校長からみなさまへ

高校生の学び

2025年8月28日 16時00分

 県内の二つの高校から視覚障害について学習するために、8月27日(水)に2年生が12名、28日(日)に1年生が27名、本校に来てくれました。2校で学習内容は異なりますが、視覚障害に関する講話の他、視覚障害のある生徒が授業で活用しているICT機器や日常生活に役立つ道具(便利グッズ:8月6日にこのサイトに記載)、弱視の状態になる眼鏡をかけて教科書を見たり、点字ブロックをたどって歩く体験、アイマスクをしてゴールボールというスポーツの体験、点字を読む体験など、様々な体験を通して、視覚障害について学んでくれました。本日、参加してくれた高校生の代表者からは、今回学んだことを校内で他の生徒に広める活動をしてくれると聞きました。また、本校の教員が県内の高校へ出向いていき、視覚障害について講話をしたり、体験活動の指導をすることも毎年数校で実施しています。このような活動を通して、少しでも視覚障害者に対する理解が進むとともに、視覚に限らず様々な障害者に対して適切な配慮ができる若者が育ってくれることを期待しています。