点字で勉強しているの?
2024年5月10日 18時06分視覚障害は、見えない「盲」と「見えにくい」弱視の二つに大きく分けることができます。盲(全盲)の児童生徒については、学習できる年齢になれば点字の学習を始め、やがて点字で学んでいくようになります。弱視の児童生徒については、文字が拡大された教科書等の他に、最近ではタブレット端末やパソコンのモニタに文字や図等を大きく映して、自分の鼻先が画面につくくらい顔を近づけて学んでいます。そして、視覚障害者の大多数が実は「盲」ではなく「弱視」なのです。「見えない人」よりも「見えにくい人」が多いことを知っておいてください。