SSHブログ

「七夕一般公開天体観察会」を実施しました

2013年7月14日 19時27分

13日(土)20時から、プレハブ仮設校舎に移ってからは初めてとなる、天体部主催の「一般公開天体観察会」を本校運動場で実施しました。雲の多い天候で、開始早々一時にわか雨も降り出しましたが、その後、雲が少なくなり当初の予定通り、5台の天体望遠鏡を使って「ベガ(織り姫星)」、「月」、「アルビレオ(二重星)」、「球状星団M13」、「土星」などの天体を見ていただくことができました。なかでも「土星」は、気流にも恵まれ、とても安定してくっきりと環をもったその美しい姿を観察することができました。このような不安定な空模様であったにもかかわらず、20時~21時30分の公開時間帯には計100名の近くの方々が観察に来てくださり、本当にありがとうございました。なかには、この一般公開観察会を楽しみにして、2度、3度と参加してくださるリピーターの方もいらっしゃるようで、天体部員一同大変嬉しく思っております。また、次回は、9月の観一祭後に実施する予定です。詳しくは、このWebページを通じて御案内いたします。

今回の一般公開天体観察会の様子の一部を写真で紹介します。

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今回は西門が入り口となりました 天体望遠鏡による観察の様子
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校内はキャンドルの灯りで 一般公開観察会を終えた天体部員スタッフ一同

 

本日のSSH課題研究発表会について

2013年6月20日 19時28分

現在、香川県西讃地域に大雨警報が発令されていますので、本日は臨時休校になりました。そのため、本日の午後予定されていた「SSH課題研究発表会」は、来週月曜日(24日)に延期いたします。この課題研究発表会も、一般公開の形で実施したいと思いますので、参加ご希望の方は観音寺一高(0875-25-4155)まで御連絡下さい。

SSH課題研究発表会の御案内

2013年6月9日 21時07分

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の第1期生である理数科3年生(29名)が、昨年の秋から取り組んできた課題研究(2~3名のグループごとに、自らテーマを設定して行う探究活動)の成果を発表する「SSH課題研究発表会」を下記の通り開催します。今回の発表会は、SSHの研究開発の1つの主題でもある「国際性の育成」の成果を発表する場にもするため、発表の一部またはすべてを英語で行います。この発表会は、保護者や地域の方々など関心をお持ちの方はどなたでも参加できますので、事前に観音寺一高まで御連絡下さい。

<日時> 平成25年6月20日(木) 第5、6校時 13:35~15:35

<場所> 本校百周年記念館 1階大会議室

<内容> 物理、化学、生物、地学、数学の5つの分野について、10グループが発表します

 
<備考> 保護者以外の方で、この発表会に参加を希望される方は、6月17日(月)までに、

       電話、FAX又はメールでご連絡ください。

        担当:多田(教頭)、猪熊〉   電 話 0875-25-4155 FAX 0875-25-4145
                          メール kanich02@kagawa-edu.jp


    * お車でお越しの方は、西門よりお入りください。

詳しくは、このPDFを御覧ください ⇒ 案内PDF

 

 

 

サイエンスレクチャー(天文学)がありました

2013年6月7日 21時08分

1年生特色コース2クラスを対象に開講されているSSH学校設定科目「科学探究基礎」の授業の一環として、本年度第1回目のサイエンスレクチャーが、6月7日(金)の5・6校時に、本校百周年記念館大会議室でありました。今回は、夏休みに実施予定の「SSH自然体験合宿」でお世話になる、兵庫県立大学天文科学センター(西はりま天文台)センター長の伊藤洋一先生をお招きして、「宇宙人っているの?」というタイトルで、レクチャーが行われました。天文学に関する様々なお話しがあり、レクチャーを聴いた生徒たちはとても興味をもったようです。レクチャーの後、30分間の質問時間を設けましたが、途切れることなく次々と宇宙に関する質問が続きました。夏休みに実施される「SSH自然体験合宿」が楽しみです。

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伊藤洋一教授のレクチャーを、興味深そうに聴く生徒たち

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レクチャーの後は、途切れることなく次々と質問が出た

SSH学校設定科目「科学教養」始まる

2013年4月26日 21時09分

3年目を迎えたスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業ですが、「科学リテラシー」の育成を目的とした「科学教養」の授業が4月24日(水)から始まりました。

今年は、昨年度までの6講座に加え、2学期後半からは、数学科教員による「統計的思考力講座」を新たに実施することにしています。

 

【平成25年度に実施する講座】   対象:1年生全員

 

 

科学に対する興味や

基礎知識を養う講座

講座A

音の科学

講座B

おいしさを科学する

科学的な見方・考え方を養成する講座

講座C

要約による論理的読解トレーニング

講座D

数学的思考力養成講座

統計講座

統計的思考力養成講座

伝える力を養成する講座

講座E

PR術講座

講座F

英語でのプレゼンテーション基礎編

 

 

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講座A「音の科学」   講座B「おいしさを科学する」
     
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講座C「要約による論理的読解トレーニング」   講座D「数学的思考力養成講座」
     
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講座E「PR術講座」   講座F「英語でのプレゼンテーション基礎編」
     
     

海外科学研修レポート 第4日目

2012年12月9日 21時10分

 午前中、ロサンゼルス自然史博物館とカリフォルニア科学センターを訪問しました。

 自然史博物館では、北アメリカの哺乳類、恐竜、マンモスの三つの展示を中心に見学しました。一番驚いたことは、より自然な形で見ることができるように展示物の配置が決まっていることです。ガイドさんの説明もわかりやすく、わずか1時間という時間でしたが、十分楽しむことができました。

 科学センターではNASAの最後のスペースシャトル「エンデバー」やアポロ計画で実際に使用された、宇宙船の設計や模型を見ることで、科学のすばらしさを感じることができました。自分たちの科学への興味を深めることができてよかったです。

 午後からはUCLA訪問後、研修の締めくくりとして、グリフィス天文台を訪れました。天文学についての数々の展示物を見ましたが、なかでも、フーコーの振り子を見て、地球の自転を実感し、身が震える思いがしました。

 これで研修も終わりかと思うと、心残りではありますが、とても楽しく有意義なものとなりました。

 

 

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海外科学研修レポート 第3日目

2012年12月8日 21時11分

第3日目  報告:今井亜実、請川雄哉、大西絢子、高嶋宥次郎、牧祐司

 

 今日はメインのひとつである、JPL(NASAのジェット推進研究所)へ行きました。

 午前中は人工衛星や火星探査機キュリオーシティの実物大の見学をし、午後は四人の研究者の方々の海洋科学、ケプラー計画、ボイジャー計画、ドーン計画の講義を受けました。

 英語での講義もあり、分かりにくいところもありましたが、事前学習をしていたのでなんとか理解できました。日本では到底できないことを体験することができ、本当に感激した一日でした。英語力をよりいっそう身につけたいと思いました。

 夕食はJPLの研究員のトニー博士のお宅でウェルカムパーティをしていただきました。メニューは地元の高校生が集まって食べるような、ピザ、ホットドックなどのアメリカらしいものでした。サンタさんからのプレゼントを頂いたり、僕たちからのプレゼントを渡したりしました。アメリカ人との交流ができ、とてもよい経験になりました。

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海外科学研修レポート 第2日目

2012年12月7日 21時12分

 第2日目                 レポート担当:松村 崚&牧 祐司

 初めにGolden Gate Brigde に行きました。小高い丘から海峡をまたいで架かった巨大なつり橋で、生徒一同皆感動しました。この海峡は霧がとても多いそうです。また、その丘からは有名なアルカトラズ島もはっきりと見ることができました。

 そのあとサンフランシスコ国際空港に行き、ロサンゼルス空港まで移動しました。

 午後2時30分にがん研究で有名なベックマン研究所(COH)に到着して、リン先生、ミラー先生、岡本先生のご指導で遺伝子研究、電子顕微鏡を用いた細胞の研究、がん細胞の研究について、英語による講義を受けたり、実験施設の見学をしました。英語による説明は難しかったですが、事前学習を行ってきたため何人かの生徒から積極的な質問がいくつも出ました。実際に世界最先端の研究現場に触れることができ、感激しました。

 南カリフォルニア香川県人会の国宗会長様との食事会では、日本にとどまらずアメリカや世界に目を向けることが大切であると教わりました。

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東京方面科学研修の様子

2012年12月7日 20時12分

1年6組・7組による東京方面科学研修が行われました。

研修の様子をご覧ください。

 

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地球シミュレーター 半球スクリーン
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田代先輩からハイパードルフィンについて JAMSTEC田代先輩と
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東京駅での記念撮影

海外科学研修レポート 第1日目

2012年12月6日 21時13分

December 6, 2012

  we are all now at the hotel and everything has gone well today on Day 1. Two students didn’t feel well on the plane but they could recover by the time when they ate the evening meal.

  At Stanford University, we saw several school buildings such as the computer science laboratory which was built on the donation by Mr. Bill Gates. Besides, the school church was very impressive and we could experience the dignified atmosphere inside the church.

  After visiting Stanford, we went to SLAC and we were very overwhelmed with the 3.2 km-long experiment device which produced several Nobel Prizes in the field of high energy physics. Thanks to what we learned at Sp-ring 8 in Nishi-Harima, we could understand well what the researcher explained to us at SLAC.

  After SLAC, we drove on the highway and we could manage to see some part of San Andreas Fault line although it was drizzling and foggy.

  At the end of the day, we had dinner at the restaurant near Fisherman’s Wharf. The dinner was more gorgeous and bigger than expected, but every one of us really enjoyed the dinner. We also saw quite a few sea lions at the pier and they were crying noisily and loudly. One of the students was very impressed with the good taste of black tea.

  Reported by Kocho-sensei and Megu Hasegawa.

 

 第1日目                          レポート担当(島田校長先生と長谷川 恵)

  今日一日すべてが順調でした。今、ホテルにいます。2人が機内で気分が悪くなりましたが、サンフランシスコで夕食を摂るころまでには元気になりました。

 スタンフォード大学ではBill Gates(ビル・ゲイツ:マイクロソフト社創立者)氏の寄付で建設されたコンピュータ実習棟などいくつかの校舎を見学しました。大学内の教会はとても印象的で、教会内の厳粛な雰囲気を経験できました。

 スタンフォード大学見学後、SLACでは、高エネルギー物理学の分野でいくつかのノーベル賞獲得に貢献した全長3.2キロメートルの実験施設に圧倒されました。1年生の夏、「西はりま自然体験研修」で「スプリング8」を見学していたおかげで、SLACの研究者の方の説明もよく理解することができました。

 SLAC見学後、フリーウェイをバスで突っ走り、サンアンドレアス断層を見ることもできました。残念ながら、霧雨と霧がかかっていましたが。

 一日の終わりに、フィッシャーマンズ・ウォーフ近くのレストランで夕食をしました。料理は予想以上に豪華で、しかもたくさんありましたが、私たち全員、十分食事を楽しみました。また、桟橋ではたくさんのアシカが大きな声で鳴いているのも見ることができました。級友の中には紅茶の美味しさにとても感動している人もいました。

 

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SSH生徒研究発表会で本校3年生が発表

2012年8月10日 21時14分

 8月7日(火)~8日(水)に横浜市のパシフィコ横浜で「SSH生徒研究発表会」が開催され、理数科3年生の3名がこれまで課題研究で取り組んできた「希少糖とカイワレ大根と細菌の関連性」についてポスター発表しました。また、アピールタイムではフリップなどを手に持ち工夫しながら口頭発表も行いました。審査員の先生方や全国から集まった高校生から質問も多く出され、大変有意義な発表会となりました。 

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「首都の大学訪問ツアー」が実施されました

2012年8月8日 21時16分

8月6日(月)~8日(水)「首都の大学訪問ツアー」が実施され、1・2年生の希望者合わせて28名が参加しました。

 6日は新幹線で移動後、東大駒場キャンパスにて本校卒業生の東大大学院総合文化研究科 村上裕准教授と、村上郁也准教授の講話や質疑がありました。その後、翌日の下見も兼ねて東大本郷キャンパスの学食にて夕食をとりました。

 7日は東大本郷キャンパスにて研究室や授業の体験。丸1日かけてさまざまな講座に触れることができました。

 8日は文系・理系に分かれ、文系(13名)は早稲田大・上智大・慶応大のキャンパスを訪問しました。理系(15名)はパシフィコ横浜で開催されている「SSH生徒研究発表会」に参加しました。

 各大学の雰囲気や授業の様子もわかり、進学への意識も高まった充実した3日間でした。

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香川県課題研究発表会が開催されました

2012年7月26日 21時17分

7月21日(土)、高松市のミューズホールで香川県課題研究発表会が開催され、高松第一高校、三本松高校と本校生徒の研究発表を行いました。本校は理数科3年生が昨年9月からグループで行ってきた課題研究の成果を、ステージ発表やポスター発表の形で発表しました。その後、さまざまな質問にも熱心に対応していました。生徒の探究力、プレゼンテーション能力の向上も図られ、有意義な発表会になりました。その発表会には1,2年生の希望者も参加しました。来年以降の課題研究の取組みにも役立つものとなりました。

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「金星の太陽面通過」を観察しました

2012年6月6日 21時21分

今日は朝からほぼ快晴の絶好の観測日和になりました。午前6時過ぎから、天体部員の有志たちが観察の準備にあたりました。今回を見逃すと次は105年後ということもあり、部員たちの気合いの入り方も半端ではありません。屋上には2台の大型望遠鏡を用意し、部員たちが写真撮影観測を行いました。そして、正門を入って正面の辺りには、可視光線による眼視観察用の望遠鏡と、特殊フィルターにより太陽のプロミネンス(紅炎)などが観察できる太陽観察専用の望遠鏡などを用意しました。少し早めに登校してきた生徒や先生方が、天体部員の説明により熱心に観察していました。その後も、太陽面通過が終了する午後1時48分頃まで、生徒たちだけではなく本校を訪れた様々な方たちが望遠鏡を覗いて、この珍しい現象に見入っていました。

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 屋上での観測風景  玄関前ピロティー付近での観察風景
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 第2接触(午前7時29分頃、天体部員撮影)  太陽の黒点と太陽面通過中の金星(天体部員撮影)