理数科2年生が,3月22日から25日の3泊4日で,台湾に行ってきました。
事業名は「海外科学交流研修」。
23日に,高雄市立瑞祥高級中学と,
英語で、課題研究のポスター発表,質疑応答などの交流をしました。
英語を母国語としない外国の生徒と、英語で交流し、研究というものがグローバルに行われていることを体感させることが、この事業のねらいです。
その時の様子の一部を,写真でお伝えします。
理数科2年生が,3月22日から25日の3泊4日で,台湾に行ってきました。
事業名は「海外科学交流研修」。
23日に,高雄市立瑞祥高級中学と,
英語で、課題研究のポスター発表,質疑応答などの交流をしました。
英語を母国語としない外国の生徒と、英語で交流し、研究というものがグローバルに行われていることを体感させることが、この事業のねらいです。
その時の様子の一部を,写真でお伝えします。
生徒の感想の一部を紹介します。
今日の私たちの班の発表は、実演ができたところが良かったと思います。実演をした方が聴き手を引き込めるということを、知ることができました。また、個人的には指示棒をしっかり活用できたと思います。6月(課題研究発表会)に向けて、ポスターをもっとわかりやすく作ること、実演をしっかり入れること、相手をしっかり見ることに意識して取り組みます。
コミュニケーションをとるということは、それほど難しいことではないのだと分かりました。伝えたいと思えば、ちゃんと相手も聞いてくれます。失敗を恐れず何事もチャレンジだと感じました。
事前交流会のSkypeで自分の趣味や台湾の流行などを話し、今日はそのことについてより詳しく聞くことができた。自分のペアではない人とも会話でき、楽しい時間を過ごすことができた。アメリカの交流会では相手から話しかけられるのを待っていたが、今回は自分から先に話しかけることができた。
行く前の目標は果たせたとおもう。アメリカでは一言も高校生と話さなかったので、今回は半ば強制のようだったとはいえよくできたとおもう。アドレスの交換も、最後の最後でできたので嬉しかった。しなくてもいいかな、と思ったが、挑戦してみてよかったと思う。良い経験になった。
お互い、英語を母国語としない高校生との交流であったが、とにかく台湾の高校生の英語の能力の差に圧倒された。それでも積極的に自分から質問することで自信もつき、前より英語を話すことをためらわないようになった。今回の研修では、100%自分の思っていることを伝えることが出来たわけではないが、失敗も成功も様々な経験こそが語学力やプレゼン能力のスキルアップに繋がると思う。
拙い英語だったが、図を指し示すなど伝わりやすいように工夫できたが、もっと滑らかに話せられたらよかったと思う。質問があまりなかったので、聞き手により興味を持ってもらえるようなプレゼンにしたい。自分が疑問に思ったことを積極的に質問できた。6月の発表では、今回のプレゼンで課題となった「流暢さ」と「興味深さ」という点を中心に直していきたい。
発表は、話すスピードに気をつけたり、生徒の反応をみて、理解してくれているかどうかをみたりしながら出来た。質疑応答では、少し英語が訛っていて聞き取りづらかったが、質問を理解し、答えることができた。6月の発表に向けて、原稿を見ず、質問にもきちんと答えられるようにしていきたい。
第7回データビジネス創造コンテスト(主催:慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボ)の本選会が3月17日(土)に開催され,本校の生徒の研究が,見事,「高校生部門賞」を受賞しました。
http://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/dig7/
データを収集と分析をもとに,「女性ウケするうどん屋」を提案する内容でした。
受賞のときに,「全体とは違う傾向のものを見つけ出し,どこが違うのかを分析していくという,統計分析の王道で,理にかなっている」との講評をいただきました。
この時の様子を,日本品質管理学会の会報のなかでご紹介いただきました。↓
チーム U-girls≪第7回データビジネス創造コンテスト≫
本校の第2期SSH,「課題研究をより広く,より高く」をスローガンにしています。普通科文系クラスから,データサイエンスの分野で活躍する生徒があらわれました。
理数科の2年生7名は、
来週の22日から25日まで、
海外化学交流研修に出かけます。
連携校の瑞祥高級中学と事前交流として、
スカイプで交流しました。
簡単な自己紹介、好きなものや文化等について、積極的に
コミュニケーションをとることができました。
来週、現地にて、スムーズにポスターセッションができると思います。
本校生徒の研究が、第7回データビジネス創造コンテスト(主催:慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボ)の本選会に出場する9組に選ばれました。
内容は、売れている「うどん屋」の共通点を調べ、「女性ウケするうどん屋」のアイデアを、データを収集、分析して提案しました。
その生徒は、いずれも2年2組(普通科文系クラス)の生徒です。
http://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/dig7/
文系課題研究は今年度より本校で取り組みはじめた授業です。
今回の本選出場は今後の文系生徒の課題研究推進について、大きな励みとなっています。
1月4日の「今日の観一」で
標記の大会について案内していました↓
http://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/news/archives/464
この大会では、1年生有志のチームが「楽天賞」を受賞しました。
この大会の様子は、下↓のウェブサイトでご覧になれます。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020100/data/sankaboshu2017.html
1年生で有志の課題研究チームが現れたのは、SSH指定以来初めてでしたが、大活躍です。
2.3年生での研究も楽しみですね。
このページでは、13:10から14:40に行われた
「探究発表会」の様子をお知らせします。
第一体育館に、多くの人たちが訪れました。
1、2年生生徒477名、教職員51名、保護者38名、
学校外からは大学・研究機関関係者14名、教育委員会、教育センターから7名、県内外の高校教員13名、中学校校長1名、企業関係者3名
合計604名の参加で挙行することができました。
まずは、理数科2年生の「海外科学体験研修」の報告がありました。
COHベックマン研究所、NASAジェット推進研究所(JPL)での研修の様子について、英語で報告がありました。
英語の勉強も兼ねて、発表と質疑は英語で行われました。
1年生も英語で質問しました。
つぎに、ポスターセッションです。
理数科課題研究の中間発表10班、うち3班は英語
普通科理系課題探求発表24班
普通科文系課題探求発表27班
統計・グラフコンクール秀作発表2班
1年生自主グループによる発表1班
大学研究室体験活動報告6班
1年生東京方面科学体験研修活動報告10班
1年生SSH企業訪問活動報告2班
1年生自然体験合宿活動報告8班
合計90枚のポスターで発表がありました。
普通科生徒が理数科生徒の,文系生徒が理系生徒の,理系生徒が文系生徒の,1年生が2年生の,2年生が1年生のポスター発表を見る,質疑する,会話する,コメントを書く,といった姿が多く見られ,「学びの交流」といった姿で,印象的でした。
最後は、本校SSH運営指導委員の河田聡先生(大阪大学名誉教授)にご講評をいただきました。
ポスターを通して生徒と会話、質疑応答、指導助言いただいたことは、生徒の財産になり、今後の学習に活かしていけると思います。
ご来場いただいた皆様方、本当にありがとうございました。
最後にご来場いただいた方の声をご紹介します。
・全校生が課題を設定し、発表している取り組みに圧倒された。充実した内容の発表も多かったが、生徒が取り組みを通して自主的に学ぼうとする過程が大切であると認識させられた。(他県高校教員)
・グラフや写真を使っての工夫、プレゼンに工夫、生徒がグループで課題をもって取り組んでいることに感心しました。(企業関係者)
・1年生の統計の発表、考察、探究などはとてもよかった。(他県高校教員)
・生徒一人ひとりが、丁寧に説明、発表できていることに感動した。自校でも取り組んでいきたい。(県内高校教員)
・しっかり発表していて素晴らしいと思います。(他県高校教員)
・何を知りたいのか、目的がはっきりしていた点がよかった。統計処理やデータの見方についてはもう少し学んでもよい。いい発表でした。(他県高校教員)
・英語での発表は、発表の場が日本国内だけではないという高い志がみられた。(他県高校教員)
・今回の会は立派だった。続けていけるよう協力していきたい。(大学)
・発表会では文系も含めたため,すべての生徒が関連しているという様子で雰囲気がよくなった。文系と理系の分野が入り混じることで,学校として研究のすそ野が広がったように思う。(大学)
・テーマ設定が面白く,聞いている生徒も大変熱心であったのが印象的であった。文系の課題研究や学校全体での課題研究は,他のSSH校がすべて行っていることではないので、難しい課題もでると思うが、その課題に対する答えは現場にあると思う。(研究機関)
◇当日の日程は以下の通りです。
公開授業①9:40~10:30
1-1 コミュニケーション英語Ⅰ、1-2 国語総合(古典)、1-3 国語総合(古典)、1-4 社会と情報、1-5 家庭基礎、1-6 数学、1-7 化学基礎
2-1 地学基礎 2-2、3 日本史B(研究授業)/地理B、2-4 数学、2-5・6 物理/生物 2-7 英語表現
公開授業② 10:40~11:30
1-1 国語総合(古典)、1-2 化学基礎、1-3 数学(研究授業)、1-4 生物基礎、1-5 芸術(美術・音楽・書道)、1-6・7 体育
2-1 古典、2-2 生物基礎、2-3 古典、2-4 コミュニケーション英語Ⅱ、2-5 英語表現Ⅱ、2-6 コミュニケーション英語Ⅱ 2-7 コミュニケーション英語Ⅱ
生徒たち自身の手によって、現地から研修の様子を研修の記録を兼ねて情報発信しております。
次のウェブサイトで、今年度の東京研修の様子を見ることができます。
https://sshtk2017.blogspot.jp/
生徒の研修の成果は、2月13日(火)SSH研究成果報告会にてご報告します。
ブラウン大学の廣井孝弘先生をお招きし「はやぶさ・はやぶさ2と惑星探査の未来」と題した講演をいただきました。
今回の講演は全校生で聴講しました。
本校では、SSH講演会について講師紹介、謝辞、司会進行、記録のすべてを生徒で行っております。
それでは、以下、1年生SSH委員の記録係2名より,今日の講演会の様子をお伝えします。
_______
まず「色」についてお話しいただきました。自然界の色が調和していることや、色のしくみの説明、宇宙風化の説明がありました。
はやぶさ計画や、はやぶさのしくみについて動画などで説明してくれました。小惑星のつくりなどをCGやグラフなどで紹介していただきました。また、はやぶさの実験結果を詳しく説明してくださいました。実験の多くは、隕石がどこからきたのかを調べるものでした。
先生の説明の時は、資料をしっかり見ながらメモを取る人が多く、動画を見るときは皆が顔と耳を傾けて真剣に聴いているように見えました。
また、活発に質疑が行われていました。
出された質問は、次のようなものでした。
・宇宙風化実験のコンドライトの違いを見分ける際の鉄について(3年生)
・自分の研究に不安があるときなどに、どうやってモチベーションを保つのか(2年生)
・宇宙風化の原因がわかったことと、小惑星の宇宙風化の発見はどちらが先なのか(1年生)
・はやぶさ2の「視力」はどれくらいか。どのくらいの距離から、どのくらいのものが見えるのか(1年生)
・太陽系圏外に宇宙風化はあるのか(3年生)
・宇宙に関して、いま、注目の研究は。どうやって研究テーマを決めていくのか。(3年生)
・何がきっかけで今の仕事、研究をしたのか。(1年生)
先生のようにあきらめずに研究を続けていくことで、またはやぶさなどを通して、宇宙についいて新たな発見があることがわかりました。私もあきらめずにたくさんのことに興味をもってとりくんでいきたいです。
宇宙にかかわっている方のお話をきいたことは、今回が初めてでした。思った通り、難しい内容が多く、うまく理解できないこともありましたが、先生が作成した説明資料は見やすく、はやぶさの映像に、今の技術のすごさを改めて感じました。
また、「いまの研究をしているきっかけ」についての質疑応答では、最初から決めていた夢ではなかったことを知り、途中からでも夢をかなえられるということも教えていただきました。
K3&K3
内容は以下の通りです。
様々な研究展示を見て、活発に質疑をしました。
「~~の部分を、もう少し詳しく、説明していただけますか。」「~~の部分がよくわかりません。詳しく教えてください」「どうしてこのような結果になるのですか」「これは、~~と同じことですか」など、研究展示のポスター発表をしている大学の先生、院生、学生の方々に、積極的に質問ができていました。持って行ったクリップボードを使って、メモをとりながら質問している姿が印象的でした。
1時からは、全員で大同大学情報学部教授の井藤隆志先生の『デザインが変える地域のものづくり』という講演を聴きました。
研修の最後は、研修報告会でしっかり、何を学んだかふりかえりました。
まずは発表準備。班のメンバーで確認しながら、しっかり時間通りにわかりやすく、発表できるか、最終確認です。
学んだこと、わかったこと、わからなかったことを一人ずつ発表しました。
その発表に対し、大学の先生方が一人一人に、質問をしてくれました。
緊張の中、しっかり発表していました。
香川大学工学部の先生方には、本当にお世話になりました。
おかげさまで、学び多き研修になりました。
最後に生徒のふりかえりシートに記載された文章の一部を掲出します。
・実際に見たり、聴いたり質問したりすることで、いままで持っていたイメージとは違っていることがわかる。参加してよかった。
・自分が体験したことを、体験していない人に伝えることの難しさを感じた。自分と異なる価値観を持つ他人と話し、意見交換することは、自分の視野を広げるうえで大切だと思う。文系や理系と決めるけることは自分の視野を狭くすると思う。自分のしたい方向に進むためには、広い知識を得ようとすることが大切だ。
・様々な角度から考察すること、なぜ?と立ち止まることの大切さがわかった。
・視野が広がりました。疑問に思ったことを質問して、教えてもらうだけで、一気に理解が深まる。質問することの大切さがわかった。
・現代の情報社会での自分の立ち位置がわかった。
・自分の興味の持てることが増えた。自分から興味を持てることを探しに行くことが視野を広げることに大切だ。
・発表の後に質問してくださったので、どういうとこまで理解しなければならないか、どれくらい視野を広げて調べようとすればいいのかがわかりました。
・もっと調べたくなりました。いままでの「工学」のイメージと大きく異なっていた。
・自分の頭で考えるだけではわからないこともいろいろ「見て」「聴いて」「体験」すれば、自分が気づかなかったことにも気づける。
・専門的な知識の必要性とともに、それが社会にどのように役立つかが重要だと思った。必要な知識はまだまだあると思った。
・どの展示もスムーズに理解するのは難しかったけど、その分、じっくり考えて、質問をしてみることで、「すごい、面白い!」と一つ一つどの展示にも多くの発見と感動が得られました。その研究内容についてはもちろんですが、悩んで考えて、理解するということの楽しさを、なんだか新鮮に感じることができた。
・知識、意識、態度、多くの面で本当に大きく成長できたと思います。素晴らしい機会をありがとうございました!
・視野が広がり、進路の選択肢が増えました。初めから興味がないと決めつけるのではなく、体験していくことは大切だと思った。
・大学の研究内容を学んで、自分の知識と結びつけることで、新しい考え方や疑問が生まれてきて、面白かった。
・どの展示も研究に目的、目標がはっきりしていて興味深かった。いつも発表などは苦手なのですが、今回は自分から進んで発表(質問)ができていて、自分でも驚きました。
「ミクロの世界からのメッセージ」と題されたお話でした。
微生物の中にはいろいろな働きをするものがいて,それが私たち人間とどうかかわって、どのような効果をもたらすのかということを教えてくださいました。身近なところで私たちの生活に役立ってくれる菌から、様々な害を及ぼす病原微生物のことまで、わかりやすく、かつ詳しくお話してくださいました。ご自身の経験などもふまえつつ、病原菌の進化とそれに対抗し続ける医学の進歩を教えてくださり、微生物の昔と今の様子と変化がよくわかりました。
先生の問いかけに対して挙手し、積極的に答えている生徒が多かったです。全体的に終始興味が途切れず、真剣に聞いている様子でした。とても積極的でした。
質疑応答も、本格的な質問が多かったです。時間いっぱい、質問が絶えませんでした。
出された質問は、次のようなものでした。
・危険な菌を、安全な菌に変えるためにはどうすればよいのか
・有益微生物が突然病原性を持つことはあるのか
・有害な微生物に対する、ワクチン、抗生物質、につづく「新規戦略」とは何か
→耐性菌になりうる病原菌の、毒素のみを無害化、撃退する方法などが考えられている
・いまは眠っている病原菌が、今後、目を覚ますことはあるか
・野田先生が細菌学に興味を持ったきっかけは何か
・微生物は宇宙で生きていけるのか
・生体防御の男女の違いと、その理由は何か
・T2ファージを用いてo-157の撃退をすることは可能か
楽しい講演会でした。
難しい言葉もありましたが、わかりやすくパワーポイントで説明してくださって、楽しく理解できました。微生物のメリット、デメリット、対処方法など、コミュニケーションをとりながら理解できました。感染症の対処法をゴロあわせで覚えられるものも教わり、これからの生活でも役立ちそうです。家族にも学んだことを広げていきたいです。
今日の先生の講演を聞いて、地球上にはたくさんの微生物が存在していること、役に立っていること、病原菌に対抗する医薬品に含まれていること、などがわかりました。微生物への興味が、今日の講演でさらに高まりました。
記事:K7&K5
本日実施を予定しておりました「秋の一般公開観察会」ですが、
あいにくの雨のため中止致します。
10月28日(土)の18:00~19:30で秋の公開観察会を実施します。
詳細は上記リンクのパンフレットをご覧ください。
土星や月の観察や秋の星座の解説などを行いますので、
ご都合の良い時間帯でお越しください。
駐車場は新体育館の東側および西側をお使いください。
本日,1年生特色クラスが,サイエンスレクチャー(生物)を受講しました。
東京都医学総合研究所 原 孝彦 様 をお招きし,「正常細胞とがん細胞の違いの観察及びDNA抽出実験」を行いました。
生物の最先端の研究について学ぶとともに,高性能の実験器具に触れるいい機会となりました。
受講した生徒の,楽しみつつ真剣なまなざしを終始感じることができました。
今回の経験を,科目選択,進路選択に大いに活かしてほしいと思います。