SSHブログ

6/19 SSH講演会(生徒記録記事)

2020年6月19日 00時00分

(この記事は、生徒記録記事です)

「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方 ~2020年の新型コロナウイルス禍を踏まえ、将来のキャリア形成に向けて課題研究を活かす~」

 

<今日は、どのような講演でしたか?>

 自分の好きなこと、きらいなこと、得意なこと、苦手なことを整理することで、自分のしたいことや将来の夢が見えてくるということ。日常での不思議に興味を持つことで自分の世界が広がっていくということ。自分に今できること、しなければならないことを考えて行動することの大切さ。等等を教えてくれる講演でした。

 自分のルーツを探り出すことにより、自分がこれからやりたいこと、向いていることが明確に見つかり、そしてその道に進んでいくことから見つかる課題を自分で考えていくと、考えることが習慣化される。1日後のことでも10年後のことでも、考えることをあきらめないことが大切、という『考えることを考える』講演でした。

<渡辺先生は、どんな先生でしたか?>

 先生が経験を通して学んだ大切なことを、具体的な例をあげて私たちにわかりやすく教えてくださいました。1つ1つの質問に丁寧に答えてくださったので、とても説明がわかりやすかったです。そして答え方にも熱量があって、素敵だと思いました。

<質疑応答の記録>

・自家不和合性は、アブラナ科だけでおきることですか?

・自家不和合性は、どのように利用することができますか?

・講演で「メロンに惹かれた」とありましたが、どこに惹かれたのですか。

・渡辺先生はいろいろな学校で1000回以上講演を行ったと聞きました。どうしてそんなに、私たちに教えよう、伝えよう、と思うのですか?

・今までで一番苦労した論文は、どういうものですか。

・自家不和合性について、まだわかっていないことはあるのですか?

・観察が大切ということですが、先生が高校生のとき、何を観察していたのですか。

・理想の教育とは、どういうものだと思いますか。

・高校にきていろいろな教科を学んで、どうして将来使わないことまで勉強するのですか。

・自分の進路は、どう決断すればいいのですか。大学選びで、悩んだり不安になったりはしないのでしょうか。

・今日の講演にあった「身の周りの不思議」の例で、すでに解明されているものはあるのですか。

<代表生徒謝辞>

本日は講演をしていただき、ありがとうございました。自分の将来についてしっかり考えることができました。自分のしたいことがわかるためには、待っているだけではだめで、自分で動いて探していく必要があるという言葉が響きました。コロナウイルスの対策もそうですが、自ら考えて行動することの大切さもわかりました。今日学んだことを、課題研究や進路に活かしていきたいです。

今こそ「『学び』っておもしろい!」をオンラインで。

2020年4月30日 00時00分

長らく休校が続いています。

こんな時こそ、

ワクワクする学びを、オンラインでしませんか?

進路、キャリア、学びの価値。

新型コロナウィルス感染症学習支援特別サイト https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/covid19/

にも掲出しましたが、

・オンラインイベント特集 https://qulii.jp/online/

・東大金曜講座 http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/index.html

をぜひ活用してください。

 休校中でも、一歩踏み出せます。ぜひ。

SSH通信vol.10を掲出しました。

2020年3月4日 00時00分

ここから読むことができます。

https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/ssh/SSHnote

 

令和元年度は、これが最後のSSH通信です。

SSHも9年目。振り返ってみると、今年が歴代で一番記事が多いようです。

理数科設置50周年の今年度。

SSH重点枠指定、SSH生徒研究発表会で審査委員長賞受賞、

滋賀大学、みとよMAiZMとの連携協定締結…。

例年にないことがいろいろあった年でした。

2月12日 研究開発成果報告会を実施しました。

2020年2月12日 00時00分

2月12日(水)本校の研究開発成果報告会の様子をお知らせします。

今年から、どの学校でも「総合的な探究の時間」が実施され、県内高校でも,この日に探究の発表会を実施した高校がいくつかあるようです。探究の取組みは,県内で確実に広がっています。

大学・研究機関の先生11名、教育委員会から3名、香川大学、学校法人加計学園から留学生9名、県外高校10名、県内高校12名、小中学校から2名,保護者31名、その他15名、合計93名の来校がありました。

午前は、科学探究基礎(ミニ課題研究:化学分野,生物分野)、科学探究Ⅰ(SS表現)、国語、英語、数学、地歴、芸術(音楽・書道・美術)、物理の授業を公開しました。

 

午後は、探究発表会です。1年生代表生徒、2年生全員(理数科、普通科文系、普通科理系)が発表しました。

この日のポスターは、理数科の研究発表10本(うち3本は英語)、理数科の活動報告7本(うち2本は英語)、普通科理系の研究発表24本、普通科文系の研究発表25本、1年生の統計1本、1年生の活動報告19本、TDI研修によるアイデア発表4本,香川大学の留学生のポスター6本、計96本のポスターが一堂に集まりました。

まずは生徒代表による挨拶でスタート。

200212-1.JPG

 

ポスター発表が始まりました。先輩や友達のポスターに積極的に質疑応答する姿,大学の先生や外国人留学生を含む,大人たちにしっかりと説明,応答する姿,留学生のポスターに英語で質問していく姿,などなど見られました。

200212-2.JPG

200212-3.JPG

200212-4.JPG 200212-9.JPG

200212-5.JPG

200212-7.JPG

200212-8.JPG

200212-10.JPG

最後は、東北大学大学院教授の渡辺正夫先生から、ご講評いただきました。今日の発表で終わり,ではなく,次につなげてほしいと,お話しいただきました。ありがとうございました。

200212-6.JPG

 

生徒の発表会のあとは、場所を百周年記念館1階に移して「成果報告会」。

校長先生のあいさつのあと、SSH担当職員から、SSHの取り組み、SSH研究開発の進捗状況、重点枠の取組み等について説明があり、質疑応答、講評がありました。

200212-11.JPG 200212-12.JPG

そのあとは、場所を百周年記念館2階にて、運営指導委員会。有益な指導助言をたくさんいただきました。運営指導委員の先生方、ありがとうございました。

200212-13.JPG

参加した1年生の感想を一部,紹介します。

○理数科の発表はたくさん分析されていてグラフもたくさんあったけど大切なことしか書かれていなくて、あとはすべて口頭で分かりやすく説明してくれたので、この力を身につけたいと思った。質問にもすらすら答えていたのでしっかり理解して深めているのだなと感じた。英語の発表にも質問できたし、わかるまで丁寧に教えてくれたのですごく面白かった。もっと英語が話せるようになりたいと思った。

○先輩の発表は、聴く人の人数にあわせて目線の配り方や声の大きさを変えるなど、していました。良い点をたくさん学び、実行していきたい。

○ポスター発表を聞いたり、質問をしたりして、楽しかった。来年は先輩の立場に自分がなるので、今日僕が思ったようなことを、後輩に思ってもらえるように頑張る。

○2年生や、留学生の発表のように自分で研究したことを発表することは大変だと思うが、楽しそうだった。私も、来年は聞いている人みんながわかりやすいものにしたい。

○今日の発表会では自信がついたことが一番大きい。また、ほかの発表を見て刺激を受けて、来年の課題研究の参考になった。さらに留学生とのコミュニケーションがとれて、なかなかできない貴重な体験ができ、今日得たものはすごく大きかった。

○留学生に質問して答えてもらった時に英語でもその人の言いたいことが分かって、英語の勉強が活かされた感じがしてとてもうれしかった。自分の班も、思ったよりも多くの人が聴いてくれて質問をたくさんしてくれる人もいたので嬉しかった。ポスターを作るときに苦労したことが多く、作成期はとても長く感じたが、発表は終わってみれば一瞬で、東京研修から2か月しか経っていないという事実を不思議に感じた。発表者になって自分の思いが言えて楽しかった。

○先輩方は、自分の研究や実験に自信を持っていて、目が輝いていた。私も頑張りたい。

○英語でのコミュニケーションができたことがうれしかった。以前より理解することができたのは、英語に触れる機会が増えて恐怖心がなくなったからだと思った。大人たちから質問やお褒めの言葉をうけてうれしく、少し自信がついた。理数科に入って、人を引き付ける研究をしてみたいと強く思った。東北大学の渡辺先生に見ていただいただけで、とてもうれしかった。

2月10日 第4回SSH講演会を実施しました。

2020年2月10日 00時00分

今回のSSH講演会。テーマは

200210-1.GIF

 

まず始めに,第1部 「課題研究モデル発表」と題して,理数科3年生2名が自らが取り組んだ課題研究を英語と日本語で紹介。次に、課題研究を真剣に取り組んだことで、自分たちが何を得ることができたのか,どういう学びがあったのか,発表しました。

200210-2.JPG

一番良かったのは,課題研究で夢が広がったこと,かけがえのない仲間が得られたこと。

これから課題研究を始めていく1年生にとって,大きな刺激となる話ではなかったでしょうか。

 

さて,第2部は

東京大学名誉教授 石 浦 章 一 先生による講演です。

HP1.jpg 

HP2.jpg

・調べ学習,探究,研究の違いとは?

・グループで考えることの大切さ

・なぜ探究が大切か?科学の作法とは

・文系の探究でも計量分析を

・先入観にとらわれず,身近なところで疑問をもつこと

・オリジナルの研究が大切であること

・人間の脳は,学習は,すごい,ということ

 

いろいろな課題研究の実例をもとに教えて頂きました。

 

いつもの通り,質問もたくさんでました。

200210-3.JPG

(石浦先生に)

○私たちが研究するにあたって,どこまで既存の情報や研究成果を用いてもよいのか

○先生が今まで見た中で一番印象に残っている研究は何か。

○科学リテラシーを身につけるためには,何が必要か。

○幅広い視野は,どうやって身につけるのか。どのようなことに興味を持てばよいのか。

○研究がつまずいたときには,どう対処するべきか。

(先輩に)

○他に研究しようと思ったものはあるか。

○途中であきらめた研究はあるのか。

 

今回も,学び多き講演会でした。

感想の一部を,紹介します。

○課題研究は大変で難しいものというイメージが強く,不安が大きかったが,今回の話を聞いて,とても楽しみになりました。日頃からふと不思議に思ったことをメモして,深く学んでいけるように経験を重ねていきたい。

○先入観を捨てて,一つ一つ疑問を持ち,日々物事を注意してみようと思いました。

○人間の脳についての話は,僕にすごい影響を与えたと思う。わかるまでやる。わかると脳が切り替わる。これは普段の勉強時に理解するまでしっかりやっていこうと思う。

○課題研究の明確なイメージをつかむことができた。新しい学びに向けて,基礎的な知識を身につけ,自分で課題を解決しようとする粘り強い研究ができるようにしたいと思った。

○今年一年間のSSH講演会の中で,「視野を広げる」「何でもやってみる」という言葉がある。ということは,この2つはどの分野でも共通していることだと思う。

○疑問について調べて,他人の意見を聴いたり,どんどん新しい疑問を追求していくことで研究を広げ,オリジナリティーのある,また役に立つものにしたいと思った。探究のなかで,「仮説→シミュレーション」を大切にしたいと感じた。データ分析を利用した研究を進めたいという気持ちが,より強くなった。

○一番最初に,先輩の課題研究を聴けて良かった。自分もあのような上手に発表したいと,意識を高く持つことができた。

○たくさん勉強し,知識を備え,幅広い興味・関心を持つよう心がけようと考えました。

○この講演と,3年生の課題研究発表を聴いて,課題研究を頑張ろうと思いました。

○課題研究の印象は理数系の人達が行う難しいことだと思っていました。日常について深く物事を考えていないのはもったいないと思うし,不思議を日常に置くことで楽しくなるのではないかと思います。2年生の課題研究に向けて,意欲を高めて行きたい。

1/25(土)エンジョイサイエンス(化学部)

2020年1月25日 00時00分

1月25日(土),地域の小学生を招いて,

「エンジョイサイエンス」と題した実験講座を行いました。

液体窒素の不思議な演示から始まった実験講座。

白衣を着た化学部の高校生の指導で,実験。

なぜそうなるのか,解説。

前のめりで,現象を観察して,しっかりと説明を聴く小学生。

笑顔で楽しそう。終始そんな姿が見られたイベントでした。

enjoyscienc... enjoyscienc...

enjoyscienc... enjoyscienc...

enjoyscienc... enjoyscienc...

enjoyscienc... enjoyscienc...

 

enjoyscienc...

化学部など,科学系部活動は,例年,「科学のおもしろさ」を伝える,地域貢献活動をしています。

2月12日(水)に,SSH研究成果報告会を開催いたします。

2020年1月6日 00時00分
 本校は平成29年度より第2期SSH指定校(基礎枠)、平成31年度より科学技術人材育成重点枠の指定を受け、全生徒の「科学的探究力」の育成、「高い志」の育成、「国際性」の育成に向けて、研究開発に取り組んでおります。また、平成29年度より香川県教育センターと連携して,全教科・全科目で主体的で協働的な深い学びを目指す授業改善に取り組んでいるところです。
 つきましては、授業を公開するとともに、これまでの研究成果をまとめ、今後の活動に生かすべく、別添のとおりSSH研究開発成果報告会を開催いたします。関係の皆様に御参加いただき、本校の取組について御高評を賜りたく、御案内申し上げます。
 
◇ 詳細 
① 2月5日(水)までに、FAXもしくは電子メールにて,担当宛にお申し込みください。
  実施要項,参加申込書等は、下からダウンロードいただけます。
② 部分的なご参加も受け付けます。参加申込書に、ご参加いただけるところに〇印をつけてください。
③ お車の方は,西門からお入りください。駐車場を御用意しております。
 駐車場には限りがございます。乗り合わせてお越しいただけると大変助かります。
④ 昼食につきましては,各自ご用意頂くか,近隣の飲食店をご利用ください。
⑤ 本校保護者の参加受付につきましては、後日、生徒を通じてご案内いたしますので、ここに記載している手続きは不要です。
 
<ダウンロードはこちらから>
R01参加申込書(教員).doc ← 教員の方は,こちらの用紙をご使用ください。
R01参加申込書(教員以外).doc ← その他の方は,こちらの用紙をご使用ください。

◇ 当日の日程は,次の通りです。

10:00~00:00 午前受付(百周年記念館)
10:35~11:30 公開授業(55分授業)
11:30~12:30 昼食・休憩
12:30~    午後受付
13:05~14:40 探究発表会(第一体育館):ポスター発表 外国人留学生も招聘予定
  □理数科課題研究中間発表
  □SSH海外科学体験研修報告
  □普通科理系「課題探究」発表
  □普通科文系「文系課題探究」発表
  □東京方面科学体験研修ポスター発表
  □SSH企業訪問ポスター発表
  □自然体験合宿ポスター発表
  □大学研究室体験ポスター発表 他
14:50~15:35 成果報告会 (百周年記念館大会議室)

新規事業:東京データイノベーション(TDI)研修 12/24~26

2019年12月27日 19時05分

12月24日(火)から26日(木)の2泊3日で,

1,2年生の希望者24名で,東京データイノベーション研修が行われました。

東大発イノベーションプログラムi.schoolと,ANAと連携し,

データ分析×アイデア創出・イノベーション,実際の企業でどのようにデータサイエンスが活用されているか等,学んできました。

ここでは,そのときの様子を画像で,少しだけ紹介します。刺激的で,先進的なプログラムでした。

011224tdi1.JPG

011224tdi2.JPG

011224tdi3.JPG

011224tdi4.JPG

011224tdi5.JPG

011224tdi6.JPG

011224tdi7.JPG

011224tdi8.JPG

12月27日 高大連携・課題研究

2019年12月27日 18時06分

12月27日(金)

本校で統計・データ分析の課題研究をしているグループが

徳島文理大学の山本先生にご指導ご助言をいただきました。

どういったことを明らかにするために,どういう分析手法が有効なのか,具体的に教えていただきました。

011227yama1...

011227yama2...

12月18日滋賀大学との連携(課題研究)

2019年12月18日 19時07分

12月18日(金)

本校で統計・データ分析の課題研究をしているグループが

滋賀大学の和泉先生と学生の皆さまにご指導ご助言をいただきました。

具体的なデータをもとに,活発な質疑応答が行われました。

011218siga1...

011218siga2...

011218siga3...

滋賀大学との高大連携協定により,インターネットテレビ会議等を用いた遠隔地での連携を推進しております。

関連記事

https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/news/archives/538

1年生特色クラス、東京方面科学体験研修に出発しました。

2019年12月12日 19時09分

本日、1年生特色クラスが、東京方面科学体験研修に出発しました。

訪問先は次の通りです。

12日(木)東京大学生産技術研究所、JAMSTEC、東京都医学総合研究所

13日(金)JAXA筑波宇宙センター、地質標本館、サイエンススクエア、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、物質・材料研究機構(NIMS)

14日(土)国立科学博物館、日本科学未来館

 

研修の様子について、生徒が現地リポートをします。

下のリンクからご覧になれます。

https://sshtk2019.blogspot.com/

理数科2年生 海外研修に出発しました

2019年11月20日 19時10分

理数科2年生が本日アメリカへの海外研修に出発しました。
今年もすばらしい経験をして、今後の高校生活を充実したものにしてくれるものと期待しています。
帰ったら楽しいみやげ話を聞かせて下さいね。

いってらっしゃい!

研修の様子は、現地からのレポートを下記リンクよりご覧いただけます。
SSH理数科海外科学体験研修) http://sshkaigai2019.blogspot.jp/

10/30 公開授業研究会にお越しいただき、ありがとうございました。

2019年10月30日 19時11分

本日行われました公開授業研究会には、県内外より、41名の来校、参観がありました。

お越しいただき、ありがとうございました。

すべての授業を公開するとともに、国語、公民、数学、理科、英語、芸術、体育の7つの教科で研究授業を実施しました。

当日の様子・風景は「今日の観一」に掲出しています。

→こちら https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/news/archives/590