生活デザイン科の概要
▢ 学科の目標
家庭生活に関わる各分野の専門的な知識と技術を学び、生活産業の社会的な意義や役割を理解し、豊かな生活の創造に寄与する能力と態度を身につけた人材の育成を目指します。
▢ 教育内容
教科・家庭の食物分野・被服分野・保育分野に関する専門科目として「生活産業基礎」「生活産業情報」「課題研究」など、実技や実習を重視しています。
▢ コース[2年生から]
健康栄養コース・・・食物に関する専門的な知識・技術を学びます。
「フードデザイン」「調理」「食品」など
服飾デザインコース・・・被服に関する専門的な知識・技術を学びます。
「ファッションデザイン」「ファッション造形」「服飾手芸」など
保育子ども文化コース・・・保育に関する専門的な知識・技術を学びます。
「子ども文化」「子どもの発達と保育」「器楽演奏」など
▢ 資格取得
家庭科技術検定(食物・被服・保育) ビジネス文書実務検定 秘書技能検定
ファッション色彩能力検定 食生活アドバイザー検定
▢ 家庭クラブ活動
高等学校で家庭科を学ぶ生徒たちの多くが全国高等学校家庭クラブ連盟(FHJ)に加入しています。本校では他の学科で家庭科を学ぶ生徒も含め学校や地域のために生活の充実向上を目指す実践活動を展開しています。また、全国高等学校家庭クラブ指導者養成講座を受講したり全国高等学校家庭クラブ研究発表大会に参加したりしています。
▢ 進路
大学、短大、専門学校への進学 各種企業への就職
生活デザイン科の特徴
●教育内容
●服飾デザインコース 「ファッションデザイン」「ファッション造形」「服飾手芸」など被服に関する専門的な知識・技術を学ぶ。 ●保育子ども文化コース 「子ども文化」「子どもの発達と保育」「器楽演奏」など保育に関する基本的な知識・技術を学ぶ。 ●資格取得 全国高等学校家庭科 被服製作技術検定(4~1級) 食物調理技術検定(4~1級) 保育技術検定(4~1級) ビジネス文書実務検定(3~1級) 秘書技能検定(3級~) ファッション色彩能力検定 食生活アドバイザー検定 ●学校設定科目 「生活教養」 「和」 「さぬきの生活伝承」 「器楽演奏」 |
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家庭クラブ
家庭クラブとは (全国高等学校家庭クラブ連盟サイトより抜粋・要約)
全国高等学校家庭クラブ連盟(全国連盟)は、高校生全員が学ぶ家庭科の学習内容の発展としての実践的・体験的な活動のホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動を推進するための全国組織です。
「高等学校家庭クラブ活動を推進し、クラブ員のホームプロジェクトや学校家庭クラブ活動への研究意欲と資質の向上を図る」ことを目的として、昭和28年(1953年)に結成されました。
【学校家庭クラブ活動4つの基本精神】
「創造」常に新しいものを創造し飛躍しようとする意欲をもつこと
「勤労」労を惜しまず、体を動かして実践すること
「愛情」優しくあたたかい気持ちをもってものごとにあたること
「奉仕」他人への思いやりの心を持って尽くすこと
学校家庭クラブ活動は、この4つの精神を活動の柱として「研究活動」「ボランティア活動」「交流活動」を行っています。
・南高家庭クラブ
入学式や卒業式にお祝いの花を飾る活動 一宮地区防災訓練に参加
家庭クラブ研究発表大会に参加 南高祭での展示
トイレに花を飾る活動
技術検定
技術検定とは (公益財団法人全国高等学校家庭科教育振興会サイトより抜粋・要約)
・食物調理技術検定
・被服製作技術検定
昭和35年に、高校生の技術力の低下を憂えて全国家庭科教育の先駆者が集まり、技術の定着・評価を考えた結果、創設されました。被服製作や食物調理に関する基礎知識と技術・学習意欲・チャレンジ力・段取り力・想像力・忍耐力を育てることを目的としています。
・保育技術検定
昭和62年厚生省令改正により高等学校の保育科で学んだ生徒の保母試験受験資格が廃止され、これにかわるものとして平成5年に創設されました。子ども理解・保育に関する知識と技術・学習意欲・コミュニケーション力・想像力・豊かな心を育てることを目的としています。
・各コースの取り組み
健康栄養コース 食物調理技術検定
4級 調理の基礎 3級 調理手法の基礎 2級 日常食 1級 供応食・行事食
服飾デザインコース 被服製作技術検定
4級 基礎縫い 3級 アウターパンツ 1級 ジャケット
2級 シャツブラウス
保育子ども文化コース 保育技術検定
音楽リズム表現技術 言語表現技術 造形表現技術 家庭看護技術
令和6年度教育課程
生活デザイン科教育課程を更新しました。 令和6年度生活デザイン科教育課程.pdf