「ご当地タニタごはんコンテスト」準グランプリ受賞
2025年12月17日 09時55分株式会社タニタ主催 「ご当地タニタごはんコンテスト 高校生部門」において、生活デザイン科2年健康栄養コースの生徒が「準グランプリ」を受賞しました。
『「タニタが考える健康的な食事の目安」に基づき、郷土料理を現代風にアレンジ』
作品名
「野菜たっぷり!さわさわカレーうどん さっぱりレモンとレタスのチシャもみサラダ」
【料理の特徴・工夫した点】
「さわさわ」は香川県三豊市の郷土料理で、こんにゃくやニンジン、ゴボウ、干しシイタケのなどの具材が入った汁の多い煮物ですが、主食となるように讃岐うどんと合わせ、野菜が苦手な人でも食べやすいようにカレーうどんにアレンジしました。塩分を控えるために、こんぶと香川の伊吹いりこを使用したうまみたっぷりのだしを使用したり、野菜をニンニクと一緒に炒めて満足感をあげるなどの工夫をしました。
「ちしゃもみ」は香川県全域で作られている郷土料理です。ちしゃ(あくの強いレタスに似た野菜)を塩水の中でよくもみ、油揚げとともに白味噌の酢味噌であえた料理です。カロリーを抑えてさっぱりとした味にするために、油揚げを豆腐に変え、「さぬき讃レモン」を使用しました。だしを取った後のイリコも加え、食品ロスにも配慮しました。
【応募の動機】
高松南高校には「さぬきの生活伝承」という学校設定の科目があり、郷土料理について学んでいます。その中で、郷土料理は地域の食材や旬の食材を使用していて、先人の暮らしの知恵が生かされている健康的なものが多いと気づきました。郷土料理の良さにふれている私たちだからこそ、後世に伝承していく一人としての自覚を持って行動していきたいと思い、コンテストに取り組むことしました。