おいしいお菓子だよ
2026年2月27日 13時00分共働き世帯の小学生が放課後、遊びや生活の場として過ごす制度に学童保育があります。それに対して、障害のある小学生から高校生が放課後や長期休業中を過ごす制度に「放課後デイサービス」があります。このサービスを提供している施設には、就労継続支援施設が少なくありません。このような施設では、100円ショップの商品や工業部品の袋詰め作業、パンや弁当づくりなどが行われ、多くの人が知らず知らずのうちに恩恵を受けています。指先の機能向上や将来の就労を見据えて、放課後に生徒が作業を体験することもあります。一緒に過ごしている知的障害のある生徒によっては、かんしゃくを起こして他の人をたたいたり、突き飛ばしたりすることがありますが、視覚に障害がある場合、そのような人の様子を察知して逃げることができないため、けがをするリスクがあります。先日、本校の先輩保護者を招いた座談会形式のPTA研修会に参加しました。知的障害のある人から「おいしいお菓子だよ。」と渡されたナット(輪っか状のねじ)を本校の生徒が口に入れたという事故の話がありました。施設では職員の数が限られ、管理しきれないのかもしれませんが、何とも悲しい話題でした。