SSHブログ

3/21(日)WWL・SGH×探究甲子園に出場しました。

2021年3月21日 18時18分

本日,WWL×SGH探究甲子園に出場しました。

以前のニュースで,本校普通科文系コースの生徒グループが,初参加で,この大会の探究活動プレゼンテーション40校に選ばれたことをお伝えしていました。

本校の発表はグループAの1番目。

もう随分慣れてきた,Zoomを使っての発表です。

大学の先生からの質疑,講評をいただきました。

他の高校の発表もしっかり聴いて,フィードバックコメントを書きました。

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勉強になった1日でした。

3/16(火)⑥⑦福井県立若狭高校との合同発表会vol.2

2021年3月16日 18時19分

3月16日6.7校時に,理数科2年生と,福井県立若狭高校の生徒がZoomを使って,課題研究の合同発表会を実施しました。

12月に実施した前回に続いて2回目の取組です。

両校とも,前回よりも研究が進んでいました。

分野ごとに5つの会場に分けて,10分の発表,10分の質疑応答と,たっぷりと時間をとって交流しました。

お互いに鋭い質問や,似たようなテーマも…。

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楽しく交流することができました。

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本来であれば,1回目はオンライン,2回目は対面の交流,という企画だったのですが,

2回ともオンラインとなりました。

関係者の皆さま,ありがとうございました。

今後とも,ご縁があることを祈りつつ・・・。

3/13(土)東北大学:探求型「科学者の卵養成講座」の発表会に参加しました。

2021年3月13日 18時20分

本日,東北大学が実施しているグローバルサイエンスキャンパス(GSC)事業

探求型「科学者の卵養成講座」の発表会に,理数科2年生1グループが

オンラインで参加しました。

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秋田,宮城,福島,岩手,東京,埼玉…と東北や関東の学校名が並ぶ中,

「香川県立観音寺第一高校」。

遠く離れた大学の取組に参加できるのも,オンラインならではです。

発表と質疑応答に楽しく取り組みました。

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カメラの位置もばっちりで,1年前に比べると,随分と準備に慣れてきたように見えます。

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3/6(土)第2回香川県高校生探究発表会にオンラインで参加しました。

2021年3月6日 18時21分

昨年度はコロナ禍のために紙面発表のみとなってしまった第1回香川県高等学校探究発表会。

今年は感染症対策を徹底した上で,高松市のサンポートホールで開催されました。

全38本の発表のうち,本校は普通科文系3本,普通科理系2本の,計5本を口頭発表しました。

ただし,本校は現地に行かずに,オンラインで参加しました。

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他の学校のみなさんや,指導助言者の先生方から,多くのご質問やご指導ご助言を受けることができました。ありがたい機会でした。

対面発表とオンライン発表のハイブリッド形態の実施を企画していただいた主催者の皆さまに感謝です。

今年度の本校は,オンラインの取組が一気に進んだ年でした。

もはや教員も生徒も,オンライン発表は特別な取組みとは思っておらず,便利で手軽なもの,という認識になってきたように見えます。

3月の放課後…

2021年3月2日 18時22分

3月最初で学年末考査が終わり,

放課後生物教室では・・・

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Zoomを使って生徒3人がPCに向かって話しています。

大学の先生から,課題研究について指導助言を受けているようです。

なんと助言いただいているのは,東北大学 大学院 生命科学研究科 教授 渡辺先生

・・・なんてぜいたくな・・・!との思いで写真を1枚。

 

思えばコロナ禍で,遠方でも,このようなことが可能になりました。

生物の研究に限らず,大学の先生や学生と,オンラインで指導助言をいただける機会は,

徐々に,しかし確実に増えています。

一昔前には考えられなかったことの連続だった1年間でした。

今の高校生(というか,観一生)がうらやましい限りです。

2月12日(金)「ニューノーマル」なSSH研究開発成果報告会を実施しました。

2021年2月12日 18時22分

2月12日(金)SSH研究開発成果報告会の様子をお知らせします。

昨年まで,本校生に加え,大学・研究機関から指導助言者,教育委員会,大学の留学生、県内外の高校教員,県内小中の教員など600人規模で体育館で一斉にポスターセッションしていましたが,あのような発表会はコロナ禍の今は無理,ということで外部との対面実施は断念しました。

でも,7月の当ブログに書いた通り,

「観一の学びは,止まらない。

いや、止めてはならない。」

わけです。

 

そこで今回は「ニューノーマル」な,

オンライン化(オンデマンド配信&ライブ配信)」した

発表会です。

2年生全員が取り組んだ計64本の動画をYouTubeに2月9日(火)から13日(土)まで限定公開アップロード。2月12日には65本の研究発表を,密を避けて18の教室を使って2年生が1年生や他クラスの2年生に発表し,その様子をZoomでライブ配信。ライブ配信は限定公開で大学や研究機関,申し込みのあった県内外の高校へ。

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もう生徒たちも,使いこなして,

PC操作やオンライン発表も,普通になってきたようです。

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質疑の時間には,ネット回線を使って,大学の先生方からバシバシと質問が飛んできます。感想や手厳しい指摘まで。貴重で学び多き時間となりました。

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終了後の,「ニューノーマル」な姿を。

生徒の振り返りの入力は,スマホ・タブレットで。

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終了後の,観一の教員と大学の先生方の「作戦会議」も,オンラインで。

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_記録___

校外参加者は,次の計57名でした。

・大学,研究機関 15名

・香川県教育委員会 2名

・香川県教育センター 1名

・県外高校,県外教育委員会 4名(4高校,機関)

・県内高校 27名(15校)

・市内小中学校 5名(2校)

・その他(評議員,企業等)3名

___

生徒研究発表 YouTubeオンデマンド限定公開 

再生回数 2059回 

 

 

生徒の直後の振り返りの一部を紹介します。

(2年生から)

大学の先生などの指摘は的確だと思った。 自分たちの研究も担当の先生だけにしか見せていなかったので、他の人や大学の先生方に見せれたらなと思った。緊張しました。でも楽しかったです。

沢山の人に自分が作った作品を見てもらえ、褒めてもらい、本当に頑張って良かったなって心から思いました!

この発表会を通して改めて課題を解説するために探究したり研究することの面白さが分かった。今日身につけたことを今後社会に出て仕事をし始めても活用していきたい。

この研究を通して、自分が研究したこと以外に先生方の努力や授業の大変さについて知ることができた。

今までの成果が発表できて、質問も貰えて嬉しかった。1年生にもこの楽しさを伝えたい。

色んな発見があって面白かった。 質問を聞いていたりするとそういう観点もあるのかと面白かった。 将来自分の役に立つこともあったので活用していこうと思う。

今回、このように発表させて頂ける機会をつくって下さりありがとうございました。 今まで研究は大変だったけど、班の人と協力して取り組めたことはとても楽しかったし、達成感を感じました。

色々な考え方や意見を知り、物事を様々な方向から考える良い機会になりました。 大学教授の方など普段聞くのとのできない方々の意見や考えに触れることができてよかったです。

(1年生)

身近なことで、疑問に思ったことなどを見つけ、それを解決するために、いろんな知識や方法を用いて実験をしていて、来年自分たちが課題研究をする時のヒントになりました。課題研究は求められていることよりさらに上も追求する必要があると学びました。 いろんな方々に見てもらったり、興味を持ってもらったりするには、求められていることだけでなくそれ以上のものを作成することが本当の課題研究だと私は考えます。 また、いろんな科学的研修会等に参加しておいた方が良いと思いました。知識はもちろんつきますが、他にも発想力であったり、応用力であったりいろんな力が身につくことで、他の班の発表にも質問できると思いました。

研究結果を発表するだけでなく、質疑応答まできちんとする所までが発表であることを学びました。

先輩たちのテーマがすごいと思いました。探究するテーマ選びはとても大事だと思いました。どのグループもとにかくデータが多かったです。データが多い方が説得力がありました。理系の班では何回も方法や条件を変えて実験していました。文系の班では自分たちが発見したことをもとに提案をしている班が多かったように思えます。発表の仕方もすごくハキハキしていて、難しい質問にも自分たちなりに答えを出していてすごいと思いました。

仮説を立て、実験を行い、結果から分かることを考察で述べる流れを学んだ。 また、実験をする上で資料を用いたり、映像を用いたりすることで分かりやすいスライド作りが出来ると感じた。 実験でも条件を変えることで見えてくる結論作りを学んだ。 実験や考察から学ぶ姿勢を学びました。

2/12(金)にSSH研究成果報告会を開催いたします。【2/5追記】

2021年2月5日 18時25分
教育関係者の皆様
 
 さて、本校は平成29年度より第Ⅱ期SSH指定校(基礎枠)、平成31年度より科学技術人材育成重点枠(広域連携)の指定を受け、全生徒の「科学的探究力」の育成、「高い志」の育成、「国際性」の育成に向けて、研究開発に取り組んでおります。
 つきましては、これまでの研究成果をまとめ、今後の活動に生かすべく、別添のとおりSSH研究開発成果報告会を開催いたします。なお、下にある要項の通り、今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、対面での一般公開は取りやめてオンラインによるオンデマンド配信、ライブ配信により開催いたします。ご多用のこととは存じますが、ぜひご参加いただき、ご指導、ご助言を賜りますようご案内申し上げます。
 
◇ このご案内は,教育関係者向けのものです。
  保護者宛の案内は,後日生徒を通じてお伝えいたします。
 
◇ ダウンロードはこちらから
   案内文書
 
   実施要項
 
◇ 詳細 
① 2月5日(金)17:30までに,下のリンク(Googleフォーム)から必要事項を入力ください。
URL,R02houkokukai
 
または,次の必要事項を,案内状に記載の電子メールにて担当宛にお申し込みください。
・所属 ・氏名(教員の場合は職名と教科も)・電話番号 ・メールアドレス
・参加するところ(生徒探究発表会ライブ配信,生徒探究発表オンデマンド配信,成果報告会)
② 実施要項や案内文書のダウンロードはこちらからできます。
③ 部分的なご参加も可能です。ライブ配信は全て,出入り自由です。
④ 対面での参加を希望される場合は,別途,ご連絡ください。
  なお、感染症の流行状況によりお断りすることもございます。
⑤ 配信する発表動画のインターネットおよびSNS上での転載や二次利用を厳に禁止します。申込者のみへの限定公開といたしますので,他者にURLやパスワードを知られることのないよう,情報管理の徹底にご協力ください。
 

2.5  追記

県内外より、小中高大と、校種を超えて、本当にたくさんのお申し込みをありがとうございました。

2月5日をもちまして、応募を締め切りました。

申し込まれた方に、ご指導ご助言を依頼した先生方に二次案内を2月9日(火)に、申し込みの際に入力されたメールに送信します。

しばらくお待ちください。

1/25(月) サイエンスレクチャー・オンライン(生物)を実施しました。

2021年1月25日 18時27分

本日,第1学年特色コース生徒64名を対象に「サイエンスレクチャー(生物)」を実施しました。講師は東京都医学総合研究所原孝彦先生

原先生は,2017年に本校にお越しいただいて講義・演習をしていただいて以来のご縁で,昨年一昨年の東京方面科学体験研修でも訪問させていただいています。

今年度はコロナ禍で来校も,訪問もかなわなかったため,オンラインで実施しました。

本校の生物教室と地学教室,そして東京都医学総合研究所をZoomでつないだ講義・実習でした。

生物基礎でちょうど今習っている「免疫」の単元と絡めながら,正常細胞とがん細胞の染色体標本の観察,白血病細胞からDNAを取り出し染色する実験,最新の癌免疫療法,東京都医学総合研究所の案内など,とても充実した内容でした。

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いつものことですが,生徒たちのワークシートにはびっしりとメモが走り,終了時間が超えるまで質疑応答が続きました。

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大変学び多き時間となりました。ありがとうございました。

来年こそ,訪問できればと祈りつつ…。

12/26 Tokyo Data Innovation 研修 on-line 2日目午前

2020年12月26日 19時02分

昨日に引き続き,TDI研修の2日目です。

今日は10:00から,i.schoolの堀井先生宮越先生に向けて発表します。

生徒の何人かは,少し早く学校に来て,最後の打ち合わせをしていました。

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1年生は少し緊張しながらですが,チームで発表し,会場からも質疑応答が繰り返されました。

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データ分析に基づいた,アイデア創出ができてきたのではないでしょうか。

たった2日ですが,楽しみながら,深く学び,考えることができました。

オンラインの良さ,対面の良さ,ハイブリットの良さがよくわかりました。

これらのいいところを先駆的に実行することができたプログラムでした。

(R02.12.28追記)生徒の「ふりかえり」が集まりましたので、感想の一部を紹介します。

・問題を解決するために、既存のデータから分析し、アナロジー思考を使いイノベーションの案を考えるといった、今まで経験したことのなかったような経験ができたこと。また、先輩と共に作業することで、これからの人生に必要なスキルを身につけられた。特に、新しい発見をする際にどのような点に着目するのか、そして、それを見てどのように解決するのか、を先輩を見ることで新しいヒントになった。

・学校の授業だけではどうしても答えのない問題への問いに答えるということが少なくなってしまうがこの二日間はじっくりと考えることができた。課題研究を行うとき、こういう経験をしているかしていないかでは大きなさが生まれそうだ。

・イノベーションについて、アナロジー思考を用いた、アイデアの創出を身をもって体験でき、実際にアイデアをまとめて発表するという貴重な経験ができた。

・今まで難しいというマイナスなイメージしかなかったデータ分析を実際にしながら、自分なりにアイデアを考えていくうちにデータ分析の面白さを学ぶことができた。

・しくみに着目することで、たくさんの例を参考にすることが出来て、可能性が広がるというのは、地域活性化以外の沢山の問題などにも活用できると思った。

・アナロジー思考では、既存のもの同士を結びつけて、より良いものを生み出していくというもので、難しいことではあるが、考えれば奇想天外な面白い案が出てくることは間違いなしである思考法だと思うので、これからの高校生活でも将来でもこの思考法を生かすことで、その考えに対してプラスに働くと思うので、いろいろなところでチャレンジして使ってみたい。

・この研修をする前までは、物と物とを結びつけて新たなアイデアを生み出すということはあまりしたことがなく、アイデアを考えてと言われたら、自分で調べてその資料から自分で考えたことなどを発表していたが、今回の研修を受けて、アイデアを生み出すには結びつけたり、考えた資料をさらに見返して新たなアイデアを生み出したりと沢山の方法があると改めて感じたので、これからは一つの方法に固執するのではなく、いろいろな人といろいろな方法でアイデアを出していきたいと思った。

・自分が考えていたことも、他の人から見たら違ったように見えたり、思いがけない他のものと組み合わせることができたりしたのですごく驚いたし、感動しました。私は視野が狭いなと改めて実感しました。後輩が沢山いたので上手くアイデアをまとめることが出来るのか、遠慮されてしまうことはないだろうか、と様々な不安がありましたがそんなことは一切なく、寧ろ学ばされることが沢山あり、年齢を壁を越えてこういったアイデア発想を行うのも新たな面白さがあるなと感じました。初対面の人が多い中でしたが、アイデアを共有することで何度も話し合い、距離を縮めることもできたのですごく素晴らしい経験になりました。

12/26 Tokyo Data Innovation 研修 on-line 2日目午後

2020年12月26日 18時59分

さて,TDI研修最後のプログラムは,

実社会で活躍するデータサイエンティストによる講演です。

佐宗 龍 様(SAPジャパン ソリューション統括本部 エンタープライズ・アーキテクト

阿部 理央様(SAPジャパン SAP University Alliances/SAP Next-Gen リード

による

「企業の中でのデータサイエンス ~ビジネスの中で活用されるSAPとは?~」

です。
 
企業の活動やスポーツ等,様々な場面で,デジタル化・数値化して
データを分析・可視化して,問題解決していくことについて
具体的なお話を伺うことができました。
 
今学んでいるデータ分析力,創造力,そして知識や技能が,
今,社会でどのように活かされているのか,イメージできた
そしてデータサイエンスの魅力が伝わる講義でした。
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聴講した生徒から多くの質疑が出されました。(Aの部分は参加した人に聴いてください)
Q:デジタル化など,世の中の変化が,諸外国と比べて日本ではいろいろと遅れているように感じるが,それは日本の価値観が影響を与えていると考えているが,実際そうなのか。デジタル化には,価値観の変革が必要なのか。
Q:課題研究で,サッカーのデータ分析をしているのだが,講義の中であった,フレーバープリントを応用することは可能か。
Q:スポーツで勝つために,「選手」の分析や「試合の流れ」の分析以外に,どのようなことが分析の対象となり得るか。
Q:分析データの中に,ボール位置の座標や方向の角度などがあるが,扱い方がいまいちよく分からない。このデータは,どのような使い方ができるのか。
Q:講義であった,バレーのサーブを分析したアルゴリズムを,卓球で同じように応用することが可能か。選手の特性には,どのようなものを入れたのか。
Q:スポーツデータの解析のときの文字列(言葉)も,数値化するのでしょうか。

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これで,TDI研修の全てのプログラムが終わりました。

去年と違って,今年は全てオンラインで実施しましたが,昨年度同様,学び多きプログラムとなりました。

 

(R02.12.28追記)生徒のふりかえりが集まってきたので、講演に対する感想の一部を紹介します。

・私はこれまで、自分が得意なことを生かした仕事をすることしか考えてなかったが、大幅に将来の視野が広がったため。自分の得意なことだけに頼るのではなく、自分がしたいことを見つけ、それを目指して努力しようと思った。

・データ分析、特にスポーツ分析にとても興味を持ちました。プレーを数値化するのもとても楽しそうですし、お金と結びつけてスポーツを捉えるのもとても楽しそうだからです。その方面の職業にとても興味を持ちました。

・データを用いて出来ることって思っていた以上に沢山あって未来を予測することで人々の生活をよりよく出来る点にすごく興味を持ちました。効率よく全ての人が快適に過ごせるようにデータを用いることが出来るような仕事に就くのも面白そうだと思った。

・データを用いて分析することによって、これからのことを予測できたり、それぞれの人に対してその人の特徴を掴んで必要な情報をその人に与えることができることを知って、すごいと同時におもしろいと思った。また、データサイエンスを用いる場をたくさん知ることができ、大切さを改めて感じた。

・日本のデータ化が世界各国に比べかなり低いことに驚いた。データで予測することに面白いと思った。顧客のデータなどでビジネスをより効率的にして売り上げを伸ばしているのを初めて知れた。働きたくないという割とマイナスなものが自動化しようという気持ちの原動力になっていることに意外性を感じた。

・講演を聞いて、特に僕がすごいと思ったことは、AIが顧客の健康状態や好み、アレルギーなどを把握して、顧客に最も良い食品を推奨するということが人間にはできずに、上手に分析をしていると思ったところだ。それにTポイントカードの裏には顧客を満足させるために信じられないぐらいの膨大なデータがあり、各人ごとの属性を推測しているのは本当にすごいと思った。これから社会に出たらAIを使ってのデータ分析は必ずしなければならないことなので、高校生の内からそれを専門に扱っている人からお話を聞けてよかった。

・まず、佐宗さんが高校時代数学と英語は必要ないと思っていたのに今となっては、とても重要だとおっしゃっていたので、頑張って勉強していきたいです。SAPという会社でのデータサイエンスの例をきき、特に、CCC(カルチャア コンビニエンス クラブ)がすごく頭に残ってます。最後のスポーツ運営の例でも、AIが分析し、人が行動するという人間×AIコンビネーションが、いい感じにいかせられていると思いました。今日、このような講演を聞けてこれからの課題研究や勉強そして、日常生活にいかれる大きなヒントを得ることが出来ました。今日が無駄にならないようにしっかりと活かしていきます。

・データの使い方は1つじゃなくて目的に合った方法でその事象を説明するため、予測するためにデータを用いることが出来れば本当に役に立つ面白いものだということを再確認出来ました。スタジアムの人の流れをスムーズにする仕組み、45分間を消費に使ってもらうために仕組みを形成するためにたくさんのデータを細かく分析し、個人にあった提案をするのが本当に面白く魅力を感じました。未来を予測することができるというのはとても面白いし、役に立つのでそういった分析をできるようになりたいと思います。また、自分が言いたいことを伝えるために本当に必要なデータを見極め、それを生かせる分析方法を発見し、エビデンスにできるようになりたいと思いました。

 

 

12/25 Tokyo Data Innovation 研修 on-line 1日目

2020年12月25日 19時23分

昨年も実施したTDI(東京データイノベーション)研修ですが,今年はオンラインで実施しました。

オンラインで良かったこと。それは,募集定員を増やすことができたことです。

昨年度は,宿泊や活動の場所,予算などの制約から24名(6人班4グループ)限定で実施しましたが,

今回は31名(6・7人班5グループ)で参加することができました。

 

昨年度参加した2年生は,去年の研修の成果を活かして課題研究に取り組んでいます。

その2年生が各グループのリーダーになり,

 コラボレーションツール「apisnote」の操作

 調べ方やG suiteを活用した共同編集機能

など,1年生に教えて,良い研修になるように尽力してくれました。

おかげで,ICT活用等,スムーズに研修が進みました。

当日の様子です。5つの教室を使って,5つのグループごとに各自1台PC,グループに1台のモニターを,i.schoolの先生,本校の担当教員とZoomでつなぎ,進めていきました。

当日の様子です。

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東大発イノベーション教育プログラムi.schoolのメソッドを学び,データ利活用と合わせて,アイデアを創出しました。この取組みが観一生の創造性を育みます。

明日はアイデアの発表・質疑応答

そしてデータサイエンティストによる講演を実施します。

【今年度初】WWL・SGH×探究甲子園 「探究活動プレゼンテーション 出場校」に選出されました!

2020年12月21日 19時27分

以前の記事でもお伝えしていましたが,本校は今年度より,WWL連携校となり,文系,理系,理数科問わず,他の高校・大学との連携や交流の機会が増えています。「WWL・SGH×探究甲子園」への参加資格も得て,今年初めてエントリーしたところ…。

上位40校の

WWL・SGH×探究甲子園「探究活動プレゼンテーション 出場校」に選出されました!

12/19和歌山県データ利活用コンペティションで大賞を受賞しました!

2020年12月19日 19時28分

第4回和歌山県データ利活用コンペティションに,いくつかの探究グループが応募しておりましたが,

普通科文系の課題研究チームが最終審査に進みました。

この大会には,本校は第1回から毎年最終審査に進んでいましたが,普通科文系コースの生徒が進むのは初めてのことです。また,感染防止のためオンラインでの参加も,今年初めてのことです。

発表内容は,統計データを利活用して,地域活性化にむけた政策を提言したものでした。

コロナ禍で傷ついた地元を救うアイデアを,統計分析やインタビュー調査などによりまとめました。

本日,最終審査と表彰式が行われました。

発表はトップバッター。緊張の中,堂々とした発表でした。

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南館3F情報教室からオンライン発表。みんなの顔が相手に見えて,みんなの声が相手に届くように,椅子の高さを変えてフォーメーションを組んでいます。

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無事発表を終えた,と同時に質疑応答が始まります。

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さて,質疑応答が終わると,あとはリラックスして,残り5つの高校,6つの大学の発表を聴きました。

どの発表も,素晴らしい内容でした。

16:30,ついに審査結果の発表です。

協賛企業賞の発表,データ利活用賞,政策アイデア賞など,他校の受賞を固唾をのんで見守るなか・・・最後に。

大賞は香川県立観音寺第一高等学校

と発表。

この大会への参加4年目にして,初めての最高賞を受賞する快挙です。

学校全体に,統計・データ利活用,課題研究が広がった成果が表れました!

受賞したみなさん,おめでとうございます!

 

最終審査会,授賞式の様子は,オンラインで無料・公開で生配信されました。

第4回和歌山県データ利活用コンペティションのホームページから見ることができます。

12/22の24:00まで視聴可能です。

(参加者の感想一部抜粋)

・大学進学後もう一度応募したいと思うほど魅力的な大会で,光栄でした。

・オンラインの参加でしたが,会場の緊張感が伝わってきて,とても良い経験になりました。

・様々な学校の探究を聴けて面白かった。

12/9(水)福井県立若狭高校の生徒と合同発表会を実施しました。

2020年12月9日 14時06分

本日6校時,福井県立若狭高校と課題研究合同発表会をZoomを使用し,オンラインで実施しました。

若狭高校は,SSHの中間評価で最高評価を得た学校の1つであり,昨年度の第一回FESTATや,今年度のFESTAT2020にも参加いただいた学校です。

今年の2年生は,福島県立福島高校との交流Duarte High Schoolとの交流に続き,オンラインでの発表交流は3回目になり,だんだん慣れてきたようです。

5つのグループに分かれて,お互いに5分の発表,10分の質疑応答…。

お互いに,結構鋭い質問も・・・。

そして今回よかったのは,1年生が見学参加できたこと。

例年であれば,香川県高校生科学研究発表会や,SSH生徒研究発表会などを見学し,先輩の活躍,発表や質疑応答の様子を見て,研究や発表の具体的なイメージをつくることができていました。しかし今年はコロナ禍で,どうしてもそういった機会が減っていました。(今,昨年度の記事を振り返ると,随分「密」な取組をしていたものです。感染症で世界がここまで変わったのだと,改めて思います…。)貴重な機会なので,1年生は真剣に気づいたことなどをメモしていました。

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今回の交流,1年生にとっても,たいへんありがたい取組みでした。

交流は,ブレイクアウトセッションで,グループごとに行われました。様子は次のとおりです。

グループA(物理実験室)

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グループB(百周年記念館)

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グループC(課題研究室)

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グループD(生物教室)

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グループE(地学教室)

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最後は,全体の部屋に戻り,生徒同士,今後ともの交流を約束しつつ,終わりました。

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関係者の皆さま,ありがとうございました。

今後とも,ご縁があることを祈りつつ・・・。

11/21(土)海外科学体験研修on-lineを実施しました。

2020年11月21日 14時11分

例年実施されてきた理数科の「海外科学体験研修」(米国研修)は,今年度はコロナ禍のため現地に行くことはかないませんでした。

しかし,例年,高い教育効果と達成感を得られた「ポスターセッション」の体験,「第一線の研究者による講演」だけでも,オンラインで・・・。山口先生ほか,COHベックマン研究所の多くの研究者の皆さま,そしてDuarte高校の先生方や生徒の皆さまのご賛同,ご協力のおかげで,このイベントを実施することができました。

・まずは,研究者による講演。もちろんAll English。COVID-19について,がんについて,生物で習った内容,これから習う内容も…。

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 少し難しい内容もありましたが,予習の甲斐がありました。

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・緊張する初めての英語での,しかもオンライでの発表と質疑。

 何度も練習と議論を重ねたスライド作成と英語翻訳

 Duarte高校の生徒の発表も。スライドの作り方,参考になったはずです。

 まだまだ研究の途中ですが,今回の発表が自信につながったはずです。

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・最後には,画面の向こうの高校生と,スマートフォンと数字を使ったゲームで盛り上がりました。

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今日の取組みができたこと,関係の皆々様への感謝しかありません。

濃密で学び多き時間となりました。本当にありがとうございました。

来年こそは,渡米解禁になることを祈りつつ・・・。