もう一つの家族
2024年6月14日 09時07分本校には寄宿舎があり、視覚に障害のある生徒が規律ある生活習慣や生活技術を身に付けたり、集団生活へ適応することなどを目的に生活をしています。先日、寄宿舎自治会の行事で、ボウリング場に行ってきました。(写真等の様子は「視覚支援学校だより」のページを見てください。)中学生や高校生にあたる世代から成人の生徒までが世代の垣根を越えて、ボールを投げるたびに一緒に喜びあったり、励まし合ったりしていました。目の前の集団がもう一つの家族のようにも見えました。視覚に障害があるために交友関係が狭くなりがちな生徒にとって、単なる遊びかもしれませんが、心を通わせる有意義な体験であると思いました。これらの経験を通して、健常者と一緒に日常生活や社会生活を送ることができる自信や技術を身に付けてほしいと思います。