環境園芸科

 豊かで潤いのある生活空間を創出するなど、草花や造園が果たす役割が注目されています。
 鉢花や草花苗の栽培、フラワーアレンジメントの技法、バイオテクノロジーを利用した優良苗の育成、造園の設計・施工、樹木管理、農業機械の整備、機械製作などについて学習しています。

環境園芸科 日誌

2年B組 先端農業実地研修(淡路景観園芸学校)

2023年12月4日 10時00分

1.日 時  令和5年11月21日(火)                                    

2.場 所    兵庫県立淡路景観園芸学校

環境園芸科2年生は、先端農業研修で淡路景観園芸学校に行きました。

淡路景観園芸学校では専門職大学院の過程、園芸療法の過程、生涯学習の過程の3つのコースで学習しています。また、四季折々の花に囲まれて自由に散策できるキャンパスなど、地域社会に開かれた学校となっています。

1.淡路景観園芸学校アルファガーデンの駐車場

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・木蓮の木やミニハーブ園、一年草花壇がお出迎え

2.宿根草ガーデン入り口

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・淡路島の気候に会った宿根草やグラス類をつかって、自然を感じられるナチュラルガーデンがあり、ボランティア活動で管理している。

3.四季の庭

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・自然の山野から川の流れをつくり、上流部は和風、下流部は洋風で作られている。

4.多目的ホール前

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・この建物の中には、日本庭園があり茶庭と茶室が一体となっている。その庭の手入れも授業で行っている。

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・実演花壇(学生の実習作品)
・カフェテリアもあり、景観を眺めながらランチやアフタヌーンを楽しめる。(一般客可・ペット可)

5.多目的ホールの屋上からの風景

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・色とりどりの葉を持つ観賞用針葉樹コニファー園は学校のシンボルになっている。

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・特徴的な景観を醸し出している。

6.風の庭

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・大きめの石と乾燥に強い植物を使った
・ロックガーデンは特徴的な景観

7.園芸療法ガーデン

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・視覚・触覚・臭覚・味覚を通して植物を感じることの出来る庭。
・車いす利用者や高齢者が作業しやすいレイズドベッドなどを使っている。
・健康の改善を目指す園芸療法を行う場所です。
・心の回復、身体の回復、社会性の回復の効果が期待されている。
・生活習慣病や認知症の予防、子育て支援にも活用されている。

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・周りを木の枝で囲みその中に広葉樹を入れて腐葉土をつくっている。

最後に、この学校は緑環境に関する専門職大学院です。

緑環境景観マネージメント技術者を育成することを教育目標にしています。

カリキュラムはデザインやワークショップなど現場での演習が6割を占め、実例研究や調査方法など理論を講義で修得していきます。

農経高校も、四季折々に花々に包まれて自由に散策できるキャンパスなど、地域社会に開かれた学校を目指して頑張りましょう。