卒業研究」です。今日の授業では「卒業研究」のテーマ候補の探し方と「問い」の作り方について、理解を深めました。具体的には、各自がマインドマップを作成し、「問い」を深めていき、それに対してまわりの生徒同士でマインドマップを交換し、相互に指摘し合うことなどを通して「問い」を明確化していきました。

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総合学科２年生の「進路探究」（総合的な探究の時間）は、前期がグループ探究、後期は個人探究を行います。個人探究は「卒業研究」として位置付けています。探究テーマは任意ですが、生徒自らの進路実現につながるようなテーマが推奨されています。生徒はまず、自らの探究テーマを設定するための「問い」を立て、それを具体化できるような取り組みを行います。今日は、まずその手始めとして、自らの「問い」につながる参考になるよう、来週までに一人一冊の本を読んでくることを課しました。生徒たちは図書室で図書担当の先生から図書に関する説明を聞きながら、意中の本を手に取って、探究の手がかりとしていました。その後、自らが考えた「問い」に対して、全員が付箋にコメントを付け合い、自らの「問い」に対する参考とすることができました。

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１０月１５日（火）に最後のグループの発表がありました。

発表テーマは次のとおりです。

「自然エネルギーへの大転換」

「性的少数者への学校側の配慮とは」

「グローバル化が進み、翻訳機能が普及する中で何を学べばよいのか」

「地震による避難所の生活から災害関連死を防ぐには」

「誰もが働きやすい看護職にするには」

次回１０月２３日（水）は、いよいよ総合学科成果発表会です。

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前回に引き続き、今回は５本の発表がありました。発表テーマは次のとおりです。

　「日本のアニメが世界で評価され続けるには」

　「サッカー界が考える差別とは」

　「プランクトンによる瀬戸内海の環境の変化とは」

　「スマホの活用で地域活性化を図るには〜高知県日高村の事例から考える〜」

　「悪い円安という考えを抜け出すためには何をするべきか」

次回は10/15の予定です。

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年度当初から取り組んできたグループ探究の成果発表会が始まりました。

本日は４グループの発表が行われました。司会やタイムキーパー等、運営も生徒実行委員によって行われました。

本日の発表は４本でした。発表テーマは次のとおりです。

　「私たちが考える外国人がより香川県に住みやすくなるためには？」

　「小豆地域の医療問題解決に向けて」

　「眠くならない授業とは」

　「もし医療的ケア児が周りにいたら」

文献やウェブサイトからの調査だけではなく、実際に関連施設への訪問調査を行うなど、それぞれ試行錯誤を重ねながら探究活動を進めてきました。発表後、フロアからの質疑に対しても、発表者たちは的確に回答していました。

次回は10/2の予定です。

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いよいよ明日(9/11)がレジュメ、スライドの提出期限です。そして来週から全体での発表が始まります。４月から様々な試行錯誤を繰り返しながら取り組んできたグループ探究の成果が発表されます。今日は締切までの最後の授業です。いつもより大講義室内の空気もピリピリしているように感じられます。最後の仕上げを頑張ってください。

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夏休みが終わり、授業が再開されました。今日の授業では、夏休み中の探究活動の成果をそれぞれが持ち寄って、発表に向けてのまとめを行っています。ある班では、探究内容に関連した施設を班員全員で訪問し、インタビューを行った、との報告も受けています。発表の期日が迫っています。班員全員で協力しながら、実りある成果発表ができるよう、鋭意努力してもらいたいものです。

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７月３日、９日、16日の３日間で、個人探究７グループの中から生徒によって選出された代表者９名が、総合学科３年次生全員の前で発表を行いました。

　成果発表会当日の準備・企画・司会運営は３年進路探究実行委員会の生徒がすべて行いました。また、各発表後の質疑応答に関しては、活発な論議が行われ授業時間を超えることもありました。しかし、昼の休憩時間にかかっても全員が代表者の発表に集中しており、今年度３年次生の探究に対する熱心な姿と仲間の発表を大切にしようとする気持ちに心を打たれました。

代表者の発表テーマは以下のとおりです。

・三木町から考える人口減少への対策

・人間の脳の力

・手話は福祉分野であるのか〜言語としての手話〜

・文化と人権の共存とODA〜キルギスの誘拐結婚から考える〜

・自閉症スペクトラム障害者とその家族が抱える問題

・誰もが楽しめる食の場を作るために

・三木町の獅子舞継承の現状

・アメリカにおけるアジア人のステレオタイプ

・災害医療の現状と課題〜これからのDMATのありかた〜

＜発表生徒の感想＞

〇予想していない質問が来ることで新たに探究の幅が広がり、自分の考えも深まりました。この発表でのみんなからの質問を基にまた探究に深みをもたせられたと感じました。自分の発表によって、聞いてくれた人の地元への気持ちが少しでも良い方向へ変わればなと思います。三木町の素晴らしさをこれからも発信していけたらと思う。また、課題を見つける➔解決策を考える サイクルを続けていきたい。

〇世間的にあまり知られていない事実や自分の考えを、多くの人に発信したいと思っていたので、代表としてみんなの前で発表できて嬉しかった。印象が良くなるように、原稿ばかり見ず、みんなの方を時々見ながら、発表することを意識した。質疑応答では、回答の前置きが少し長くなることもあったが、質問の答えをしっかりと明示することが出来たと思う。

〇プレゼンテーションが10分と限られた時間であったが、何とかスライドを工夫して探究内容を伝えることが出来た。今回の反省は質疑応答に臨機応変に答えられなかったことだ。伝えたいことがその場で出てこなかったり、思考が浅かった部分があったりして対応しきれなかった。探究内容の曖昧なところをもっと追究する必要があったと考える。

〇自閉症についてある程度は知っているつもりだったけれど、調べていくと知らないことが沢山あり、みんなに自閉症について伝えることが出来ただけでなく、自分も学ぶことが出来た。

誤解や偏見を生まないように慎重に言葉や伝え方を選ばなくてはならなかったのでとても難しかった。しっかり準備していたつもりだったけど、質疑応答で戸惑ってしまって納得できるような返事を出来なかったことがもったいなかったと感じた。福祉系の進路に進む人や教育系の進路に進む人がいる中で発表できたのでよかった。

福祉系や教育系に進まない人は、なかなか障害のある人と関わることが少なく、正しい知識と理解を持っていないとトラブルになってしまうから、今回の発表で少しでも発達障害への理解を持って貰えたら嬉しいと思う。

〇今回の発表に向けてグラフ等の資料を追加したりレジュメを作成したりして準備を進めました。質疑応答の際には幅広い視点から質問を頂いて答える中で、自分もさらに視野を広げる事が出来ました。すごく緊張してしまいましたが、心理グループ以外の生徒や先生方の前で発表する機会をいただけて良かったです。「食のかたちに正解はない」ということが伝わっていれば嬉しく思います。

〇個人では初めてみんなの前で発表したので、緊張して思うように喋れなかったけど、無事やり切れて良かったです。グループで発表した時と違い、国際系以外の分野の人からも質問をされるので違った視点からの意見が頂けてすごく貴重な時間になりました。

〇グループ内で発表した時よりもまとまった発表が出来ました。全体を通して、難しい質問をしている人もいたので探究をより深められたと思います。

代表者発表会の最後には、実行委員会からの依頼で担当教員による評価が述べられました。

この９名の中から、10月23日の総合学科成果発表会の代表者が決定します。

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４月から進めてきた探究活動。今日がレジュメ・スライドの一次締切です。どの生徒も必死で作業を進めています。タブレット端末を駆使して、既に実施したアンケート結果の分析結果のまとめをする際、アンケート実施前には想定していなかった結果が出てきて、軌道修正を余儀なくされたケースも見受けられます。この記事を書いている時点で、残りの授業時間があと約30分です。ゴールめざしてラストスパートです！

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探究活動もいよいよ大詰め。レジュメ、スライドの提出期限が来週に迫りました。今日の授業は冒頭から雰囲気が殺気立っているように感じられます。多くの生徒がタブレットを開き、収集した資料などをもとにレジュメやスライドを作成しています。なかには行き詰る班も見受けられ、班員で協議して軌道修正したり、担当教員からアドバイスをもらったりしながら、来週のゴール目指してラストスパートです。

なお、この「進路探究」の授業は、「進路探究実行委員」が事前、事後の打ち合わせを行い、授業の運営等について協議し、授業当日も実行委員が交代で司会等を行っています。校訓の「自主・自律・友愛」が、ここにも活かされていると思います。

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６月２８日昼休みに、実行委員会が各班の代表者を集めました。次回から３時間をかけて代表者の発表を見て、質疑応答を行う予定です。生徒から選出された代表作品を総合学科３年次生全員で見ることにより、「学び」を共有しようとするのが目的です。今回は、代表者のプレゼンテーションの発表順を決めていました。

これら３年「進路探究」の授業内容や運営はすべて生徒が行っています。生徒で作られた実行委員会の授業計画に従い、当日の授業会場の準備や補助プリントなどは生徒が考え、作成した資料等を教員が依頼により印刷しているという自走する生徒に引っ張られています。

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６月２５日の３年進路探究の時間が、成果発表会最終日となりました。全員の発表が終了した班は、実行委員がアンケートを元に、班員の意見を回収し代表者を決定しました。また、代表者がすでに決定している班は、実行委員がテーマを決定し、集団討論をしている班もありました。

　昨年度のグループ探究の代表者決めでは、実行委員会のメンバーが中心となりながらも最後は教員の力を借りて代表グループを決定しました。しかし、今回は各班の実行委員が代表者を決定し、代表者を２８日の代表者会に集めることができました。ここにも生徒たちの１年間の成長を感じました。

テーマ：DX人材への取り組み

スライドの構成を立てるのが一番難しかった。簡潔に端的にまとめてわかりやすく発表したかった。探究によって考えは深まったがもっと違う方向からのアプローチがあったのではないかと思う。

テーマ：ふるさと納税の現状と展望　～県外との繋がりから考えるふるさと納税の必要性～

自分が調べたことは発表出来たけど予想してない質問に戸惑ってしまったのである程度来る可能性がある質問を予想して発表を迎える事が大切だと思いました。

テーマ：HSP気質を持つ患者さんと関わる看護師に求められる技術とは

論文から、より探究を深めた発表をすることができました。発表する時に聞き手の様子をよく見ながら話すスピード、緩急の付け方などを工夫することができました。看護という専門的な分野を探究して今まで以上に「将来、本当に自分がしたいことは何か」考えるきっかけになりました。

この探究活動を通して、専門分野の知識や発表スキルがとても向上したと思います！

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レジュメ等の提出期限が来月に迫ってきました。生徒たちの雰囲気も慌ただしくなってきました。Google Formsでアンケートを作成する者、レジュメを作成する者、データを調べる者、レジュメの内容を担当教員にチェックしてもらう者。残りの授業回数はあと２回です。作業内容を分担しながら効率的に進めてもらいたいものです。

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