SSHブログ

8/16~17 全国高校生社会イノベーション選手権「イノベーション編」に参加しました。

2021年8月17日 17時27分

本校の2年生の理数科,普通科理系,普通科文系特色,普通科文系,男女混成の6名からなるチームが,先日問題分析編を突破(準優勝)し,「イノベーション編」への出場権を獲得しました。

そして,16日,17日の2日間で,オンラインで開催されました。

新規性があってインパクトのある提案を,一日かけてワークショップを行い,提案していくものです。

密を避けて,一人一つの端末で,参加しました。

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バーチャル・コラボレーションツールAPISNOTE,Zoom,Slackなどを用いたワークショップ。

頭がフル回転するような,充実した時間を過ごしました。

8/4 SSH生徒研究発表会 全体発表校に選出!【速報】

2021年8月4日 17時29分

8月4日,令和3年度SSH生徒研究発表会が,神戸の国際展示場で開催されました。

今年度は,発表者と引率者のみの参加で,分野ごとの分散開催でした。

ポスター発表,質疑応答をおこない,審査を受けました。

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夕方,審査結果の発表がありました。

本校の数学・情報分野に出場していたチームの

「卓球の試合データの可視化は不可能か?~データサイエンスに基づく新たな指標の提案~」

という研究が,全体発表校に選ばれました。

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昨年一昨年に引き続き,3年連続で全体発表校に選ばれました。

全体発表(最終審査)は,8月20日にオンラインで実施されます。

第9回香川県高校生科学研究発表会 オンデマンド発表の部が終了しました。

2021年8月3日 17時29分

7月24日の記事で,第9回香川県高校生科学研究発表会ライブ発表の部の様子をお伝えしました。

今年度のこの大会,ライブ発表の他にYouTubeによる限定公開で,県内9校,19本の発表動画を視聴しあい,Google Formsを使ってコメントしあう,オンデマンド発表部門が,7月22日から7月31日まで開かれていました。

コメント総数1032件と,活発な交流が行われました。

さて,こちらの部門も審査がありました。

本校は

ライブ発表部門で

「デンプンの効率的な分解法」が 奨励賞 を

オンデマンド発表部門で

「PA内進入によるカマタマーレ讃岐の勝利への道筋」

「気孔開閉運動に基づいたオジギソウにおける調位運動のメカニズムの解明」

「CNF防曇液の作成~実用化に向けて~」

が 優良賞 を受賞しました。

8/2 大阪大学研究室体験オンラインが実施されました

2021年8月2日 17時30分

8月2日午後,大阪大学研究室体験が行われました。

昨年に引き続き,オンライン実施となりました。

本来であれば,大阪大学大学院工学研究科を訪問し,2泊3日で大阪大学大学院の学生の皆様と一緒に研究(実験→考察→発表)を体験するプログラムで,今年度こそ対面実施をと準備を進めてきましたが,感染者急増のため,対面実施を断念せざるをえませんでした。

学び多き内容で,生徒も真剣に参加していました。

大阪大学の皆さま,このような機会をいただき,本当にありがとうございました。

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7/31(土)2021年度応用物理・物理系学会中国四国支部合同学術講演会ジュニアセッションに参加しました。

2021年7月31日 17時32分

本日,本校理数科3年生2グループが,

2021年度応用物理・物理系学会中国四国支部合同学術講演会ジュニアセッションに参加しました。

発表したのは「ダイラタント流体を応用した衝撃吸収実験」「柱の違いによる防災ベッドの安全性」です。

今年も昨年に引き続き,オンラインでの開催となりました。

発表も質疑応答も,しっかりとできました。

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7/29 第4回全国高校生社会イノベーション選手権(イノチャン)問題分析編で準優勝しました。

2021年7月30日 17時32分

この大会は,全国高校生社会イノベーション選手権実行委員会(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻)が主催するもので,今年で4回目です。本校は第一回から参加しており,すべて本戦に出場してきました。

今年も,オンライン実施で,問題分析編に取組み,その中で選抜されたチームがイノベーション編に進出します。

今年は,1~2年生から希望者4チームが参加しました。

そのうちの1チーム(理数科,普通科理系,普通科文系特色,普通科文系の混成6名)が,

問題分析編で準優勝し,イノベーション編に進出することとなりました。

7/24 香川県高校生科学研究発表会(口頭発表ライブ発表部門)に参加しました

2021年7月24日 17時33分
本日7月24日(土),第9回香川県高校生科学研究発表会(口頭発表ライブ発表部門)が開催されました。香川県教育委員会主催の当発表会は、県内のSSH校である観音寺第一高校、高松第一高校、そしてSSH経験校である三本松高校の3校で組織された実行委員会が運営しております。
 
今年も,昨年に引き続きオンライン開催されました。今年は紙面発表を廃止し,YouTube限定公開オンデマンド配信を活用して,全ての参加校が口頭発表をすることができました。参加校は,相互に視聴し,GoogleFormsを使って評価しあい,自分たちの研究をブラッシュアップしていきます。

発表した参加校は,口頭発表 ライブ発表部門で,4高校10グループ,口頭発表オンデマンド発表部門で9高校19グループでした。

今回は,口頭発表 ライブ発表部門の様子をご紹介します。

本校の2,3年生理数科は百種年記念館大会議室から,1年生の希望者は本館の教室からZoomミーティングルームに入りました。

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PCのカメラに向かって発表。審査員の大学の先生から,様々な質問が来ましたが,しっかりと応答していました。

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他校の生徒の発表に対してはとても積極的に質問しました。

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また,他校の発表を聴きながら気づいた点や質問などを,それぞれがスマートフォンやタブレットから入力。

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そして,司会と計時の生徒は別室から,会の運営をコントロール。

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今年は,全ての発表が終わった後,「ディスカッション」の時間が設けられ,お互いの研究に対して活発に生徒同士で議論をするる方が見られました。

最近は,もはや,オンラインは「代替措置」などではなく,むしろ高校や大学などの連携を,時間や距離の制約を越えて強化することにつながるものになってきつつあります。

7/18(土)FESTAT2021 Kick Off イベントを実施しました(2)

2021年7月18日 17時38分

先ほどの記事の続きです。

今年新しい企画で,少し前の金曜日にも使用したoViceを用いたバーチャル空間での交流会です。

バーチャルなFESTAT会場に場所を移します。

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ここからは,生徒一人一人がヘッドセットを装着して,別々の端末でFESTAT会場に入り,自分のアバターを動かします。

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他校の生徒たちも,すぐに操作に慣れたようです。

ここで,本校出身の二人の大学生から,高校時代の課題研究の紹介と,質疑応答が行われました。

一人は,バスケットボールの統計分析を行った課題研究で,スポーツデータ解析コンペティション中等教育部門で最優秀賞を獲得した研究を,

もう一人は,野球の統計分析を行った課題研究で,SSH生徒研究発表会で最終審査に進んで審査委員長賞を獲得した研究を,それぞれ紹介していただきました。

慣れないバーチャル空間のやり取りですが,活発な質疑応答が行われました。

さすが大学生,有益なアドバイスや考え方を,次々と伝えていきます。

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この後はフリーの交流会。大人も,子供たちも,本当の交流会のように,立ち話や,情報交換が行われました。

8月21日に行われるFESTATでも,この会場で実施します。楽しみです。

当日の様子は,またこのSSHニュースで発信します。

(追記)8/19の四国新聞の記事で,この取組みが紹介されました。

 

ごく一部ですが,参加者のコメントを紹介します。

・大学生の皆様は伝えたい事を分かりやすく丁寧にお話ししてくださいました。自分も今年受験を控えているので論理的に伝えたい内容を話す能力を身につけていかなければならないと感じました。

・統計分析はやはり数学的能力が必要になることがわかった。また自分たちが今ことような経験ができていることがとても貴重だということがわかった。

・今学んでいる統計、データサイエンスについて、大学でもっと詳しく学べるととも
に、それをさらに活かせる研究対象などについても学び、活用できることを知りまし
た。

・この課題研究の経験が今の社会で必要とされていることであり、この経験が自分を豊かにしてくれるものでと言うことを経験者の先輩方から聞いて実感が湧いてきた。

・大学生が高校生の時にやっていたことは僕はとてもすごいと思ったけど大学生にとって未熟だったと言っていて、大学ではそんなに凄いことをするんだと思いました。

7/18(土)FESTAT2021 Kick Off イベントを実施しました(1)

2021年7月18日 15時35分

今年度のFESTATも,昨年度に引き続き,オンラインで開催することになりました。

FESTATはFESTA(祭典)とSTATISTICS(統計)を合わせた造語で,統計やデータサイエンスの探究で,全国の高校生や大学生,教員,専門家が交流することで,学びとつながりの場を創出することが目的です。SSH重点枠(広域連携)の最終年度,今年で3年目の取組みです。

昨年のキックオフイベントより参加者が増えたため,Zoomウェビナーを活用し,全国18校、100か所以上をつなぎ,多くの方々に参加いただきました。

司会は本校理数科卒業生の大学生。

校長先生のあいさつのあと,

文部科学省 初等中等教育局 主任視学官 長尾篤志 様

立正大学データサイエンス学部 教授 渡辺 美智子 様

高校時代に統計探究活動に取り組んだり、大学でデータサイエンスの勉強をしている大学生8名

から,FESTATに参加する高校生にメッセージを頂きました。

統計・データサイエンスの探究をする意義や有用性などについて,改めて実感できたと思います。

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今日は学校から参加したのは,2年生理数科5名。残りの生徒は,自宅から参加しました。

 

続いて,AI研究の第一人者,東京大学大学院工学系研究科 教授 松尾 豊 様の講演と質疑です。

刺激的な内容で,生徒たちも真剣なまなざしでメモを走させます。

講演の後は質問の時間。他校の生徒も,本校の生徒も,質問をしました。

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今年のFESTATはここでは終わりません。新たな交流企画も…。

長くなりましたので,続きは次の記事で…。

7/16(金) 第1回全国バーチャル課題研究発表会に参加しました。

2021年7月16日 17時41分

本日,理数科3年生が6校時から放課後17:00まで,理数科2年生は放課後から17:00まで,第1回全国バーチャル課題研究発表会に参加しました。

バーチャル空間oViceに6校が集い,課題研究の発表,質疑応答などを行いました。

参加校は,主催の兵庫県立加古川東高等学校をはじめ,兵庫県立姫路西高等学校神戸大学附属中等教育学校広島大学附属中学校・高等学校愛媛県立松山南高等学校,香川県立観音寺第一高等学校です。

まずは3年生がいろいろな部屋からバーチャル空間に入りました。しばらくアバターを動かすうちに,すぐに操作に慣れたようです。

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6校の53本の課題研究を,ポスターセッションのように9つのブースに分かれて,発表や質疑応答が行われました。

2年生は6時間目に,課題研究テーマ発表会を実施していました。「このテーマで課題研究をしたい」と,研究の意義や研究計画などを発表し,質問や指導を受ける時間です。

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課題研究テーマ発表会終了後,少しの休憩の後,一人一台のタブレットで,3年生に遅れてバーチャル空間に入りました。それぞれがバラバラに,気になる発表を聴きに自分のアバターをバーチャル空間で動かします。話したり音が出たり,個別に行うので,ヘッドセットが必須です。

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発表校は,画面共有し,スライドやポスターを提示。見ている生徒たちは声やチャットで質問をし,それに対して答える。これを6ターン繰り返しました。

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近隣地域で,対面で集う取組は今までたくさんありましたが(例:香川県四国地区),今日のように,離れた地域の高校が複数校集まり,ポスターセッションをするという交流は,2年前には考えられないことでした。未来を感じさせる,刺激的な発表会で,楽しむことができました。

こういう取組は,これからどんどんと広がっていく予感がします。

本校主催のFESTAT2021(第3回全国統計探究発表会)でも,このバーチャル空間ツールを使う予定です。

7/7 みとよAI社会推進機構(MAiZM)へのSSH課題研究報告会を実施しました。

2021年7月7日 17時43分

7月7日(月)16:00より,本校百周年記念館にて,「観音寺第一高校による一般社団法人みとよAI社会推進機構(MAiZM)へのSSH課題研究報告会」が実施されました。

この会は,一昨年度締結された情報処理技術による地域活性化のための連携協力合意に基づくものです。

オンラインでは東京大学大学院工学研究科 松尾研究室より鈴木様,河野様,キム様,香川高等専門学校詫間キャンパス田中様,岩本様,対面では広域自治体等人工知能活用推進協議会より三豊市長山下様,多度津町長丸尾様,観音寺市長白川様,琴平町長片岡様はじめ,各参加市町の担当課長様ならびに担当者の方々,カマタマーレ讃岐代表取締役社長池内様などなど,多数の方々にお越しいただきました。

本校で統計・データサイエンス領域の課題研究をしている3年生理数科2グループが発表しました。

1グループ目は「卓球選手の強さを表す指標の作成」です。

2グループ目は「カマタマーレ讃岐の強化策の提案~シュートにおけるPA内進入の重要性~」です。

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多くの先生方,市町長様から,ご指導,ご助言,ご講評をいただきました。

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ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

この会終了後の一場面・・・。

さて,本日発表した生徒は,2年生のときに,「観光業による観音寺市の少子高齢化による問題解決」と題した課題研究を進める上で,観音寺市長白川様にアドバイスをいただいた生徒たちでした(昨年の記事参照)。

いろいろとお世話になった白川市長が,今期で引退されると報道で知った生徒たちから,感謝の気持ちを表して,サプライズの演出も…。

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6/24 生徒15名が,第2回国際オンライン会議に参加しました。【WWL連携校】

2021年6月24日 17時47分

本日,1~3年生の生徒の希望者15名が,第2回国際オンライン会議(関西学院高等部主催)に参加しました。

本校は昨年から,WWL連携校となり,いままで様々な取組をしてきました。本日のイベントもその一つです。

放課後の16:30開始ということで,参加者15名のうち,10名は自宅から参加,5名は学校から参加しました。

テーマは「コロナと共に生きる私たち ~ここでしか聞けない生の声~」で,

平和について,インド,インドネシア,エジプト,フィリピンの方々や,多くの高校生と,

英語で話し合うことができました。

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多くの参加者で盛り上がりました。

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ブレイクアウトセッションでは,小グループに分かれて,ディスカッションンをしました。

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参加した生徒たちは,大きな刺激を受けたようです。

6/20 生物系三学会中四国地区合同大会2021に参加しました。

2021年6月20日 17時48分

本校理数科3年生の生物系の課題研究の3グループが,

生物系三学会中四国地区合同大会2021(香川大会)に参加しました。

オンライン開催のなか,ポスター発表に取り組みました。

発表タイトルは,次の3つです。

・気孔開閉運動に基づいたオジギソウにおける調位運動のメカニズムの解明

・デンプンの効率的な分解法 ~うどんのゆで汁からバイオエタノールを作る~

・鳴く虫及び音の干渉がもたらす虫の行動への影響の評価

専門領域の大学の先生,大学生とのディスカッションを楽しんでいました。

本日,ご指摘いただいた点も,今後の課題研究のまとめに活かしていきたいと思います。

このような発表の場をいただいただき、ありがとうございました。

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6/18 普通科文系の課題研究の取組紹介

2021年6月18日 17時49分

普通科文系コースの生徒たちが課題研究を始めて,5年目となりました。2年生は6月現在。探究のテーマを何にするか,考え,議論し,決定しているところです。

その一環として,本日,2年生文系コースの希望者20名が,日本政策金融公庫の創業支援センターの方から,「ビジネスアイデアの発想」や「ビジネスプランの立て方」を学びました。

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よい提案ができるといいですね。

6/17 SSH課題研究発表会 対面&オンライン

2021年6月17日 17時49分

本日,理数科3年生10グループによる,

SSH課題研究発表会が行われました。

昨年とも,一昨年とも異なる形式で,実施しました。

オンラインと,対面のハイブリット形式です。

英語と日本語を用いた発表をしました。

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今年度は,1年生特色コース,2年生理数科も一同に会して,実施することができました。

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マスク着用はもちろん,

密を避けるために十分な間隔と換気に気を付けて,広い体育館で実施しました。

そして,大学や企業等の先生方は,オンラインでご参加いただき,

生徒の課題研究に対して,次々と,質問,指摘をいただきました。

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ALTの先生からは,英語で質問も。しっかり応答できました。

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今日のご指導ご助言を受けて,SSH生徒研究発表会,香川県高校生科学研究発表会など,

様々な発表会や学会発表に向けて,しっかりブラッシュアップをしていくことでしょう。

よき学びの機会となりました。

ご指導ご助言いただいた先生方,本当にありがとうございました。

生徒の発表タイトルは,次のとおりです。

①柱の違いによる防災ベッドの安全性

②PA内侵入によるカマタマーレ讃岐の勝利への道筋

③圧電素子を用いた歩行による発電

④気孔開閉運動に基づいたオジギソウにおける調位運動のメカニズムの解明

⑤卓球の試合データの可視化は不可能か?~データサイエンスに基づく新たな指標の提案~

⑥鳴く虫及び音の干渉がもたらす虫の行動への影響の評価

⑦デンプンの効率的な分解法 ~うどんのゆで汁からバイオエタノールを作る~

⑧CNF防曇液の作成~実用化に向けて~

⑨エタノール燃料電池発電の効率化

⑩ダイラタント流体を応用した衝撃吸収実験