SSHブログ

東京研修科学体験研修2017

2017年12月6日 09時44分

生徒たち自身の手によって、現地から研修の様子を研修の記録を兼ねて情報発信しております。

次のウェブサイトで、今年度の東京研修の様子を見ることができます。

https://sshtk2017.blogspot.jp/

 

生徒の研修の成果は、2月13日(火)SSH研究成果報告会にてご報告します。

第3回SSH講演会を実施しました

2017年11月10日 09時45分

ブラウン大学の廣井孝弘先生をお招きし「はやぶさ・はやぶさ2と惑星探査の未来」と題した講演をいただきました。

今回の講演は全校生で聴講しました。

本校では、SSH講演会について講師紹介、謝辞、司会進行、記録のすべてを生徒で行っております。

それでは、以下、1年生SSH委員の記録係2名より,今日の講演会の様子をお伝えします。

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まず「色」についてお話しいただきました。自然界の色が調和していることや、色のしくみの説明、宇宙風化の説明がありました。

はやぶさ計画や、はやぶさのしくみについて動画などで説明してくれました。小惑星のつくりなどをCGやグラフなどで紹介していただきました。また、はやぶさの実験結果を詳しく説明してくださいました。実験の多くは、隕石がどこからきたのかを調べるものでした。

先生の説明の時は、資料をしっかり見ながらメモを取る人が多く、動画を見るときは皆が顔と耳を傾けて真剣に聴いているように見えました。

また、活発に質疑が行われていました。

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出された質問は、次のようなものでした。

・宇宙風化実験のコンドライトの違いを見分ける際の鉄について(3年生)

・自分の研究に不安があるときなどに、どうやってモチベーションを保つのか(2年生)

・宇宙風化の原因がわかったことと、小惑星の宇宙風化の発見はどちらが先なのか(1年生)

・はやぶさ2の「視力」はどれくらいか。どのくらいの距離から、どのくらいのものが見えるのか(1年生)

・太陽系圏外に宇宙風化はあるのか(3年生)

・宇宙に関して、いま、注目の研究は。どうやって研究テーマを決めていくのか。(3年生)

・何がきっかけで今の仕事、研究をしたのか。(1年生)

 

先生のようにあきらめずに研究を続けていくことで、またはやぶさなどを通して、宇宙についいて新たな発見があることがわかりました。私もあきらめずにたくさんのことに興味をもってとりくんでいきたいです。

宇宙にかかわっている方のお話をきいたことは、今回が初めてでした。思った通り、難しい内容が多く、うまく理解できないこともありましたが、先生が作成した説明資料は見やすく、はやぶさの映像に、今の技術のすごさを改めて感じました。

また、「いまの研究をしているきっかけ」についての質疑応答では、最初から決めていた夢ではなかったことを知り、途中からでも夢をかなえられるということも教えていただきました。

K3&K3

11月4日 香川大学工学部訪問研修を実施しました。

2017年11月6日 09時46分

1年生の希望者を対象に、香川大学工学部訪問研修を実施しました。

内容は以下の通りです。

様々な研究展示を見て、活発に質疑をしました。

「~~の部分を、もう少し詳しく、説明していただけますか。」「~~の部分がよくわかりません。詳しく教えてください」「どうしてこのような結果になるのですか」「これは、~~と同じことですか」など、研究展示のポスター発表をしている大学の先生、院生、学生の方々に、積極的に質問ができていました。持って行ったクリップボードを使って、メモをとりながら質問している姿が印象的でした。

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1時からは、全員で大同大学情報学部教授の井藤隆志先生の『デザインが変える地域のものづくり』という講演を聴きました。

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研修の最後は、研修報告会でしっかり、何を学んだかふりかえりました。

まずは発表準備。班のメンバーで確認しながら、しっかり時間通りにわかりやすく、発表できるか、最終確認です。

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学んだこと、わかったこと、わからなかったことを一人ずつ発表しました。

その発表に対し、大学の先生方が一人一人に、質問をしてくれました。

緊張の中、しっかり発表していました。

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香川大学工学部の先生方には、本当にお世話になりました。

おかげさまで、学び多き研修になりました。

最後に生徒のふりかえりシートに記載された文章の一部を掲出します。

・実際に見たり、聴いたり質問したりすることで、いままで持っていたイメージとは違っていることがわかる。参加してよかった。

・自分が体験したことを、体験していない人に伝えることの難しさを感じた。自分と異なる価値観を持つ他人と話し、意見交換することは、自分の視野を広げるうえで大切だと思う。文系や理系と決めるけることは自分の視野を狭くすると思う。自分のしたい方向に進むためには、広い知識を得ようとすることが大切だ。

・様々な角度から考察すること、なぜ?と立ち止まることの大切さがわかった。

・視野が広がりました。疑問に思ったことを質問して、教えてもらうだけで、一気に理解が深まる。質問することの大切さがわかった。

・現代の情報社会での自分の立ち位置がわかった。

・自分の興味の持てることが増えた。自分から興味を持てることを探しに行くことが視野を広げることに大切だ。

・発表の後に質問してくださったので、どういうとこまで理解しなければならないか、どれくらい視野を広げて調べようとすればいいのかがわかりました。

・もっと調べたくなりました。いままでの「工学」のイメージと大きく異なっていた。

・自分の頭で考えるだけではわからないこともいろいろ「見て」「聴いて」「体験」すれば、自分が気づかなかったことにも気づける。

・専門的な知識の必要性とともに、それが社会にどのように役立つかが重要だと思った。必要な知識はまだまだあると思った。

・どの展示もスムーズに理解するのは難しかったけど、その分、じっくり考えて、質問をしてみることで、「すごい、面白い!」と一つ一つどの展示にも多くの発見と感動が得られました。その研究内容についてはもちろんですが、悩んで考えて、理解するということの楽しさを、なんだか新鮮に感じることができた。

・知識、意識、態度、多くの面で本当に大きく成長できたと思います。素晴らしい機会をありがとうございました!

・視野が広がり、進路の選択肢が増えました。初めから興味がないと決めつけるのではなく、体験していくことは大切だと思った。

・大学の研究内容を学んで、自分の知識と結びつけることで、新しい考え方や疑問が生まれてきて、面白かった。

・どの展示も研究に目的、目標がはっきりしていて興味深かった。いつも発表などは苦手なのですが、今回は自分から進んで発表(質問)ができていて、自分でも驚きました。

 

第2回SSH講演会を実施しました

2017年10月28日 09時47分

1.PNG千葉大学名誉教授の野田公俊先生をお招きし,「ミクロの世界からのメッセージ」と題した講演をいただきました。

本日の講演会の様子について,1年生SSH委員の記録係2名より,当日の様子をお伝えします。

 

 

「ミクロの世界からのメッセージ」と題されたお話でした。

微生物の中にはいろいろな働きをするものがいて,それが私たち人間とどうかかわって、どのような効果をもたらすのかということを教えてくださいました。身近なところで私たちの生活に役立ってくれる菌から、様々な害を及ぼす病原微生物のことまで、わかりやすく、かつ詳しくお話してくださいました。ご自身の経験などもふまえつつ、病原菌の進化とそれに対抗し続ける医学の進歩を教えてくださり、微生物の昔と今の様子と変化がよくわかりました。

先生の問いかけに対して挙手し、積極的に答えている生徒が多かったです。全体的に終始興味が途切れず、真剣に聞いている様子でした。とても積極的でした。

質疑応答も、本格的な質問が多かったです。時間いっぱい、質問が絶えませんでした。

出された質問は、次のようなものでした。

・危険な菌を、安全な菌に変えるためにはどうすればよいのか

・有益微生物が突然病原性を持つことはあるのか

・有害な微生物に対する、ワクチン、抗生物質、につづく「新規戦略」とは何か

 →耐性菌になりうる病原菌の、毒素のみを無害化、撃退する方法などが考えられている

・いまは眠っている病原菌が、今後、目を覚ますことはあるか

・野田先生が細菌学に興味を持ったきっかけは何か

・微生物は宇宙で生きていけるのか

・生体防御の男女の違いと、その理由は何か

・T2ファージを用いてo-157の撃退をすることは可能か

 

楽しい講演会でした。

難しい言葉もありましたが、わかりやすくパワーポイントで説明してくださって、楽しく理解できました。微生物のメリット、デメリット、対処方法など、コミュニケーションをとりながら理解できました。感染症の対処法をゴロあわせで覚えられるものも教わり、これからの生活でも役立ちそうです。家族にも学んだことを広げていきたいです。

 

今日の先生の講演を聞いて、地球上にはたくさんの微生物が存在していること、役に立っていること、病原菌に対抗する医薬品に含まれていること、などがわかりました。微生物への興味が、今日の講演でさらに高まりました。

記事:K7&K5

天体部「秋の公開観察会」実施のお知らせ

2017年10月13日 09時48分

観察会パンフレット

10月28日(土)の18:00~19:30で秋の公開観察会を実施します。

詳細は上記リンクのパンフレットをご覧ください。

土星や月の観察や秋の星座の解説などを行いますので、

ご都合の良い時間帯でお越しください。

駐車場は新体育館の東側および西側をお使いください。

サイエンスレクチャー(生物)を実施しました。

2017年9月5日 09時48分

本日,1年生特色クラスが,サイエンスレクチャー(生物)を受講しました。

東京都医学総合研究所 原 孝彦 様 をお招きし,「正常細胞とがん細胞の違いの観察及びDNA抽出実験」を行いました。

生物の最先端の研究について学ぶとともに,高性能の実験器具に触れるいい機会となりました。

受講した生徒の,楽しみつつ真剣なまなざしを終始感じることができました。

今回の経験を,科目選択,進路選択に大いに活かしてほしいと思います。

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香川県高校生科学研究発表会が行われました。

2017年7月22日 09時49分

7月22日(土),香川県高校生科学研究発表会が,サンポート高松(高松市)で開催されました。

300人以上の高校生(発表校8校を含む,10校)が,科学をテーマに集まり,口頭発表,ポスター発表で交流しました。今年は,本校の連携先である,台湾の高雄市立瑞祥高級中学の高校生による課題研究のポスターも展示され,当校の先生によるポスターの紹介や挨拶もありました。

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観音寺第一高校の受賞については次のとおり。

<口頭発表部門>

最優秀賞「主成分分析で見たプロ野球各チームの強化ポイント」

優秀賞「ケミカルライトのpHと発光の関係性」

奨励賞「データから視える日本代表選手の選抜方法の提案」

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<ポスター発表 課題研究部門>

最優秀賞「吸水性ポリマーを使って塩害を防ぐ方法を探る」

優秀賞「米を用いた墨落とし」

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発表や質疑応答を重ねるごとに,研究はブラッシュアップされています。

また,他の学校の発表に対し,質疑を活発に行いました。

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天体部「春の公開観察会」開催のお知らせ

2017年5月15日 10時46分

観察会パンフレット

5月20日(土)の19:30~21:00で春の公開観察会を行います。

木星の観察や春の星座の解説などを行います。

ご都合の良い時間帯でお越しください。

 

体育館建築工事のため校内の駐車場が使用できません。

市役所前の駐車場をお借りしていますので、そちらをご利用下さい。

 

当日の天候により中止の場合は、15時までにホームページにてお知らせいたします。

第5回四国地区SSH生徒研究発表会

2017年4月8日 10時48分

本日4月8日、高松第一高校において四国地区SSH生徒研究発表会が行われます。四国地区の指定8校が集まり、のべ89本の発表があります。

観一からは2、3年生の48名の生徒が参加し、3年生が10本のポスター発表を行います。

 

◇ 行きの車中;説明にも真剣に聞き入っています。

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◇ 発表の準備を終え、本番を待つのみです。

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◇ どこも力の入った発表です。今後どのように研究が進むのか、楽しみです。

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◇ 閉会行事です。発表者だけでなく、今年から課題研究を始める2年生も(もちろん引率者である教員も)大いに刺激を受けました。

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日本植物生理学会年会「高校生生物研究発表会」で優秀賞を受賞しました

2017年3月21日 10時50分

3月18日(土)、鹿児島大学郡元キャンパスで、第58回日本植物生理学会年会「高校生生物研究発表会」が行われ、本校理数科第2学年生物班の生徒1グループ(3名)がポスター発表しました。

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発表タイトルは「コーヒーの抽出残渣による植物への生長への影響と再利用法の提案」です。

ポスターを前に、発表と質疑応答の様子です。

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「優秀賞」を受賞しました。

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午後には情報交換会が行われ、他校の生徒や大学の先生たちと相談や質問などをおこないました。

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次に繋がる、良い機会となりました。

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瑞祥高級中学での交流

2017年3月20日 10時50分

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先日skypeで交流した 瑞祥高級中学の生徒といっしょに,ミニトマトのDNAの抽出実験をしました。

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