「図書館戦争」 有川浩
2017年10月3日 08時58分 言わずと知れた有川浩さんの代表作のひとつです。この本の中では、検閲が合法化された日本という設定になっています。図書館は武装して検閲に対抗しています。そして物語は、主人公の笠原郁が図書防衛隊員に憧れて、大学卒業後に入隊するところから始まります。笠原が、図書館の自由を守るために仲間たちと活躍する物語です。そこには、大切なものを守ろうとする主人公の姿や仲間たちとの交流に心を打たれるシーンも数多くあります。
この本を通じて、自由に表現して行動できる現在の日本のすばらしさをあらためて知り、それがどれほど幸せなことかということを実感できることでしょう。