活動記録

教育実習生の奮闘

2021年6月18日 09時13分

 本校では、6/7より2週間、教育実習生を受け入れています。

平成30年3月に本校を卒業した2名が教育実習生として奮闘しています。
期間中、遅くまで学校に残り、指導担当の先生に相談しながら授業の計画を考えています。授業だけでなく、進路行事や寮行事では、先輩として大学へ進学してよかったことや寮生活の思い出を生徒に熱く語ったりして忙しく過ごしています。

無事、最大のミッションである研究授業も終えて、2週間の最終日を迎えました。


実習生のAさんからのメッセージ

「最初は、2週間乗り切れるだろうかと不安でしたが、指導していただいた先生方、そして農経生の皆さんのおかげで本当に楽しく、実りのある教育実習となり、自分自身が成長できたと感じています。本当にありがとうございました。振り返ってみると私は、農業経営高校に入学以前は自信が無い生徒だったように思います。しかし、農業経営高校に入学後、農業に惹かれ、学校で、寮で多くの人と深く関わることによって成長でき、中学の時には想像もしていなかった大学への進学という進路を選びました。教育実習の初日は、当時に比べて農経も変わったかなと感じましたが、教育実習を終えた現在は、人としての在り方、こころの成長という大切なことを教えてくださる教育はあの頃と何も変わらず、受け継がれていると感じました。」

 

実習生のBさんからのメッセージ

「母校での教育実習は、教員という職業のやりがいや大変さ、そして責任の重さを学ぶことが出来た貴重な経験となりました。熱心な指導教諭のご指導のもと、生徒たちや諸先生方のおかげをもちまして、充実した二週間を過ごすことが出来たことを心より感謝申し上げます。農経生の皆さん、農経高校は、一般的な知識と農業に関する専門的な知識を同時に学ぶことができます。個性豊かな先生方のご指導のもと、様々な実習を通して友達と協力し合うことで絆を深めることもできました。農業に関わる仕事だけではなく、様々な進路を選ぶことができるので、今、明確な夢が見つからなくても一日一日を楽しんで、充実した高校生活を送ってください。」

 

教育実習生の2名、よく頑張りました。

次は、本当の教員として農経高校を支える人材として帰ってきてほしい。

 

「耕したいのは、あなたの未来です。」

農経高校は、農畜産物だけを育てている高校ではありません。

農業を通して、人を育てている学校です。