動物科学科

 牛乳や卵、肉などの優良なタンパク質を安全かつ安定的に供給する畜産への期待が高まってきています。
 乳牛や肉牛、ブタやニワトリの飼育技術について学ぶとともに、生活にゆとりと安らぎをもたらすイヌやウサギなどの伴侶動物の飼育についても学習します。

動物科学科 日誌

出来た!妊娠鑑定!

2024年7月17日 11時54分

本日、ついに妊娠の鑑定が出来ました!

これまで養豚部の生徒が練習を重ねてきました。

鑑定方法はドップラー式といい、子宮内の血流の音を聴き取ることで確認します。

右手で母豚のお腹に聴診器を当てて、ヘッドホンで聴き取っています。

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この鑑定方法によって妊娠の有無を確認できるので、妊娠していない場合には発情周期である21日を待たずに交配が可能となります。

この技術は計画的な子豚の生産や母豚の妊娠していない期間(空胎期間)をより短くするために、とても重要な技術なのです。

血流の音を聴き取ることは非常に難しく、経験を積まなければなりません。

今回は、3年生の養豚専攻の一人の生徒が成功しました。

今後もさらに養豚の技術を高めたいと意気込みを語ってくれました。