環境科学科トピックス

ビネガロン現る

2016年10月14日 10時37分

 世界三大奇虫のひとつ『ビネガロン』が、園芸職員室に持ち込まれました。高校近くで農作業中に発見された方が、「見たことのない虫がいた。危険性は無いか?」と質問に来られました。調べてみると、クモの仲間の大変珍しい虫でサソリモドキとも呼ばれ、日本では九州南部から沖縄に生息する奇虫でした。
 敵から攻撃されると尾の付け根からすっぱい液(酢酸)を噴射して威嚇するため、ビネガー(酢)からビネガロンと名付けられたそうです。噴射液が人の皮膚に付着すると火傷のような炎症を起こすので、注意が必要とお伝えしました。
 貴重な節足動物ですので、虫を専門としている県内の生物の先生にお譲りすることにしました。
ビネガロン




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 威嚇のポーズ!