総合学科の取組

三木高校総合学科では、1年次前期に「産業社会と人間」、2・3年次に「進路探究」(総合的な探究の時間)をそれぞれ履修します。このページでは、それぞれの取組を紹介します。

<「産業社会と人間」> 

 令和5年度  令和6年度

<「進路探究」(総合的な探究の時間)>

 令和5年度  令和6年度

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 国際系列  流通系列  福祉系列

令和5年度「産業社会と人間」(1年)

ポスター作製開始

2023年9月15日 18時23分

今回より、本格的にポスター作製に入りました。前回、作成したポスターの下書きをもとに、大判の模造紙に下書きを始めました。模造紙が大きいこともあり、生徒たちは机を合わせて、友達と意見交換をしながら作成していました。来週からは、前期期末考査が始まるため、作業は一度止まることになります。

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<生徒の感想①>

○なかなか構図が決まらないので、早く構図を決めてポスター作製に取り掛かりたい。見ている人にも伝わりやすいようなポスターを作りたい。何を質問されるのかを考えながら、図や写真を多く使いたい。きれいに丁寧な字で書くことを心掛ける。

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<生徒の感想②>

○実際のポスターに字を書いてみると、文字の配置のバランスが上手くいかなかったり、余白が空いているところがあったりして難しかったです。下書きとポスターでは、用紙のサイズが異なるので、少しバランスが違ってくるので、少しずつ書いていくのもコツだなと思いました。また、自分のポスターは周りと似ているので、少し自分の個性が出るように工夫していきたいです。

○どこに何を書くかなど、配置はできて、書く内容もある程度決まった。しかし、いざポスターに下書きをするとなったら、上の方を大きく書きすぎて、下のスペースがなくなってしまったり、少しでも左右の大きさを間違えれば、全体的に歪んでしまったりとたくさんの問題が出てきた。その一つ一つの問題を工夫して解決して、自分の納得のいくポスターを作りたいと思う。

令和5年度「進路探究」(総合学科2・3年)

発表レジュメ+スライド原稿(最終版) 提出〆切

2023年9月29日 18時35分

本日は、発表レジュメ+スライド原稿(最終版) 提出〆切です。9月に入り、事前準備の時間は、文化祭直前の9月5日と前期期末考査前の12日のいずれも45分授業でした。10月3・10・17日の3日間の校内発表を前に、生徒は成果発表会前の発表リハーサルやスライドの微調整等の準備に最後の追い込みをかけていました。

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<生徒の感想>

○スライドにフリーの素材のイラストを付けました。拒食症について、イメージが湧きやすくなって、よかったです。(9月12日)

○参考文献は、年月日や著作者名、出版社名などのたくさんの情報を書かないといけないことが分かったので、気を付けたいと思います。閲覧年月日は今日見たので、今日の日付を書いたら良いのでしょうか? 一応、ドキュメントもスライドも完成したので良かったです。(9月29日)

○引用(URL等を貼り付ける)のところに不足があった。スライドやレジュメはある程度完成した。(と思っている)が、授業後、先生に他につけ足すべきことや、逆に不要なところを聞くべきだったと後悔した。スライドやレジュメが完成しても、発表の準備や役割分担、原稿などができていないので、10月3日までに班で決めないといけないと分かった。準備も発表も頑張りたい。(9月12日)

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香川県中小企業家同友会と福岡県同友会との共育型インターンシップ懇談会への参加

2023年7月31日 17時55分

本日、16:30から香川産業頭脳化センタービル2階 一般研修室において、香川県中小企業家同友会と福岡県同友会との共育型インターンシップ懇談会が行われました。目的は、福岡県同友会が今年度福岡県内で共育型インターンシップの実施を検討しているための視察です。今回、香川県中小企業家同友会から本校に生徒の依頼がありました。昨年度、共育型インターンシップ(本校では「インタビューシップ」と命名)に参加した2年「進路探究」実行委員を中心に5名の生徒が参加を希望してくれました。

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夏季休業中のため、本来であれば班討議ができるほどの人数が参加しますが、多くの生徒が海外語学研修や都合等で参加することが出来ませんでした。

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福岡県からは、福岡県同友会の9名、北九州市教育委員会、北九州市立高等学校の先生方、北九州市立大学の関係者を含めて14名の方が参加しました。来年度、北九州市立高等学校での本格実施を検討されているようでした。

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参加生徒の皆さんは、参加者の方の質問に対して自分たちの学んだことや成長したことなどについて、自分の考えを積極的に述べていました。その発言や姿勢を見た参加者の方から、本校の生徒を高く評価いただきました。大学関係者の方からは、「あの5人の生徒さんならうちの大学が欲しい」との主旨のお言葉までいただきました。本校の生徒は、外部の大人と関わるごとに大きく成長します。本校の総合学科の生徒は外部からの評価が高く、教師として生徒の活躍のおかげで、自分の学校に誇りを持てており、いつも感謝しています。

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発表レジュメとスライド原稿最終版作成開始

2023年7月18日 18時00分

夏季休業前最後の「進路探究」の時間です。数日後には多くの生徒が海外語学研修に出発します。ニュージーランドから帰国後、夏季休業中の後期は課外があり、9月初旬に文化祭、文化祭後は前期期末考査と行事が目白押しです。本校生徒の多くは、どの行事に関しても熱心に活動します。

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上記の予定を考えると、「進路探究」の準備は、文化祭の準備が本格的になる8月上旬から中旬と定期考査後の一週間程度です。今年度は、2年「進路探究」の成果発表会の代表決定の授業を10月上旬に実施します。司会・運営・代表班の決定をすべて実行委員で行います。同時に、10月25日に実施する総合学科成果発表会の準備で、1年次生の助言も全て2年実行委員21名で行います。生徒の腕の見せどころです。

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そのため、今回、各班で予定を立てることの意味は非常に重要です。今後は、各班内で個別の打合せを行い、班内で連携を取りながら、外部施設の訪問や資料、スライド作製の日程を決定します。

<生徒の感想>

○レジュメ、スライドの添削が返ってきた。化学的根拠が少なく、自分たちで考えた考察がほとんどになっていると指摘された。たくさんの情報をもっと調べていきたいと思う。また、チャットGPTについての悪い意見しか書いてなくて、良い意見を書くべきだと言われた。よりよいスライドが完成できるように頑張っていきたい。

○昨日、島根大学の宮本教授とお話した時に、児童福祉に関する新しい資格ができるということを知りました。そして、それを班で共有して調べたところ、この政策は私たちが今探究している内容の解決策になるのではないかと気づきました。問いに対する答えがよくわからず、行き詰まりかけていましたが、国でこのような取り組みをしていると知って、「資格を増やす」という方法もあるんだなと、違った視点で考えることが出来ました。

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発表レジュメとスライド原稿(1次案)提出

2023年7月11日 18時44分

今回は、発表レジュメとスライド原稿(1次案)提出の日です。まだ、完成していない班もありますが、次回の7月最後の授業までには完成してもらいたいものです。夏季休業に入ると同時に、海外語学研修が始まります。今年度の2年次生は海外語学研修に参加する者が多いので、班別の探究活動が難しくなります。10月上旬には18班全班が3日で全員の前での発表を控えていますので、早め早めの準備を期待しています。

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<生徒の感想>

○スライドとレジュメが完成しました。前はスライドの1枚をアジアでは拒食症が多いということを書こうとしていましたが、拒食症の怖さを紹介することにしました。プレゼンテーションが7分ですが、短いのか長いのか分かりません。でも、どうにかできるような気がします。

○この探究の最終的な結論は、前回まではAIの製造を中止するというような方向で進んでいたが、AIの進化を止めるのではなく、人間を成長させるという考えに変えた。AIは今、この瞬間も絶えず進化していて、簡単に止められるものではないので、人間の方を進化させるべきだと思った。

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発表レジュメとスライド原稿(1次案)提出に向けて③

2023年7月4日 18時03分

今回も発表レジュメとスライド原稿(1次案)提出に向けて、班活動を実施しました。図書館に行く生徒や生徒同士で話し合いをする班もありました。次回の1次提出に向けて、追い込まれている班やほぼ資料が完成している班など様々です。

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<生徒の感想>

○どの方向性でスライドを組み立てていくかが、だんだんまとまってきた。チャットGPT(AI)物理的な凶器、つまり、自分で考えて侵略してくるようなよくある考えを伝えるのではなく、AIによって人間の意志が誘導されることこそが実質的な侵略だというようなことを伝えたいと思う。もっと深く考えていくために、たくさんの情報を取り入れていきたい。

○スライドがあと一枚で完成するが、最後の一枚をどうするかを考えた結果、アジアに拒食症が多い理由になった。スライドでつくるときに、図を入れて分かりやすくすることを頑張った。電話はまだしていないけど、勉強になったのでよかった。

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発表レジュメとスライド原稿(1次案)提出に向けて②

2023年6月27日 18時36分

今回は前回に引き続き、7月11日に向けて、各班で発表レジュメとスライド原稿(1次案)の準備をしました。Chromebook を利用して資料作成を始める班、より探究内容を深めるために調べる班、先生方と語り合いながら問いを立て直す班など様々です。

目標が明確になったので、生徒は目標に対して走り始めたようです。

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<生徒の感想>

○調べたことをもとに考えを深められた。科学の発展が悪影響を及ぼしたという前例を2、3個に分けるつもりで調べていたが、調べを深めていくと、ピックアップした前例がつながっていることが分かった。途中見失いかけたり、何を探究するのか分からなくなったりしたが、我に返って原点に戻ることが出来たので、内容をより深められると思う。現段階では、調べるところまでしかできていないので、考察の段階に入れるように進めたい。

○先週、合木さんたちにお聞きした話の内容をどのように、次につなげていくかがとても難しいです。グループで話し合っている段階ですが、本当に今のテーマのままで良いのかという疑問も出てきました。他のグループも参考にしながら、自分たちらしさを出せるような探究にしたいです。これらのことを通じて、児童虐待の問題の範囲の広さを実感しました。問いの範囲は広いけれど、1つ1つの問題が関連し合っているので、細かく分けて深堀りしていくのも難しいと感じました。

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発表レジュメとスライド原稿(1次案)提出に向けて

2023年6月20日 18時14分

今日は、今後の全体でスケジュールを確認した後、班ごとに7月11日の発表レジュメとスライド原稿(1次案)提出に向けて作業を行いました。今回は、いくつかの班が外部講師の方と交流をしました。

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外部講師として、現2年次生が1年次生のときに「インタビューシップ」でお世話になった丸亀街づくり研究所の合木さんと越智さんにお越しいただきました。生徒は事前に班で考えていた疑問について積極的に質問していました。

<生徒の感想①>

○今までぼんやりとよくわかっていない状態で、児童虐待について調べ進めていたのですが、実際に話を聞いて、ハッキリしたと思います。合木さんが「もし、自分が子どもと2人きりになったとき子どもが大泣きし続け、スマホやテレビもなく、外にも出られない状況だったらどうするか」と問題を出してくださいました。正解はありませんが、この状況なら手を出してもおかしくないなと感じました。また、放置することが悪いわけでもないと思うので、「どこからが虐待なのか」がとても難しく感じました。その環境も自分の中で、はっきりとさせたいです。

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<生徒の感想②>

○多くの人が学校の健康診断や身体計測などによって、摂食障害であることが判明していて、そのような取り組みはとても重要であると思いました。また、母親からのエゴで痩せ続ける人もいて、家族で意見を言い合うのも大事だと考えました。

○チャットGPTに切り替えて考えることにした。ある程度の進め方は考えられたが、どのように伝えるのかが難しいと感じた。チャットGPTを悪用する例を立て、それをどのように解決していくか、今後どのようにチャットGPTと向き合っていくかを詳しく考えていきたい。

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三木高校2年「進路探究」実行委員会と高松商業高校との交流会

2023年6月16日 19時21分

前期中間考査の最終日である本日、本校総合学科2年次生の「進路探究」実行委員18名が高松商業高校英語実務科1年生及び2年生希望者と交流しました。本校は5年前から「インタビューシップ」を実施しています。高松商業高校英語実務科の生徒が今年度から同様の活動を行います。

本校の総合学科は「インタビューシップ」の準備等を「産業社会と人間」の一環で行っています。高松商業高校では、教育課程上その時間を確保することができない実情を伺いました。「進路探究」実行委員会の生徒に相談すると、生徒たちから本校のインタビューシップに係るノウハウを伝えてはどうかと提案がありました。

そこで両校の生徒が交流会を行うことで、ノウハウを伝えることになりました。「三菱みらい育成財団」の助成金を使用し、本校生が高松商業高校へ訪問し、交流することが決まりました。

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最初に、本校生から「インタビューシップ」の活動について説明をしました。次に、本校の生徒数人が成果発表会の際に実施したポスタ―セッションを実演しました。その後、本校生と高商生の混合班を作り、交流会を行いました。

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当日は、本校が訪問企業を紹介いただいている香川県中小企業家同友会から多くの方が参加され、各班に入り、生徒たちと意見交換を行いました。

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高松商業高校の先生方が事前の準備をしていただき、交流会の司会は本校生が行いました。本校生を生かしながら、運営のサポートをしていただいた高松商業高校の先生方や、本校の訪問を受け入れていただいた高松商業高校に対して、この場をお借りして感謝申し上げます。

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交流会は非常に盛り上がり、予定時間を延長しました。両校の先生方は、お互いに今後も継続的な交流ができることを希望しました。本校生は、高松商業高校との交流ができた喜びと、自分たちの学びを共有できた嬉しさにより、充実した表情で帰路に就きました。

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グループ探究についての発表の規定・注意事項

2023年6月6日 18時59分

今回は、前期中間考査前最後の「進路探究」の授業です。担当教員から、総合学科成果発表会までのスケジュールを確認させるとともに、発表について具体的な注意事項を行いました。夏季休業に入ると、すぐに海外語学研修に参加する生徒も少なくないことから、早めの準備が必要となります。生徒が先を見て、計画的に準備をできるように、早めに全体の流れを説明しました。

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<生徒の感想>

○物理の班と連携して探究することに決まった。前例班とチャットGPT班の2班で、探究を進めていく。前例班とチャットGPT班で関連した共通性のある観点で探究を進めていけるよう注意したい。次回からは、前例を何にするか絞ったり、問いまでの道のりを理解したり、班のメンバーを組み替えたりして、本格的な探究活動を進めていきたい。

注:前例班とは、過去に科学者が発見した新しい研究が、社会にとって有効に利用されたものと友好に  利用された例がある。その例について考える班のことである。

○探究していると途中で混迷したが、先生方に相談すると、今までは拒食症のことばかり調べていたけれど、ダイエットをする理由や体形の理想像の根本的な理由を調べるという、思いつかなかったアイデアが出たので良かったです。日本の多くの人の考え方がすべてだと思う人が減れば、拒食症の人が減るかもしれないと思いました。

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「探究」を進めよう!

2023年5月30日 18時35分

今回も引き続き探究を進めました。そろそろ「探究マップ」も各班から提出されました。教員も担当者会で各班に対して、どのような助言をするのかをより具体的に検討しています。

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<生徒の感想>

○最近、探究が行き詰ってきている。問いを考え直してみるという案がでた。まだ決まったわけではないが、「AI」に関して探究するという案をもう一度考えることにした。AIの中でも「チャットGPT」の便利さや問題点について考え、その扱い方について詳しく探究をしてみたいと思う。

○児童相談所の人手不足を解決するにはどうすれば良いのかを考えたときに、大きい問題なので、なかなか仮説が出ませんでした。ですが、「自分の考えで良いからどんどん意見を言おう!」となると一人一つ以上は考えが出てきて、それらが仮説になったので、無理に硬く考えなくていいんだなと感じました。この仮説もどんどん深堀りしていきたいと思います。

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探究を進めよう!

2023年5月23日 18時56分

今回は、7~8月に海外語学研修に参加する生徒が多く、前期中間考査終了後からグループ探究発表までの時間がないため、プレゼンテーションの作成、発表レジュメの形式、スライドの作成について、気を付けることなどを教員から説明しました。

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その後、各グループで必要な情報を得たり、論議をしながら探究を進めました。苦労しているグループも多く、あちらこちらでグループ内や先生方と論議をしている姿をが見られました。

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<生徒の感想>

○説明を聞いて、いよいよ本格的な探究が始まったと思った。スライドのアニメーションをつけすぎるとかえって見にくくなることが分かったので、やりすぎには注意したいと思った。「分数÷分数」を予備として、他の探究テーマを探すことになった。数学的なことは探究すると難しいと考えたので、少し物理的なことをテーマとして探究しようかという案も出た。次回、みんなで持ち寄った案から考えたい。

○やせ型体形の人とダイエットをしたことがある人が、年々増加していると思ったのに減っていた。罰の資料では、増えているという結果もあり難しい。学校でアンケートを取りたいが、質問が私たちの求める答えを誘導するような内容になってしまったので、もっとよく考えたい。可能なら、病院の先生や元拒食症の方に話を聞くのも良いと思った。

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「探究」を進めよう!

2023年5月16日 18時53分

今回は、前回作製した「探究マップ」をもとに具体的に探究に入りました。「探究マップ」が完成していない班は探究マップを完成し、「探究」をしながら「探究マップ」で深めていきます。

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今回は、各班の「探究マップ」を担当者会議で検討しながら教員間で出た意見をもとに、追加アドバイスを行いました。その後、図書館での参考文献探し、探究内容に関する関係団体からの意見収集など班ごとに活動を始めました。

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最後は、各班の班長が次回までにすべきことを、班員に確認して終了しました。ここで、気になったことや困っていることに関しては、毎週2回の昼休みに実施している実行委員会において、生徒同士が意見交換しています。

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実行委員会の生徒が各班の情報を収集するには班長は必要であると提案し、実行委員会に未加入の班長に声をかけました。その結果、1年次後期から継続していた「進路探究準備委員会」のメンバーに新メンバーを加えて、計21名の生徒で新たに「進路探究実行委員会」を立ちあげました。この2年実行委員会は、後期の「総合学科成果発表会」の企画・立案・実行の中心メンバーとなります。

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<生徒の感想>

○三木高校の校舎の設計図を貸していただいて、屋根の部分を見たが、専門の知識がなく、詳しくは分からなかった。しかし、どのような構造をしているかは分かったので、次はなぜこのような構造にしたのかを調べていきたい。また、次の授業では、校舎の上に載っているタンクのようなものについて、設計図を見て、調べていきたいと思うので、設計図の見方を確認しておきたい。

○「児童虐待」というテーマから「一時保護の欠点」そして「一時保護所(児童相談所)の人材不足について」というテーマに絞ることができ、「被虐待児の心のケアをするスタッフに対する心のケアも大切だ」という仮説を立てられました。はじめのテーマから大きくずれていないか不安ですが、今まで何をすべきかモヤモヤだったのが、はっきりしたような気がします。後は、積極的に外部とも連絡していって、どんどん行動していこうと思います。

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「探究マップ」を使ってみよう②

2023年5月9日 18時15分

今回も進路探究実行委員による司会で始まりました。前回に引き続き「探究マップ」を使って問いを深めていきました。研究方法や具体例に関しては、教員のアドバイスをもらいながら進めました。引き続き、他のグループの「探究マップ」を見て、アドバイスしよう探究マップの内容説明と、それを聞いてのアドバイスを行いました。各班半分の人数ずつ、他班の見学とアドバイスに回りました。

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その後、研究方法や情報収集で悩んだ場合は、先生方のアドバイスをもらいながら進めました。図書館で参考文献を探したい班は移動しました。また、外部との連絡を希望する班は教員に申し出をしてからアポ取り等の連絡をしました。

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最後に、班長を中心に次週までに、班員が行うことを決めました。

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<生徒の感想>

○他の班の探究マップを見て、よく考えられていると考えた。2つの具体的な問いに関連性があって、探究したいことが明確だった。明確だと探究しやすいし、深めやすいと思った。他にも、最後の答えの導き方や答えのジャンルがなんとなくわかる班が多かったが、私の班は問いは立てられたが、最終ゴール(答え)が見えていないので、班員とも相談して何を最終ゴールにするかを決めたい。

○「問い」も「答え」もできてきたけど、答えがなんとなく分かるし、もっと深く掘り下げたいです。どう変化させたらいいですか。拒食症になる理由に自分の身体の状態(見た目)をよく知らないからというのがあり、自分のことをよく知っているからコンプレックスになり、拒食症になるのかと思っていたので驚きました。思い込みは怖いと思いました。

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探究方法②「探究マップ」を使おう!

2023年5月2日 18時26分

今回は、探究方法の一つとして「探究マップ」の使い方を学びました。実行委員が、今年度から「三菱みらい育成財団」からの助成金で購入した「探究学習図鑑」をグループで参照しながら学びました。

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まず、「探究マップ」の使い方を教員が説明した後、具体的に使ってみました。探究方法や具体例に関しては、教員のアドバイスをもらいながら進めます。

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次に、「探究マップ」が出来たら、「探究マップ」を机に置き、生徒が自由に各班の「探究マップ」を見て回り、付箋を利用してアドバイスをし合いました。アドバイスをしつつ、自分のグループに取り入れられる方法を持ち帰り、「探究マップ」の内容をより具体化し深めます。教員も週1回の担当者会で各班の内容を検討しつつ、教員間でも学びの交流を行っており、共育型の探究活動になっています。

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<生徒の感想>

○研究テーマを「三木髙と他校のつくりの違い」(校舎の構造)にしたが、「つくり」の中でも、どの部分にするのかを考えていった。探究マップを使いながらよく考えて、いくつかの問いを出したが、まだしっくりとはきていない。問いを考えるだけでもすごく難しいとつくづく思った。ゆっくりと時間をかけながら、班全員が納得する問いを考えたい。

○「子どもを児童虐待から守る制度は本当に意味があるのか。」という問いを「一時保護の欠点をどのように補って、解決していくか。」まで、しぼることができました。初めの問いがとても広かったので、「一時保護」まで絞るのに時間がかかり、難しく感じました。まだまだ絞っていけると思うので、班で調べたことを出し合いながら、問いも更新していければと思います。

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知識を共有する・「問い」をブラッシュアップする

2023年4月25日 18時31分

今回も実行委員が司会を行い、グループごとに着席するように伝えました。前回の宿題で、探究内容等に関する知識を増やすために、1人一冊本を読んでくるようになっていました。

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まずは、読んできた本の内容を紹介しました。「あらすじ」ではなく、得た「知識」を「要約して」紹介しました。グループのメンバーが読んだ本から得た知識や情報をまとめるために、メモを取りながら聞きました。

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次に、グループで考えた「問い」をブラッシュアップするために、担当教員6名が各班に入り、アドバイスを行いました。教員は、週一回の進路探究担当者会議で、事前に各班の問いを全員で意見交流しながら助言の内容を検討していました。

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次回は、「問い」をよりブラッシュアップするために、知識が不足していると感じた人は、ゴールデンウィークを利用して、知識の収集に努めることになりました。

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<生徒の感想>

○「問い」を立てていくと、元のテーマからそれていったり、付け足し過ぎてしまったりした。「問い」が少しずつではあるが、絞れてきたような気がする。グループの人と情報共有をして、特別支援学校と行政との裁判の話や、昔は女性を差別的に見なしていたことなど知識が増えて良かったです。

○先生方の助言もあり、教育系は”分数”、日常生活を結び付けた”建物と数学”という「問い」を立てることが出来た。ただ、まだ広い題材なので、分数の計算方法や建造物を特定すれば探究しやすくなると思った。少しずつ問いを立てられていると実感している。問いを悩んでいるときは、班員と打ち解けられるとも実感できている。この調子で、良い問いを考えるだけでなく、班員と仲良くなれば、一石二鳥だと企んでいる。

○大きな問いを絞っていくのはとても難しくて、自分のチームのテーマについての基礎的な知識の少なさに気づかされました。ゴールデンウィーク明けには、そのテーマについて詳しく説明できるぐらいに知識を付けます。それらを調べていくときに出た小さな疑問が、かなり大きな気づきだということがあると思うので、班のメンバー各自でもたくさん調べて、報告し合えるようにしていこうと考えました。

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