7月28日(日)FESTATを実施しました。
初めての試みであり、全国各地から、中学校、高校、大学、研究機関が集まり、統計データ利活用の探究の発表会で、総出席者数140名程度の大会となりました。
統計・データに関する探究の、つながりと学びの場にすることができたと思います。
参加校の皆様、指導助言、ご講評、ご講演いただいた先生方、学生の皆様、本当にありがとうございました。
さて、ここからは、参加者の感想の一部を抜粋します。
7月28日(日)FESTATを実施しました。
初めての試みであり、全国各地から、中学校、高校、大学、研究機関が集まり、統計データ利活用の探究の発表会で、総出席者数140名程度の大会となりました。
統計・データに関する探究の、つながりと学びの場にすることができたと思います。
参加校の皆様、指導助言、ご講評、ご講演いただいた先生方、学生の皆様、本当にありがとうございました。
さて、ここからは、参加者の感想の一部を抜粋します。
本校の見学参加者(1年生)の感想より
全国の学校の統計を使った課題研究を見たことで、今後自分がする課題研究の参考になりました。また、質問をすることで、自分の理解が深まるとともに、他校の生徒との交流を深めることができて楽しかったです。講演では、一つのことだけを極めていくのではなく、いろいろなことを極めている人が必要とされるということがわかりました。
中学生の発表に感動した。セミのデータをこつこつ集め、分析して、考察していた。他校のポスターもすごく面白かった。今後、どういう方面に進むとしても、統計やデータは必要だということを知ったので、やはり数学をしっかり頑張る。データ解析からのその先の解釈が大切なので、その部分もしっかり考えていく。
本校の運営参加者(1年生)の感想より
滋賀大学の和泉先生とZoomでつながっているタブレットをもって、質問などのタイミングなどを先生に伝えた。大学の先生の意見や感想を、すぐ近くでうかがうことができ、注目すべきところなど、今後の参考になった。先生方でそれぞれ意見がことなり、世界は広いと、あらためて感じた。
本校の運営参加者(2年生)の感想より
講演の、学ぶ意欲、学ぶ技術のある人が必要とされる、Done is better than perfect、生きるヒントになる言葉をいただきました。
本校の発表参加者(3年)の感想より
今日一日で、すごく分析が進んだ。専門家の先生にたくさんアドバイスをいただいた。自分が気づかなかった視点の指摘で、すごくありがたかった。すぐにでも分析を進め、これからの発表に活かしていきたい。
他校発表参加者の感想より
・専門家からのすばらしい助言や同じ学生からの意外な意見をたくさん得ることができました。再びこの「学会」を開催していただきたいです。
・アイディアに関して、自分の知見が深まったと感じました。本当に来てよかったです。
・最後の対談が本当に心に残りました。今後の自分がどうしていくのかの参考にもさせていただきます。ありがとうございました。
・知らないところで、こういったプレゼンをしたり聞いたりする機会は初めてでした。本当に楽しく、勉強になったり、自分の度胸試しにもなりました。
・他のグループの良いところを、自分たちの発表でもできるようにしたいと思います。
・本当に参加してよかったです。これから夏に学年の前で発表するので、それまでに、もっとより良いものにしていきたい。
・いろいろな統計処理の方法を知ることができた。有名な先生とあえて嬉しかった。
7月26日(金)11:30
一般社団法人みとよAI社会推進機構(MAiZM)と香川県立観音寺第一高等学校との情報処理技術による地域活性化のための連携協力に関する合意書締結式が行われました。
この合意は、AI人材育成のための講座開催や、地域や企業が抱える課題解決に向けて取り組んでいるMAiZMと、SSH重点枠に指定された本校が、相互連携のもと、それぞれが有する人的・物的・知的資源を有効に活用して協力することにより、情報処理技術による人材育成・地域活性化を推進するための合意です。
合意締結のあと、2年生課題研究グループの代表者が、この連携協力への感謝と課題研究にむけた決意を語りました。
毎日新聞ウェブサイト https://mainichi.jp/articles/20190730/ddl/k37/050/292000c
四国新聞ウェブサイト http://www.shikoku-np.co.jp/sports/local/20190727000168
7月20日(土)サンポート高松第1小ホールにて、第7回香川県高校生科学研究発表会が行われました。
今年の大会は,初めて、開会行事にて中学生の発表が行われました。小学校、中学校の自由研究、高校の課題研究。そして、大学からの研究。
これらの連携・接続を考えていくきっかけになる、初の取組でした。
発表、見学を含め、参加校は県内13校となり、のべ400人超の盛況の中,実施されました。年々参加者数は増えていきています。
本校からは理数科3年生9班(ステージ発表3グループ、ポスター発表6グループ)が、日ごろの課題研究の成果を発表してきました。1、2年生の希望者も見学、質疑に参加しました。
みなさん,
探究したことを,しっかり伝えようという気持ちが伝わってくる,
本当に良い発表でした。
今回 お越しいただいたのは 関西学院大学理工学部教授 巳波 弘佳 先生です。
「最適化とアルゴリズムとネットワークが拓く広大な世界」と題して、1年生にお話をいただきました。
アルゴリズムは、方法・やり方・解き方・手順であること、
そして、最適化とアルゴリズムは、経路検索での最短経路や、ピアノ演奏のアニメーション制作など、様々なところで威力を発揮すること、
さらに、最適化・アルゴリズム・ネットワークの世界は広くて深いことを、様々な例を挙げて述べられました。
講義の最後の質疑応答の時間には、時間いっぱいまで次々と手が上がり、質問が出されました。
・研究をするには、本当に様々な知識が必要とされるが、どうやって努力するのか。
・今の研究分野に、いつごろから興味を持ち始めたのか。
・興味を持つきっかけは、何だったのか。
・現在、先生が行っている新しい研究は何か。
・創薬とアルゴリズムは、どう関係するのか。
・AI時代と言われる今、何を特に勉強しておけばいいのか。
・最適化が医療などに組み込まれる中で、どのような研究者が活躍するのか。
・AIを使いこなせる人になるための知識は、どうやって何から学ぶのか。
生徒の感想をいくつか紹介します。
数学がいろいろな分野に結びついていると知って、深く勉強しようと思えました。文系理系問わず全部学ぶべきという先生の言葉には説得力があって、なんでも面白いと思って生きていきたいと思います。<女子>
AI、アルゴリズム、最適化などは、我々の普段の生活のいろいろなところに転がっているというのを聞き、早速調べてみたくなりました。<男子>
研究をするためには楽しむことや疑問をもつことの大切さは少しはわかっていましたが、今日の先生の経験談を聴いて、本当に先生は楽しんで研究しているんだと伝わってきました。私も楽しんで研究できるようになりたいです。<男子>
様々なものに対して数学的に考察できるということがおもしろいと感じた。特にピアノのアニメーションに最適化やアルゴリズム、数学がかかわるとは思っていなかったのでびっくりした。面白かった。<男子>
数学の学習が大切だと分かった。また、なんでも興味をもっておもしろがって挑戦していきたいと思う。<女子>
いろんなことに興味を持ち、楽しみ、一つのことからたくさん学び考え活用することのわくわく感を感じた。ほかによりよいやり方はないのかと常に疑問を持ち、考えを広げ、探究することを大切にしたいと思いました。周りにあるもの全部、楽しみ学び自分のものにしたいと思いました。数学をもっと学びたいと強く思いました。<女子>
アルゴリズムを自分で作るという話がとても印象的だった。人工知能を使える人間が残っていくという話からも、受け身にならずに自分から進んで考えていくことが大事になっていくのだと強く思った。今習っていることが何らかの形で必ず役立つと思うので、勉強が楽しくなると思った。<女子>
興味をもったことや好きなことを、AIの使い方や組み合わせを考えて調べてみようと思った。今後の進路のためにも、勉強を好きになり、知識を様々な方向に広げていきたいと思いました。<男子>
本日,2~3時間目に,第1回のSSH講演会が実施されました。
対象は1年生です。
講師は東北大学大学院 教授 渡辺 正夫 先生。
2010年度から、毎年講演をいただいております。
演題は「将来に向けたキャリア形成のポイントとそれを考える基礎となる課題研究のあり方」。
今年から新たなタイトルで、そして講義のなかに、先生に出されたお題に対してグループで考え、発表する時間も。
___
ここ以降は,講演会を運営してくれたSSH委員会の生徒の記録から。
・課題研究とは何か、なぜしなければならないか、キャリアの形成にとっていかに大切か
・数学の解き方を考えることが大切で、考える習慣をつけることが大切であること
・自分で、論理的に考え、トライアンドエラーをたくさんすること
・身の回りに考える種はたくさんあること…「なぜ」と、深く考える、調べること
・失敗から学ぶこと
・なぜ大学に行くのか、その先、なにになりたいか、過去の自分のキャリアと未来をつなげて考えることが大切であること
などなど、いろいろと教えていただきました。
みんなにとってわかりやすい例を出され、伝わり安くおはなしをされていて、反応を大切にされる先生でした。
また、生徒に聞いて、その応答に対してどんどんと追及して深めていくようにお話が進みました。
講義が終わって、質疑応答の時間になると、時間いっぱい,質疑が続きました。
(出された質問)
・人生や研究で躓いたとき、どのように立ち直るのか
・科学者以外になりたいものはなかったか
・生きていくうえで、どのようなことを心掛けたか。
・大学でなぜ遺伝子の研究をしようと決めたのか。
みんながわかりやすい例を出して、伝わりやすくお話をされていて、反応を大切にする先生でした。また、生徒に聞いて、その応答に対して、どんどん追及していくようにお話が進みました。
生徒の感想をいくつか
・今まで聞かせていただいた講義で、間違いなく一番面白く、わくわくし、納得できた講義でした。実際に話し合うことで自分1人ではわからなかったことにも理解を深めることができたし、話し合った結果についても自分たちで調べてみたいという意欲も湧きました。私は来年からの課題研究への不安もありましたが、先生のお話を聴いてたんきゅうすることってとても楽しそうなんだなと思えました。そして何より、キャリア形成を明確にして、先生のように充実した人生を送りたいと思います。楽しい時間をありがとうございました。(女子)
・いろいろな視点で物事を見ていこうと思いました。そして「考える」ことの習慣化やなぜという疑問をもちながら、これからの人生を過ごしたいと思った。(男子)
・今日の講義を受けて、毎日の生活を「ぼーっと」生きるのではなく、周りにおこっていることに興味をもっともって考えるようにしたいという思いが強くなりました。課題研究で、自分の考える力をきたえていきたいです。(女子)
理数科3年生による「課題研究発表会」が開かれました。
東北大学,東京理科大学,東洋大学、岡山大学,香川大学,国立教育政策研究所から先生をお招きし,2年理数科生徒,1年特色コース生徒が参加しました。教育委員会、県内外の高校の先生方や,市役所、企業、保護者の皆さま,報道の皆さまも来校しました。
熱気に包まれた百周年記念館1階大会議室において,各班とも,探究の成果を,英語と日本語で発表し,活発な質疑応答が行われました。
発表タイトルは次のとおり(発表順)
大学の先生からの質問,指摘にもしっかりと答え,貴重な指導助言もいただくことができました。
理数科3年生はこれから,夏にかけて,さまざまな発表会で探究の成果を発表します。
香川県内では,
7月20日(土)サンポートホール高松,第1小ホールにて,
「第7回香川県高校生科学研究発表会」が行われ,本校生徒も発表します。どなたでも入場できます。
一般公開天体観察会について
5/24(金)20:00~21:00
本校運動場にて実施いたします。
双眼鏡や天体部員が操作する望遠鏡で火星や
春の星々を観察する予定です。
お車の方は西門からお入りください。
例年土曜日でしたが、金曜日に実施致しますので
お間違えの無いようお願いいたします。
中止する場合は15時までにHPに掲載いたしますが、
現状の天気予報ですと、よほどの急変がない限り、
予定通り実施できそうです。
令和元年度 SSH課題研究発表会を開催します。
日時:令和元年6月20日(木)12:30~15:30
場所:観音寺第一高校 百周年記念館
理数科3年生10班が課題研究の成果を口頭発表します。
全ての班が,英語による要約発表,日本語による発表,質疑応答を行います。
ご参加を希望される方は,
事前に本校担当者まで,下の申込様式にてお申し込みください。
提出は,FAX(0875-25-4145)または実施要項に記載のメールアドレスまでお願いします。
申込の締切は,6月12日(水)です。
なお,理数科3年生保護者の皆さまには,別途,後日御案内いたします。
\4月6日(日)、理数科新3年生と、理数科新2年が、バス2台にゆられ、高知県立小津高校で行われた「第7回四国地区SSH生徒研究発表会」に参加しました。香川県からは観音寺第一高校、高松第一高校、徳島県からは徳島科学技術高校、脇町高校、城南高校、愛媛県からは松山南高校と宇和島東高校、西条高校、高知県からは高知小津高校の9校が参加し、合計104枚のポスターが並びました。
有意義な発表交流でした。そして,会場校の桜並木もきれいでした。
3年生にとっては,6月の課題研究発表会に向けた中間発表,2年生はこれから課題研究のテーマを決める材料を集めるとともに,課題研究の具体的なイメージをもつ,有意義な機会となりました。
まずは3年生の気づきと感想をいくつか紹介します。
今日やってみて、想像以上に自分が喋ることが出来ることが分かり、自信に繋がった。また、他のグループの研究発表への質問を躊躇無くすることが出来るようになっていた。自分が発表することに取り組むようになってから、他の人の研究にも関心を持つようになり、楽しいと感じた。
アドバイスを受け、自分たちの研究の改善点も見つかった。他校の人の研究に質問をすることができたのは自分にとって昨年からの成長。質問にもきちんと答えられたので良かった。
発表に対する気持ちが変わった。2月の発表では、大勢の人に聞いてもらうことが初めてで、とても緊張した。今回の発表も緊張はしたけれど、聞いている人に自分たちがしている研究を知ってもらいたいという思いで発表をした。
質問の質は課題研究の発表を重ねていくにつれ、確実に良くなっていると実感している。理数科に入って良かったし、収穫だと思っている。
研究に対するやる気がだいぶ上がった。去年は研究内容が理解できないことが多かったが今回は知識も増えて楽しいと思えた。自分たちと似ている研究のところにいったり、自分たちの研究を聞きてくれたりして会話ができたのが良かった。
1年前と比べると少し自分が成長していると感じたし、他の学校の研究も、より理解できるようになったと感じたので嬉しかった。
隙のなさそうな研究に見えても、負けじと質問してみれば、お互い想定外は出てくる。研究の内容を認めて感心しつつも、上げ足を取るぐらいのつもりで意見を出して行けば意見交換は弾む。…際して、意見をその場でわかりやすくまとめる練習は今後必要だ。
次に,2年生の気づきと感想を紹介します。
身近な活動から研究に繋げることは大切だと思ったし、とても楽しく研究できると感じた。研究の結果によって新たな課題が生まれるので、早めに取り組んで、どんどん良いものを繰り返し作っていくのが大切だと思った。
そこに目をつけたのかとかそんな関係性があったなんてと驚かされるものばかりでとても面白かった。
自分たちが来年、目的をもってポスターを構成していかなければならないという意識に変わった。他の県の発表を聞くことができ、ポスターの構成の仕方や発表の手順など参考にできることが多くあった。
観一の先輩方だけでなく、ほかの学校の方々も一生懸命努力をしていることを知った。こんな人達とも課題研究や大学入試で戦わなければいけないということに改めて気付かされた。
今日はポスター1つの発表につき最低1回は質問しようと思い、それを達成できた。発表している人や他の聞いている人の質問を聞いて、聞き手を引きつける内容や聞き手側が同じ実験を再現できるように詳しく実験方法を伝えることが大切だと思った。
多くの発表を聞いて、自分の研究目的がまとまってきた。
課題探究は自分達だけで地道にやっていくイメージがあったが、課題探究は様々な人と交流することで、研究が膨らんでいき、様々な意見を聞いて参考にして、よりよいものにしていくものだと思うようになった。自分に合っていると思った。これからの課題研究がとても楽しみ。
1年後には自分も発表する側になるので頑張ろう!とモチベーションが上がった。
以前観一で行われた時よりもよく質問ができ、他校の研究を見て、自分なりに発展させ方を考えることができた。課題研究のイメージがより鮮明になった。同じ発表を見た先生と、感想、意見を話し合えたのが楽しかった。
本校の卒業生が理系の研究の分野で活躍しておりますので,紹介いたします。
http://www.shibaura-it.ac.jp/news/2016/40160205.html
http://www.shibaura-it.ac.jp/educational_foundation/pr/shibaura/real_life/11061011.html
http://www.shibaura-it.ac.jp/news/2014/40140398.html
http://www.shibaura-it.ac.jp/news/2016/40160183.html
http://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/cse/sports08.htm