SSHブログ

9/11 鈴木寛先生を囲んで,座談会

2019年9月11日 19時15分

講演会が終わった放課後。

もっと話を聴きたい。もっと質問したい。

そんな生徒たちが,続々と百周年記念館1階に集まってきました。

50人を超えています。

16:10から座談会が始まりました。

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次々と質問がでます。話が広がり深まっていきます。

・今後芸術が果たす役割は。STEAM人材とは。

・見えないリスクに対応する力とは。

・修士,博士まで進む意味は。学校歴社会の日本と学歴社会の国際社会とは。

・これからの教育は。幼児教育は。

・やりたいこと,進みたい道が2つある。選べない。

・人脈はどうやって築くのか。

・ベンチャー,起業。失敗したらどうなるのか。失敗は恐れないのか。

・シンギュラリティの先の社会は。

・一歩踏み出す勇気を持つには。

・副大臣や大臣補佐官の経験から得たことは。

・高いポジションにつくには。

・核になる信念は。

・これからの教師に必要なこととは。

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次々と出る質問。時計を見ると,もう18:30・・・。

座談会が始まって140分が経過。

講演よりも長い時間,質疑が続きます。

熱気を帯びた,あっという間の140分。

途中で,塾の時間が来て,名残惜しそうに部屋をでる生徒も。

そろそろ終わりの時間です。ここで区切りの記念撮影。

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集合写真撮影のあと,解散。

…となるはずでしたが,鈴木先生の前に長蛇の列が。

最後の生徒が帰ったときには,もう外は真っ暗になっていました。

 

長時間にわたり,生徒の質問に一つひとつ,丁寧に答えていただきました。

9/11第3回SSH講演会を実施しました。

2019年9月11日 18時19分

SSH委員の記録より)

第3回SSH講演会は,年に一度の全校講演です。

講師の先生は…!

東京大学 慶應義塾大学 教授 (クロスアポイント) 

元文部科学副大臣 前文部科学大臣補佐官

鈴木 寛 先生。

演題は・・・

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2年生が司会,3年生が講師紹介をしました。

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鈴木先生の経歴の紹介にとどまらず,自分との共通点なども織り交ぜて,自然と生徒から拍手が湧くような講師紹介でした。

 

鈴木寛先生の講演が始まりました。

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先生ご自身の紹介と本校との縁,日本の「白歴史」を創り続けた,観一のスゴさ。

Society5.0とも呼ばれる,変化の激しい社会,知識基盤社会。

日本の教育。数学優秀者の多い日本。観一生の無限のポテンシャル。そして,大学教育。

私たちが住む瀬戸内の魅力。新たな世界史・人類史を創る。

このような将来に何が大切か,何をすればよいのか。

いったい,どのような力を身に付けていけばいいのか,はっきりと示してくださった講演でした。

一つのことを極める。それと同時に幅広い知識が必要。

「楽しんで社会に貢献する」こと,「生涯学び続けていく」ことの大切さを教えてもらいました。

自身の体験などを踏まえて,分かりやすく面白い,ためになる講演でした。

 

講演のあとは,いつもの講演会の通り,質問の時間。次々と手があがります。

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○もし先生が今の時代に高校生なら,どんな職業に興味を持ちましたか?(2年生)

○変わっていく時代のなかでも,どの時代にも適応しうるゆるぎない能力は何だと思いますか?(3年生)

○高校生の自分では解決できないような問題(例えば今の日韓関係など)を解決していこうと志したとして,今,どのようなことを身に付けていけばいいのですか?(1年生)

次々と質問が出そうで,まだ聞きたいことは山積み…。でも時間です。

 

最後に,3年生の生徒代表が謝辞を述べました。

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未知の世界で知らないことに向かっていくことをやめないこと,問題提起をすることができる力,探究心が大切になってくると思いました。

人生は選択の連続です。時代に流されず,時代を創る若い一人として,自分の可能性を信じ,しっかりと生きていく勇気をもっていきます。

将来の自分の可能性,変化していく社会に,希望がもてる,ワクワクした講演でした。ありがとうございました。

 

まだまだ聞きたいことがあります。

なんと,このあと,希望者は座談会をしていただけるそうです。

・・・・次の記事へ続く。

 (9.15追記:9月14日四国新聞記事に、この講演会が紹介されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒の感想を紹介します。大いに刺激を受けたことが読み取れます。

○希望を感じることができた。今自分は進路のこと,受験のことで不安がいっぱいだ。でも,自分の不安なんかちっぽけなものだと思えた。社会は変化していくが,決して,びびる必要はない。自分らしく,将来に頑張っていこうと思う。(3年男子)

○私は将来,イノベーションをおこす人間になりたい。AIのことをもっと勉強して,次の社会を創っていくことをしたい。世界を変えていきたい。(3年男子)

○一人一人は微力だが無力ではない,という言葉が響いた。自分たちの世代に何ができるのか考え,実行していけるような,行動力のある人間になりたい。(2年男子)

○いま,私たちに求められている力について理解できた。好きなことを掘り下げ,深めていく,SSHの活動や課題研究を活かして,自分の疑問を深め解決し,そして3年間の高校生活の中で,将来への「種」を見つけることが大切だと分かった。(2年女子)

○ポジティブで,刺激的な講演でした。希望をもって頑張ります。(2年女子)

○一人一人の意識を変えることが必要だ。大きなことをなしうるにも,まず小さなことから始める。今世界で起きていることをしっかりと理解し,今,自分にできることをやっていこうと思う。(1年男子)

○今私たちがしている勉強は,入試よりも先の,社会を創っていくために欠かせないものだ。(1年女子)

○先が見えない時代だからこそ,自分が10年夢中になれることを,そして難しい問題に自ら立ち向かっていけるようにしたい。(1年女子)

9/11第3回SSH講演会を実施しました。

2019年9月11日 18時19分

SSH委員の記録より)

第3回SSH講演会は,年に一度の全校講演です。

講師の先生は…!

東京大学 慶應義塾大学 教授 (クロスアポイント) 

元文部科学副大臣 前文部科学大臣補佐官

鈴木 寛 先生。

演題は・・・

キャプチャ.JPG

2年生が司会,3年生が講師紹介をしました。

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鈴木先生の経歴の紹介にとどまらず,自分との共通点なども織り交ぜて,自然と生徒から拍手が湧くような講師紹介でした。

 

鈴木寛先生の講演が始まりました。

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先生ご自身の紹介と本校との縁,日本の「白歴史」を創り続けた,観一のスゴさ。

Society5.0とも呼ばれる,変化の激しい社会,知識基盤社会。

日本の教育。数学優秀者の多い日本。観一生の無限のポテンシャル。そして,大学教育。

私たちが住む瀬戸内の魅力。新たな世界史・人類史を創る。

このような将来に何が大切か,何をすればよいのか。

いったい,どのような力を身に付けていけばいいのか,はっきりと示してくださった講演でした。

一つのことを極める。それと同時に幅広い知識が必要。

「楽しんで社会に貢献する」こと,「生涯学び続けていく」ことの大切さを教えてもらいました。

自身の体験などを踏まえて,分かりやすく面白い,ためになる講演でした。

 

講演のあとは,いつもの講演会の通り,質問の時間。次々と手があがります。

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○もし先生が今の時代に高校生なら,どんな職業に興味を持ちましたか?(2年生)

○変わっていく時代のなかでも,どの時代にも適応しうるゆるぎない能力は何だと思いますか?(3年生)

○高校生の自分では解決できないような問題(例えば今の日韓関係など)を解決していこうと志したとして,今,どのようなことを身に付けていけばいいのですか?(1年生)

次々と質問が出そうで,まだ聞きたいことは山積み…。でも時間です。

 

最後に,3年生の生徒代表が謝辞を述べました。

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未知の世界で知らないことに向かっていくことをやめないこと,問題提起をすることができる力,探究心が大切になってくると思いました。

人生は選択の連続です。時代に流されず,時代を創る若い一人として,自分の可能性を信じ,しっかりと生きていく勇気をもっていきます。

将来の自分の可能性,変化していく社会に,希望がもてる,ワクワクした講演でした。ありがとうございました。

 

まだまだ聞きたいことがあります。

なんと,このあと,希望者は座談会をしていただけるそうです。

・・・・次の記事へ続く。

 (9.15追記:9月14日四国新聞記事に、この講演会が紹介されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒の感想を紹介します。大いに刺激を受けたことが読み取れます。

○希望を感じることができた。今自分は進路のこと,受験のことで不安がいっぱいだ。でも,自分の不安なんかちっぽけなものだと思えた。社会は変化していくが,決して,びびる必要はない。自分らしく,将来に頑張っていこうと思う。(3年男子)

○私は将来,イノベーションをおこす人間になりたい。AIのことをもっと勉強して,次の社会を創っていくことをしたい。世界を変えていきたい。(3年男子)

○一人一人は微力だが無力ではない,という言葉が響いた。自分たちの世代に何ができるのか考え,実行していけるような,行動力のある人間になりたい。(2年男子)

○いま,私たちに求められている力について理解できた。好きなことを掘り下げ,深めていく,SSHの活動や課題研究を活かして,自分の疑問を深め解決し,そして3年間の高校生活の中で,将来への「種」を見つけることが大切だと分かった。(2年女子)

○ポジティブで,刺激的な講演でした。希望をもって頑張ります。(2年女子)

○一人一人の意識を変えることが必要だ。大きなことをなしうるにも,まず小さなことから始める。今世界で起きていることをしっかりと理解し,今,自分にできることをやっていこうと思う。(1年男子)

○今私たちがしている勉強は,入試よりも先の,社会を創っていくために欠かせないものだ。(1年女子)

○先が見えない時代だからこそ,自分が10年夢中になれることを,そして難しい問題に自ら立ち向かっていけるようにしたい。(1年女子)

観一祭SSH・理数科ポスター展のご案内

2019年9月1日 19時25分

理数科3年生が、昨年から今年にかけて研究した、課題研究の研究内容をグループごとにポスターを作成し展示しています。ぜひ研究成果をご覧ください。これらの研究成果は、「SSH生徒研究発表会」「中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表会」「香川県高校生科学研究発表会」などいろいろなところで発表しました。同時に、1年生希望者による自然体験合宿での研修内容や、SSHの活動内容も展示しています。ぜひご覧ください。

滋賀大学のウェブサイトで本校が紹介されています。

2019年8月27日 19時26分

本校の取り組みが滋賀大学のウェブサイトで紹介されていますので紹介します。

https://www.shiga-u.ac.jp/2019/08/07/67520/

https://www.ds.shiga-u.ac.jp/news-faculty/p4667/

 

令和元年度より、本校は滋賀大学と、高大連携協定を締結しています。

(参考)ニュース・お知らせ(2019年5月15日)

 https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/news/archives/538

「松尾豊先生とAIと未来について語ろう」を実施しました。

2019年8月22日 19時27分

8月22日(木)16:00~17:15

東京大学の松尾豊先生(https://weblab.t.u-tokyo.ac.jp/)が来校し、

本校の希望者30名の生徒と座談会「松尾豊先生とAIと未来について語ろう」を実施しました。

先日連携協力合意を締結した(https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/news/archives/567

みとよAI社会推進機構(MAIZM) との連携企画行事の一つです。

 

関連記事→https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/news/archives/570

SSH生徒研究発表会 参加報告(参加者B)

2019年8月9日 09時15分

神戸国際展示場で開催された

SSH生徒研究発表会 見学参加生徒1,2年生の感想の一部を紹介します。

シッカリと,刺激と学びがあったようです。

 

 

この研修は「S将来に向かって」「S世界を広げる」「H初めの一歩を踏み出す」研修でした。(1年女子)

どの高校も質問しやすい雰囲気と聴きやすい雰囲気があってとても面白かったです。1人1人が説明をしっかりしてくださって分かりやすくて楽しい時間でした。沢山の興味を得ることができました。外国の高校とも交流しやすい雰囲気で交流できて本当に良かったです。(1年女子)

どこの学校も積極的に発表していました途中から聴き始める人にもわかるように他の人が今までの流れを簡単に説明してくれて分かりやすかったです。未来の自分を探す旅になりました。(1年男子)

自分たちが決めたテーマだけあって,研究への思いが強く伝わって来て,深く追及している姿に見入ってしまうほどだった。1年生の私にもわかりやすく説明してくれて面白かった。(1年女子)

みんなが一生懸命質問したり発表したりして,学び合うことができる場でした。英語は少し難しかったけど,わかりやすく説明してくれました。(1年女子)

年齢関係なく,同じ目線でディスカッションする雰囲気は楽しかった。海外の高校生も,同じように研究に熱意を持っていることが伝わってきた。同じような思いを,ぶつけ合い互いに刺激を受けている雰囲気がすごかった。(1年女子)

数多くの発表があり,自分の興味があるところから聴きに行った。自分のためになるし,自分が課題研究のテーマを決める際に,とても参考になった。少しでも気になったところは発表者に簡単にぶつけることができてよかった。(1年男子)

知らない単語ばかりで,簡単な質問ばかりしてしまいましたが,丁寧に答えてくれてとてもうれしかったです。自分が見たいところに自分で行って,聴いて質問する,という自由な感じで,とても安心しました。(1年女子)

同じような内容のテーマの研究でも,異なる結果や考察があって,比べてみるのも楽しかった。(1年男子)

集まっている人が少ないポスターを狙っていくと,質問がしやすく,多くの専門家の人がいて,その質疑応答やアドバイスを聴けたので,今後の自分の課題研究に活かせるヒントがもらえました。(2年男子)

 

8/8 SSH生徒研究発表会(2日目)【快挙】

2019年8月8日 09時20分

二日目。

今日の午前は,選ばれし6校が口頭発表します。

3番目に発表した観音寺第一高校。

「『無難に外角一辺倒』を統計的に検証する」

堂々とした発表でした。

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午後からは,最後のポスター発表。

口頭発表を聴いて,もっと聞きたい,質問したい,という大人たち,高校生たちが観一ポスター前にたくさん。昨日よりも明らかに人が集まってきます。

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さて,注目の結果は…。

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審査委員長賞

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本校初。香川県初の快挙です。

本当に,よく頑張りました。

 

文部科学省ウェブサイトでも発表されました。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/08/1419945.htm

8/7 SSH生徒研究発表会(1日目)

2019年8月7日 08時20分

全国のSSH校が集う「SSH生徒研究発表会」(神戸国際展示場)に来ています。

本校からは,3年生理数科の数学・統計の課題研究グループ3名と,

1・2年生希望者からなる研修ツアー生徒21名が参加しています。

本校のポスター発表にたくさんの人が聴きに来て,活発に質疑応答をしています。

来てくれた人,3人が3人とも。一人ひとりが丁寧に説明しています。

研修ツアーの生徒も,海外招聘校の生徒のポスター発表に積極的に質問しています。

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さて,夕刻,

200以上あるポスター発表の中から,たった6校,明日口頭発表をするものが選ばれます。

発表された6校のなか,三番目に呼ばれ,スポットライトが当たったのは…

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香川県立観音寺第一高校

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2011年のSSH指定以来,今年で9年目の本校。

口頭発表に選ばれたのは,今回が,初めてのことです。

香川県初です。やりました!!

明日の口頭発表が楽しみですね。

8/2 サイエンス・ジュニアレクチャー

2019年8月2日 09時24分

8月2日(金),理数科3年生によるサイエンス・ジュニア・レクチャーが行われました。

毎年行われているもので,海外研修をはじめとする理数科やSSHの取り組み、課題研究、その他SSHの特徴的な取組について、中学生にわかりやすく教える取り組みです。中学生343名が参加した他、多くの保護者も見に来られました。

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この行事は数年前より生徒主体で行われており、司会進行や参加者の誘導、連絡などはすべて生徒がしています。

まずは生徒会から、学校の紹介、学校行事や授業の説明、そして今年本校がSSH化学施術人材育成重点枠に指定されたことなどが紹介されました。

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次に、理数科3年生から、課題研究や、海外研修など、SSHの取り組みの紹介。

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そのあと、化学班の課題研究の紹介がありました。

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中学生にもわかりやすいように、かみくだいて説明がされていました。

 

参加者の中学生からは、緊張しながらもいくつか質問がでて、丁寧にやさしく答えていたことが印象的でした。

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