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7/22(土)第11回香川県高校生科学研究発表会に参加し、たくさんの賞を受賞しました!

2023年7月24日 09時21分

7/22(土)に香川県庁ホール、香川県文化会館にて第11回香川県高校生科学研究発表会が開催されました。

今回は香川県の様々な高校から口頭発表10グループ、ポスター発表25グループが参加し、総参加者は300名に上りました。

本校からは理数科3年生が口頭発表の部で3グループ、ポスター発表課題研究の部で7グループ参加し、これまでの研究成果を堂々と発表し、大学の先生方や高校教員、高校生たちと熱く議論を交わしました。

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発表会の後には文部科学省視学官の藤枝秀樹先生、広島大学教授の西堀正英先生よりご講演やご講評をいただき、探究の意義や探究をする上で大切なことなどを教えていただきました。

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表彰式では、口頭発表の部では最優秀賞を「「活躍」とは何か?プロ野球投手データによる記者の心の数値化」、優秀賞を「エンドウヒゲナガアブラムシの光走性の評価」が受賞しました。

ポスター発表課題研究の部では優良賞を「防波堤の位置、形状による砂浜の砂の流出量の違い」、「コーヒー抽出残渣が土壌に与える影響」、審査員賞を「ズイナの葉が植物の成長に及ぼす影響の調査」が受賞しました。

この後も生徒たちは様々な発表会に参加し、研究の成果を発表していきます。

今後も生徒たちの活躍から目が離せません。引き続き生徒たちへの応援よろしくお願いいたします。

6/21(水)SSH課題研究発表会を開催しました。

2023年6月22日 11時06分

6/21(水)に理数科3年生によるSSH課題研究発表会を開催しました。

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今回はオンラインとオフラインのハイブリッドでの開催となり、オフラインでは1年特色コースの2クラスと2,3年理数科生徒の130名程度、オンラインでは本校のSSH運営指導委員や大学、高校の先生方の20名程度が発表を聴講しました。

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理数科3年生はこの1年間の研究内容を日本語だけでなく英語でも堂々と発表し、大学の先生方をはじめ、1,2年生からの質問に対してもしっかりと応じていました。

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今回発表した生徒たちは、夏休み中に全国の様々な発表会で研究成果を発表していく予定です。この発表会で手ごたえを感じつつ、次の夏の発表に向けてさらにブラッシュアップしていくことと思います。

6/8(木)第1回SSH講演会(オンライン)の生徒記事

2023年6月8日 18時32分

(この記事は生徒による記録記事です)

<今日の講演会の内容紹介>

身近なコロナウイルスの話から,日ごろから疑問に目を向けるということの大切さを感じました。また、自分の得意不得意を見極め、何がしたいのかを考えるというキャリア形成について学べました。今回の講演で、より課題研究が楽しみになりました。日頃から自然の不思議に目を向けられるような、広い視野を持ちたいと思います。

<渡辺先生はどんな先生でしたか?>

小さな疑問に気付ける人物で、生徒たちと積極的に議論することで生徒たちの考えを深めさせてくれる先生だと思いました。

<質問の記録>

①講演中にあった問いに答えはありますか?

②研究者になるうえで大切なことは何ですか?

③先生は質問にすらすらと答えられていますが、どうしたらうまく答えられるようになりますか?

④ウルトラマンの中にあったセリフで特に思い出に残っているものはありますか?

⑤先生が進路を決めたのは高校3年生のときと伺いましたが、これは早いと思いますか?

⑥できることとできないことを区別したときに、場合によっては後からできるようになることもあると思うが、先生ならどうしましたか?

⑦夢がないのですがどうすればいいですか?

⑧人生の分岐点に立った時に大切にしたことは何ですか?

⑨マジンガーZの技で好きなものはありますか?

⑩一つの問題について深堀りするのと、複数の問題に取り組むのはどちらが良いですか?

<生徒からの謝辞>

今日はお忙しい中、講演をしていただきありがとうございました。渡辺先生は、コロナウイルスが流行し始めたときに過去にヒントはないのかなど考えており、自分にかけている「考える力」がとても優れている方だと伝わってきました。そして、参考書のわかりやすい使い方や現在のお仕事やこれまでの夢、やってみたいと思ったきっかけについても話していただき、自分のやりたいことがない今の現状を、「まだ右にも左にも行ける状況」と前向きにとらえられるようになりました。課題研究については苦手に思っていて、「失敗したくない」という考えでしたが、今日の講演を聴いて「失敗することの大切さ」や、「カバーし合い、助け合うことで得ることができる信用」など社会に出たときに役立つものを獲得できると知ることができました。今日の講演で学んだ、「考えることの大切さ」や「毎日の努力」、「最後まであきらめない」などのことを1年生一同忘れずにこれからの学校生活で生かして過ごしていきます。今日は本当にありがとうございました。

6/8(木)第1回SSH講演会(オンライン)を実施しました

2023年6月8日 18時18分

6月8日(木)②③校時,東北大学大学院 教授 渡辺正夫先生による講演会が行われました。

講演タイトルは「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究の在り方」でした。

一昨年、昨年に引き続き,オンライン開催です。

東北大学の研究室と観一の各教室をつないで,リアルタイム配信。

オンライン開催ではありますが,生徒への発問や問いかけ,回答など,双方向の講演会となりました。

今年も時間いっぱいに,質問が出て時間を少々延長しましたが,

渡辺先生は一つ一つに質問に熱意をもって真剣に回答してくださりました。

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詳しい様子や内容は,SSH委員記録担当の生徒がまとめてくれました。次の記事で紹介します。

東北大学の渡辺先生のHPでも今日の講演会の記事が掲出されました。

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FESTAT2023参加校を募集します。

2023年5月30日 16時49分

FESTAT(全国統計探究発表会),今年も,次の「FESTAT2023開催案内.pdf」の通りオンラインで開催を予定しています。期日は8月19日(土)です。

申込締め切りは,6月23日(金)です。

 締め切りを延長します。29日(木)です。

今年も,バーチャル空間,oViceを利用して実施します。

統計やデータサイエンスを用いた研究であれば,ジャンルを問わず発表できます。最終発表でも,中間発表でも,研究初期の研究計画でもOKです。有識者からの指導助言をうけたり,同じく統計やデータサイエンスの課題研究をしている仲間と交流できます。参加費は無料です。オンラインなので,全国どこからでもご参加いただけます。

つきましては、本会の発表参加についてご検討いただきますようお願い申し上げます。

FESTAT2023開催案内.pdf

申込入力先はこちらです。

https://forms.gle/njpqKAN4x8D7HZj98

QR_FESTAT一次申込

昨年度の様子はこちらです。

講演の様子:https://www.kagawa-edu.jp/kanich02/plugin/blogs/show/9/16/756#frame-16

発表会の様子:https://www.kagawa-edu.jp/kanich02/plugin/blogs/show/9/16/778#frame-16

4/9(日)第11回 四国地区SSH生徒研究発表会(高知小津高校)

2023年4月9日 17時49分

本日,第11回四国地区SSH生徒研究発表会が行われました。

四国地区のSSH指定校全10校が高知県立高知小津高校に集まり,ポスター発表を対面形式で行いました。本校からは,新理数科3年生が発表,2年生が見学に参加しました。

コロナ禍で令和2年度は中止,令和3年に本校が幹事校を務めてオンラインで実施し,引き続き令和4年度もオンラインで実施でした。対面は,令和元年度実施以来です。令和元年度も,桜咲く校庭と伝統的な校門が特徴的な,高知小津高校で実施でした

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10校の100本以上のポスターが並び,参加生徒は積極的な意見交換が行われました。2年生にとっても,自分の研究テーマを決めるヒントをもらったという参加者も…。3年生も,多くの同輩や大人ともディスカッションをして,自分の発表内容を改めて吟味してこれからブラッシュアップしていくことでしょう。頑張ってください。

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3/26(日)島比呂志没後20年ふるさとシンポジウムにおいて,本校生徒が研究発表を行いました。

2023年3月27日 16時29分

2月10日に本校で行われた課題研究ポスター発表の中に,「島 比呂志さんの感情分析」と題した,普通科文系クラスの課題研究がありました。

本校の前身,旧制三豊中学校出身の作家,島比呂志さんのゆかりの地を巡り,様々な資料を集めたり話を聴いたりして情報を集め,島さんの著作をテキストマイニングにより分析し,著作に現れた「感情」を読み取り,ハンセン病の発症と隔離生活,社会復帰を願った文筆活動の年譜と照らし合わせて,島さんの心に迫ろうとした課題研究でした。

3月26日(日),観音寺市主催の

ふれあい人権の集い&さやわか人権講座 「ハンセン病問題への理解を深めよう!」島比呂志没後20年ふるさとシンポジウム・展示

がおこなわれ,そこでその課題研究の発表や,シンポジウムの講師との対談が行われました。

多くの市民の方々が参加する中での,口頭発表と対談でした。

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島さんの後輩で,戻りたかった故郷である本校の生徒が行うからこそ価値がある研究に,多くの人々からうれしいコメントをいただきました。ありがとうございました。

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生徒の課題研究が,地域の人権教育に貢献でき,生徒も多くを学ぶことができた,そんな素敵な一日でした。

3月16日(木)第64回日本植物生理学会年会における高校生生物研究発表会に参加しました。

2023年3月17日 12時15分

3月16日(木),本校理数科生物研究グループ3名が,東北大学川内キャンパスで行われた,第64回日本植物生理学会年会における高校生生物研究発表会に参加し,ポスター発表をしてきました。

専門家の方々から,様々な質疑や指導助言を受けることができ,課題研究のレベルアップのためになる旅になりました。

ご指導ご助言いただいた皆様,ありがとうございました。

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3/14 サイエンスレクチャー(地学分野)が行われました。

2023年3月14日 16時11分

本日,1年1・2組合同で,6時間目からサイエンスレクチャー(地学分野)を実施しました。

今回は,香川大学創造工学部 教授 山中 稔 先生をお招きし,「地盤災害の発生メカニズムと防災対策」と題した講義をしていただきました。

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私たちが住む地元の災害や,その発生のメカニズム,防災の視点についての講義は興味深く,生徒の前のめりに聴く姿勢や,たくさんのメモ,質問に多くの手が挙がっていたことが非常に印象的でした。 

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たくさん質問が上がったのですが,残念ながら時間切れとなってしまいました。

山中先生は,講義の後も別室で,放課後も生徒の質問に,ご回答いただきました。

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ありがとうございました。

3/12 第4回香川県高校生探究発表会に,普通科4グループが参加しました。

2023年3月12日 16時30分

香川県教育委員会主催の,第4回高校生探究発表会。「第4回」とありますが,実は本校の対面参加は初めてでした。第1回は書面開催,第2回はオンライン発表第3回はオンデマンド配信でした。

場所を3会場に分けて,感染症対策もしながらの実施でした。

本校からは普通科文系クラスから2グループ,普通科理系クラスから2グループが口頭発表しました。

・化学発光を用いた照明 ~ルミノール反応の明るさと時間について~

・ティッシュに含まれる成分の違い~硬いティッシュを柔らかくする方法~

・粟島の関係人口増加に向けた修学旅行誘致の提案

・骨付鳥を使った新たな名産品の提案~地域活性化に向けて~

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堂々とした発表で,質疑にもしっかりと応答できていました。先月の発表会の後ですから,皆さん,大変堂々としたものです。場数を踏んでプレゼンテーションがどんどん上達しています。

他校の発表にも積極的にどんどんと質問をする姿は,目立って素晴らしいものでした。さすが,観一生です。学び多き時間を過ごすことができました。

3/9 サイエンスレクチャー(生物分野)を実施しました。

2023年3月9日 15時56分

本日,2時間目と3時間目に1年2組,5時間目と6時間目に1年1組を対象に,サイエンスレクチャー(生物分野)を実施しました。

本日は,東京工業大学教授で日本遺伝学会会長の岩﨑博史先生にお越しいただき,DNAの電気泳動の実験やPCR,分子遺伝学について実験を交えて講義をしていただきました。

DNAの特徴,生物が体内でDNAを増やす仕組み,その仕組みを応用したPCR(コロナの検査でもよくつかわれるポリメラーゼ連鎖反応Polymerase Chain Reaction)の原理を教えてくださいました。

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さらに生徒たちから集めた白米のDNAをPCRから品種を当てるという実験をしてくださり,コシヒカリやあきたこまち等を当てるとともに,一部マイナーな品種のお米は当たらなかったりと大変面白い内容で生徒たちは盛り上がりました。

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講演中にあった,「生物のもつDNAはすべての生物の共通性であるとともに多様性の源であるという言葉は分子生物学,遺伝学の面白さが端的かつ明快に示された素晴らしい言葉で,感銘を受けました。

講義のあとの昼休みや放課後,何人かの生徒が残り,時間を延長して質問にも答えていただきました。

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岩﨑先生,ありがとうございました。

2/10(金)SSH研究開発成果報告会を実施しました(3/3)。

2023年2月13日 08時50分

来場者からの感想を紹介します。たくさんいただきましたので,全部紹介はできませんが,一部のみ紹介させていただきます。

〇生徒の発表は聴衆のほうを見て発表できている生徒が多く感じられた。質疑応答も積極的であった。

〇どの生徒も応答がしっかりできていました。理系の発表は,実験の充実度を感じます。

〇内容の濃い発表で聞き入ってしまいました。質疑にも真剣に答えてくださり,わからない質問にも,わかりません,だけではなく,予想や想いを述べてくれていたのが印象的です。

〇発表する生徒さんたちは非常に意欲的に話をされていて感心しました。

〇統計を活用した探究が多く,また質問に対しても的確に回答しており,大変参考になりました。

〇どの班も原稿をもつことなく,自信をもって発表している姿が素晴らしかった。質の高い研究ばかりで大変参考になった。

〇類型に関わらず,実験方法等が正確で明確なものだった。

〇テーマが具体的で研究対象や範囲が明確にされており,言葉の定義など,探究の基礎を身に付けていることに感心しました。説明も論理的で,質問にも丁寧に対応してくださり,探究に対する誠実さを感じました。

〇それぞれの発表が文系,理系関係なくデータ等の根拠をもって論理展開されていました。何よりどのグループも,しっかり質疑がなされていて感動しました。

〇プレゼン力,資料作成力,構想力について,年々レベルアップしていると思う。