11/13(月)に令和5年度公開授業研究会を開催します。
2023年10月5日 17時02分「主体的・対話的で深い学びをめざして〜授業を磨く〜」をテーマに11/13(月)に公開授業研究会を開催します。
コロナ禍の中でオンライン形式が続きましたが、本年度は久しぶりに対面形式での開催です!
本校の授業改善の成果を研究授業、公開授業でご覧ください。
申込みの締切は10/30(月)です。
詳細はこちら。
ぜひご参加のほどよろしくお願いいたします。
「主体的・対話的で深い学びをめざして〜授業を磨く〜」をテーマに11/13(月)に公開授業研究会を開催します。
コロナ禍の中でオンライン形式が続きましたが、本年度は久しぶりに対面形式での開催です!
本校の授業改善の成果を研究授業、公開授業でご覧ください。
申込みの締切は10/30(月)です。
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ぜひご参加のほどよろしくお願いいたします。
本日はアメリカCity of Hope(COH)から山口陽子先生をお招きして,理数科2年生を対象にSS健康科学特別講義と題して,糖尿病とがんの話題を中心に講義をしていただきました。
糖尿病の内容では,糖尿病がなぜ生じるのかについての人類史,進化学に基づいた解説,COHの歴史,糖尿病とインスリンの関係とそれにかかわる研究者の紹介と研究内容,糖尿病の進行に伴う体の症状などをお話しいただきました。
がんの内容では,がんの原因となる遺伝子の異常,その異常ががんの発生につながるメカニズム,山口先生が研究されていた分子標識治療法などの様々ながん治療方法についてお話しいただきました。
講義の最後には11月の海外科学体験研修で訪れるCOHおよびDuarte High Schoolについての紹介や訪問のスケジュールなども確認しました。
講義の後には生徒からたくさんの質問が出ました。以下は質問内容です。
Q.糖尿病の合併症を引き起こす原因物質であるAGEsとはどのようなものですか?
Q.腎臓が機能不全になった場合に行う人工透析とはどのような原理ですか?
Q.インスリンでノーベル賞を取った研究について詳しく教えてください。
Q.糖尿病の合併症で失明するのはなぜですか?
Q.糖尿病で壊疽という症状が起きることがあるが,どういった症状かですか?
Q.がんの分子標的治療法はどの程度副作用を抑えられるのか?日本ではどの程度活用されているか?
Q.Ⅰ型糖尿病のメカニズムはどのようになっているのか?
Q.がんの化学療法などの副作用をなくすことはできないのか?
Q.がんの原因となる突然変異を誘発する様々な物質や要因はどのようにして異常を引き起こすのか?
Q.血糖値の変化について体に記憶されているということだが,どのように記憶されるのか?
Q.日本内外で山口先生は研究をされているが,海外で研究することのメリットはあるか?
Q.糖尿病予備軍と言われる人たちは,糖質を抑える生活を続けていくことで糖尿病にならなくて済むのか?
全体での質疑の後には女子生徒たちからの追加質問に快く対応していただきました。
山口先生ご多用の中お越しくださり本当にありがとうございました。
次は1か月半後の海外科学体験研修でお会いしましょう!
理数科2年生の皆さんは充実した研修になるよう事前準備や課題研究がんばっていきましょう!
本校が令和元年度にSSH科学技術人材育成重点枠の指定を受けたことで始まった表記の事業は,基礎枠に戻ってからも継続することとなり,今年で5回目の実施となります。オンラインの実施は4回目,バーチャル空間を使っての実施は3回目となります。
今年も総合司会・運営補助は,本校理数科を卒業した大学生にご協力いただきました。
午前には立正大学データサイエンス学部 渡辺 美智子 先生 による記念講演「AI社会の幕開けと統計・データサイエンス活用力の意義~いま、日本の大学で進められている教育改革を踏まえて~」を参加者全員で受講しました。
昼食休憩をはさんだあと,バーチャル空間に設置された5つのブースで発表を行いました。自分の発表以外の時間は,一人一人が自分のアバターを動かし,好きなところの発表を聴いて回ります。
大学,企業,高校等の15名の統計・データサイエンスの専門家の皆様に,貴重なご指導、ご助言いただける機会となりました。
今年度の参加校は,芝浦工業大学附属中学高等学校,滋賀県立膳所高等学校,洛星高等学校,雲雀丘学園中学校・高等学校,神戸大学附属中等教育学校,兵庫県立姫路西高等学校,徳島県立脇町高等学校,香川県立観音寺第一高等学校,愛媛県立西条高等学校,愛媛県立松山南高等学校,大分県立大分舞鶴高等学校で,39本の発表で交流しました。
最後は大阪大学大学院 教授 狩野 裕 先生から全体講評をいただき,閉会いたしました。
統計・データサイエンスの「学びと繋がりの場」を創出するFESTATにご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
8月9日、10日、神戸国際展示場にて、令和5年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が行われました。この会は、全国のSSH指定校および過去に指定経験のある学校221校の生徒が集まり、ポスター発表を行うものです。
今年度、本校は「数学・情報」分野でエントリーし、
「活躍」とは何か?プロ野球投手データによる記者の心の数値化
を発表し、ポスター発表賞を受賞しました。
文部科学省ウェブサイト↓
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/r5sshssf.html
7/31、8/1の1泊2日の日程で、川崎医科大学医学部研究室体験研修を行いました。
今回の参加者は医療系や生命科学系に興味関心のある理数科2年生5名です。
研修ではすい臓がんの細胞を対象として、さまざまな処理を行った際の細胞の動きを比較検証する実験を行いました。
ご指導いただいたのは川崎医科大学教授の栗林先生、山内先生、准教授の岡本先生です。
まずは、今回の研修全体の説明、実験の講義を受けました。
午後からの実験に向けて研修している建物のある16階で昼食を取りました。
研修では白衣を着て、雰囲気満点、やる気満点です。
2日間栗林先生、山内先生がつきっきりりでご指導してくださり、たくさんの実験操作を行いました。
岡本先生には細胞の染色についてご指導いただきました。
実験の待ち時間には川崎医科大学の現代医学博物館の見学もしました。
体験型の展示が多く、楽しみつつ医学について知ることができました。
研修の最後には実験結果を踏まえて、2班に分かれて今回の実験内容について発表を行いました。
同じ実験結果を用いても2つの班で解釈に差があり、興味深かったです。
先生方からもご質問をいただき、質疑応答の練習もさせていただきました。
1泊2日の研修でしたが、本当に密度が濃く大変丁寧なご指導をいただきました。
実験のほかにも血圧の測定の原理についても教えていただき、身近な物事の本質を見つめ、理解することの大切さを学びました。
また、指導してくれた3人の先生方は2日間本当にたくさんの質問に答えてくださり、考え、学び、質問してさらに深く理解するということをたくさん経験できた研修でした。
川崎医科大学の栗林先生、山内先生、岡本先生、今年も非常に有意義な研修をさせていただき、誠にありがとうございました。
本日午後に理数科2年生を対象にサイエンスダイアログを開催しました。
今回の講師は香川大学農学部特別研究員のKhalife Adam先生です。
Adam先生は現在香川大学にてアリの社会性についての研究をしており、今回のサイエンスダイアログでは出身のフランスの話をはじめとして、研究生活についてなど非常に多様な内容についてお話しいただきました。
途中に出題されたアリに関するクロスワードは難問で、生徒たちは協力しながら解答を考えていました。
Adam先生は英語だけでなく日本語も堪能で、時折ジョークを交えながら生徒たちと明るく接してくださいました。
講義の後には生徒たちと海外での生活や英語を学ぶ意味などをフランクに話してくださり、生徒たちはたくさんの刺激を得られたようです。
理数科2年生は11月には海外研修を控えています。
今回の経験を生かして科学も英語も頑張って勉強していってください。
7/22(土)に香川県庁ホール、香川県文化会館にて第11回香川県高校生科学研究発表会が開催されました。
今回は香川県の様々な高校から口頭発表10グループ、ポスター発表25グループが参加し、総参加者は300名に上りました。
本校からは理数科3年生が口頭発表の部で3グループ、ポスター発表課題研究の部で7グループ参加し、これまでの研究成果を堂々と発表し、大学の先生方や高校教員、高校生たちと熱く議論を交わしました。
発表会の後には文部科学省視学官の藤枝秀樹先生、広島大学教授の西堀正英先生よりご講演やご講評をいただき、探究の意義や探究をする上で大切なことなどを教えていただきました。
表彰式では、口頭発表の部では最優秀賞を「「活躍」とは何か?プロ野球投手データによる記者の心の数値化」、優秀賞を「エンドウヒゲナガアブラムシの光走性の評価」が受賞しました。
ポスター発表課題研究の部では優良賞を「防波堤の位置、形状による砂浜の砂の流出量の違い」、「コーヒー抽出残渣が土壌に与える影響」、審査員賞を「ズイナの葉が植物の成長に及ぼす影響の調査」が受賞しました。
この後も生徒たちは様々な発表会に参加し、研究の成果を発表していきます。
今後も生徒たちの活躍から目が離せません。引き続き生徒たちへの応援よろしくお願いいたします。
6/21(水)に理数科3年生によるSSH課題研究発表会を開催しました。
今回はオンラインとオフラインのハイブリッドでの開催となり、オフラインでは1年特色コースの2クラスと2,3年理数科生徒の130名程度、オンラインでは本校のSSH運営指導委員や大学、高校の先生方の20名程度が発表を聴講しました。
理数科3年生はこの1年間の研究内容を日本語だけでなく英語でも堂々と発表し、大学の先生方をはじめ、1,2年生からの質問に対してもしっかりと応じていました。
今回発表した生徒たちは、夏休み中に全国の様々な発表会で研究成果を発表していく予定です。この発表会で手ごたえを感じつつ、次の夏の発表に向けてさらにブラッシュアップしていくことと思います。
(この記事は生徒による記録記事です)
<今日の講演会の内容紹介>
身近なコロナウイルスの話から,日ごろから疑問に目を向けるということの大切さを感じました。また、自分の得意不得意を見極め、何がしたいのかを考えるというキャリア形成について学べました。今回の講演で、より課題研究が楽しみになりました。日頃から自然の不思議に目を向けられるような、広い視野を持ちたいと思います。
<渡辺先生はどんな先生でしたか?>
小さな疑問に気付ける人物で、生徒たちと積極的に議論することで生徒たちの考えを深めさせてくれる先生だと思いました。
<質問の記録>
①講演中にあった問いに答えはありますか?
②研究者になるうえで大切なことは何ですか?
③先生は質問にすらすらと答えられていますが、どうしたらうまく答えられるようになりますか?
④ウルトラマンの中にあったセリフで特に思い出に残っているものはありますか?
⑤先生が進路を決めたのは高校3年生のときと伺いましたが、これは早いと思いますか?
⑥できることとできないことを区別したときに、場合によっては後からできるようになることもあると思うが、先生ならどうしましたか?
⑦夢がないのですがどうすればいいですか?
⑧人生の分岐点に立った時に大切にしたことは何ですか?
⑨マジンガーZの技で好きなものはありますか?
⑩一つの問題について深堀りするのと、複数の問題に取り組むのはどちらが良いですか?
<生徒からの謝辞>
今日はお忙しい中、講演をしていただきありがとうございました。渡辺先生は、コロナウイルスが流行し始めたときに過去にヒントはないのかなど考えており、自分にかけている「考える力」がとても優れている方だと伝わってきました。そして、参考書のわかりやすい使い方や現在のお仕事やこれまでの夢、やってみたいと思ったきっかけについても話していただき、自分のやりたいことがない今の現状を、「まだ右にも左にも行ける状況」と前向きにとらえられるようになりました。課題研究については苦手に思っていて、「失敗したくない」という考えでしたが、今日の講演を聴いて「失敗することの大切さ」や、「カバーし合い、助け合うことで得ることができる信用」など社会に出たときに役立つものを獲得できると知ることができました。今日の講演で学んだ、「考えることの大切さ」や「毎日の努力」、「最後まであきらめない」などのことを1年生一同忘れずにこれからの学校生活で生かして過ごしていきます。今日は本当にありがとうございました。
6月8日(木)②③校時,東北大学大学院 教授 渡辺正夫先生による講演会が行われました。
講演タイトルは「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究の在り方」でした。
一昨年、昨年に引き続き,オンライン開催です。
東北大学の研究室と観一の各教室をつないで,リアルタイム配信。
オンライン開催ではありますが,生徒への発問や問いかけ,回答など,双方向の講演会となりました。
今年も時間いっぱいに,質問が出て時間を少々延長しましたが,
渡辺先生は一つ一つに質問に熱意をもって真剣に回答してくださりました。
詳しい様子や内容は,SSH委員記録担当の生徒がまとめてくれました。次の記事で紹介します。
東北大学の渡辺先生のHPでも今日の講演会の記事が掲出されました。
FESTAT(全国統計探究発表会),今年も,次の「FESTAT2023開催案内.pdf」の通りオンラインで開催を予定しています。期日は8月19日(土)です。
申込締め切りは,6月23日(金)です。
締め切りを延長します。29日(木)です。
今年も,バーチャル空間,oViceを利用して実施します。
統計やデータサイエンスを用いた研究であれば,ジャンルを問わず発表できます。最終発表でも,中間発表でも,研究初期の研究計画でもOKです。有識者からの指導助言をうけたり,同じく統計やデータサイエンスの課題研究をしている仲間と交流できます。参加費は無料です。オンラインなので,全国どこからでもご参加いただけます。
つきましては、本会の発表参加についてご検討いただきますようお願い申し上げます。
申込入力先はこちらです。
↓
https://forms.gle/njpqKAN4x8D7HZj98
昨年度の様子はこちらです。
講演の様子:https://www.kagawa-edu.jp/kanich02/plugin/blogs/show/9/16/756#frame-16
発表会の様子:https://www.kagawa-edu.jp/kanich02/plugin/blogs/show/9/16/778#frame-16
令和元年度から実施している「FESTAT(全国統計探究発表会)」が第 19 回 日本統計学会統計教育賞に選ばれました。
今年もFESTAT2023,8月19日(土)にオンラインで実施予定です。
数日内にまたご案内いたします。
生徒教養講座について「今日の観一」で紹介しています。
理数科第3学年の生徒10グループが,昨年から取り組んできた課題研究の成果を発表する「SSH課題研究発表会」を以下の通り開催いたします。ご観覧を希望される方は,下の案内文書記載の担当者欄にメールでご連絡ください。
案内文書 → R05課題研究発表会案内
本日,第11回四国地区SSH生徒研究発表会が行われました。
四国地区のSSH指定校全10校が高知県立高知小津高校に集まり,ポスター発表を対面形式で行いました。本校からは,新理数科3年生が発表,2年生が見学に参加しました。
コロナ禍で令和2年度は中止,令和3年に本校が幹事校を務めてオンラインで実施し,引き続き令和4年度もオンラインで実施でした。対面は,令和元年度実施以来です。令和元年度も,桜咲く校庭と伝統的な校門が特徴的な,高知小津高校で実施でした。
10校の100本以上のポスターが並び,参加生徒は積極的な意見交換が行われました。2年生にとっても,自分の研究テーマを決めるヒントをもらったという参加者も…。3年生も,多くの同輩や大人ともディスカッションをして,自分の発表内容を改めて吟味してこれからブラッシュアップしていくことでしょう。頑張ってください。