SSHブログ

第1回SSH講演会を振り返って(生徒記事)

2022年6月14日 11時58分

 東北大学大学院 教授 渡辺正夫先生を講師に迎え,将来に向けたキャリア形成と課題研究の在り方について学びました。渡辺先生自身の幼少期からの体験や,考え方を教えていただき,将来の選択肢を明確にするための「考える力」についてお話しいただきました。グループ学習も交えて,「考える力」の大切さについて学びました。自分の将来についてより一層考えることができた講演でした。

 参加した生徒からは,次のような質問が出ました。

Q.研究の作法とは具体的にどのようなことですか

Q.遺伝学とは,どんな学問なのですか

Q.講演の中で,良い先生に出会うことの大切さがありましたが,良い先生の見分け方はありますか。

講演の最後には,生徒代表の謝辞がありました。

本日はお忙しい中,貴重なお時間をいただき,興味深い講演をしてくださり,ありがとうございました。他校でも課題研究が行われるようになり,探究することが重要視される中で,渡辺先生のお話を伺うことができたのを幸運に思います。本日の講演の中で,特に「考える」ということの重要性が印象に残りました。日々の生活の中であたりまえに思っていることこそ課題研究のヒントが隠れているということを心にとめて,「なぜ」という意識をもつことを忘れずにいたいと思います。課題研究が楽しみになるとともに,将来へのイメージが明確になる時間でした。本当にありがとうございました。

6/13 第1回SSH講演会のなかで…

2022年6月13日 13時20分

本日の講演会に参加した大学生が別室から,本校卒業生が渡辺先生へのあいさつを述べました。

その中で,とても参考になることを言ってくれたので,文字をおこして掲出します。

実際に年の近い先輩が,「課題研究には,今振り返って,こんな意義があった」,と語ってくれたことで,課題研究の重要性を1年生が理解できたのではないかと思います。ありがとうございました。

220613-6

 私は5年前に,渡辺先生に課題研究でお世話になりました。今は,大学の理学部で有機化学を学んでいます。今日は渡辺先生の講演があるということで,お願いをして参加させていただきました。先生の講演を聴きながら,私人生の転換点は,やはり課題研究だな,と感じております。

 研究の楽しさや厳しさを先生方から教えてもらい,大学でも化学を学びたいと考え,理学部に進みました。まだ,少ししか,大学で研究していないのですが,毎日たくさんの論文を読んだり,試行錯誤の繰り返しをしたりしています。たくさんのことを調べる必要性があったり,研究で実験結果からさらに試行錯誤をしたり,と,今になって,課題研究の重要性を,すごく感じています。

 これから,大学院に進み,より深く化学を学び,研究をしていきたいと考えています。大学生になってからも,先生の話をきけるとは思っていなかったので,今日はとてもうれしかったです。本日はありがとうございました。

6/13 第1回SSH講演会(東北大学 渡辺正夫先生)を実施しました

2022年6月13日 12時54分

6月13日(月)②,③校時に,1年生全員を対象とするSSH講演会を実施しました。

講師は,東北大学大学院 教授 渡辺正夫 先生 です。

演題は「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究の在り方」です。

昨年,一昨年は,一斉に体育館に入って受講したのですが,今年はスタイルを変えて各教室からオンラインでつなぎ,講師の渡部先生を映すスクリーンと,講義画面を映すスクリーンと,2つ準備して実施しました。

220613-1 1年1・2組会場

220613-2 1年3~6組会場

220613-0 司会はSSH委員さん。

講師の先生からも,Webカメラで,全教室の生徒の講義中の様子などがよくわかります。

220613-7

質疑応答や,出された問いグループで考え,各クラスから回答するという時間も設けられました。

220613-3 220613-4

220613-5 さいごは,生徒からの謝辞。

詳しい内容については,委員さんがまとめてくれますので,また後日,掲出します。

また,今日は,本校理数科の卒業生1名も,この講演会に参加し,最後に,生徒に対してとてもいいメッセージを伝えていましたので,次の記事で紹介します。

FESTAT2022参加校を募集します。

2022年5月17日 16時34分

観音寺第一高校のFESTAT,今年も,次の「FESTAT2022開催案内.pdf」の通りオンラインで開催を予定しています。

 バーチャル空間,oViceを利用して実施します。

 oViceロゴ白1

つきましては、本会の発表参加についてご検討いただきますようお願い申し上げます。

 FESTAT2022開催案内.pdf

 申込入力先 https://forms.gle/di16HeD9Uh4y2gMy7

 申込締切  令和4年6月10日(金) 

                                        申込期日を数日間,延長します。

 参考までに昨年度の実施の様子 キックオフイベント 研究発表会

4/10 四国地区SSH生徒研究発表会で発表交流をしました。

2022年4月11日 18時44分

本校が幹事校を務めた昨年度に引き続き,今年も四国SSH10校の発表交流は,オンラインで開催です。

各学校の代表グループはZoomミーティングルームで発表と質疑応答。

有識者からの指導助言。生徒同士の質疑応答も行われました。

その他のグループはYouTubeオンデマンド配信とgoogle Formsを使ったコメント入力。

発表本数126本。参加生徒944名のイベントとなりました。

今年は,百周年記念館からではなく,使い慣れた普段の教室から参加。

発表する部屋。

220410-1 220410-3

他校発表を視聴し,質問をする部屋。2,3年生の理数科はそれぞれ別教室で参加しました。

220410-2 220410-4

一堂に会して大人数でのポスターセッションの風景が戻るのは,いつのことでしょうか。

3/19 WWL・SGH×探究甲子園に出場しました

2022年3月19日 18時45分

昨年に引き続き,本校普通科文系コース2年生の生徒グループが,WWL・SGH×探究甲子園に参加し,探究活動プレゼンテーション40校に選ばれました。

今年もオンラインでの発表と交流でした。発表に対して,大学の先生から,質疑や講評を頂きました。

 040319-4 040319-5

他の参加校の生徒たちの発表もレベルが高く,そして何より,面白い!

部屋を分かれて,興味のある発表をそれぞれの参加者が視聴し,フィードバックシートを書きました。

040319-1 040319-2 040319-3

発表の後は,参加校同士での交流。

探究で考えた社会的課題がどのように「自分ゴト」になったのか,

探究において先生はどういう存在で,どんな役割を期待しているのか…など…

かなりディープで面白い議論でした。

楽しく,深い交流や充実した課題研究。文系理系問わず,これからも広がっていきます。

第3回香川県高校生探究発表会(3/10~24)

2022年3月18日 19時17分

今年で3回目を迎えた,香川県高校生探究発表会。

昨年度はオンラインのライブ発表で参加しましたが,今年はオンデマンド配信(YouTube限定公開)とGoogleスプレッドシートを用いた相互コメント交流の方式で開催されています。

本校からは,2年生普通科から,7グループ(文系4,理系3)が参加しています。

3月10日から24日までの間で,県内の高校生や教員,有識者等が視聴し,コメントを入力しあっています。

2/26 福島県立福島高校とオンライン発表交流を行いました。

2022年2月26日 16時00分

昨年度から,ご縁があってつながった福島県立福島高等学校

今年は,福島高校主催の,「令和3年度生徒研究発表会」にお招きいただきました。

福島高校もスーパーサイエンスハイスクール指定校で,様々な先進的な取組をしており,今日の取組は,1年生,2年生が課題研究の口頭発表,ポスター発表,ディベート大会を,オンラインで行う者でした。

本校からは,理数科2年生有志5グループがポスター発表に参加しました。

密を避け,5つの教室に分かれて,リモートで発表交流しました。

040226-1 040226-2 040226-3 040226-4 040226-5

この交流により,たくさんの質問やコメントをいただき,おおいに刺激を受けました。お誘いいただき,貴重な機会をいただき,関係の皆さま,ありがとうございました。

2/16 観音寺市長から本校生徒5名が表彰されました

2022年2月16日 17時31分

本日,全国レベルの賞を受賞した本校生徒5名に,観音寺市長より表彰状の授与がありました。

令和3年度SSH生徒研究発表会 審査委員長賞

第69回統計グラフ全国コンクール 入選一席

第19回「金融と経済を考える」高校生小論文コンクール 特選

の5名です。

1名ずつ表彰状を授与され,市長より激励の言葉を頂き,懇談の時間,取材の時間もありました。

040216-1 040216-2

040216-3 040216-4

2/9 SSH研究開発成果報告会を実施しました。

2022年2月9日 18時30分

今年のSSH研究開発成果報告会も,コロナ禍のため,昨年に引き続き,オンラインを活用した開催となりました。

当日の生徒の探究発表の様子をお伝えします。今年は,ライブ配信,オンデマンド配信,対面と,ハイブリッドでニューノーマルな発表会となりました。(今年の運営の企画をしていた11~12月ごろの状況では,一昨年のような形が可能かと思われましたが…。)

まずは,2年生の全生徒が取り組んだ課題研究発表59本のライブ配信。質疑の時間には,大学の先生,県内外の高校の先生,行政,企業からも,次々と質問や助言をいただきました。しっかり応答できていました。1年生も参加して先輩の研究や質疑応答を見学できました。次は自分たちの番です。

220209-3 220209-4 220209-5

220209-6 220209-7

1・2年生を全12会場に分け,オンライ上でもブレイクアウトルームを12個設けて,大まかにジャンル別に分け,密を避けて距離をとっての発表会となりました。

そしてもう一つ。今年はポスターセッション会場も作りました。こちらは対面実施のみで,参加者をこちらが依頼した講師のみに限定して実施しました。

内容は,1年生特色コースが参加した関西方面科学体験研修の活動報告と,理数科2年生による英語の研究発表です。招へいした大学の先生や,本校のALT,1年生と,英語でのコミュニケーションを楽しむことができました。

220209-1 220209-2 

220209-9 220209-10

記録___

校外参加者は,計66名でした。

(県内高校24名,県外高校13名,義務教育2名,大学・研究機関17名,

 企業3名,その他(行政・評議員等)7名)

2/3 サイエンスレクチャー「可視化と定量を考える」を実施しました

2022年2月3日 18時06分

1年生特色クラスにて,川崎医科大学栗林太先生によるサイエンスレクチャー

「可視化と定量を考える~可視化の方法と重要性,光の吸収法に関する講義~」を実施しました。

コロナ禍,まん延防止等重点措置の最中,ということもありオンラインで実施しました。

ただし,今回は講義だけではなく実験もできるよう,教材教具を送付いただき,学び多きレクチャーとなりました。

040203-1 040203-2 040203-3

オンラインでも,実験・実習もできました。

今日の実現に至るまで,何度もメール等での打ち合わせ,準備等,ありがとうございました。

また,この講義の終了後も,栗林先生は,受講した本校の生徒の感想や質問(学問的な内容,探究的な内容,キャリア的な内容)のそれぞれに対し,実に丁寧にご回答いただきました。なかには,追加の実験まで…。感激しました。ありがとうございます。

まさかの迅速な回答に対して,生徒も熱心に読み込んでいました。