総合学科の取組

三木高校総合学科では、1年次前期に「産業社会と人間」、2・3年次に「進路探究」(総合的な探究の時間)をそれぞれ履修します。このページでは、それぞれの取組を紹介します。

<「産業社会と人間」> 

 令和5年度  令和6年度

<「進路探究」(総合的な探究の時間)>

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令和5年度「産業社会と人間」(1年)

アピールシート完成、ポスター作製

2023年9月27日 18時37分

今回は、前期期末考査後、最初の授業です。アピールシートの最終校正とポスター作製再開です。最初に教頭先生から生徒の成長を評価するお話をいただきました。その話を契機に生徒の意識は定期考査後に戻り、やる気スイッチが入ったようにポスター作製に積極的に取り組み始めました。

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最初にポスター作製について何点か助言をしました。生徒は話をよく聞き、ポスターにオリジナリティーを出そうと工夫していました。

<生徒の感想①>

○今日もポスターを作製しました。アピールシートを企業の方に見ていただいたとき、「すごく良いシートですね。」とほめていただいたことが、とても嬉しかったです。今回のポスターも「すごく良いポスターですね。」と言ってもらえるようなものにしたいです。他の友だちにもアドバイスをもらいながら作製できています。

○今日はずっとポスター作製をしました。文字の大きさやイラストなどを構成を考えながら、色を使って工夫しました。ポスターをたくさんの人に見てもらえるように、文字を大きく書くことが難しかったけれど、友だちからアドバイスをもらいながら作ったので、良いポスターができると思います。

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ポスター作製と同時に、冊子「Connecting Room」の作成が最終校正を迎えています。構成も印刷会社の方と1年の実行委員が話し合いながら作成しています。そのサポートに2年の実行委員が入っています。アピールシートの回収も実行委員がクラスごとに声掛けをしていました。1年次生もすでに先輩と同様に、主体的に動けていると感心しました。

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78名全員が大きなとりのこを広げてポスター作製をするため、美術教室や空き教室を使用できるように、教頭先生はじめ担当の先生方が配慮いただき、各人が自分の好きな場所で、友だちと話をしながら活動しました。

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SDGsのシールを選んで切り抜く生徒、下書き、色塗りを始める生徒、お互いのポスターについて助言しながら、楽しそうに活動する生徒の姿が印象的でした。

<生徒の感想②>

○ポスターを作製する時間が短くて、正直少し焦っています。画用紙を使うところ、文字で書くところ、写真を入れるところなど、よく配置を考えないといけないのでとても大変です。でも、自分だけのポスターを作るのは楽しいので、頑張りたいと思います。

○今日は、前回ポスターの下書きが全く進まなかったので黙々と作業をしました。とりのこ用紙には書くことが出来たので、あとは周りのデザインを考えるだけです!! 周りの子とアイデアが被ってしまうと面白くないので、私は私らしいものを作って、周りと違った良さをアピールしたいと思います!        どんなのになるのか楽しみにしていてください!!

 

令和5年度「進路探究」(総合学科2・3年)

探究方法①「問い」を立てる

2023年4月18日 18時41分

今回は、司会者が、前回実行委員会が時間をかけて作成した「探究グループ」ごとに着席するように指示しました。その後、配布資料の説明を行いました。

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教員から「今後のスケジュール」「探究とは何か」「探究の手順」「『良い』探究とは」「『問い』とは」について説明がありました。

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実際に、「問い」を作り始めました。まず、事前に個々人で2つずつ考えました。次に考えた「問い」についてグループで説明し合いました。

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<生徒の感想①>

○今回の授業では「探究とは何か」「問いとは何か」というところについて学んだ。探究は調べ学習のように調べて終わりではなく、問いを立てて、そのことについて深く追求していくものだと思った。 また、問いの中にも「良い」と「悪い」があり、そのことを考えた上で、問いを考えて見ると、答えがほとんど出ている理系の分野は、とても難しいと感じた。自分が何をしたいのか、何に興味があるのかをもう一度考えて見ようと思う。

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最後に、グループ内で探究に使えそうな良い「問い」を2つ選択しました。次回は、今回考えた「問い」を見直します。

<生徒の感想②>

○自分が普段疑問に思っているようなことを「問い」として言語化してまとめるのは難しかったです。ですが、「問い」を考えていくうちに、その疑問に対する自分の考えを整理できました。なので、「問い」を立てずに自分の考えが曖昧なまま物事を探究しても、良い結果は得られないのだろうと考えました。今回でた問いをどんどん深めていったり、別の問いにつなげて見たりして、テーマにあった問いを見つけています。

○問いを立てることが大事だということが分かった。予めテーマを仮決定していたが、問いのルールを聞いて、班内で考え直した。しかし、時間が足らず決めきれなかった。しかし、時間が足らず、決めきれなかった。数学と探究は相性が悪いと感じた。なので、少しルール違反だとしても、自分たちの知りたいことや考えたいことを深められれば、それはそれで良いのではないかと考えた。早速大きな壁にぶつかった気がしたが、これを乗り越えて、この先も乗り越えていけるように班のみんなで協力していきたい。

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2年進路探究開始(3年プレゼン・1年「産業社会と人間」の振返り)

2023年4月11日 18時13分

今年度最初の「進路探究」(総合的な探究の時間)は体育館での実施となりました。今年度から2年「進路探究」は実行委員が中心となって授業を運営します。昨年度後期から結成した「進路探究」準備委員会が本日から「進路探究」実行委員となり、初の試みに挑戦します。実行委員の生徒は、昨年度後期から毎週2回の昼休みを使って準備をしてきました。探究方法についての助言等は教員が行いますが、授業の運営については実行委員が行います。

まず、3年生の代表がグループ探究について発表しました。昨年度3月に香川県高等学校探究発表会に本校を代表して参加した生徒たちです。「孤育ての改善を目指してー未来の児童福祉(子育て)のカタチ」というテーマでプレゼンを行いました。

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次に、担当者の先生方の自己紹介がありました。先生方から探究に対してどのように取り組みたいかという、それぞれの思いが語られました。

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まず、「進路探究」の授業に入る前に、班に分かれて「産業社会と人間」の事業の振返りを行いました。実行委員を中心に意見交換をして、その後各班から出た意見を発表することで共有しました。運営方法はすべて実行委員で考えました。

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まず、実行委員会が探究班を発表しました。班編成については1年次生後半から実行委員会のメンバーが全員の興味のある分野をアンケート調査し、再度全員から意見を聞いて丁寧に決めていました。

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その後、まとめとして実行委員会から昨年度の学びについてプレゼンテーションが行われました。体育館の準備・設営から司会・運営をすべて生徒だけで行うことが出来ました。

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<生徒の感想>

○先輩方のプレゼンテーションを聴いて、内容が深かったり、行動範囲が広かったりと、産社(「産業社会と人間」)とは規模が違うと感じた。先輩からのアドバイスでもあったように、内容が広かったり、行動範囲が広がったりすると、自分の好きなことを突き詰められるのが進探(「進路探究」)の特徴であり、良い点だと思った。産社の振返りを通して、成功したから反省点がないわけではなく、より良くするために、わずかでも反省点を見つけ、改善することが大切だと考えた。

○インタビューシップを楽しく終えたのは、事前の準備がしっかりとできたからだと改めて思いました。成果発表会では、人前で話す力や臨機応変に対応する力などがつき、人間として成長することが出来ました。1年次生で得たことをしっかりと生かし、先輩のようにまとめ、発表できるように頑張りたいです。

○「産社」を振り返って、「人前で発表できるようになった」「いろいろな職業を知れた」「自分の良さに気づけた」「礼儀・作法を身に付けることが出来た」などたくさんの発見や成長があったことに気づきました。班員それぞれ違う点で成長したと言っていて、それぞれが「進探」で個人の力を発揮できるのではないかと考えました。1人1人が責任感を持っていないと、「誰かがやってくれたらいいや」となってしまうので、私自身も責任感を強く持つことを心掛けたいです。

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