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2月14日(木)本校の研究開発成果報告会の様子をお知らせします。
県内外から多くの方々にお越しいただきました。来年から、どの学校でも「総合的な探究の時間」が実施されるなか、注目度が高かったのだと思われます。
大学・研究機関の先生14名、文科省・県教育委員会から5名、香川大学の留学生5名、企業4名、県内中学校2名、県外高校19名、県内高校21名、学校評議員等2名、PTA役員等保護者30名、合計102名の来校がありました。
午前は、国語、英語、公民、数学、芸術(音楽・書道・美術)、体育、物理、生物の授業を公開しました。
午後は、探究発表会です。1年生代表生徒50名、2年生全員(理数科、普通科文系、普通科理系)が発表しました。残りの1年生は、先輩の研究を聴いて、質問をし、コメントシートにコメントを書きました。一部の生徒は運営しました。このページの写真の何枚かは、運勢生徒が撮影したものです。
まずオープニングは、バングラデシュ出身で香川大学大学院に在籍するホセイン・イムディ・シャハダットさんによる3分間スピーチ。シャハダットさんは、9月に広島大学で行われた,「未来博士3分間コンペティション2018」において,「最優秀賞」,「シュプリンガー・ネイチャー賞」,「オーディエンス賞」を受賞した方です。さすが。1年生が手を挙げて質問をしました。
いよいよポスター発表会が始まりました。この日のポスターは、理数科の研究発表10本(うち3本は英語)、理数科の活動報告9本(うち2本は英語)、普通科理系の研究発表24本、普通科文系の研究発表29本、1年生の統計1本、1年生の活動報告19本、香川大学の留学生のポスター4本、計96本のポスターが一堂に集まる、壮観なものでした。
それぞれ,発表の様子。研究者からの厳しい指摘や質問も…。
聴くほうはしっかりメモ。コメントシートに。
今年特徴的なのは、香川大学の留学生のポスター。留学生はバングラデシュ、セネガル、マレーシア出身。生徒は、英語で積極的に質疑するなど、コミュニケーションを楽しんでいました。また、本校生徒の英語発表に対しても留学生から質問され、生徒は一生懸命答えました。
最後は、岡山大学大学院自然科学研究科の多賀先生から、ご講評いただきました。先生は2019年度に設置50周年を迎える、理数科の第1期生。高校時代の体験にも触れながら、いかに探究の学びが重要か、おはなしいただきました。ありがとうございました。
生徒の発表会のあとは、場所を百周年記念館1階に移して「成果報告会」。
香川県教育委員会教育委員、校長先生のあいさつのあと、SSH担当職員から、SSHの取り組み、課題研究の評価、SSH研究開発の進捗状況等について説明があり、質疑応答、講評がありました。
そのあとは、場所を百周年記念館2階にて、運営指導委員会。有益な指導助言をたくさんいただきました。運営指導委員の先生方、ありがとうございました。
理数科と、普通科文系の生徒が共同で取り組んだ懸賞論文が、
「優秀賞」を受賞しました。
学生懸賞論文:「フェイク情報」を見破れ(主催:言論責任保証協会)ウェブサイト
http://genseki.a.la9.jp/kentei.html
本校では、文理やクラスをまたいだ、自主的な課題研究をする生徒がみられるようになりました。
論文の内容は、世にあふれる、健康食品の広告のウソを、「生物基礎」と「数学B」の教科書を使って見破る、というものでした。
培った「科学リテラシー」を発揮できていたと思います。
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1年生全クラスを対象に,SSH講演会が行われました。
今回は,日本学生社会人ネットワーク(JSBN)代表理事 真坂 淳 様をお招きし,
「世界と日本の今と未来を知り,将来について考えてみよう
~激動の時代にイキイキ生きるために~」と題してご講演いただきました。
いつもの講演会と異なり,
講演 → Q&A → 小グループディスカッション → フィードバック
といった流れで進行していきました。
まずは,日本と世界の現在と未来,そんななかで,どう生きるか。
魅力的な大人の条件とは・・・。
激動の時代に求められる能力。
それは
答え(前例)のない問題に取り組み、答えを導き出し、解決する能力。
トライ&エラーを繰り返す。
まさに、課題研究。探究活動で培われる能力です。
チャレンジマインド、自分で考え行動、知恵、コミュニケーション能力。
講演を聴いた後,Q&Aも。
激動の時代に,アテになる,信じられるものとは・・・?
人生のテーマを,どのように決めることができるのか・・・?
グループで意見交換。
①今日気づいたこと、まなんだこと。
②高校生活・大学生活をどう過ごすか。
グループで話し合ったことを,自ら挙手して、みんなに伝える。
真坂さんが答える。
同じ世代を生きる仲間として・・・,志新たに,記念撮影。
生徒の感想を一部。
進路や,課題研究のテーマ決定にも活かせる,学び多き時間となりました。
生徒の感想をいくつか・・・。
・今学んでいる知識(点)が,いつ何時,線になって繋がるのか分かりません。だからこそ,そのときに備えて,日々の生活から好奇心,向上心,謙虚な心,素直な心をもって,楽しみながら,圧倒的な努力を積み重ねたい。
・これから,様々な人とふれあって,いろいろな経験をして,自分の「なりたい自分」を明確にしたいと思った。人生は30000日と短いが,自分ができることは何か,毎日考えながらムダにせずに過ごそうと思った。
・自分の能力を引き出すために,一歩踏み出し,幸せな人生を歩みたい。
・今日の講演会は,今までの私の考え方を大きく変えるものでした。積極的に挑戦してみようと思ういました。もう一度,今日学んだことを頭の中で整理して忘れないようにします。
本校の天体部により、11月10日(土)の18:00~19:30で
「秋の一般公開観察会」を実施いたします。
お知らせが急になり申し訳ありませんが、
ご都合の良い時間帯でお越しください。
今回は土星や月や火星をはじめ、秋の星空の観察を予定しています。
(土星や月は早い時間帯での観察になります)
お車の方は玄関前と体育館西側駐車場をご利用ください。
当日の天候により中止の場合は、15時までにホームページでお知らせします。
※間違っていた部分を修正いたしました。日付は11月10日が正しいものです。
今回の研修には,1年生の希望者が参加しました。
今年のこの研修のテーマは「学ぶ力を鍛える!~質問する力,問い立てる力,応答する力,広い視野,まとめ発表する力~」
多くの研究展示を回り,説明を受ける参加者。聴くだけではなく,メモを。
そして,質問をする。しっかりとみんなできていましたね。
大学の先生や,学生も,丁寧に答えてくれました。
学生の中には,本校第1期SSHの大学院生も…。
長谷川修一先生の特別講義も拝聴しました。
デザイン思考とリスクマネジメントの重要性を学びました。
ここでも,本校生徒から,質問。
さて,一通り,いろいろな研究発表を聴いたり,質問したりしたあとは。
「研修報告会」
本校生徒のために,今年は張り紙をしていただいていました。
まずは,発表内容をまとめて…。そして時々,先生にも相談を・・・。
しっかり話せるか,友達とも確認を・・・。
みんな一人ひとり,発表しました。
原稿に頼らず,しっかり前を向いて話す生徒。
身振り手振りをつけて話せる生徒。
大学の先生からの質問に,しっかり答える生徒も。
頼もしいですね。
さて,「ふりかえりシート」の一部を紹介します。
参加してよかったですね。
関係の香川大学創造工学部の先生方、学生の皆様、ありがとうございました。
質問項目
<◎研修をする前と後で,自分の何が変わったか ← ●何が,そのように自分を変えたと思うか>
◎勉強に対する意識が変わった。学校の勉強ももちろん大切だが,身近な問題に「なんでだろう」と思う気持ちが大切だと思った。 ← ●「大学とは,高校の勉強を基盤として,自分が深く知りたいことを決めて研究していく場所だ」という大学教授の言葉。高価な顕微鏡などの充実した設備を目の当たりにして。
◎理解しながら話を聴く,という態度 ← ●今まで,ぼーっと話を聞いていたように思う。質問しようと思ってしっかり聴くと,全然違うことに気付いた。
◎工学というものに対する見方が変わった。どれだけ社会の役に立っていて,いろいろな領域が結びついている,ということが分かった。 ←●一見,興味がないと思うものも,見て回ったことがよかった。それがきっかけで,興味の幅が広がった。
◎工学は,自分が思っていたより広い範囲の研究をしていることが分かった。様々な分野を組み合わせて研究しているということが分かった。広い視野をもち,疑問を持ち,研究に活かしていくことが大切だと思った。 ←●自分が質問をすると,大学生はとても分かりやすく説明をしてくれた。その人が広い分野に関心をもって,そのことについて理解していることが伝わってきた。
◎質問する大切さが分かった。←●いままで質問をしたことがなかったが,今日は勇気を出して質問した。質問をすることで,自分の理解が深まったり,勘違いしていたところを修正できた。学生の方は,私にもわかりやすいように,一生懸命説明の仕方を考えながら説明してくれた。質問する内容を考えながら発表を聴くのは,とても頭を使う。
◎発表する難しさが分かった。このような経験を重ねて,場慣れしていきたいと思うようになった。 ←●私は緊張して,発表するとき下を向いて話してしまった。言葉も詰まってしまった。でも,同じ観一の生徒が発表する様子を見ていて,前を見て話したり,はじめとおわりにしっかり礼をしていたのを見たこと。
◎工学のイメージが変わった。 ←●教えてくれた大学の先生や学生がとても親切で,楽しそうで,あこがれた。また,実験室で,機械に向かっているイメージを持っていたが,人と人を結び付けたり,コミュニケーションをしたり,と,とても素敵なイメージを持てた。大学生が楽しそうで,自分の研究を誇らしく話していたこと。
◎文系も,理系も学ぶべきだと思った。 ←●地震によって倒壊した建物としなかった建物は,歴史に記録があり,文系の知識も理系の知識も研究に必要だということが分かった。一見,別々に見えるものも,意外なところでつながっていることが分かった。
◎質問すること,疑問を持つことの大切さを,改めて感じ取ることができた。工学のイメージも変わった。自分を変えてくれたと思う。この研修に感謝しています。←●質問することで,さらに丁寧な説明を引き出すことができる。いくつもの研究を説明してもらったことで,イメージが広がった。
◎メモをしながら人の話を聴くことは今まであまりなかったけど,今日はたくさんメモをしました。要点を抑えてメモをすることができるようになりました。←●大学生が,発表をする時,聞いている人の反応を見ながら話していてすごいと思った。少しでも近づけるようになりたいと思った。質問を考えようと思うと,話を聞きながらメモすることが必要になったから。
◎今まで思ったことを口に出さない性格だったが,疑問に思ったことや分からなかったことを我慢せずに研究している人に聴くことで,もっと学びたい,と思うことができた。知ることがこんなに楽しいと思ったのは久しぶりです。こんなに面白いものに出会えるなら,もっと勉強して,幅広い分野を知りたい ←●私の不十分な言葉の質問でも,理解しながら丁寧に教えてくださったりする大学の方々のおかげだと思います。熱心に研究をしている学生や,先生の展示を見て,自分の好きなことにこんなに一生懸命になれるのは,かっこいいと思いました。
教育関係者の皆様へ
公開授業研究会を、10月31日(水)に実施します。
実施要項、参加申込書、案内文書は、
こちら(http://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/news/archives/516)からダウンロードできます。
ぜひご参加ください。
8月18日から19日にかけて,第1回全国高校生社会イノベーション選手権が行われています。
1次審査通過9チームのうち,本校は2チーム参加しています。
今日のテーマは「日常的にも災害時にも役にたつグッズを考える」です。
存分に学んでくることと思います!
8月1日(水),理数科3年生によるサイエンス・ジュニア・レクチャーが行われました。
毎年行われているもので,海外研修をはじめとする理数科やSSHの取り組みや、課題研究について、中学生にわかりやすく教える取り組みです。中学生297名が参加し、今年は84名と、多くの保護者も見に来られました。
この行事は数年前より生徒主体で行われており、司会進行や参加者の誘導、連絡などはすべて生徒がしています。
まずは生徒会から、簡単に学校の紹介と、「パンフレットに現れない観一」として、通常の授業で盛んにアクティブラーニングが行われていることなどが紹介されました。
次に、理数科3年生から、海外研修を中心としたSSHの取り組みの紹介をしたあと
生物の課題研究の紹介がありました。
中学生にもわかりやすいように、かみくだいて説明がされていました。
参加者の中学生からは、緊張しながらもいくつか質問がでて、一つ一つ、丁寧にやさしく答えていたことが印象的でした。