交流
2025年6月5日 16時30分地方にある多くの視覚支援学校(盲学校)の幼児児童生徒数は、本県と同じように少なくなっています。専門的な支援・指導を受け、学力を付けて大学に進学したり、あん摩マッサージ師などの仕事に就けることは、視覚支援学校の大きな利点ですが、集団での学校生活を通して学ぶ機会は、一般の学校(園)と比べて少ないことは否めません。たくさんの友達と一緒に過ごすことで学ぶことも多くあると思います。その欠点を補う方法の一つが交流です。交流には、本校の幼児児童生徒が本校近くの学校(園)に行き、一緒に活動する場合と、本校の幼児児童生徒が居住地の学校(園)に行く場合があります。本校では、昨年度まで部活動で交流をしている生徒がいましたが、今年度は、週に1回程度の居住地での交流を行っています。この他、県外の視覚支援学校(盲学校)の児童生徒とオンラインで交流することも可能です。いろいろと工夫をしながら、幼児児童生徒の自立と社会参加に向けて尽力しています。