SSHブログ

SSH課題研究発表会のご案内(6月20日実施)

2019年5月8日 09時34分

令和元年度 SSH課題研究発表会を開催します。

 日時:令和元年6月20日(木)12:30~15:30

 場所:観音寺第一高校 百周年記念館

理数科3年生10班が課題研究の成果を口頭発表します。

全ての班が,英語による要約発表,日本語による発表,質疑応答を行います。

ご参加を希望される方は,

事前に本校担当者まで,下の申込様式にてお申し込みください。

提出は,FAX(0875-25-4145)または実施要項に記載のメールアドレスまでお願いします。

申込の締切は,6月12日(水)です。

 

なお,理数科3年生保護者の皆さまには,別途,後日御案内いたします。

 

案内文書R1.pdf

実施要項R1.pdf

R1 別紙参加申込書.doc

4月6日(土)第7回四国地区SSH生徒研究発表会に参加しました。

2019年4月6日 09時35分

\4月6日(日)、理数科新3年生と、理数科新2年が、バス2台にゆられ、高知県立小津高校で行われた「第7回四国地区SSH生徒研究発表会」に参加しました。香川県からは観音寺第一高校、高松第一高校、徳島県からは徳島科学技術高校、脇町高校、城南高校、愛媛県からは松山南高校と宇和島東高校、西条高校、高知県からは高知小津高校の9校が参加し、合計104枚のポスターが並びました。

有意義な発表交流でした。そして,会場校の桜並木もきれいでした。

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3年生にとっては,6月の課題研究発表会に向けた中間発表,2年生はこれから課題研究のテーマを決める材料を集めるとともに,課題研究の具体的なイメージをもつ,有意義な機会となりました。

まずは3年生の気づきと感想をいくつか紹介します。

 

今日やってみて、想像以上に自分が喋ることが出来ることが分かり、自信に繋がった。また、他のグループの研究発表への質問を躊躇無くすることが出来るようになっていた。自分が発表することに取り組むようになってから、他の人の研究にも関心を持つようになり、楽しいと感じた。

アドバイスを受け、自分たちの研究の改善点も見つかった。他校の人の研究に質問をすることができたのは自分にとって昨年からの成長。質問にもきちんと答えられたので良かった。

発表に対する気持ちが変わった。2月の発表では、大勢の人に聞いてもらうことが初めてで、とても緊張した。今回の発表も緊張はしたけれど、聞いている人に自分たちがしている研究を知ってもらいたいという思いで発表をした。

質問の質は課題研究の発表を重ねていくにつれ、確実に良くなっていると実感している。理数科に入って良かったし、収穫だと思っている。

研究に対するやる気がだいぶ上がった。去年は研究内容が理解できないことが多かったが今回は知識も増えて楽しいと思えた。自分たちと似ている研究のところにいったり、自分たちの研究を聞きてくれたりして会話ができたのが良かった。

1年前と比べると少し自分が成長していると感じたし、他の学校の研究も、より理解できるようになったと感じたので嬉しかった。

隙のなさそうな研究に見えても、負けじと質問してみれば、お互い想定外は出てくる。研究の内容を認めて感心しつつも、上げ足を取るぐらいのつもりで意見を出して行けば意見交換は弾む。…際して、意見をその場でわかりやすくまとめる練習は今後必要だ。

次に,2年生の気づきと感想を紹介します。

身近な活動から研究に繋げることは大切だと思ったし、とても楽しく研究できると感じた。研究の結果によって新たな課題が生まれるので、早めに取り組んで、どんどん良いものを繰り返し作っていくのが大切だと思った。

そこに目をつけたのかとかそんな関係性があったなんてと驚かされるものばかりでとても面白かった。

自分たちが来年、目的をもってポスターを構成していかなければならないという意識に変わった。他の県の発表を聞くことができ、ポスターの構成の仕方や発表の手順など参考にできることが多くあった。

観一の先輩方だけでなく、ほかの学校の方々も一生懸命努力をしていることを知った。こんな人達とも課題研究や大学入試で戦わなければいけないということに改めて気付かされた。

今日はポスター1つの発表につき最低1回は質問しようと思い、それを達成できた。発表している人や他の聞いている人の質問を聞いて、聞き手を引きつける内容や聞き手側が同じ実験を再現できるように詳しく実験方法を伝えることが大切だと思った。

多くの発表を聞いて、自分の研究目的がまとまってきた。

課題探究は自分達だけで地道にやっていくイメージがあったが、課題探究は様々な人と交流することで、研究が膨らんでいき、様々な意見を聞いて参考にして、よりよいものにしていくものだと思うようになった。自分に合っていると思った。これからの課題研究がとても楽しみ。

1年後には自分も発表する側になるので頑張ろう!とモチベーションが上がった。

以前観一で行われた時よりもよく質問ができ、他校の研究を見て、自分なりに発展させ方を考えることができた。課題研究のイメージがより鮮明になった。同じ発表を見た先生と、感想、意見を話し合えたのが楽しかった。

【卒業生】紹介します。

2019年3月10日 10時54分

第 8回スポーツデータ解析コンペティション中等教育部門で最優秀・優秀賞を受賞。V4!1位、2位ダブル受賞。

2019年3月8日 09時35分

本校理数科2年生の2グループが、

第8回スポーツデータ解析コンペティション中等教育部門で最優秀賞と、優秀賞を受賞しました。

http://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/cse/sports08.htm

最優秀「アシストから見た選手分析によりファイブアローズを強化する」

優秀賞「「無難に外角一辺倒」を打破せよ。」

の2作品です。

本校生徒が最優秀賞を獲得したのは4年連続。

一位、二位のダブル受賞は2年連続となります。

今後ますます重要になってくるデータ利活用。

SSHの取り組みとして推進していきます。

 

2月14日(木)研究開発成果報告会を実施しました。

2019年2月14日 09時36分

2月14日(木)本校の研究開発成果報告会の様子をお知らせします。

県内外から多くの方々にお越しいただきました。来年から、どの学校でも「総合的な探究の時間」が実施されるなか、注目度が高かったのだと思われます。

大学・研究機関の先生14名、文科省・県教育委員会から5名、香川大学の留学生5名、企業4名、県内中学校2名、県外高校19名、県内高校21名、学校評議員等2名、PTA役員等保護者30名、合計102名の来校がありました。

午前は、国語、英語、公民、数学、芸術(音楽・書道・美術)、体育、物理、生物の授業を公開しました。

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午後は、探究発表会です。1年生代表生徒50名、2年生全員(理数科、普通科文系、普通科理系)が発表しました。残りの1年生は、先輩の研究を聴いて、質問をし、コメントシートにコメントを書きました。一部の生徒は運営しました。このページの写真の何枚かは、運勢生徒が撮影したものです。

 

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まずオープニングは、バングラデシュ出身で香川大学大学院に在籍するホセイン・イムディ・シャハダットさんによる3分間スピーチ。シャハダットさんは、9月に広島大学で行われた,「未来博士3分間コンペティション2018」において,「最優秀賞」,「シュプリンガー・ネイチャー賞」,「オーディエンス賞」を受賞した方です。さすが。1年生が手を挙げて質問をしました。

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いよいよポスター発表会が始まりました。この日のポスターは、理数科の研究発表10本(うち3本は英語)、理数科の活動報告9本(うち2本は英語)、普通科理系の研究発表24本、普通科文系の研究発表29本、1年生の統計1本、1年生の活動報告19本、香川大学の留学生のポスター4本、計96本のポスターが一堂に集まる、壮観なものでした。

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それぞれ,発表の様子。研究者からの厳しい指摘や質問も…。

聴くほうはしっかりメモ。コメントシートに。

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今年特徴的なのは、香川大学の留学生のポスター。留学生はバングラデシュ、セネガル、マレーシア出身。生徒は、英語で積極的に質疑するなど、コミュニケーションを楽しんでいました。また、本校生徒の英語発表に対しても留学生から質問され、生徒は一生懸命答えました。

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最後は、岡山大学大学院自然科学研究科の多賀先生から、ご講評いただきました。先生は2019年度に設置50周年を迎える、理数科の第1期生。高校時代の体験にも触れながら、いかに探究の学びが重要か、おはなしいただきました。ありがとうございました。

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生徒の発表会のあとは、場所を百周年記念館1階に移して「成果報告会」。

香川県教育委員会教育委員、校長先生のあいさつのあと、SSH担当職員から、SSHの取り組み、課題研究の評価、SSH研究開発の進捗状況等について説明があり、質疑応答、講評がありました。

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そのあとは、場所を百周年記念館2階にて、運営指導委員会。有益な指導助言をたくさんいただきました。運営指導委員の先生方、ありがとうございました。

文理融合の自主的課題研究チーム

2019年2月12日 09時37分

理数科と、普通科文系の生徒が共同で取り組んだ懸賞論文が、

「優秀賞」を受賞しました。

学生懸賞論文:「フェイク情報」を見破れ(主催:言論責任保証協会)ウェブサイト

http://genseki.a.la9.jp/kentei.html

本校では、文理やクラスをまたいだ、自主的な課題研究をする生徒がみられるようになりました。

論文の内容は、世にあふれる、健康食品の広告のウソを、「生物基礎」と「数学B」の教科書を使って見破る、というものでした。

培った「科学リテラシー」を発揮できていたと思います。

2月14日(木)に、SSH研究開発成果報告会を開催します。

2019年1月9日 09時37分
本校は平成29年度より第2期SSH事業の指定を受け、高い志と科学的な問題解決・意思決定力の育成をめざし、全生徒による課題研究の実践を中心とする研究開発をすすめております。また、昨年度より香川県教育センターと連携して,全教科・全科目で主体的で協働的な深い学びを目指す授業改善に取り組んでいるところです。
 つきましては、授業を公開するとともに、これまでの研究成果をまとめ、今後の活動に生かすべく、別添のとおりSSH研究開発成果報告会を開催いたします。関係の皆様に御参加いただき、本校の取組について御高評を賜りたく、御案内申し上げます。
 
◇ 2月7日(木)までに,FAXもしくは電子メールにて,担当宛にお申し込みください。
  実施要項,参加申込書等は、下からダウンロードいただけます。
② 部分的なご参加も受け付けます。参加申込書に、ご参加いただけるところに○印をつけてください。
③ お車の方は,西門からお入りください。駐車場を御用意しております。
 駐車場には限りがございます。乗り合わせてお越しいただけると大変助かります。
④ 昼食につきましては,各自ご用意頂くか,近隣の飲食店をご利用ください。
⑤ 本校保護者の参加受付につきましては、後日、生徒を通じてご案内いたします。
 
<ダウンロードはこちらから>

案内文書.pdf

実施要項.pdf

H30参加申込書.word ←教員の方は,こちらの用紙をご利用ください。

H30参加申込書☆  ←その他の方は,こちらの用紙をご利用ください。

◇当日の日程は次の通りです。
10:00~10:30 午前受付
10:35~11:30 公開授業(通常教科の授業) 
11:30~12:30 昼食・休憩
12:30~    午後受付
13:05~14:40 探究発表会(第一体育館)
  ・13:05~13:10 集合完了,諸連絡
  ・13:10~13:15 オープニング
  ・13:15~14:30 ポスターセッション
   □理数科課題研究中間発表(10班。3班は英語版)
   □SSH海外科学体験研修報告(英語)(2班)
   □留学生(大学生)によるポスター発表(英語)(4本)           
   □普通科理系「課題探究」発表(24班)
   □普通科文系「文系課題探究」発表(29班)
   □1年生東京方面科学体験研修ポスター発表(10班)
   □1年生SSH企業訪問ポスター発表(2班)
   □1年生自然体験合宿ポスター発表(8班)
   □2年生大学研究室体験ポスター発表(7班)
   □1年生統計・グラフコンクールの秀作発表(1本)
  ・14:30~14:40 ポスターセッション講評 
14:50~15:35 成果報告会 (百周年記念館1階大会議室)
  ・14:50~15:15 平成30年度成果報告
  ・15:15~15:25 質疑応答
  ・15:25~15:30 講評
  ・15:30~15:35 閉会行事

11/16 第4回SSH講演会が行われました。

2018年11月16日 19時13分

1年生全クラスを対象に,SSH講演会が行われました。

今回は,日本学生社会人ネットワーク(JSBN)代表理事 真坂 淳 様をお招きし,

「世界と日本の今と未来を知り,将来について考えてみよう

~激動の時代にイキイキ生きるために~」と題してご講演いただきました。

 

いつもの講演会と異なり,

講演 → Q&A → 小グループディスカッション → フィードバック 

といった流れで進行していきました。

まずは,日本と世界の現在と未来,そんななかで,どう生きるか。

魅力的な大人の条件とは・・・。

激動の時代に求められる能力。

それは

答え(前例)のない問題に取り組み、答えを導き出し、解決する能力。

トライ&エラーを繰り返す。

まさに、課題研究。探究活動で培われる能力です。

チャレンジマインド、自分で考え行動、知恵、コミュニケーション能力。

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講演を聴いた後,Q&Aも。

激動の時代に,アテになる,信じられるものとは・・・?

人生のテーマを,どのように決めることができるのか・・・?

グループで意見交換。

①今日気づいたこと、まなんだこと。

②高校生活・大学生活をどう過ごすか。

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グループで話し合ったことを,自ら挙手して、みんなに伝える。

真坂さんが答える。

 

 

同じ世代を生きる仲間として・・・,志新たに,記念撮影。

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生徒の感想を一部。

進路や,課題研究のテーマ決定にも活かせる,学び多き時間となりました。

生徒の感想をいくつか・・・。

・今学んでいる知識(点)が,いつ何時,線になって繋がるのか分かりません。だからこそ,そのときに備えて,日々の生活から好奇心,向上心,謙虚な心,素直な心をもって,楽しみながら,圧倒的な努力を積み重ねたい。

・これから,様々な人とふれあって,いろいろな経験をして,自分の「なりたい自分」を明確にしたいと思った。人生は30000日と短いが,自分ができることは何か,毎日考えながらムダにせずに過ごそうと思った。

・自分の能力を引き出すために,一歩踏み出し,幸せな人生を歩みたい。

・今日の講演会は,今までの私の考え方を大きく変えるものでした。積極的に挑戦してみようと思ういました。もう一度,今日学んだことを頭の中で整理して忘れないようにします。

秋の一般公開観察会のお知らせ

2018年11月8日 00時00分

本校の天体部により、1110日(土)の18:00~19:30で

 

「秋の一般公開観察会」を実施いたします。

 

お知らせが急になり申し訳ありませんが、

 

ご都合の良い時間帯でお越しください。

 

 

 

今回は土星や月や火星をはじめ、秋の星空の観察を予定しています。

 

(土星や月は早い時間帯での観察になります)

 

お車の方は玄関前と体育館西側駐車場をご利用ください。

 

当日の天候により中止の場合は、15時までにホームページでお知らせします。

 

※間違っていた部分を修正いたしました。日付は11月10日が正しいものです。

11月3日(土)香川大学創造工学部訪問研修が行われました。

2018年11月3日 00時00分

今回の研修には,1年生の希望者が参加しました。

今年のこの研修のテーマは「学ぶ力を鍛える!~質問する力,問い立てる力,応答する力,広い視野,まとめ発表する力~」

多くの研究展示を回り,説明を受ける参加者。聴くだけではなく,メモを。

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そして,質問をする。しっかりとみんなできていましたね。

大学の先生や,学生も,丁寧に答えてくれました。

学生の中には,本校第1期SSHの大学院生も…。

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長谷川修一先生の特別講義も拝聴しました。

デザイン思考とリスクマネジメントの重要性を学びました。

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ここでも,本校生徒から,質問。

さて,一通り,いろいろな研究発表を聴いたり,質問したりしたあとは。

「研修報告会」

本校生徒のために,今年は張り紙をしていただいていました。

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まずは,発表内容をまとめて…。そして時々,先生にも相談を・・・。

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しっかり話せるか,友達とも確認を・・・。

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みんな一人ひとり,発表しました。

原稿に頼らず,しっかり前を向いて話す生徒。

身振り手振りをつけて話せる生徒。

大学の先生からの質問に,しっかり答える生徒も。

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頼もしいですね。

さて,「ふりかえりシート」の一部を紹介します。

参加してよかったですね。

関係の香川大学創造工学部の先生方、学生の皆様、ありがとうございました。

質問項目

<◎研修をする前と後で,自分の何が変わったか ← ●何が,そのように自分を変えたと思うか>

◎勉強に対する意識が変わった。学校の勉強ももちろん大切だが,身近な問題に「なんでだろう」と思う気持ちが大切だと思った。 ← ●「大学とは,高校の勉強を基盤として,自分が深く知りたいことを決めて研究していく場所だ」という大学教授の言葉。高価な顕微鏡などの充実した設備を目の当たりにして。

◎理解しながら話を聴く,という態度 ← ●今まで,ぼーっと話を聞いていたように思う。質問しようと思ってしっかり聴くと,全然違うことに気付いた。

◎工学というものに対する見方が変わった。どれだけ社会の役に立っていて,いろいろな領域が結びついている,ということが分かった。 ←●一見,興味がないと思うものも,見て回ったことがよかった。それがきっかけで,興味の幅が広がった。

◎工学は,自分が思っていたより広い範囲の研究をしていることが分かった。様々な分野を組み合わせて研究しているということが分かった。広い視野をもち,疑問を持ち,研究に活かしていくことが大切だと思った。 ←●自分が質問をすると,大学生はとても分かりやすく説明をしてくれた。その人が広い分野に関心をもって,そのことについて理解していることが伝わってきた。

◎質問する大切さが分かった。←●いままで質問をしたことがなかったが,今日は勇気を出して質問した。質問をすることで,自分の理解が深まったり,勘違いしていたところを修正できた。学生の方は,私にもわかりやすいように,一生懸命説明の仕方を考えながら説明してくれた。質問する内容を考えながら発表を聴くのは,とても頭を使う。

◎発表する難しさが分かった。このような経験を重ねて,場慣れしていきたいと思うようになった。 ←●私は緊張して,発表するとき下を向いて話してしまった。言葉も詰まってしまった。でも,同じ観一の生徒が発表する様子を見ていて,前を見て話したり,はじめとおわりにしっかり礼をしていたのを見たこと。

◎工学のイメージが変わった。 ←●教えてくれた大学の先生や学生がとても親切で,楽しそうで,あこがれた。また,実験室で,機械に向かっているイメージを持っていたが,人と人を結び付けたり,コミュニケーションをしたり,と,とても素敵なイメージを持てた。大学生が楽しそうで,自分の研究を誇らしく話していたこと。

◎文系も,理系も学ぶべきだと思った。 ←●地震によって倒壊した建物としなかった建物は,歴史に記録があり,文系の知識も理系の知識も研究に必要だということが分かった。一見,別々に見えるものも,意外なところでつながっていることが分かった。

◎質問すること,疑問を持つことの大切さを,改めて感じ取ることができた。工学のイメージも変わった。自分を変えてくれたと思う。この研修に感謝しています。←●質問することで,さらに丁寧な説明を引き出すことができる。いくつもの研究を説明してもらったことで,イメージが広がった。

◎メモをしながら人の話を聴くことは今まであまりなかったけど,今日はたくさんメモをしました。要点を抑えてメモをすることができるようになりました。←●大学生が,発表をする時,聞いている人の反応を見ながら話していてすごいと思った。少しでも近づけるようになりたいと思った。質問を考えようと思うと,話を聞きながらメモすることが必要になったから。

◎今まで思ったことを口に出さない性格だったが,疑問に思ったことや分からなかったことを我慢せずに研究している人に聴くことで,もっと学びたい,と思うことができた。知ることがこんなに楽しいと思ったのは久しぶりです。こんなに面白いものに出会えるなら,もっと勉強して,幅広い分野を知りたい ←●私の不十分な言葉の質問でも,理解しながら丁寧に教えてくださったりする大学の方々のおかげだと思います。熱心に研究をしている学生や,先生の展示を見て,自分の好きなことにこんなに一生懸命になれるのは,かっこいいと思いました。

10/15 第3回SSH講演会が行われました。

2018年10月15日 00時00分
今回のSSH講演会は1年生全クラスが対象です。
 
同志社大学生命医科学部の石浦章一先生をお招きし,
「理数とサイエンスコミュニケーション」と題してご講演いただきました。
 
いつものとおり,生徒の司会進行と、生徒による講師の紹介。
 
講演では
・探究のテーマの見つけ方
・これからの理科教育
・科学リテラシー
・科学を学ぶことの重要性
・立ち止まって考える、考え抜く、じっくり考えることの重要性
 
などについて、身の周りのいろいろなことを例に挙げながら述べられました。
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目から鱗が続々。
 
質疑応答も活発に行われました。6人の生徒の質問は次の通り
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・ノーベル賞をとった研究者は周りのひととどこが違うのか、どうすごいのか。
・イギリスの理科の授業に「コミュニケーション」というのがあったが、それはどのような授業か。
・科学とかかわるうえで、気を付けることは何か。
・理数の探究の大切さがわかったが、なぜ今までの日本ではなされていなかったのか。
・類推する能力は、どのように身に付けていくことができるのか。
・先生が研究をするうえで、大切にしてきたことは何か。
 
生徒の謝辞で講演会は終わりました。
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学び多き講演会になりました。ありがとうございました。
 
生徒の感想をいくつか挙げます。
 
・普段の生活も、立ち止まって見直し、疑問に思ったことを調べていくことの大切さがわかりました。
・科学は私たちの身近なところにたくさんあって、実は間違って認識してしまっているものもあるとわかりました。
・自分たちが知らないことがたくさんあって驚いた。身の回りのことも、一度立ち止まって本当にそうなのか考えたいと思う。自分で考えることができる頭を持ちたい。
・将来を考えると、今は大事な時期で、しっかり学ばねばならないと思いました。身の周りのことに興味や疑問をもち、科学的に考えることができるよう、意識していきたい。
・夏休みに取り組んだ統計グラフや、先輩がしていた課題研究をすることの意味が、今回の講演を聞いてわかりました。
・今、勉強しなければいけないな、という気になりました。探究的学習の意味も分かりました。