５月２８日（水）に武道場にて２年生はハンセン病に関する勉強をしました。ハンセン病の実態や差別の歴史、香川県にある国立療養所大島青松園について学習しました。その後、班に分かれて模造紙に「私たちにできること」というテーマで意見をまとめました。

　新型コロナウイルスが出始めた当初、どこの地域で発症者がでたなど、令和になっても恐怖からくる差別感情の克服ができていなかったことは記憶に新しいと思います。正しい知識をつけて正しい人権感覚を持ち、判断できる人間に育ってほしいと思います。

　また今年は瀬戸内国際芸術祭の年です。大島にも足を運びやすくなっています。ぜひこの機会に大島の歴史に直に触れてみてはいかがでしょうか。

　５月２８日（水）のLHRで３年生は就職差別について面接しました。香川県は、就職差別につながる恐れがある１２項目を設定しています。模擬面接を通してそれら違反質問を学び、なぜ望ましくないのかを学習しました。また、今年度から、全国統一応募用紙の様式が２０年ぶりに改訂されました。性別欄等もなくなり、より生徒の能力が見られるようになりました。

　これから３年生は面接練習を行っていきます。違反質問を意識して行ってほしいです。

５月２３日（金）、第一学習社の方を講師にお迎えして、３年生を対象に志望理由書・自己PR文ガイダンスを行いました。説得力のある志望理由書を書くために、どのような視点を持っておくと良いか、どのようにアプローチすれば良いか等、具体例をあげながら、大変分かりやすく説明していただきました。今日のガイダンスで得たことを、志望理由書や自己PR文の作成や面接に活かして欲しいと思います。

5月19日（月）放課後、家庭クラブ委員（3年）に協力してもらい、「けんちゃんの朝顔」の種まきをしました。

2016年2月15日、下校中の小学1年生高田謙真さん（けんちゃん）が、東京都足立区内で青信号の横断歩道を渡っている途中、トラックにはねられ亡くなる事故がありました。けんちゃんはよく朝顔の種を隠して遊んでいたようで、亡くなった後に、その種が自宅で見つかりました。母・香さんはそれを植えて増やし、交通安全への願いを込めて、朝顔の種を配る活動を全国で実施されています。

昨年度、土居校長先生がこの「けんちゃんの朝顔」の種を譲り受けました。今から、家庭クラブ委員を中心に大切に育て、「交通安全の願い」を共有し、津田高校から発信していけたらと考えています。