環境園芸科

 豊かで潤いのある生活空間を創出するなど、草花や造園が果たす役割が注目されています。
 鉢花や草花苗の栽培、フラワーアレンジメントの技法、バイオテクノロジーを利用した優良苗の育成、造園の設計・施工、樹木管理、農業機械の整備、機械製作などについて学習しています。

環境園芸科 日誌

冬の寄せ植えづくり(クリスマスとお正月)

2023年12月18日 09時29分

クリスマス装飾用の寄せ植えを作成しました。

松本・山本寄せ植え風景

1年三木寄せ植え.

一緒に松、竹、南天、千両、葉牡丹をつかって正月用の寄せ植えも作ってみました。

ミニ門松寄せ植え

根付き門松植木鉢

門松は新しい年が来たことを告げる歳神様を家に迎えるための目印とされています。 

「松」は「祀る(まつる)」につながり、冬でも清々とした常緑の松は神様が宿る木として、

縁起がよい樹木とされて、「門松」に使われました。

時代を経るうちに、竹が安価で手に入りやすいため松が中心の位置から

端に追いやられるようになってきました。

「竹」は、成長が早くまっすぐ育つので、生命力や長寿、繁栄を表すといわれています。

「南天(ナンテン)」は「難を転ずる」に通じる縁起物として、正月飾りなどに用いられるようになりました。

「千両(センリョウ)」は、一本の枝からたくさんの実がなる様子が「お金が増える」という様子を連想させ、「商売繁盛」の縁起物とされています。

「葉牡丹(ハボタン)」は、縁起の良い植物「牡丹」に花姿と旬の時期がよく似ていることや、幾重にも重なり合う葉が、「吉事を重なる」とされ、親しまれてきました。

使われている植物の意味を調べてご紹介しました。

良い年が迎えられますように!

2年B組 先端農業実地研修(淡路景観園芸学校)

2023年12月4日 10時00分

1.日 時  令和5年11月21日(火)                                    

2.場 所    兵庫県立淡路景観園芸学校

環境園芸科2年生は、先端農業研修で淡路景観園芸学校に行きました。

淡路景観園芸学校では専門職大学院の過程、園芸療法の過程、生涯学習の過程の3つのコースで学習しています。また、四季折々の花に囲まれて自由に散策できるキャンパスなど、地域社会に開かれた学校となっています。

1.淡路景観園芸学校アルファガーデンの駐車場

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・木蓮の木やミニハーブ園、一年草花壇がお出迎え

2.宿根草ガーデン入り口

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・淡路島の気候に会った宿根草やグラス類をつかって、自然を感じられるナチュラルガーデンがあり、ボランティア活動で管理している。

3.四季の庭

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・自然の山野から川の流れをつくり、上流部は和風、下流部は洋風で作られている。

4.多目的ホール前

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・この建物の中には、日本庭園があり茶庭と茶室が一体となっている。その庭の手入れも授業で行っている。

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・実演花壇(学生の実習作品)
・カフェテリアもあり、景観を眺めながらランチやアフタヌーンを楽しめる。(一般客可・ペット可)

5.多目的ホールの屋上からの風景

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・色とりどりの葉を持つ観賞用針葉樹コニファー園は学校のシンボルになっている。

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・特徴的な景観を醸し出している。

6.風の庭

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・大きめの石と乾燥に強い植物を使った
・ロックガーデンは特徴的な景観

7.園芸療法ガーデン

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・視覚・触覚・臭覚・味覚を通して植物を感じることの出来る庭。
・車いす利用者や高齢者が作業しやすいレイズドベッドなどを使っている。
・健康の改善を目指す園芸療法を行う場所です。
・心の回復、身体の回復、社会性の回復の効果が期待されている。
・生活習慣病や認知症の予防、子育て支援にも活用されている。

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・周りを木の枝で囲みその中に広葉樹を入れて腐葉土をつくっている。

最後に、この学校は緑環境に関する専門職大学院です。

緑環境景観マネージメント技術者を育成することを教育目標にしています。

カリキュラムはデザインやワークショップなど現場での演習が6割を占め、実例研究や調査方法など理論を講義で修得していきます。

農経高校も、四季折々に花々に包まれて自由に散策できるキャンパスなど、地域社会に開かれた学校を目指して頑張りましょう。

発動機よ動け!

2023年9月14日 13時28分

環境園芸科 環境システム専攻生がエンジンの構造を学習したあと

発動機の運転に挑戦しました。

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なかなか動かない発動機

どこに問題があるのか?

様々な個所を点検して・・・先生の手も借りて・・・

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動いた!

心地よいエンジンの音が響く

アクセルをふかしてみよう・・・回転があがった

カムの動きを確認してみよう

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昔の機械は頑丈にできていて今でも軽快に動く

先人の機械工作技術に感服だ

先端農業実地研修に行ってきました

2023年6月13日 12時21分

環境デザイン部門専攻の3年生が国営讃岐まんのう公園へ公園の運営維持管理の研修に参加しました。

(3)講師さんhp

まず、管理センターの方から公園の概要について伺いました。

(4)菅原さんhp

その後、緑地管理されている造園業の方から剪定の仕方などの維持管理について伺いました。

森さん

今年が都市公園制度制定150周年であることから記念パネル展が開催されており、

都市公園の変遷についても学ぶことができました。

(2)展示パネルhp

午後からは、実際にゾーニングを体験するため、公園内を散策しました。

ちょうど、あじさいまつりが開催されており、40種類2万本のアジサイを見ることができました。

(6)笠記念撮影hp

メセン開花!

2022年10月18日 17時41分

環境園芸科の生徒たちが栽培しているメセンが開花しました!

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環境システム専攻生の課題研究

2022年8月29日 14時02分

環境システム専攻生が課題研究で「廃棄された鉄材を利用したアウトドア用品の製作」に取り組んでいます。

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全国高校総合体育大会 会場装飾用草花の栽培

2022年8月2日 14時22分

全国総合体育大会が始まっています。

本校では、会場装飾用草花の栽培を行っており、7/26には丸亀体育館を花で飾りました。

8/5には、綾川B&G等の会場を花で飾り高校生アスリートをお出迎えします。

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今日の当番実習

2022年7月21日 11時28分

環境システム専攻では、ドラム缶を切断して秋の主基農経祭で販売する○▲□を製作していました。

○▲□は、試作段階だから公表できないようです。

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作物専攻は、水田で除草剤を散布しました。写真は、後片付けの様子です。

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作物利用専攻は、小豆の土寄せを管理機を使って行いました。

専攻生は、管理機の操作に慣れてきました。

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カーネーションの出荷

2022年4月19日 15時00分

本校では、色とりどりのカーネーションを栽培しています。

今日は、3年生がカーネーションの出荷を行いました。

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シクラメンの栽培【草花部門】

2022年4月15日 08時23分

環境園芸科 草花部門ではシクラメンの栽培に取り組んでいます。

栽培学習では、観察すること、成長記録をつけることが大切です。

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「主基農経春祭り」に向けて

2022年4月14日 13時09分

今年度の「主基農経春祭り」は、4月29日(金)【8:30~12:00】に万塚農場において開催する予定です。

(新型コロナウイルスの県内感染状況により、開催を中止する場合があります)

この「主基農経春祭り」で販売する寄せ植えを、3年環境園芸科の生徒がつくっています。

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キャリア教育充実事業「フラワーアレンジメント」〔草花部門〕

2022年1月17日 19時22分

今日の専攻の授業は、株式会社ぐれいとの宮武俊和先生をお招きし

環境園芸科草花専攻の生徒たちがフラワーアレンジメントに挑戦しました。

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今日使うのは

ポット、オアシス、ハサミ、針金

花【ガーベラ、カーネーション(2色)、スイートピー、ルスカス】

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先生の話を聞いて、今日の手順を学びます。

まっすぐなガーベラをオアシスの中心にまっすぐ立てます。

この高いところ(=フォーカルポイント)を中心に

全体の形が丸く(=ラウンド)なるように意識しながら、

なおかつ花の配置や色のバランス気をつけながら

オアシスに挿していきます。

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作業しながら、先生が気づいたところを手直しして下さいました。

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完成した作品を手に、ひとりひとりが感想を述べました。

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A君「色合いを考えるのが難しかったです。」

Bさん「バランスよく挿すのが難しかったです。」

Cさん「難しかったけど、楽しかったです。」

D先生「全体にこうね、ちょっとね、あのね、丸みがね、こうね……」

先生の講評

「今日はみんな楽しみながら苦しみながら

一生懸命真剣にやっていたのでよかったです。

私も長年やっているが、未だに難しい。

大きい花とか小さい花とか、奥行きを考えるとか…

上手に挿すコツは、遠くから眺めたり回したり、

上からも下からも眺めたりすることです。

まわりの人の作品を見たりするのもいい。

今日は、上手とか下手とかはありません。

学校の勉強みたいに、正解もない。

まずはみんな楽しむことが大事です。」

作った花は、本校玄関に飾っていただきました。

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宮武先生、ありがとうございました。