本日、SSH生徒研究発表会(第二部)が、オンラインで実施されました。
本校理数科の数学グループの研究
「卓球の試合の可視化は不可能か?〜データサイエンスに基づく新たな指標の提案〜」
が、第一部の224本のポスター発表から代表校6本に選ばれて、発表しました。
審査の結果は
今年も、堂々とした、研究の面白さを感じさせる、楽しい発表でした。
9:40からの発表本番は、ちょうど課外の2時間目。
理数科2・3年生は、YouTubeライブ配信をみんなで視聴して応援しました。
キックオフイベントから一か月。
本日,本校主催の全国統計探究発表会,FESTAT2021が行われました。
全国18校40チームが参加しました。
まずは開会行事。
本校含む18校,アドバイザー,学生,その他多くの方々の参加で,Zoomウェビナーを用いて実施しました。
司会は本校出身の大学生です。
開会行事では,香川県教育委員会 工代教育長様と,本校校長からの挨拶から始まりました。
次に,株式会社日立システムズIT本部DS推進センタ データサイエンティスト 板井 光輝 様にご講演いただきました。
演題は「データ分析実践入門-その統計知識,正しく使えていますか?-」。
データ分析の5つのプロセス,データの理解・整形の重要性,統計学を使用した分析がしやすいデータとみなせる条件,データサイエンスの入門書籍の紹介などなど,示唆に富む,データサイエンスを学ぶ高校生や,課題研究の指導者にとって,役にたつご講演でした。
また,実社会,実務での数学や統計の重要性についても学ぶことができました。
本校会場からも,他校会場からも,時間いっぱい質問にお答えいただきました。
続いては,場所をバーチャル空間oViceに設置した「FESTAT会場」に移って,生徒による発表会です。
続きは,次の記事で…。
本日、SSH生徒研究発表会(第二部)が、オンラインで実施されました。
本校理数科の数学グループの研究
「卓球の試合の可視化は不可能か?〜データサイエンスに基づく新たな指標の提案〜」
が、第一部の224本のポスター発表から代表校6本に選ばれて、発表しました。
審査の結果は
今年も、堂々とした、研究の面白さを感じさせる、楽しい発表でした。
9:40からの発表本番は、ちょうど課外の2時間目。
理数科2・3年生は、YouTubeライブ配信をみんなで視聴して応援しました。
KSB(瀬戸内海放送)の
「高校生と見つける,私たちのSDGs」に本校理数科3年生3名が出演します。
課題研究のテーマに関連する企業を訪問しています。
vol.71 2021年8月22日(日)放送(再放送:2021年8月27日)
vol.72 2021年8月29日(日)放送(再放送:2021年9月3日)
vol.73 2021年9月5日(日)放送(再放送:2021年9月10日)
本日、第23回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会(福岡大会)が、オンラインで開催されました。
口頭発表部門では、本校から1グループ(数学)が
「カマタマーレ讃岐の強化策の提案〜シュートにおけるPA内進入の重要性〜」
を発表し、優秀賞を受賞しました。
ポスター発表部門でも、
「ダイラタント流体を応用した衝撃吸収実験」
「気孔開閉運動に基づいたオジギソウにおける調位運動のメカニズムの解明」
を、紙面で発表しました。
本校の2年生の理数科,普通科理系,普通科文系特色,普通科文系,男女混成の6名からなるチームが,先日問題分析編を突破(準優勝)し,「イノベーション編」への出場権を獲得しました。
そして,16日,17日の2日間で,オンラインで開催されました。
新規性があってインパクトのある提案を,一日かけてワークショップを行い,提案していくものです。
密を避けて,一人一つの端末で,参加しました。
バーチャル・コラボレーションツールAPISNOTE,Zoom,Slackなどを用いたワークショップ。
頭がフル回転するような,充実した時間を過ごしました。
7月24日の記事で,第9回香川県高校生科学研究発表会ライブ発表の部の様子をお伝えしました。
今年度のこの大会,ライブ発表の他にYouTubeによる限定公開で,県内9校,19本の発表動画を視聴しあい,Google Formsを使ってコメントしあう,オンデマンド発表部門が,7月22日から7月31日まで開かれていました。
コメント総数1032件と,活発な交流が行われました。
さて,こちらの部門も審査がありました。
本校は
ライブ発表部門で
「デンプンの効率的な分解法」が 奨励賞 を
オンデマンド発表部門で
「PA内進入によるカマタマーレ讃岐の勝利への道筋」
「気孔開閉運動に基づいたオジギソウにおける調位運動のメカニズムの解明」
「CNF防曇液の作成~実用化に向けて~」
が 優良賞 を受賞しました。
8月2日午後,大阪大学研究室体験が行われました。
昨年に引き続き,オンライン実施となりました。
本来であれば,大阪大学大学院工学研究科を訪問し,2泊3日で大阪大学大学院の学生の皆様と一緒に研究(実験→考察→発表)を体験するプログラムで,今年度こそ対面実施をと準備を進めてきましたが,感染者急増のため,対面実施を断念せざるをえませんでした。
学び多き内容で,生徒も真剣に参加していました。
大阪大学の皆さま,このような機会をいただき,本当にありがとうございました。
この大会は,全国高校生社会イノベーション選手権実行委員会(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻)が主催するもので,今年で4回目です。本校は第一回から参加しており,すべて本戦に出場してきました。
今年も,オンライン実施で,問題分析編に取組み,その中で選抜されたチームがイノベーション編に進出します。
今年は,1~2年生から希望者4チームが参加しました。
そのうちの1チーム(理数科,普通科理系,普通科文系特色,普通科文系の混成6名)が,
問題分析編で準優勝し,イノベーション編に進出することとなりました。
発表した参加校は,口頭発表 ライブ発表部門で,4高校10グループ,口頭発表オンデマンド発表部門で9高校19グループでした。
今回は,口頭発表 ライブ発表部門の様子をご紹介します。
本校の2,3年生理数科は百種年記念館大会議室から,1年生の希望者は本館の教室からZoomミーティングルームに入りました。
PCのカメラに向かって発表。審査員の大学の先生から,様々な質問が来ましたが,しっかりと応答していました。
他校の生徒の発表に対してはとても積極的に質問しました。
また,他校の発表を聴きながら気づいた点や質問などを,それぞれがスマートフォンやタブレットから入力。
そして,司会と計時の生徒は別室から,会の運営をコントロール。


今年は,全ての発表が終わった後,「ディスカッション」の時間が設けられ,お互いの研究に対して活発に生徒同士で議論をするる方が見られました。
最近は,もはや,オンラインは「代替措置」などではなく,むしろ高校や大学などの連携を,時間や距離の制約を越えて強化することにつながるものになってきつつあります。
先ほどの記事の続きです。
今年新しい企画で,少し前の金曜日にも使用した,oViceを用いたバーチャル空間での交流会です。
バーチャルなFESTAT会場に場所を移します。

ここからは,生徒一人一人がヘッドセットを装着して,別々の端末でFESTAT会場に入り,自分のアバターを動かします。

他校の生徒たちも,すぐに操作に慣れたようです。
ここで,本校出身の二人の大学生から,高校時代の課題研究の紹介と,質疑応答が行われました。
一人は,バスケットボールの統計分析を行った課題研究で,スポーツデータ解析コンペティション中等教育部門で最優秀賞を獲得した研究を,
もう一人は,野球の統計分析を行った課題研究で,SSH生徒研究発表会で最終審査に進んで審査委員長賞を獲得した研究を,それぞれ紹介していただきました。
慣れないバーチャル空間のやり取りですが,活発な質疑応答が行われました。
さすが大学生,有益なアドバイスや考え方を,次々と伝えていきます。

この後はフリーの交流会。大人も,子供たちも,本当の交流会のように,立ち話や,情報交換が行われました。
8月21日に行われるFESTATでも,この会場で実施します。楽しみです。
当日の様子は,またこのSSHニュースで発信します。
(追記)8/19の四国新聞の記事で,この取組みが紹介されました。
ごく一部ですが,参加者のコメントを紹介します。
・大学生の皆様は伝えたい事を分かりやすく丁寧にお話ししてくださいました。自分も今年受験を控えているので論理的に伝えたい内容を話す能力を身につけていかなければならないと感じました。
・統計分析はやはり数学的能力が必要になることがわかった。また自分たちが今ことような経験ができていることがとても貴重だということがわかった。
・今学んでいる統計、データサイエンスについて、大学でもっと詳しく学べるととも
に、それをさらに活かせる研究対象などについても学び、活用できることを知りまし
た。
・この課題研究の経験が今の社会で必要とされていることであり、この経験が自分を豊かにしてくれるものでと言うことを経験者の先輩方から聞いて実感が湧いてきた。
・大学生が高校生の時にやっていたことは僕はとてもすごいと思ったけど大学生にとって未熟だったと言っていて、大学ではそんなに凄いことをするんだと思いました。
今年度のFESTATも,昨年度に引き続き,オンラインで開催することになりました。
FESTATはFESTA(祭典)とSTATISTICS(統計)を合わせた造語で,統計やデータサイエンスの探究で,全国の高校生や大学生,教員,専門家が交流することで,学びとつながりの場を創出することが目的です。SSH重点枠(広域連携)の最終年度,今年で3年目の取組みです。
昨年のキックオフイベントより参加者が増えたため,Zoomウェビナーを活用し,全国18校、100か所以上をつなぎ,多くの方々に参加いただきました。
司会は本校理数科卒業生の大学生。
校長先生のあいさつのあと,
文部科学省 初等中等教育局 主任視学官 長尾篤志 様
立正大学データサイエンス学部 教授 渡辺 美智子 様
高校時代に統計探究活動に取り組んだり、大学でデータサイエンスの勉強をしている大学生8名
から,FESTATに参加する高校生にメッセージを頂きました。
統計・データサイエンスの探究をする意義や有用性などについて,改めて実感できたと思います。
今日は学校から参加したのは,2年生理数科5名。残りの生徒は,自宅から参加しました。
続いて,AI研究の第一人者,東京大学大学院工学系研究科 教授 松尾 豊 様の講演と質疑です。
刺激的な内容で,生徒たちも真剣なまなざしでメモを走させます。
講演の後は質問の時間。他校の生徒も,本校の生徒も,質問をしました。

今年のFESTATはここでは終わりません。新たな交流企画も…。
長くなりましたので,続きは次の記事で…。
本日,理数科3年生が6校時から放課後17:00まで,理数科2年生は放課後から17:00まで,第1回全国バーチャル課題研究発表会に参加しました。
バーチャル空間oViceに6校が集い,課題研究の発表,質疑応答などを行いました。
参加校は,主催の兵庫県立加古川東高等学校をはじめ,兵庫県立姫路西高等学校,神戸大学附属中等教育学校,広島大学附属中学校・高等学校,愛媛県立松山南高等学校,香川県立観音寺第一高等学校です。
まずは3年生がいろいろな部屋からバーチャル空間に入りました。しばらくアバターを動かすうちに,すぐに操作に慣れたようです。
6校の53本の課題研究を,ポスターセッションのように9つのブースに分かれて,発表や質疑応答が行われました。
2年生は6時間目に,課題研究テーマ発表会を実施していました。「このテーマで課題研究をしたい」と,研究の意義や研究計画などを発表し,質問や指導を受ける時間です。
課題研究テーマ発表会終了後,少しの休憩の後,一人一台のタブレットで,3年生に遅れてバーチャル空間に入りました。それぞれがバラバラに,気になる発表を聴きに自分のアバターをバーチャル空間で動かします。話したり音が出たり,個別に行うので,ヘッドセットが必須です。
発表校は,画面共有し,スライドやポスターを提示。見ている生徒たちは声やチャットで質問をし,それに対して答える。これを6ターン繰り返しました。
近隣地域で,対面で集う取組は今までたくさんありましたが(例:香川県・四国地区),今日のように,離れた地域の高校が複数校集まり,ポスターセッションをするという交流は,2年前には考えられないことでした。未来を感じさせる,刺激的な発表会で,楽しむことができました。
こういう取組は,これからどんどんと広がっていく予感がします。
本校主催のFESTAT2021(第3回全国統計探究発表会)でも,このバーチャル空間ツールを使う予定です。
7月7日(月)16:00より,本校百周年記念館にて,「観音寺第一高校による一般社団法人みとよAI社会推進機構(MAiZM)へのSSH課題研究報告会」が実施されました。
この会は,一昨年度締結された情報処理技術による地域活性化のための連携協力合意に基づくものです。
オンラインでは東京大学大学院工学研究科 松尾研究室より鈴木様,河野様,キム様,香川高等専門学校詫間キャンパス田中様,岩本様,対面では広域自治体等人工知能活用推進協議会より三豊市長山下様,多度津町長丸尾様,観音寺市長白川様,琴平町長片岡様はじめ,各参加市町の担当課長様ならびに担当者の方々,カマタマーレ讃岐代表取締役社長池内様などなど,多数の方々にお越しいただきました。
本校で統計・データサイエンス領域の課題研究をしている3年生理数科2グループが発表しました。
1グループ目は「卓球選手の強さを表す指標の作成」です。
2グループ目は「カマタマーレ讃岐の強化策の提案~シュートにおけるPA内進入の重要性~」です。

多くの先生方,市町長様から,ご指導,ご助言,ご講評をいただきました。


ありがとうございました。
この会終了後の一場面・・・。
さて,本日発表した生徒は,2年生のときに,「観光業による観音寺市の少子高齢化による問題解決」と題した課題研究を進める上で,観音寺市長白川様にアドバイスをいただいた生徒たちでした(昨年の記事参照)。
いろいろとお世話になった白川市長が,今期で引退されると報道で知った生徒たちから,感謝の気持ちを表して,サプライズの演出も…。
